簡単に国内旅行ができるのはインフラのおかげ: 公共インフラ整備の表と裏

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2023年04月11日

簡単に国内旅行ができるのはインフラのおかげ

江戸時代にお伊勢参りなど国内旅行はあったが、ほとんどの人が国内旅行はなかったようだ。

私が小学生の頃に亡くなった曾祖母の話では生まれてから死ぬ少し前まで

県内からほとんど出たことがなかったといっていた。

しかし、今から６０年ほど前から昭和４８年ごろまでの高度経済成長期に

新幹線や高速道路が造られはじめて、今はほとんど全国に張り巡らされ、都会や地方の交通網と接続され整備された。

その結果、人と物の移動が容易にできるようになった。

これは交通インフラ整備のおかげであると思う。

近年、大手企業をはじめ働き方改革で有給休暇の取得推奨もすすんできた中で、

数年前よりも休日はとりやすくなったと思う。

私も実を言うと、高校生の頃に修学旅行で行った京都や奈良にもう一度ゆきたいと10年前までは思っていた。

しかし、近年増加した外国人観光客の多さと雑踏に辟易して、

京都や奈良など有名観光地の風情を楽しむことができないのではと感じており、

京都や奈良、西日本にゆきたいと思わなくなっていた。

混雑していないなら風情がある旅行に行ってみたいと思った。

リフレッシュのために雑踏で騒がしく行列待ちの店やイベントはいやだと思うが

観光名所やその地域にしかない食べ物は本場のものを食べてみたいと思う。

北海道も昔、社員旅行で行ったことがあるが、海産物も農産物もおいしくゆきたいと思っていたが

北海道の大学を数年前に卒業した甥は北海道は冬は寒いし、

温かい地方で住んだ人間は北海道で住みたいと思わない人が多数派らしい。

北海道はあくまで観光目的でゆくところだ。

甥も北海道に住むのはもう十分だと言っていた。

10年前まで７年間、東京に住んだが、その頃の外国人観光客数は７００万人程度で少なかったが、

それでも東京の交通混雑、人ごみの大混雑には辟易した。

今はあれにも増して外国人が来ていると思うとゆきたい気持ちになれない。

なにせ、多くの外国人観光客へのインタビューでも東京は人ごみが多すぎて、それが不評であった。

今年の連休は国内旅行が盛況になるかもしれない。

なぜなら、私の様に有名観光地の雑踏のひどさが嫌で国内観光を控えていた人の需要が

一気に爆発して増える可能性があるからだ。

東日本の人間は西日本へ行きたがり、関西や九州の人は東北や北海道に行きたがる。

狭い日本でもご当地にしかない観光名所や食べ物、見どころがたくさんある。

日本人でも行ったことがない観光名所や場所、都道府県がたくさんある。

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