2015年06月10日
民主党の小西洋之議員、「官僚処分」発言で注意されることに
民主党の小西洋之参議院議員が、9日の参院外交防衛委員会で、中谷元防衛相の秘書官が「憲法違反」の答弁を補佐しているとして、「憲法違反のお先棒を担ぐような官僚は絶対に許さない。政権を奪い返して必ず処分する」などと激高したことを受け、民主党の枝野幸男幹事長は、10日の記者会見で、「少し言葉が過ぎるのではないか。思いは分かるが、十分注意するよう指摘したい」と述べ、党として注意する意向を示しました。
小西議員と言えば、過去にも、熱くなりすぎて、いろいろ話題になっているようですね。
例えば、去年の参議院予算委員会の質疑で、日本国憲法を批判していたNHK経営委員の長谷川三千子氏について、「こういう方がこの世にいるのかと驚いた」「NHK経営委員として適格ではない」と批判して、安部首相から「居丈高にならず落ち着いて聞いてほしい」「自分と考え方の違う人の存在を許さないという狭量な考え方は、極めて危険と言わざるを得ない」と言われたり、
今年3月の議院予算委員会でも、集団的自衛権の行使を容認する2014年7月の憲法解釈変更の閣議決定について、「安倍晋三首相が行ったことは法令解釈ではない。日本の法秩序を根底から覆すクーデターだ」「憲法を何も分からない首相とそれを支える外務官僚を中心とした狂信的な官僚集団」と発言し、直後に岸宏一予算委員長から「発言中に不適切な言質があるとの指摘があった。十分気をつけて発言をお願いしたい」と注意を受け、「日本の法の支配を思うあまり不適切な発言があったらおわびしたい」と述べたりしています。
ただ、経歴はかなりのエリートのようですね。
徳島大学医学部を2年で中退し、東京大学教養学部に入学。大学を卒業後は、郵政省に入省し、官僚として活躍。2002年に、人事院の研修制度によりアメリカのコロンビア大学の大学院修士課程に入学し、2004年に修士号を取得、帰国後は総務省に復職しています。
その後、2010年の参議院議員選挙に当選し、参議院議員となっています。
他には、小西さん絡みのエピソードとしては、お酒を飲んだと思われる後に、自転車を漕いで帰りますとツィートし、飲酒運転ではと指摘され、後に削除するなど、おっちょこちょいな一面もあるようですし、ヤジがうるさすぎるので有名だったり、あまり良い話を聞かないのですが、今回の件で、またイメージが悪くなったような感じですね。
憲法改正の是非が問われる今、議論が十分に行われるように、常識を持った国会議員として尽力してほしいですね。
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