21/5/9 勢司厩舎
9日の東京競馬ではまずまずのスタートを切り好位のインを進む。
そのまま直線へ向かって追い出すと
間を割って伸びてきたが最後はわずかに遅れて2着。
「ギリギリまで相手関係や馬場状態などを見て
最終的に東京へ向かったのですが、
メンバー的に言うと藤沢さんや国枝さんの馬あたりが
変わらなければチャンスはあると思っていたんです。
実際に負けた相手がその一頭だっただけにかなり悔しいですね…。
あそこまで来たら…とつい思ってしまうほどですが、
よく頑張ってくれたと思います。
巧也も変に先入観を持たず、
好位につけて勝負に行ってくれました。
結果は最高のものになりませんでしたけれど、
それでもここ数戦の競馬と明らかに違う内容を見せてくれましたし、
キッカケになってほしい。
レース後、鳴いているくらいまだ幼いくらいだし、
もっと良くなってきてもいいはずなので、
何とか残されたチャンスをモノにできればと思います。
今後についてはレース後の疲労具合を見て検討します」
(勢司師)
近走は条件を替えながら模索してきていましたが、
レースと調整期間をしっかりと設けながらやってきたことで
体力が徐々に構築され、
トレセンでも攻めた調教を積むことができていました。
そして、再びこの馬に合うのではないかと思える
芝の中距離戦に条件を戻し、
馬場状態等を考慮して新潟から東京に変更するなど、
直前まで熟慮して臨んだ今回でしたので、
何とか変わって欲しいと願う気持ちで送り出したところ、
直線ではいったん先頭に立つほどの走りを見せてくれました。
あそこまで来たら勝ち切りたかったところでしたが、
中間の手ごたえが実戦の走りにつながったのは確かですし、
何とかもうひとつ前の着順に来れるよう
今後のレースに備えていければと考えています。
レースは2着でした。
ここ数戦の結果を見れば、大きな前進です。
残された時間は少ないですが、なんとか勝ち上がって欲しいですね。
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