21/1/6 勢司厩舎
6日は美浦南Bコースで追い切りました
(52秒8−38秒9−13秒5)。
「年末はウッドチップコースで動かすこともしていましたが、
今回はダート戦も含めて考えていたので、
年明けと今朝はダートコースでの追い切りを行っています。
今朝はある程度ビシッと動かしておきたいと考えて
指示を出しておいたところ、
5ハロンで大体68秒ほどの時計を出せています。
ウッドでもダートでも、
この馬は見栄えのする動きを披露するタイプ
というわけではありませんが、
この馬ベースで見ると悪くないと思いますし、
仕上がってきていると感じています。
芝も見ないわけではありませんが、
あとあとに苦し紛れにダートを使うよりは、
3日間開催で牝馬限定戦も含めると
ダート1800m戦が5鞍も組まれていて
有力馬が分散するでしょうから
今回がベターではないかと考えています。
最終的にどのレースにするか、
鞍上を誰にするかは
想定と明日の状況を見て判断したいと考えています」
(勢司師)
9日、10日、11日の中山競馬(3歳未勝利・ダ1800m)
のいずれかに出走を予定しています。
21/1/7 勢司厩舎
10日の中山競馬(3歳未勝利・ダ1800m)
に北村宏騎手で出走いたします。
21/1/10 勢司厩舎
10日の中山競馬では五分のスタートから
スピードに乗せて先団を追走する。
勝負どころから動いていき直線へ向かうが、
目立つ伸びはなく12着。
「今回は矛先を変えてダートへトライすることにしましたが、
以前よりメンタルが成長してきているとは言え、
初めてのダートで砂をかぶった時の不安が
どの程度あるか何とも言えなかったので、
北村とは前目で競馬ができればという話をしていたんです。
実際、スッとスピードに乗せられ、
悪くない形で進められていたように思います。
しかし、最後は辛くなってしまいましたね…。
砂をかぶって大きな問題はなかったものの、
北村に聞くと“砂をしっかりと掴めていなかったし、
手前をなかなか替えられなかった”と言っていました。
確かに北村が手前を替えさせようとトライしてくれていたのですが
替えきれませんでしたからね…。
力がない分、体が思うように動かせずに
偏った走りになってしまったのでしょう。
力がついてくれればこなせるようになるのかもしれませんけれど、
今日に限れば
まだ力のいるダートに対応できなかったと言わざるを得ません。
成長してくればこなすことができる可能性はまた出てくるでしょうし、
今は適性云々というよりも、体力不足が大きな原因だと思います。
“精神面、体調面はこれまでのなかで一番良かった思う”
と北村が言ってくれていて、
少しずつ成長を見せられている状況にはありますから、
体力がついてくるのを待っていただけると幸いです」
(勢司師)
デビューして3戦は芝を使ってきましたが、
鞍数が多くメンバーが分散しやすいであろうと考えられた
このタイミングでダート戦へ矛先を向けてみました。
このチャレンジが吉と出てくれればと思っていたのですが、
最後は厳しくなってしまったようです。
スッと先行し、悪くない形で進めることができ、
人気馬たちの進出に合わせて被されないように動いていきましたが、
最後は体力面で劣ってしまったような印象を受ける走りでした。
現状は条件云々よりも
やはり成長待ちというところもあるように見受けられます。
精神面の成長の跡は見られますので、
この後も適度に実戦の経験を積みながら
少しずつでも体力面を構築し、
前進する走りを見せてもらえたらと思っています。
この後についてはレース後の状態を踏まえて判断していきます。
年末年始どたばたしていたのでまとめてになりました。
2回にまとめます。
レースは12着でした。
まだ成長して体力がついてこないと厳しそうですね。
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