20/5/6 勢司厩舎
6日は軽めの調整を行いました。
「先週はいい競馬をお見せできずに申し訳ありませんでした。
問題点はもちろんゲートにですが、前回のときと状況は異なりました。
前回はゲートへ向かうまでにプレッシャーを受けて
苦しくなってゲートの中が悪くなりましたが、
今回は入る前の段階の問題でした。
ハミ受けに関してはジョッキーがとても丁寧に、
やさしく接してくれたので上手く行き、
馬がプレッシャーを受けることはありませんでしたが、
騎座による誘導ではなく、
周りの発走員の人たちによる曳き手、尾っぽを取る行動、
そして、追い鞭による誘導がメインになってしまって、
そこで受けたストレスが拒む行動に
つながってしまったように思えました。
前回と今回とで共通しているのは競馬に対して
苦しいと思っている節があるので、
何かしらの良くないキッカケがあると、
そういう行動になってしまいがちです。
ゲートの外で圧を強めると今度は中が悪くなるということも
十分に考えられひと筋縄ではいきませんし、かなり悩ましいですが、
レースをしていくうえで避けては通れないことなので、
これまでの乗り手の騎座による促しだけでなく、
今回のような形でも対応できるように
練習する必要があるのは確かでしょう。
レース後の肉体的ダメージはそこまでではないものの、
気持ちを少しでもフレッシュにさせるきっかけを
つくったほうがいいと思うので、
短期間でも出そうと思い放牧を予定していますが、
その前に今日ゲートに連れていったところ、
問題行動は見せませんでした。
おそらくこちらで見せることはあまりないと考えられますが、
このあとの牧場や帰ってきて再試験へ向かうとき、
そして何より一番ストレスを受ける環境である競馬の際に
どうかということを改めて考えながら接していきます」
(勢司師)
20/5/7 NF天栄
7日にNF天栄へ放牧に出ました。
20/5/12 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、
日によっては坂路で
ハロン15秒のキャンター調整を取り入れています。
「先週帰ってきています。勢司調教師とは、
数週間こちらで動かしながら心身を整えて、
それからゲート再試験に臨む形を採ろうということで
相談をしています。
背腰へのダメージは相変わらずあるので、
乗りながらもケアしていき、
少しでもいい状態にして送り出せるようにしていきます」
(天栄担当者)
牝馬の気性難という事でなかなか難しいですね。
無観客競馬がいい方向に向かうと思ってましたが残念です。
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