19/9/22 萩原厩舎
22日の中山競馬では好スタートを切り、
位置を少し下げて折り合いに専念しながら進める。
勝負どころで外から進出を開始し、
直線へ向いてそのまま先頭に立つと後続を寄せ付けず優勝。
「今日はとにかく折り合いと思っていました。
スタートを出たのですが、出たところよりも
ひとつさげるイメージで進めたところ上手く収まり、
前に馬を置いても、後ろからプレッシャーが来ても
リズムを乱すことはありませんでした。
ほとんどエンジンをかけていない状態で
前へ並びかけていけましたし、
正直追えば後ろとの差を
かなり大きく広げていたと思うくらい楽でした。
時計のことも含めてまだこれからではありますが、
今日はあくまでも内容を重視していました。
勝つのは当然で、求められているのは中身だと思っていたので、
正直重賞よりも緊張したくらいだったんです。
それなので、まずは初戦をいい形でこなせて良かったです」
(三浦騎手)
「会員の皆様おめでとうございました。
自分のこの馬に対する評価が高いので、
走ってくれるはずと思ってはいたのですが、やはり新馬戦です。
それに、評価が高いと言っても頭の位置を含めたフォーム、
気性がまだ不安定でこれからという馬ですから、
どういった走りになるかを考えると
不安だったのは否めませんでした。
しかし、結果的にはいいスタートを切れましたね。
追わない形で楽に勝つことができたので
ひとまずホッとしていますが、これからが肝心です。
粗削りな面をどう成長させていくかが
ポイントになってきますから、
目の前のことばかりに気を取られ過ぎず、
大事に育てていければと思っています」
(萩原師)
格上の馬との調教で優勢な動きを連発していましたが、
粗削りな面が目立っていたのも事実でした。
まず勝てると踏んでいたので
牡馬混合でも気にはなりませんでしたが、
如何にスムーズに、そして先を見据えて競馬ができるか
と言うことが大事になると
鞍上とも話をしていたところでしたので、
無事に勝つことができ、また内容も悪くなかったので
ひとまずホッとしています。
課題は多く、気持ちが溢れてしまうこともあり得ますから、
リセットするくらいの感覚を持ちつつ、
ゆとりを持って今後について検討していければと考えています。
レースは優勝でした。
前回の三浦騎手のコメントからゆったりと出したいとの事でしたが、
抜群のスタートを決めました。
掛かってしまうのかなと見てましたが、
上手く下げてからは折り合いはついてるように見えましたね。
5番手を追走して、4コーナーで先頭へ並びかけ
持ったままで先頭へ。
坂を登りきってから2着馬を引き離してゴール。
時計自体は遅いですが、持ったままで上り34秒0ですので
追えばすごいタイムも出てたかもしれませんね。
クラシック出走も夢では無い走りでしたのでかなり期待したいですね。
萩原調教師のコメントからは
一旦、間隔を空けての出走になりそうですね。
兄弟を考えると脚元も心配ですので、
桜花賞から逆算したローテーションを組んできそうですね。
この完成度なら暮れの阪神JFでもいい成績が出そうですが
次走予定の発表が楽しみですね。
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