19/8/31 勢司厩舎
31日の新潟競馬では後方2番手から進み、
向こう正面から押し上げていこうとする。
しかし、最後は余力がなくなり伸びも見られず9着。
「ハミの受けさせ方に気をつけないと
リズムを崩すだけでなく苦しくなって
逃避してしまうようなところがあると言うことを
先生から細かく聞いていたので気をつけて臨みました。
たしかに跨ってみるとそう思え、
口への当て方を気をつけないと
ドンと下に行ったり仰け反ったりしそうな様子がありました。
砂を被らない競馬をしている馬なので
今日もそのイメージで行ったのですが、
さすがにタフだったようで
最後は余力がなくなってしまいました。
まだキャリアが浅く、馬群の中でも我慢できるように
教えていく必要もあるのかもしれません。
チャンスのある馬に乗せてもらったのに、
いい競馬ができず本当に申し訳ありません」
(内田騎手)
「ハミ受けのことに関しては週の半ばだけでなく
競馬場でも改めてジョッキーに話をしておきました。
除外になった時よりも精神的に強くなれてはいるので
大丈夫なはずとは思っていましたが、
馬場入りのときに人馬の呼吸が合うかどうかと言うのは
やはり心配で気にして見ていました。
ギリギリ我慢できているかなとは思えましたし、
無事にレースへ向かってくれたものの
ずっと外を回す形でかなり厳しいものになりましたね…。
前が止まらない新潟のダート1800mと言うこともあってか
多くが積極的に行くため
結構タフな展開になっていたとは思うんです。
そのなかでだいぶ外を回って走っていて
かなり距離ロスがあったので、
最後に脚があがるのはある意味当然のことだと思います。
これまで砂を被らない競馬をしていたので
そのイメージで乗ってくれたのでしょうから仕方がないですが、
今日の敗因はそこに尽きるのではないかなと思います。
距離に関しては何とも言えないのですが、
タフな距離がいいと言うわけではないのは
確かになったのかなと思います。
今日は残念な結果になり、
会員の皆さんにも申し訳なく思いますが、
まだこれからだと思うので
今日の経験を今後に活かしていきたいです」
(勢司師)
未勝利勝ちの勢いそのままにレースへ向かってみたのですが、
そう甘くはないと言うことを痛感させられました。
ほぼ外に進路をとって1800m以上の距離を走っていますし、
皆が早めを意識する中で押し上げていったので
余計に苦しくなった競馬でした。
今回の競馬で勝てていればさらに上のクラスでも
通用するということになっていたのでしょうが、
ここは一度立ち止まり、改めて一歩ずつ歩みながら
上昇していければと思います。
このあとは馬体の異常の有無を確認したうえで
競馬場からそのままNF天栄へ放牧に出る予定です。
レースは9着でした。
前走の未勝利戦の勝ちっぷりから
クラスが上がったこのレースも期待していましたが
厳しい展開でしたね。
新潟ダート1800mはコース的に
後方2番手から差し切るのは厳しいコースですので
次走はその辺りを考慮してレース選択して欲しいですね。
現状は精神面の事もあるので
馬込みに入れてのレースは厳しいと思いますが
まだ、実質3戦しかレースをしていませんので
今後の馬の成長に期待したいですね。
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