出資馬メイレンシュタインの近況です。
22/11/10 勢司厩舎
9日、10日は軽めの調整を行いました。
「先週のレースでは思うようないい走りをお見せすることができず
申し訳ありませんでした。
ジョッキーとは事前に打ち合わせをしていて
“とにかく馬のリズムを大事にすること。
ペースが速くなれば後方でもいいし、
ペースが遅くなればいつもより前目で競馬をさせたい”
という話をしていたんです。
ただ、実際のレースでは思うような形にならず、
さらにはスムーズさを欠いてしまいましたね…。
ジョッキーからレースを終えて連絡がありまして、
『最初のポジションは後ろからと決めつけたわけではなかったのですが
思っていた以上に進んでいかなかったことで
後ろから進めることになりました。
ただ、ペースが落ち着いたときに行き場を失って
抑えなければいけなくなって、
そうすると今度はハミを噛んで
掛かりエネルギーロスしてしまいました。
勝負どころでも進路採りを上手くできず申し訳ありません』
ということでした。
確かにスタートから馬が気持ちを出さず、
むしろ冷静すぎる様子で走っていましたよね…。
夏に使っているときは
いくらかアドレナリンが出てくるようになってきたかな…
と思っていたものの、
また戻ってしまっているような様子に見えました。
それに、見た目以上に乗り難しい馬なので、
変に出していくわけにもいかない。
また、勝負どころの立ち回りが難しかったことも理解はできます。
単純に外を回していればよかったとも言えませんからね…。
勝ったときがまさにそうだったのですが、
これ以上ないというくらいスムーズでないとなかなか難しいだけに、
今回は悪い方にすべて出てしまったような内容でした。
あと、これはレース前からちょっと感じていたのですが、
良い頃に比べると頭が高めで手先だけの
硬めの走りになってきているのが気がかりです。
それが肉体面に因るものか気持ちに因るものか、
何とも言えないところではありますが、
そのあたりが少しでも変われば
また違ってくるかなという気もするので、
何とかしたいという思いでいっぱいです。
レース後の様子に大きな異常はないものの、そういう様子なので、
まずは今週いっぱいレース後の様子、回復具合をよく見ます。
そのうえで行けそうと思えれば、
東京や中山、中京よりも出走を考えるうえで
現実的かなと思える福島での出走を最短目標として検討します。
ただし、中1週のやや強硬策になりますから慎重に判断し、
状態的にちょっと無理をしないほうがいいと思うようならば
仕切り直して、整ったところで改めてレースへ向かうようにします」
(勢司師)
色々試していくしかないですね。
ここ数戦見ていて、芝1800mは向いてないと思うので、
違うレース選択して欲しいですね。