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2022年08月14日

第17訓 西郷隆盛の遺訓を現代に顧みて

第17訓 西郷隆盛の遺訓を現代に顧みて

明治維新の立役者の西郷隆盛の訓話をまとめた「南洲翁遺訓」を垣間見て、
現代の日本の政治や世相を自分ながら解説してみよと思います。
南洲翁遺訓は全部で41訓ありますが、今日は第17訓を垣間見てみます。


序文

毅然とした態度の重要性を感じる遺訓であります。
国家間だけでなく、人と人でも応用できる遺訓であります。



富士山.PNG



原文
正道を踏み、国を以て斃るるの精神無くば、
外国交際は全かる可からず。

彼の強大に畏縮し、円滑を主として、
曲げて彼の意に従順する時は、
軽侮を招き、好親却て破れ、
終に彼の制を受るに至らん。


仮名入り

せいどう   ふ    くに  もっ たお      せいしんな
正道を踏み、国を以て斃るるの精神無くば、
がいこくこうさい まった   べ
外国交際は全かる可からず。

か   きょうだい いしゅく   えんかつ しゅ
彼の強大に畏縮し、円滑を主として、
ま     か   い  じょうじゅん  とき
曲げて彼の意に従順する時は、
けいぶ   まね   こうしんかって やぶ
軽侮を招き、好親却て破れ、
つい  か  せい  うく   いた
終に彼の制を受るに至らん。



私流訳

外交交渉は正道、天道を踏んで、
勇気をもって交渉しなければならない、
たとえ、戦争になって国が倒れるかもしれないという危険性があっても、
正道を推し進めて交渉事をしなければ全うすることはできない。


他国の強大なことに萎縮して恐れをなして、
ただ波風が立たないよう納めることを主として、
自国の正しい真意を曲げて、摩擦をおこさないように
その国に従い受け入れてしまうと、
弱腰に見られ軽蔑や見下げられるようになってしまい、
国家間の良好な関係をするつもりがかえって変になってしまい。
終には、他国から好き放題に干渉されてしまう。





私流解釈

西郷の生前は、まだ明治憲法も日清戦争も日露戦争も行わなれていない。
その時代に「国を以て斃るる」ということを想定したこの遺訓は、すごい気迫であります。
西郷は武士であり、戊辰戦争の指揮官であり政治家でマルチであります。
しかも、江戸無血開城を果たし、単に、武力で行使するよりも、
日本のことを俯瞰できる素晴らしい人物であります。

その西郷が国内で培った能力をそのまま外国を向けた場合も同じであります。
西郷の言葉には、「正道」「天道」という言葉がよく使われます。
正しいことをやり、弱気を助け、天に恥じないことをすることが、
西郷の物差しと考える次第です。

これに一致することは、西郷は、子供の頃から我が命を投げ売ってやってきました。
その艱難辛苦な西郷の経験が、これと思ったことは生死の区分もなく、
自らが無心で行うことが以外に、ことをやり遂げた絶対的な自信ともいえます。

人も国もそういった気概なくして、大きなことはやり遂げることはできないでしょう。
古今東西に大きな戦いや交渉には必ずそういった将軍や政治家がいました。
それを、するどく表現した遺訓であります。

この遺訓は、国家間のみならず、個人でも応用できるかと思います。
人は、一度は我が生命を賭けてとか、
子供の命のために自分の命を顧みずとか、
様々な経験があるかもしれません。
自分が命よりも大切なものに、自分のすべてを賭けることができる人は
どの時代でも痛快さを感じる次第であります。


現代に顧みて

戦後、我が国の外国との交渉はハチャメチャであります。
唯一は、安倍元総理の「開かれたインド太平洋構想」であります。
それ以外は、皆無であります。
政府開発援助といって海外の後進国に援助したものの
その最大の恩恵国の中国には、ミサイルは向けられるは・戦後問題は難癖されるは。
韓国は、もう書く気もありません。
米国とは、同盟国であってもいいなりであります。
経済政策においても、やたら構造改革や関税撤廃などをやり、
大店法改正で町中の商店は消え、
自由貿易のため安さが一番の力で、国内製造業は国内に留まることができず、
自国の国民や企業よりも国際会議の決議にのり、
田園風景豊かなこの日本にゴキブリな卵のような太陽光パネルがおかれ、
そのツケはすべて、一般庶民にまわされる。
生産性が低いとか、採算性が悪いとか、能力が劣るとか言って
政治の悪さの結果を日本国内の労働者のせいにして、
お金が足りなくなると増税をし、
それで岸田政権は国際会議でちょっといいとこをみせるために
Cop26で10兆円、こないだのG7で10兆円を支援
その金は円建てなので、日本の大企業が事業受け皿になります。
それで、一番困窮している中小企業に対しては何の支援もなく
個別で政策銀行に丸投げをして、それには何の予算もない。

今回の第二次岸田政権では外交交渉の要の外務大臣には
親中派の林芳正がまたなりました。
日本のEEZで何の声明も反論もしない最悪であります。

この第17訓をそのまま岸田政権の大臣に読んで頂きたい次第です。


最後まで読んで頂きまして有難うございます。



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