酔っ払いのひとりごと

Google、Yahooを代表とするサーチポータルサイトは、もともと2人のYahoo創設者が始めた手作業によるサイトインデックスから始まった。

学生だった2人は毎日、サイトを人力で探して一覧表にすることから始め、一覧表にリンクを張ってポータルサイトを作ったのである。

それまでは、愛好会的なサイト一覧を掲載したサイトはあったが、あらゆるジャンルを網羅した掲載サイトはなかった。

一覧表が膨大になるにつれ、一覧からキーワードで検索するしくみが作られた。

後塵のGoogleは、人力でサイトを探すプログラムを作り、効果的か人力は不可能なサイト一覧を作成することに成功し、Yahooを凌駕したのである。

いづれもアメリカ合衆国の学生が行なったのであるが、すばらしいアイデアというほかない。

GoogleやYahooなどのサーチサイトがなくなれば、WEBサイトは目次のない辞書のようなものだ。

この功績による何百億という儲けはうなずける。

インターネットの世界は、まだまだ新しいアイデアで挑戦できる商売があるだろう。夢中になることが何よりも成功の秘訣である。