野球と神様なんてね

　メジャーリーグ・エンゼルスからフリーエージェントとなっていた大谷翔平選手の新天地が、ドジャースに決まりました!!
9日（日本時間10日）に、自身のインスタグラムで明らかにし、米国の各メディアは契約内容を10年総額 7億ドル（約1015億円）と伝えています。



　このニュースには現役MLB選手たちも驚きが隠せない様子で、MLB公式サイトは
「オオタニの契約がスポーツ界をソーシャルメディアで魅了している」
との見出しで記事を掲載。大谷の契約に対し、驚きの反応をX（旧ツイッター）で示したMLB選手たちの声を紹介しています。

通算356本塁打のジョーイ・ボットは「店内で大声で叫んだよ。大丈夫かって聞かれた」と仰天ぶりを投稿。さらに大谷とドジャースで同僚となるウォーカー・ビューラー投手は、MVP発表の時に大谷が可愛がっていた犬について「ウォーカーっていう名前だったと思いたいんだが、すぐに解明すると思う」とジョーク交じりに対面を待ち望みにしている模様。

さらに同じくドジャースのギャビン・ラックスは「昼寝から起きたら…なんてことだ！（笑）やってやろうぜ」とワクワクが止まらない。さらに2018年にツインズで73試合に登板したトレバー・ヒルデンバーガーは「地球上で最高のプレーヤーにおめでとう。何年にもわたる私たちの対戦をいつも覚えている」と記しています。


　大谷の代理人事務所ＣＡＡによると契約は前述のように10年7億ドル（約1015億円）で、プロスポーツ史上最大の契約。
ロサンゼルス・タイムズ紙は公式サイトに「ドジャースは長年の夢だった勝利の切符をついに手にした」と記しています。

また、同紙は関係者の話として、大谷の年俸の多くは「前例のない」後払い契約だといいます。
これは、年俸のほとんどが10シーズン後に支払われるというもの。そして、この超異例の後払いは「大谷のアイデア」だということも伝えました。

単純計算で1年平均7000万ドル（約101億5000万円）を来季の年俸と仮定できますが、同紙は「大谷に税制上のメリットをもたらすはずだが、それ以上に重要なのは、1人の選手が毎年7000万ドルを稼ぐことによる球団総年俸と贅沢税の複雑さを緩和すること。
大谷の支払い繰り越しの第一目的は、チームがフィールドで成功すること」なのでしょう。

米記者のローゼンタール氏も自身のＸで、この年俸後払いについて記し、「チームに可能な限り競争力を高めるために必要な柔軟性を与えるという大谷のアイデアだと関係者は語っている」と言及。

　また、契約期間中に大谷が契約を見直すために契約を破棄してＦＡになるオプトアウトの権利は含まれていないということです。
大谷はインスタグラムで「現役生活最後の日まで、ドジャースのためだけでなく、野球界のために邁進し続けたいと思います」と、生涯ドジャースの決意をつづっていますが、契約内容を見てもその言葉に偽りはないようです!!
新天地でさらなる怪物伝説＆世界一を期待します!!