山本常朝の言葉として、｢大事な思案は軽くすべし｣（葉隠）があります。
江戸時代の中期に生きた佐賀藩士の山本常朝の言葉の裏側には
大事な決断に至ることだからこそ、フットワークを軽くしていきたい、という
メッセージ性が感じられます。
人生の選択においては
必ずしも正解が準備されているとは限らない。
目の前にある選択肢が別れたときにも
どちらを選んでも正解、ということが多く
自分にとって後悔のない選択をしていくことが
人生を生き抜く為に必要なものだと解釈することが出来ます。
何かを決断するときにも
急に思いつきで決められることばかりではありません。
普段からどうありたいのか、と
未来地図を更新し続けていく中で
ちょうどたまたま必要なものとして
目の前に可能性として浮かび上がってくることもあります。
将来の可能性も
自分がどんな未来を描いていきたいのか、と逆算できるから
可能性として認めてあげられることになります。
現実と理想のギャップが大きくなるにつれて
現実の環境に自分の器を合わせたくなってしまいますよね。
そこで理想を下げることなく
環境に気持ちを左右させられることなく
自分で環境を作り出していこうとする姿勢が
チャンスをたぐり寄せるために必要なものになってきます。
まだ目の前には見えていないチャンスがあったとしても
自分がその機会を掴み取っていくために
どんな問いかけをしているのか、に
よっても左右されることになります。
小さなチャンスとなり得るものは
何となくやってみるところから、見えてくることもある。
大事なことをサッと決断できるのも、普段の準備があってこそ。
小さな変化を怖がるのではなく
１日１日を大切に生きていくことから
目の前の迷いを取り除くことに繋げていきたいですね！
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