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テイク・ワン

 今回は、Shakin' Stevensの本格的なソロ第一作Take Oneです。
 全体を聴き返して思ったのですが、Shakinのスタイルは、既に確立されていると思いますが、この1曲という決めてに欠けているように思いました。
 このアルバムは、79年にリリースされ、その後Hot Dogと改題されて再発されています。
 本アルバムで、主にリード・ギターを弾いているのは、Albert Leeです。
そして、ピアノでGeraint Watkinsが参加しています。


Take One
Shakin' Stevens

1.Lovestruck
2.Hot Dog (Album Version)
3.Is A Bluebird Blue?
4.That's All Right
5.Without A Love
6.Shame Shame Shame
7.Shotgun Boogie
8.I Got Burned
9.I Guess I Was A Fool
10.Ah, Poor Little Baby
11.Little Pigeon
12.Do What You Did
13.Apron Strings (Bonus Track)
14.Treat Her Right (Bonus Track)
15.No Other Baby (Bonus Track)
16.Endless Sleep (Bonus Track)
17.Fire (Bonus Track)
18.Spooky (Bonus Track)


 まず、改題の際に、タイトル曲となった2曲目のHot Dogですが、Buck Owensのカヴァーです。
 私は、BuckのCapitol時代のオリジナル・リイシューを数枚持っていますが、残念ながら、その中には、この曲を収録したアルバムは含まれていませんでした。
 しかし、90年に88年のHot Dogと89年のAct Naturalyを1枚のCDにして出された日本盤CDを持っていました。

 これらのアルバムは、第一線から離れていたBuckが、当時の時の人であったドワイト・ヨーカムのリスペクトによって、復活を果たし、彼が決して過去の人ではなく、現役の素晴らしいアーティストであることを証明したアルバムでした。
 その88年のタイトル・ナンバーがHot Dogでした。もちろん、再録ですが、このロックロールっぽいナンバーは、Elvisにも同名の曲があり、聴いてみましたが、同名異曲でした。

 3曲目のIs A Bluebird Blueは、まだ10代だったDan Pennが書いたもので、60年にConway Twitty盤でヒットしたもののようです。
 多分、Dan初のヒット・ソングだと思います。私は、Conway Twitty Rockin' Yearsという、最初期の録音をコンパイルしたアルバムを持ってますが、Is A Bluebird Blueは、このアルバムで原曲を聴く事が出来ました。
Conwayの初期ロッカバラード路線時代の重要曲の1曲でしょう。

 6曲目のShame Shame Shameは、同名異曲も多いですが、こちらは、Jimmy McCraclinの曲のようです。

 7曲目のShotgun Boogieは、カントリー・ブギ・シンガーのTennessee Ernie Fordの曲です。
 この曲は、CD棚を探し回ったところ、英Proper盤、Hillbilly Boogieという4枚組CDボックスに入っていました。
 Fordは、ちょっと気取った歌い方をする人で、私はあまり好きではありませんが、代表曲に16tonがあります。Merle Travisが作った曲でした。

 9曲目のI Guess I Was A Foolは、Buddy Holly作になっており、興味がありますが、私は知らない曲です。いかにもHollyっぽい曲で、是非オリジナルが聴きたいです。バックに男声コーラスが配してあるので、Crickettsでやったものかも知れません。

 10曲目のAh、Poor Little Babyは、初めて聴きましたが、Billy Crash Craddockというロカビリー・シンガーがオリジナルのようです。
 でも、Adam Faith盤があるようなので、Shakinは、そちらで知った可能性も高いと思います。

 11曲目のLittle Pigeonは、全く知らない曲でしたが、Chuck Simsというという人がオリジナルのようです。
 12曲目のDo What You Didは、Thurston Harris作となっています。
Harissには、Rockin' RobinLittle Bitty Prety Oneなどのオールディーズ系でくくられるヒット曲があります。
 このDo What You Didは、知らない曲ですが、Johnny Prestonという人のロカビリー・カヴァーがあるようです。
 でも、Harissのフル・アルバムはほとんど見かけないので、Bear Familyあたりで出してないでしょうか? オリジナルの吹き込みがあるのなら、聴いてみたいです。

 ここまでが、オリジナル・アルバム収録曲で、以下はボーナス・トラックになります。
お馴染みの有名曲も、超有名人作の曲もありますが、私が気になったのは、最後のSpookyです。
 この曲は、Atlanta Rythm Sectionのナンバーで、Dusy Springfieldのカヴァーがあったはずです。

 ここで触れなかった曲では、1曲目のLovestruckと4曲目のThat's All Rightが気になってます。
 1曲目の作者はBurton、Knoxとなっており、Buddy Knoxと関係があるのかと調べましたが、分かりませんでした。
 また、4曲目は、同名異曲が多いですが、これは初めて聴きました。
作者は、Nelson、Burchとなっています。

 次作のヒット・アルバム、This Ole Houseへ向けて、より高く飛ぶために、まずはかがんでみましたという感じの作品だと思いしました。


 まずは、Shakin' StevensIs A Bluebird Blueです。



 原曲のConway Twitty盤がどんな感じなのか聴いてみましょう。



 そして、こちらは、TVショウで、Hot Dogを歌うShakin' Stevensてす。



 最後に、Hot Dogを歌うBuck Owensの雄姿です。88年か89年頃だと思います。





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