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2017年04月27日
山登りの歩き方 私流 脱力歩行
先日「山登りの疲れにくい歩き方」と言う記事を書きました。
その中で「無駄な動きをしない」ことで体力の温存するといった内容のことを書きました。
考え方をメインに書きましたので、具体的な動きがちょっと分かりにくいですよね。
なので、もう少し具体的に書いていきたいと思います。
上下左右の動きが大きいとその分エネルギーを使っていると言いました。
その動きをできるだけ少なくしたい。
イメージで言うと「頭の位置が動かない」
一生懸命に歩いている人を見ると、頭が上下に動いている人が多いように思います。
たぶん、大股で足で地面を蹴りながら歩いていると、こういう動きになりがちだと思います。
体力のある人はこの歩き方でもガシガシ歩けるんだろうと思いますが、大抵は長時間これを続けるとバテると思います。
大股で歩くと上体の動きも大きくなります。
小股で歩けば上体の振れ幅も小さくなります。
ガシガシ蹴り出さなくても体重移動で動けます。
また、水平の歩幅もありますが、段差の高低差も少なくすれば足にかかる負担も少なくなります。
よく2本のレールの上を歩く感じで、と言われます。
肩幅とまではいかなくても、左右の足はすこし間をあけて歩きます。
人間の関節は前後にはいっぱい曲がるところがあって、力がかかってもバランスが取れるようになっていますが、左右に曲がるところは限られています。
なので、足を閉じた状態で横から押されると簡単に転びます。
足を開いていればバランスが取れます。
足元が悪かったり、ぶつかったりした時にバランスがとりやすくなり、左右のふらつきも抑えられます。
普通、平地を歩く時は踵から踏み出して、つま先で蹴りだす感じで歩いていると思います。
山では「フラットフット」
足の裏全体で歩きます。
足の裏全体をペタッと地面に置いて体重を掛け、体重を抜く時に足をあげる。
決して地面を蹴りません。
地面を蹴ると筋力を余分に使いますし、滑りやすくなります。
特に登り坂で踵を浮かせて歩くと、ふくらはぎが張るし、足が滑りやすくなります。
傾斜のきつい登りで踵をつけて歩こうとすれば、歩きにくくなります。
その時は足を平行ではなく逆ハの字にするか、いっそ横向きで登ります。
歩くのは足で歩くのですが、足の筋力で歩くのではなく、体重移動で歩きます。
踏み出した足の上に腰を持ってくる感じで体の重心を移します。
そうすると後ろの足は自然と体に引っ張られて蹴りださなくてもついてきます。
例えば、最初に出した足を右足とします。
じゃあ、右足の上に腰を持ってきて完全に右足に体重を乗せます。
体に引っ張られてきた左足を、その流れで前方にペタッと置く。
その左足の上に腰を持ってくる。
左足に体重を乗せてしまえば、右足が引っ張られてくる。
今度は右足を前に出す。
の繰り返しです。
特に登りで段差のある時は上にあげた足に体重を乗せると、下の足は蹴り上げなくても持ち上げる感じで力が要りません。
立ち上がるのも両足で立ち上がれます。
片足で体重を持ち上げるより断然楽に登れます。
歩く時は左右の足を交互に動かしていると思います。
この時、ずっと絶え間なく左右の足を動かすのではなく、僅かですが足を前に出すたびに一呼吸置きます。
動きが停止する瞬間を作ることで足を休ませることが出来、持久力が伸びます。
小股で歩くと言いましたが、段差のあるところでは前後に足を開いて振り子のように体重移動する方が楽な時もあります。
う〜ん、これは言葉で説明するのは難しい。
段差のところで近くまで行って足を上下に大きく持ち上げるよりも、少し遠目から反動をつけて乗り上げる方が楽ってことです。
体重移動のバリエーションと言ったところでしょうか。
下りでは特に膝の負担が大きくなります。
段差が小さくなるように足場を選びましょう。
段差が大きい時には横向きに歩く方がいいです。
また、前後だけでなく、左右に足場がないかも確認しましょう。
前後の段差は膝への負担が大きいですが、左右であれば負担が減らせます。
下り斜面ではついつい腰が引けてしまいがちですが、足の裏全体で地面を踏みつける感じで歩きます。
膝を入れて斜面に対して直角に踏むイメージです。
腰が引けていると尻もちをつく滑り方をします。
気持ちつま先から着地する感じで。
下りで滑らないように踏ん張るとかえって疲れることもあります。
下りは滑るものと割り切り、安全に止まれるところを見定めてひょこひょこと駆け足気味に下る方が楽な場面もあります。
地面にあまり力をかけすぎないように、滑る前に足を動かすイメージでしょうか。
思いつくままに書きましたが、一般的に言われているものもあれば、歩きながら感じて実行しているものもあります。
とにかく力をかけずに脱力しながら歩いているかも。
必ずしもすべての人に当てはまるとは言えませんが、疲れが気になる方は一度お試しあれ。
登山ランキング
その中で「無駄な動きをしない」ことで体力の温存するといった内容のことを書きました。
考え方をメインに書きましたので、具体的な動きがちょっと分かりにくいですよね。
なので、もう少し具体的に書いていきたいと思います。
スムーズに動く
上下左右の動きが大きいとその分エネルギーを使っていると言いました。
その動きをできるだけ少なくしたい。
イメージで言うと「頭の位置が動かない」
一生懸命に歩いている人を見ると、頭が上下に動いている人が多いように思います。
たぶん、大股で足で地面を蹴りながら歩いていると、こういう動きになりがちだと思います。
体力のある人はこの歩き方でもガシガシ歩けるんだろうと思いますが、大抵は長時間これを続けるとバテると思います。
小股で歩く
大股で歩くと上体の動きも大きくなります。
小股で歩けば上体の振れ幅も小さくなります。
ガシガシ蹴り出さなくても体重移動で動けます。
また、水平の歩幅もありますが、段差の高低差も少なくすれば足にかかる負担も少なくなります。
左右の足はくっつけない
よく2本のレールの上を歩く感じで、と言われます。
肩幅とまではいかなくても、左右の足はすこし間をあけて歩きます。
人間の関節は前後にはいっぱい曲がるところがあって、力がかかってもバランスが取れるようになっていますが、左右に曲がるところは限られています。
なので、足を閉じた状態で横から押されると簡単に転びます。
足を開いていればバランスが取れます。
足元が悪かったり、ぶつかったりした時にバランスがとりやすくなり、左右のふらつきも抑えられます。
足の裏全体で歩く
普通、平地を歩く時は踵から踏み出して、つま先で蹴りだす感じで歩いていると思います。
山では「フラットフット」
足の裏全体で歩きます。
足の裏全体をペタッと地面に置いて体重を掛け、体重を抜く時に足をあげる。
決して地面を蹴りません。
地面を蹴ると筋力を余分に使いますし、滑りやすくなります。
特に登り坂で踵を浮かせて歩くと、ふくらはぎが張るし、足が滑りやすくなります。
傾斜のきつい登りで踵をつけて歩こうとすれば、歩きにくくなります。
その時は足を平行ではなく逆ハの字にするか、いっそ横向きで登ります。
腰で歩く
歩くのは足で歩くのですが、足の筋力で歩くのではなく、体重移動で歩きます。
踏み出した足の上に腰を持ってくる感じで体の重心を移します。
そうすると後ろの足は自然と体に引っ張られて蹴りださなくてもついてきます。
例えば、最初に出した足を右足とします。
じゃあ、右足の上に腰を持ってきて完全に右足に体重を乗せます。
体に引っ張られてきた左足を、その流れで前方にペタッと置く。
その左足の上に腰を持ってくる。
左足に体重を乗せてしまえば、右足が引っ張られてくる。
今度は右足を前に出す。
の繰り返しです。
特に登りで段差のある時は上にあげた足に体重を乗せると、下の足は蹴り上げなくても持ち上げる感じで力が要りません。
立ち上がるのも両足で立ち上がれます。
片足で体重を持ち上げるより断然楽に登れます。
歩きながら足を休ませる
歩く時は左右の足を交互に動かしていると思います。
この時、ずっと絶え間なく左右の足を動かすのではなく、僅かですが足を前に出すたびに一呼吸置きます。
動きが停止する瞬間を作ることで足を休ませることが出来、持久力が伸びます。
時には大股が有効な時も
小股で歩くと言いましたが、段差のあるところでは前後に足を開いて振り子のように体重移動する方が楽な時もあります。
う〜ん、これは言葉で説明するのは難しい。
段差のところで近くまで行って足を上下に大きく持ち上げるよりも、少し遠目から反動をつけて乗り上げる方が楽ってことです。
体重移動のバリエーションと言ったところでしょうか。
下りでは段差を小さく
下りでは特に膝の負担が大きくなります。
段差が小さくなるように足場を選びましょう。
段差が大きい時には横向きに歩く方がいいです。
また、前後だけでなく、左右に足場がないかも確認しましょう。
前後の段差は膝への負担が大きいですが、左右であれば負担が減らせます。
下り斜面もフラットフット
下り斜面ではついつい腰が引けてしまいがちですが、足の裏全体で地面を踏みつける感じで歩きます。
膝を入れて斜面に対して直角に踏むイメージです。
腰が引けていると尻もちをつく滑り方をします。
気持ちつま先から着地する感じで。
下り斜面は滑るもの
下りで滑らないように踏ん張るとかえって疲れることもあります。
下りは滑るものと割り切り、安全に止まれるところを見定めてひょこひょこと駆け足気味に下る方が楽な場面もあります。
地面にあまり力をかけすぎないように、滑る前に足を動かすイメージでしょうか。
まとめ
思いつくままに書きましたが、一般的に言われているものもあれば、歩きながら感じて実行しているものもあります。
とにかく力をかけずに脱力しながら歩いているかも。
必ずしもすべての人に当てはまるとは言えませんが、疲れが気になる方は一度お試しあれ。
登山ランキング
2017年04月24日
ヒカゲツツジのトンネル 兵庫100山向山(2017/4/23)
【ジャンル】 日帰り登山
【日 程】 2017/4/23(日)
【メンバー】 5人
【天 候】 晴れ
【コースタイム】
駐車場―(1:20)―三の山―(0:40)―四の山―(0:40)―深坂北峰―(0:20)―向山―(0:25)―五の山―(0:25)―蛙子峰―(0:35)―清水山―(0:30)―剣爾山―(0:25)―天狗岩―(0:25)―駐車場
歩行時間計 5時間45分(写真を撮りながらのゆっくペースです)
【コース概要】
良く踏まれた歩きやすい道です。
傾斜のきつい所は砂利で滑りやすくなっています。
水分かれ公園からの道は傾斜がきつく、道も悪いです。
三の山から蛙子峰にかけてヒカゲツツジが見られます。
三の山から向山にかけてはピークを過ぎて枯れかけている花もありました。
向山から蛙子峰にかけてはちょうど見頃で蕾も若干見られました。
馬酔木(あせび)もいたるところで見られました。
【周辺情報】
駐車場は水分かれ公園の駐車場と、少し手前に観光用駐車場があります。
向山連山の縦走をするのであれば、手前の観光駐車場が便利です。
WCは水分かれ公園の入り口にあります。
水分かれ公園は日本一低い(標高95m)中央分水界があります。
桜の名所ですが、ソメイヨシノは終了。八重桜が見ごろでした。
【この日のレポート】
ヒカゲツツジを見に向山へ。
元々イワウチワを見に行く予定でしたが、少し早い様でしたのでもう一つのリクエスト、ヒカゲツツジへと変更。
山ランチも重要な楽しみの一つなので、余裕をもって7時過ぎにスタート。
駐車場には数台の車が停まっていました。
トイレに寄りたかったのもあって水分かれ公園へ。
日本一低い中央分水界がここにあります。
八重桜がちょうど見頃でした。
鹿よけのゲートを過ぎて少し進むと・・・
「これより山に登る」
行き先表示じゃないのね。
のっけから急登です。
道も不明瞭で踏み跡が複数になっている所もありました。
ここから登る人は少なそうです。
観音堂登山口からの道と合流すると、しっかりした歩きやすい道に。
ミツバツツジが出迎えてくれます。
三の山手前の岩座展望所に立ち寄ります。
視界が開けて高度感抜群。
眼下に駐車場も見えます。
1時間少々で三の山到着!
ヒカゲツツジとご対面♪
色が回りの景色と同化して気づきにくいです。
三の山から下った所に亜炭展望所。
ここには馬酔木がいっぱい!
みなさん、撮影タイム。
登り返して四の山。
いっぱい咲いていました♪
なのでやっぱり撮影会。
ヒカゲツツジ街道です。
四の山を下った所に松の台展望所。
この辺りのヒカゲツツジはすでに可哀そうな状態になっていました。
ヒカゲツツジ越に麓の景色がみられます。
ピンクのミツバツツジとのコラボ。
向山への登りはヒカゲツツジのトンネルです♪
いい感じ♪
青空が似合います。
トンネルを抜けると、向山山頂です。
景色も見えて広いのでランチにしようかと思っていましたが・・・
まだ10時過ぎ。
風も強いので先に進みます。
花びらのぴらぴらが可愛い。
五の山到着。ここが連山の最高点。
地面にツバキが咲いていました。
ピークは過ぎた感じがありましたが、この辺りは綺麗にさいていました。
11:30清水山到着!
風裏になって日差しも暖かい。
さてランチにしましょう〜
ボリューム満点のスープに・・・
こちらは具材をいためて・・・
キッシュ作成中。
採りたてタケノコのホイル焼き。
作るのと、作って戴いたご飯を食べるのに忙しくて完成写真がない。。。
ご飯だけかと思っていたら・・・
naoさん特製、オレンジ風味のクレープ。
下界でもこんなゴージャスなランチ食べてないよ。
めっちゃ美味かったです。
sanaさんもスコーンを用意しているとのことなので・・・
お腹を空かせるために歩きましょう!
30分ほどで剣爾山到着。
歩いて来たルートが見渡せます。
さらに30分ほどで天狗岩。
眺めがいいです。
眼下の近い所に駐車場が見えます。
ゴールも近いですね。
景色を見ながらスコーンを頂きました。
天狗岩からは急な下り。
沢沿いになるとなだらかに開けた感じになります。
ほどなく鹿よけのゲート。
二重扉になっています。
ゲートを過ぎたら鳳翔寺はすぐ。
そこからは舗装された道に出て駐車場まですぐです。
歩いて来た稜線。
無事に駐車場到着〜
晴れた日曜日なのでもっと人出があるかと思っていましたが、それほど混みあっていません。
と言いながら続々と下山してくる人が・・・
福井県からわざわざ見に来られている方もいました。
人気の山なんですね。
しかし、花のピークにタイミングをあわせて登るのは難しいですね。
今度はまだ桜が咲いているタイミングに来てみたいな。
登山ランキング
2017年04月21日
山登りの疲れにくい歩き方 エコモードで楽しく快適に
最初にハッキリ申し上げると・・・
私は体力がない!!
割とハードな所にも行っているのでバリバリに体力があるように見られることもありますが、正直かなりのポンコツです。
山を始めたころは標高200m程の山に登るのにもゼイゼイ言っていました。
そんな私だからこそ、「どうすれば楽に歩けるのか???」と常々思いながら歩いていました。
「体力無いし、そんなハードな山、私には無理無理!」なんて思っていらっしゃる方。
あきらめるには早いですよ。
歩き方次第で憧れの山にも登れるかも?
疲れにくい歩き方として基本的に言われている項目としては・・・
@ 歩くペースをゆっくり
A 歩幅は狭く
B 体重移動
C 一定の間隔で休憩を入れる
D ストックを活用する
E 行動食・水分の補給
等々、登り方、下り方含めて色々あるかと思います。
すべて理にかなっていることですが、いっぱい考えながら歩くと体がロボットになっちゃいますよね。
その中でも特に伝えたいのは・・・
@ 疲れないペースで歩く
A 無駄な動きをしない
B 楽しみを見つける
の三つです。
「疲れないペース」を一言で言えば「しゃべりながら歩けるペース」です。
しゃべるのがしんどい、と思ったらペースを落としましょう。
初心者のうちはついつい速いペースの人にも頑張ってついて行ったりしますが、頑張る必要はありません。
パーティーで歩く時は、一番弱い人に合わせるのがセオリーです。
同行者が早ければ「待って!」と言った方がいいです。
なぜ、頑張って早く歩いたらいけないのか?
それは「バテる」からです。
ペースが上がれば心拍数も上がる。疲労物質もたまる。
短時間のハイキングならいいですが、長時間の歩行には耐えられなくなってしまいます。
結果的にゆっくり歩くより時間がかかったり、ひどい時は目的地にたどり着けない可能性もあります。
「一定間隔で休憩を」と言う話もありますが、長時間の休憩は体を冷やしてしまうのであまりお勧めしません。
特に私は休憩を取ると、次の歩き始めがしんどいので2〜3時間は休憩せずに歩きます。
基本的な体力ができるまでは小まめに休みながら歩く方がいいと思いますが、疲れないペースで歩けば休憩しなくても結構歩けるもんです。
「無駄な動きをする」=「無駄にエネルギーを使う」と言うこと。
たとえば上下や左右の動きが大きい歩き方。
物理の授業で「位置エネルギー」とか「運動エネルギー」とか聞いたことがあると思います。
「動く」と言うことは必ず「エネルギー」が生じています。
スムーズな動き方とぴょこぴょこふらふらした歩き方。
ちりも積もれば、で疲れもたまってしまいます。
それと筋肉の使い方。
山の歩き方は「体重移動で歩く」と言いますが、要は筋肉で歩くのではないと言うこと。
言葉で伝えるのは難しいですが、例えば両足の関節を曲げずにピンと伸ばした状態で歩こうとすればどう言う動きになりますか?
振り子のように左右に体を揺らしながら重心の移動で前に進むと思います。
これは極論ですが、足を曲げなくても体重移動で前に進むことができます。
何が言いたいかと言うと、足でけり出さなくても歩けると言うこと。
平地では後ろ足でけり出しながら歩くのが普通だと思いますが、山でけり出す歩き方は疲れるし、滑りやすくもなります。
ぺたっと置いた前足に体重を移動すれば後ろ足は自然とついてきます。
前の足の上に腰を持ってくる感じなので「腰で歩く」とも表現されます。
この歩き方の何がいいのか?と言うと、筋肉をできるだけ使わないと言うこと。
筋肉はパワーがあります。
でも多用するとそれだけエネルギーも必要です。
極力、エネルギーを蓄えておくために省エネモードで歩きましょう。
前の2項目では長く歩くために力を温存することを述べました。
人間なので疲れない為には「心」の作用も必要かと思います。
疲れない為には楽しみを見つける。
花を見ながら、景色を見ながら、野鳥を見つけるでもいいですし、休憩時の食事やおやつを楽しみにするのもいいかと思います。
気の置けない仲間との会話を楽しみながらと言うのもいいですね。
何か夢中になれるものがあれば疲れをそれほど感じないものだと思います。
かと言って夢中になりすぎは怪我の元なのでご注意を。
歩き方を車の運転に例えるとどうなるでしょう。
エンジンを心臓、ブレーキやタイヤの車体を筋肉や関節と考えると・・・
ハイペースで歩いて休憩を繰り返すのは、急発進、急加速、急ブレーキを繰り返しているようなもの。
燃費も落ちるし、タイヤやブレーキの減りも早い。エンジンへの負担も大きいですよね。
私の体はポンコツ車なので、たちまちオーバーヒートで動けなくなったり、タイヤがバーストするように故障や怪我をしたりしちゃいそう。
エンジンや車体の調子を見ながらゆっくり燃費走行。
これなら廻りの景色を楽しみながら遠くまでドライブできそうです。
山も一緒。エコモードで楽しく快適に歩きましょう。
歩いているうちに、いつの間にか体力もついていますよ。
登山ランキング
私は体力がない!!
割とハードな所にも行っているのでバリバリに体力があるように見られることもありますが、正直かなりのポンコツです。
山を始めたころは標高200m程の山に登るのにもゼイゼイ言っていました。
そんな私だからこそ、「どうすれば楽に歩けるのか???」と常々思いながら歩いていました。
「体力無いし、そんなハードな山、私には無理無理!」なんて思っていらっしゃる方。
あきらめるには早いですよ。
歩き方次第で憧れの山にも登れるかも?
基本の歩き方
疲れにくい歩き方として基本的に言われている項目としては・・・
@ 歩くペースをゆっくり
A 歩幅は狭く
B 体重移動
C 一定の間隔で休憩を入れる
D ストックを活用する
E 行動食・水分の補給
等々、登り方、下り方含めて色々あるかと思います。
すべて理にかなっていることですが、いっぱい考えながら歩くと体がロボットになっちゃいますよね。
その中でも特に伝えたいのは・・・
@ 疲れないペースで歩く
A 無駄な動きをしない
B 楽しみを見つける
の三つです。
疲れないペースで歩く
「疲れないペース」を一言で言えば「しゃべりながら歩けるペース」です。
しゃべるのがしんどい、と思ったらペースを落としましょう。
初心者のうちはついつい速いペースの人にも頑張ってついて行ったりしますが、頑張る必要はありません。
パーティーで歩く時は、一番弱い人に合わせるのがセオリーです。
同行者が早ければ「待って!」と言った方がいいです。
なぜ、頑張って早く歩いたらいけないのか?
それは「バテる」からです。
ペースが上がれば心拍数も上がる。疲労物質もたまる。
短時間のハイキングならいいですが、長時間の歩行には耐えられなくなってしまいます。
結果的にゆっくり歩くより時間がかかったり、ひどい時は目的地にたどり着けない可能性もあります。
「一定間隔で休憩を」と言う話もありますが、長時間の休憩は体を冷やしてしまうのであまりお勧めしません。
特に私は休憩を取ると、次の歩き始めがしんどいので2〜3時間は休憩せずに歩きます。
基本的な体力ができるまでは小まめに休みながら歩く方がいいと思いますが、疲れないペースで歩けば休憩しなくても結構歩けるもんです。
無駄な動きをしない
「無駄な動きをする」=「無駄にエネルギーを使う」と言うこと。
たとえば上下や左右の動きが大きい歩き方。
物理の授業で「位置エネルギー」とか「運動エネルギー」とか聞いたことがあると思います。
「動く」と言うことは必ず「エネルギー」が生じています。
スムーズな動き方とぴょこぴょこふらふらした歩き方。
ちりも積もれば、で疲れもたまってしまいます。
それと筋肉の使い方。
山の歩き方は「体重移動で歩く」と言いますが、要は筋肉で歩くのではないと言うこと。
言葉で伝えるのは難しいですが、例えば両足の関節を曲げずにピンと伸ばした状態で歩こうとすればどう言う動きになりますか?
振り子のように左右に体を揺らしながら重心の移動で前に進むと思います。
これは極論ですが、足を曲げなくても体重移動で前に進むことができます。
何が言いたいかと言うと、足でけり出さなくても歩けると言うこと。
平地では後ろ足でけり出しながら歩くのが普通だと思いますが、山でけり出す歩き方は疲れるし、滑りやすくもなります。
ぺたっと置いた前足に体重を移動すれば後ろ足は自然とついてきます。
前の足の上に腰を持ってくる感じなので「腰で歩く」とも表現されます。
この歩き方の何がいいのか?と言うと、筋肉をできるだけ使わないと言うこと。
筋肉はパワーがあります。
でも多用するとそれだけエネルギーも必要です。
極力、エネルギーを蓄えておくために省エネモードで歩きましょう。
楽しみを見つける
前の2項目では長く歩くために力を温存することを述べました。
人間なので疲れない為には「心」の作用も必要かと思います。
疲れない為には楽しみを見つける。
花を見ながら、景色を見ながら、野鳥を見つけるでもいいですし、休憩時の食事やおやつを楽しみにするのもいいかと思います。
気の置けない仲間との会話を楽しみながらと言うのもいいですね。
何か夢中になれるものがあれば疲れをそれほど感じないものだと思います。
かと言って夢中になりすぎは怪我の元なのでご注意を。
車の運転に例えると
歩き方を車の運転に例えるとどうなるでしょう。
エンジンを心臓、ブレーキやタイヤの車体を筋肉や関節と考えると・・・
ハイペースで歩いて休憩を繰り返すのは、急発進、急加速、急ブレーキを繰り返しているようなもの。
燃費も落ちるし、タイヤやブレーキの減りも早い。エンジンへの負担も大きいですよね。
私の体はポンコツ車なので、たちまちオーバーヒートで動けなくなったり、タイヤがバーストするように故障や怪我をしたりしちゃいそう。
エンジンや車体の調子を見ながらゆっくり燃費走行。
これなら廻りの景色を楽しみながら遠くまでドライブできそうです。
山も一緒。エコモードで楽しく快適に歩きましょう。
歩いているうちに、いつの間にか体力もついていますよ。
登山ランキング
2017年04月20日
超簡単山めしレシピ 海藻サラダ
ずぼら山めし第3弾は「海藻サラダ」
ミネラル補給、山で食べるサラダは絶品です!
【材料】
海藻サラダ 水で戻すタイプ、ドレッシング付き
ツナフレーク・コーン等の缶詰又はレトルトパック 好きなだけ
【作り方】
@海藻サラダを水で戻す。
コッヘルもしくは大きめの食器にネット等を使って。
写真は排水溝口用の水切りネットです。
A水を切る。
B器に盛り、ツナ・コーン等をトッピング。
Cドレッシングをかけて完成!
【ポイント】
山で簡単に水切りをするのに排水口用のネットがお手軽です。
水の豊富なテン場でおすすめ!
軽量化の乾燥サラダ。水を担いで上がるのは本末転倒になってしまいます。
トッピングはお好きなものを。
缶詰よりレトルトパウチの物の方がゴミが減らせます。
軽量化にこだわらなければ、プチトマトやキュウリを添えても◎
水で戻すだけなので、誰でも作れます。
この時、使用したのはこちらのサラダ↓青じそドレッシングがさっぱり、うま味UP!
登山ランキング
ミネラル補給、山で食べるサラダは絶品です!
●海藻サラダ
【材料】
海藻サラダ 水で戻すタイプ、ドレッシング付き
ツナフレーク・コーン等の缶詰又はレトルトパック 好きなだけ
【作り方】
@海藻サラダを水で戻す。
コッヘルもしくは大きめの食器にネット等を使って。
写真は排水溝口用の水切りネットです。
A水を切る。
B器に盛り、ツナ・コーン等をトッピング。
Cドレッシングをかけて完成!
【ポイント】
山で簡単に水切りをするのに排水口用のネットがお手軽です。
水の豊富なテン場でおすすめ!
軽量化の乾燥サラダ。水を担いで上がるのは本末転倒になってしまいます。
トッピングはお好きなものを。
缶詰よりレトルトパウチの物の方がゴミが減らせます。
軽量化にこだわらなければ、プチトマトやキュウリを添えても◎
水で戻すだけなので、誰でも作れます。
この時、使用したのはこちらのサラダ↓青じそドレッシングがさっぱり、うま味UP!
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登山ランキング
2017年04月19日
旬です! 生野銀山のヒカゲツツジとタケノコ掘り
ヒカゲツツジが見ごろです!
急に暖かくなって、一気に咲いたようです♪
私の好きな花、ヒカゲツツジ。
黄色いツツジって珍しいですよね。
向山に登ろうかとも言っていたのですが、諸事情により生野銀山へ。
まずは桜並木が出迎えてくれました♪
枝垂桜は八重でかわいいです。
生野銀山は夏に涼みに来るのが定番だったので・・・
この時期に来たのは初めて。
周りの山の斜面を彩るヤマザクラと言い、道路沿いの桜並木と言い、春がこんなに素敵だとは知りませんでした。
駐車場に入るといきなり斜面を埋め尽くすヒカゲツツジ!
圧巻です!
清楚な感じでとってもかわいい。
これほど見ごたえがあるとは思っていませんでした。
園内にはドウダンツツジやシャクナゲの木もあり、季節ごとに色々楽しめそうです。
生野銀山の案内は>>こちら
JAFカードで2名/枚まで1割引きです。
写真はありませんが、坑道内も見ごたえあります。
温度が約13℃で一定なので、夏涼しく、冬は暖かい。
っで、日本酒やワインの熟成も行われています。
地元小学校の「二十歳に再会」と銘打って熟成されているのが微笑ましかったですね。
タケノコも旬です!
向山ではなく生野銀山にした諸事情の1つがタケノコ。
もともと今日のメインはたけのこ堀り。
友人の所の竹林が放っておくと大変なことになるので、毎日タケノコを掘っていると。
ならばタケノコ掘りも出来て、収穫もあって、お手伝いになるなら一石三鳥!
いっぱい顔を出しています。
根元に鍬をいれてGET!
お掃除中。
あっという間に大量に採れました。
写真に写っている3〜4倍が30分ほどで・・・
まだいっぱい生えていましたが。
ホント、放っておいたら大変なことになりますね。。。
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タグ:花