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2018年02月07日

寒気に誘われ裏六甲の氷瀑へ(2018/2/5)

【日  程】2018/2/5(月)

【天  候】曇り 時々 晴れ

【コースタイム】
12:30 有馬温泉ロープウェイ駐車場
14:30 七曲滝
16:40 有馬温泉ロープウェイ駐車場







スノーシューハイクの予定で滋賀に居ると言うキトキチ君を山科駅でピックアップして一路マキノへ。
向かっている車内の会話の流れで六甲の氷瀑を見に行くことに。
湖西道路を北上中でしたが、雪の武奈ヶ岳の姿を見てUターンです。

っで、気分は氷瀑。
今年は良く冷えているから見ごたえあるだろうなぁ〜
なんて話をしながら・・・
キトキチ君、アイゼンが無いことに気づく。
六甲山の地図もないことだし、神戸の自宅へ取りに帰る。

振出しに戻りました。

っで、有馬温泉の登山口に12時。
重役出勤でスタートです。

台風で通行止めになってから裏六甲来るのはお初かも?
紅葉谷はまだ通行止めです。
1DSCN6120.JPG


こんな感じで崩壊土砂が林道をふさいでいました。
2DSCN6178.JPG
復旧にはまだまだ時間がかかりそうですね。


と言うことで魚屋(ととや)道へ。
3DSCN6121.JPG
完全に凍結しています。
登りはいいけど、下りはアイゼンがあった方が安心レベルです。

ガッツリ登って炭屋道をどぉ〜んと下ります。
すれ違う下山者が汗だくで登ってきます。


1時間かけて紅葉谷に降り立つと通行止めのバリケード。
4DSCN6123.JPG
こちらから見ると通れそうに見えますね〜


橋も流されちゃってますね〜
5DSCN6125.JPG
他にも崩れて形状が変わっている所がソコココに見えました。


七曲滝への分岐を含む区間も崩壊しているようで、う回路が作られていました。
尾根の部分に立派な階段が作られていました。
作るの大変だっただろうなぁ〜
5DSCN6165.JPG

5DSCN6167.JPG
帰りにう回路を上から撮った写真です。

通行止め区間の上の柵から七曲滝へ。
6DSCN6129.JPG
ここを下ります。
七曲の分岐まで道はしっかり。
分岐の先に木の枝で通せんぼしてました。


七曲滝への標識は無くなってましたが・・・
7DSCN6130.JPG
ちっちゃなプレートがつけられていました。


この先は狭いし水がしみだしているかもしれないので・・・
8DSCN6132.JPG
チェーンアイゼン装着です。


若干、足場の悪い所もありますが・・・
9DSCN6133.JPG
ロープもつけられ、整備された道です。

沢に降り立つと凍った箇所も。
10DSCN6134.JPG
谷の奥に凍った滝がチラリ。


じゃじゃ〜ん♪
11DSCN6137.JPG
これだけ凍った七曲滝は初めてかも?

12DSCN6139.JPG

13DSCN6141.JPG

14DSCN6142.JPG


撮影に余念のないキトちゃん。
15DSCN6145.JPG


いい感じです。
16DSCN6147.JPG


下から。
17DSCN6149.JPG


本日のデザート。
18DSCN6158.JPG
巨大シュークリームです♪


滝に見とれながらまったりしていたら・・・
谷からの冷気に身震いする寒さ。
そろそろ退散しますか。


せっかくなので白石滝にも寄りました。
19DSCN6168.JPG
水量が多いのでさすがに凍っていませんね。
上の方はちょっと凍っています。



似位滝、百闡黷ノも行きたかったですが、タイムオーバー。
ちょっとスタートが遅かったですね。

でも、気になっていた裏六甲の様子も確認できたし、見事な氷瀑も見れたし。
有意義な一日でした。


キトちゃん、色々ごちそうさま。
楽しかったよ〜




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2018年02月06日

奥神リフトを使って手軽に?蘇武岳山スキー(2018/2/4)

【日  程】2018/2/4(日)

【天  候】快晴♪のち曇り

【コースタイム】
9:00 奥神鍋スキー場ゲレンデTOP
11:00 蘇武岳 11:40
13:55 名色旧ゲレンデ





ガイドKさんが山スキーデビューの方と蘇武岳に行くとのことでご一緒させていただきました。
リフトと林道を使って蘇武岳へとアクセスし、閉鎖された名色スキー場へと滑り込むとのこと。
さてさて、手軽に行けるのか???

まずは下山地の名色に車を1台デポして奥神鍋スキー場へ。
リフトを3本乗り継ぐので400円+600円+600円と1回券を購入。

しかし雪が少ない。
1DSCN6045.JPG
こんなところで沢が見えているなんて。
今年は雪が多いかと思いましたが、局地的ですね。


しかし、天気は快晴♪
2DSCN6046.JPG
ゲレンデトップから蘇武岳へ向かいます。


林道が大きく回り込んでいる所はショートカット。
3DSCN6049.JPG
前方に目指す蘇武岳が見えてきました。


青空に霧氷が綺麗♪
4DSCN6055.JPG


風裏で穏やか。
5DSCN6056.JPG
林道を快適に進みます。


景色もさいこー♪
6DSCN6062.JPG


快適な所ばかりでもなく・・・
7DSCN6063.JPG
風が吹き付けるところでは林道で雪庇になっている所も。


吹き溜まっている所を乗り越えたりしながら進むと・・・
8DSCN6064.JPG
目の前に蘇武岳が近づいてきました。


山頂目指して・・・
9DSCN6069.JPG


雪庇の左側を巻いていきます。
10DSCN6073.JPG


山頂到着!
11DSCN6079.JPG


山頂に出ると強烈な北風が吹きあげてきてます。
12DSCN6081.JPG


早々に来た道を引き返して雪庇の下へ。
13DSCN6083.JPG
風裏に入るとぽかぽか陽気で天国です。


まったりとランチを楽しんだら滑降開始!
14DSCN6084.JPG


初山スキーのYさん、恐る恐るエントリー
15DSCN6086.JPG


新たなシュプールが5本できました。
16DSCN6091.JPG
南斜面で陽があたってますが、気温が低いのでいい雪質です♪


山頂直下を気持ちよく滑った後は尾根通しに名色を目指します。
気持ちよさそうな谷を横目に見ながら・・・
目の前に現れるのは・・・
17DSCN6096.JPG
微妙なコブ。
シールを付けるほどではないけど、滑降モードでの登りはツライ・・・
巻くには横の斜面の木々がうっとおしい。


地形図を見たら分かることですが・・・
名色のゲレンデ跡まではいやらしいアップダウンの尾根です。


雲と重なって分かりにくいですが・・・
18DSCN6097.JPG
尾根から蘇武岳が見えました。
結構滑ってきたなぁ〜


それなりに林間の滑りを楽しみながら。
19DSCN6102.JPG



夏道の標識が。
20DSCN6105.JPG
ここから万場にも行けるんですね。
夏道、通ったことないなぁ。


やっとこさゲレンデトップに出ました〜
21DSCN6109.JPG


と言っても、整備のされていないゲレンデ跡地。


雪庇が出来ていたり・・・
22DSCN6111.JPG


藪が茂っていたり・・・
23DSCN6112.JPG


それでも広々としたオープンバーン。
24DSCN6116.JPG
思いっきり滑ります。


ゲレンデも終了〜
25DSCN6119.JPG
下部は表面がカリカリでボコボコ。
トレーニングモードの雪でした。

初山スキーのYさんはゲレンデと違う雪に悪戦の模様でしたが、無事下山。
根性の入った山屋さんらしく、泣き言もなく。
流石ですね。




デポした車へ戻って終了〜
のはずでしたが・・・



「車のかぎが無い!」
どうやらスキー場に停めた車の中に忘れてきた模様・・・・・・・・・・・・



平身低頭、平謝り。
しかし、無いものは無い。

奥神まで歩くしかないかぁ〜
と思っていたら・・・
たまたま駐車場に居合わせた方が車で送ってくれました!
なんていい人なんだ!!!
感謝感謝です。




温泉には寄らずに帰ると言うYさんと別れて道の駅に併設されている「ゆとろぎ温泉」へ。
やって来たところで・・・

「Yさんのザックが!!」

荷物の載せ替え時に渡し忘れて・・・・
慌てて届けに行ってギリギリセーフ。



ハプニング続きでしたが、温泉に入ってほっこり♪

しかし、この日はここで終わらない。




さて、帰ろうと靴を履いた時。

Kさんの奥さんが「靴が小さい!」

スノーブーツのサイズを確認すると「20.0cm」
子供サイズぢゃん!!


どこを探しても見つからず。
どうやら間違えて履いて帰られてしまった様子。
フロントに相談したものの、持ち主も分からないのでやむなく小さいスノーブーツを履いて帰ることに。


ハプニングだらけの日だなぁ〜
と言いながら物産スペースを歩いていると・・・・

同じスノーブーツを履いた女の子を発見!
無事にそれぞれのブーツはそれぞれの持ち主に帰ったとさ。


色々ありましたが、万事めでたしめでたしの一日でした。





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2018年02月02日

白馬コルチナスキー場からサイドカントリーで中土駅へ(2018/1/29)

【日  程】2018/1/29(月)

【天  候】曇り 時々 晴れ

【コースタイム】
白馬コルチナゲレンデより
9:25 第四ペアリフトTOP
10:00 第五ペアリフトTOP1340m
10:45 登り返し地点 990m
11:20 E/P 1100m
12:45 中土駅 465m



白馬コルチナから楽しめるサイドカントリーコースがあるとのことで・・・
1DSCN5997.JPG
第2クワッドリフト、第4ペアリフトを乗り継いでゲレンデトップへ。
リフト代1000円。
八方や栂池のゴンドラと比べるとめっちゃお手ごろ感が。
まぁ、乗っている距離は比べたら短いです。


ちょっとだけゲレンデを楽しんで林間コースを第5ペアリフト方面へ。
2DSCN5999.JPG
ゲレンデをシールでちょっぴり登り返します。


第5ペアリフトが見えました。
3DSCN6005.JPG
期待していなかったお日様が♪


トップまで行くのかと思わせて登ってきたコースを下ります。
4DSCN6004.JPG
助走のため。


右手のこの雪壁を超えるために。
5DSCN6003.JPG
勢いをつけて乗り上げるのがちょっとびびりました。
これでびびってたら山スキーはできない。。。


おだやかなツリーランを楽しみます。
6DSCN6010.JPG

61517392090_2.jpg


標高差350mほど下り、尾根を1つ越えるためシールを貼ります。
7DSCN6014.JPG


少し登るとなだらか〜な場所に。
8DSCN6017.JPG
とっても穏やか。


樹林帯が切れた所でエントリーポイントです。
9DSCN6018.JPG


雪庇の上を回り込むように支尾根へ。
10DSCN6022.JPG



林道をトラバースして滑り込んだ谷で崖にあう。
11DSCN6030.JPG
滑れないこともないけど、谷が埋まりきってなさそうなので隣の谷へ登り返します。


隊長いわく。
「ネットで検索しても滑った記録が見つからない訳だ。」
山スキー向きではない谷です。



軽く登り返して隣の谷へ。
12DSCN6033.JPG
大した登りではないけど、3度目のシール登高です。


隣の谷は広くて穏やか。
13DSCN6035.JPG
視界不良時は怖いですね。


段々畑が広がります。
14DSCN6036.JPG
真ん中を滑ると段々畑ジャンプが待っています。
右岸側をトレースします。


ラストはこの送水管の横を滑って中土駅へ。
15DSCN6039.JPG

駅前にはタクシーが。
後続パーティーが呼んでいたようです。
電車でだと時間ロスが大きいですね。


車のデポ地へ行くと・・・
16DSCN6042.JPG
嫌がらせ?
除雪した雪で車を囲む壁が作られていました。


本日のルート
1517391512_1.jpg
隊長作。



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2018年01月27日

雪山アイテム スノーショベル(スコップ)はどう選ぶ?

雪山三種の神器と言えば「ビーコン」「プローブ(ゾンデ)」「スノーショベル(スコップ)」
雪崩に会った時、これらが無ければ致命的。
持っていてもヤバい事には変わりないので・・・
雪崩には合わない方が絶対いいんですねどね。

雪崩対策以外でも雪山で活躍するのは「スノーショベル」
これがあれば雪山の楽しみ方が広がります。

雪洞を掘ったり、雪のテーブルやいすを作ったり。
雪上パーティの必需品ともいえます。



私がスコップを買ったのは雪洞掘りの時。
物はブラックダイヤモンドのトランスファー3
1DSCN5963.JPG
モデルチェンジする前の旧型品です。
いい所もあり、不満もあり。
この子をベースに選び方を考えてみたいと思います。


絶対選びたい「いかり肩」

トランスファーを使って「失敗した!」と思ったのは何と言ってもこのブレードの「なで肩」
2DSCN5964.JPG



なで肩だと何が悪いか?
雪を掘る時にブレードに足を掛けられないから。

日本の雪は重たいんです。
日本海の湿気をふんだんに含んで雪の自重でも硬く締まっていくんです。


ブレードに足を掛けられない=手の力で掘る=疲れる


と言う方程式が出来上がります。

現行モデルは「いかり肩」に改良されていますね。

Black Diamond(ブラックダイヤモンド) トランスファー3 BD43031 ファイヤーレッド

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首は無い方がいい?

肩だ首だと何を言ってるのか?って感じですが・・・
シャフトを突き刺す所のブレードの「首」
3DSCN5966.JPG
トランスファーには首があります。
現行モデルも首があります。


アウトドア用品店が店頭のショベルを比較紹介した記事には
http://outdoor.gifu.jp/outdoorgear/20131227shovel-k2/
見事に首なしさんが揃っています。

シャフトの入り代で強度の差も出てくるかと思いますが・・・
ザックに入れた時にこの「首」の邪魔なこと!


ちょっと分かりづらいですが・・・
アバランチギアをザックに収納したところ。
4DSCN5977.JPG
首が内側に食い込んでいます。
首がある故にポケットの物がとっても取りづらい。
パッキングした時に内側に出っ張る首に「イラッ!」と来たり。

収納性が気になる方は「首なし」さんを選びましょう。


材質は「アルミ」

樹脂製か金属か?

海外の軽い雪ならいざ知らず。
日本の重たい雪に樹脂製はまず耐えられません。

山岳用で鉄製はまず無いと思いますが・・・
金属でも軽くて錆びない「アルミ製」がよろしいかと思います。


シャフトの形状は「多角形」で長くなるもの

シャフトの形状は丸い物や角ばっている物と色々です。
トランスファーは台形です。
5DSCN5970.JPG
このシャフトは気に入っています。

@ スリムなので携行性がいい。
A 角がある分、シャフトを握った時にグリップしやすい。
(丸いと回転しやすい)
B ブレードに差し込みやすい。

この3つ目は重要です。
楕円でもいいんですが、真円(まんまる)はやめておきましょう。
ブレードとシャフトを固定するポッチの位置が合わせづらいです。
6DSCN5971.JPG
真ん丸同士だと回転しちゃうので、穴とポッチがかみ合わず「イラッ!」
ちょっとしたことなんですが、精神衛生上、よろしくないかと。



あと、携行性を良くするためにシャフトを短くしたモデルもありますが
シャフトが短いと使い勝手は良くないです。

シャフトが短いタイプの代表格はブラックダイヤモンドのディプロイ

ブラックダイヤモンド(BlackDiamond) ディプロイ3 bd43011

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シャフトがブレードに収まるからコンパクトになります。
抜き差しもなく、シャフトをスライドさせるだけなのでスタンバイは素早くできます。

ただ、シャフトが短い分、屈んだ姿勢での作業が多くなるので腰が痛い。
てこの原理を使うには長い方が有利。



ほとんどのタイプは2段に伸縮すると思います。
ザックの収まりと自分の身長とで許容範囲を確認しておきましょう。



グリップは「T型」

グリップはT型とD型がありますが・・・
トランスファーはT型
7DSCN5972.JPG
コンパクトです。

T型はシャフトが指の間に来るので、D型の方が握りやすいです。
が、T型でもそれほど握りにくいとは思わない。
ので、コンパクトになるT型の方が私は好きです。

グリップのアレンジで鍬形になるものもあります。
7IMG_0655.JPG

7IMG_0656.JPG
雪洞の壁面づくりや狭い所での作業にいいですね。
っで、変形T型なのでシャフトが指の間に来ることなく握りやすい。
かつ、コンパクトです。


ブレードの大きさは「小さ目」で「フラット」

ブレードは大きい方が雪はいっぱい掘れますが・・・
正直、重たいです。雪が。
特に私のような軟弱者には。
小さい方が収納性もよくて軽いです。
なので、欲張らずに「小さ目」

ピットチェックをしたり、ブロックを切りだしたりする時にはブレードが湾曲したものより「フラット」な方が扱いやすいです。
また、フラットな方が、雪の上でバーナーを使うときにはカートリッジ置きにもできます。


ピットチェックの様子
8DSCN8625.JPG

ブロックの切り出し
9DSCN8616.JPG


あとはブレードの「サイドが立っている」
掘った雪を投げる時にブレードのサイドがしっかり雪を抱えてくれないと
遠くに投げたいのに近くにボソっと落ちてしまったり。

「先端が刃状」になっていると雪にも刺さりやすいですね。
サラサラ・ふわふわの雪だと関係ないですが、氷のように硬く締まった雪だとかなり違いが出ます。




今、欲しいと気になるスノーショベルは?

【オルトボックス プロフェッショナルアルミ3】

ORTVOX(オルトボックス) プロフェッショナルアルミ3

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今、一番欲しいのはオルトボックスのプロフェッショナルアルミ3。
ほぼすべての条件を満たしています。
変形T型グリップは握りやすいし、シャフトもサイドにガイドが入って抜き差しもスムーズ。
ブレード近くには握りやすいようにグリップが巻かれています。
ただ、難点はちょっと重い。790g。



【BCA RS EXT】

17-18 bca RS EXT AVALANCHE SHOVEL c1605006010 アバランチショベル スコップ 雪崩 遭難救助 ビーシーエー

価格:8,640円
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感想(0件)


そこで気になるのがBCA RS EXTアバランチショベル。
K2のレスキューショベルそのものです。
と言うか、BCAがK2グループに入ったそうな。
オルトボックスのプロフェッショナルアルミよりちょっと軽い715g。
微妙な差ですね。


1位と2位を分けた違いはグリップについているポッチ。
鍬形にして使うときのロックが変形T型の短い方についているか、長い(握る)方についているか。
BCAは長い方についていて、握った時にこのポッチが手にあたって気になる。


と言うことで「オルトボックス プロフェッショナルアルミ3」に軍配があがりました〜


オルトボックスプロフェッショナルアルミのリンク
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まことに独断と偏見で書いた記事です。
あくまでも個人の好みです。
感覚が似てるなぁと思うところがあれば、参考にしていただけたらと思います。




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2018年01月16日

おすすめスノーシュー MSRライトニングアッセント

「スノーシューの記事を書いてほしい」とリクエストがあったので・・・
書こう書こうと思いながらすっかりパウダーシーズンが始まってしまった(^^;
しかも、久々のアイテム記事です。
DSCN8718.JPG


おすすめは?

「お勧めのスノーシューは?」と聞かれたら
とりあえず「MSRのライトニングアッセント!」と答えてます。
DSCN5937.JPG



「その心は?」


「私が使っているから!」
って突っ込みが入りそうですね・・・


いや、しかし、お勧めです。
とりあえず、どんな需要にもこたえてくれる逸品だと思っています。

それは何故か?
ひとつひとつ見ていきましょう!


軽さは大事

「ライトニングアッセント」
名前の通り、軽いです。
同じMSRのライトニングでは「アッセント」より「エクスプローラー」の方が軽いですが、バインディングや爪が簡易なものになっています。


各メーカーと比較しても数年前には俄然、MSRがリードしていましたが・・・
ライトニングを真似た形状の軽いモデルが色々出てきていますね。
アトラスから出ているスピンドリフト22が最軽量モデルとか?
56cm(22インチ)モデルで1.60kg

ライトニングアッセント(女性用)
56cm(22インチ)モデルで1.68kg
80g負けましたね〜
ちなみに男性用モデルは1.81kgなので200gくらい差がついています。


あと、歩いているときの軽さも重要。
これは使ってみないとわからないんですけどね〜
ライトニングは雪抜けもいいように思います。
デッキの上に乗った雪が落ちやすいと言うこと。
他のスノーシューと履き比べた時に、同じ状態の雪上を歩いているのに違いを感じました。


サイズは?

アトラスのラインナップを見ると今まで56cm(22インチ)モデルを作っていなかったようですね。
MSRは継ぎ足し用のフローテールがあるからでしょうけど、基本的に56cm(22インチ)から。
浮力に応じてサイズ表がありますが・・・
「最少サイズを選ぶべし!」
男性でも女性用モデルでいいと思います。
実際、女性用モデルを買っている男性は大勢います。

身長180cm近くあるがっちり体型の男性も女性用22インチを買って
周りから「お前がそれ(最小サイズ)買うか!?」と突っ込まれていましたが・・・
彼にとっては浮力より軽量化や取り回しの方が重要だったようです。

女性用なら軽いのはもちろん、歩く時の取り回しもいいです。
(MSRの場合、幅が男性用より細い)
浮力は小さくなりますが、「サイズ表通りだと沈まない」と言うわけではないので。
ふかふかの深雪だと沈みます。
沈み代がどのくらいか、の差なのであまり神経質にならなくていいレベルです。

どうしても浮力を増したいと思えば、フローテールを付けることができます。

私はサイズ表で選んで25インチにしましたが、22インチにしておけばよかったと、ずぅ〜っと思っています。
高いので買い替えるには至っていませんが・・・


フレームの鋸歯

2DSCN5947.JPG

3DSCN5951.JPG

最近は似たようなデザインのものも増えてきました。
それだけ理にかなって優れていると言うことでしょう。
フレームのアウトラインで噛み込むので横ずれもしにくいです。
もちろん前後方向にも2本の鋸歯付フレームが配されています。
雪を囲い込むフレーム設計で全方向にしっかりグリップ。

また、縦にスパッと真っ直ぐなフレームなので最中雪(表面が固くて中が柔らかい)を歩く時でも
表面の硬い雪をスパッと切ってくれます。
パイプ型のフレームのスノーシューだと、表面の硬い雪を押しつぶして周りも割るので
デッキの上にやたらと雪が落ちてきて歩くのが重たかったです。
こう言うのは実際に履き比べてみないと分からないですね。


フレームの柔軟性

フレームは強くてしなやか。
強度はありながら、ねじれとかにもしなやかに対応します。
なので、傾斜地のトラバースとか地形の歪みがあってもしっかりグリップ。
歩きやすさを確保したデザインです。


ヒールリフター

4DSCN5944.JPG

傾斜が急な所で踵をサポートしてくれます。
山岳用のスノーシューにはほぼ付いている機能ですね。
これがないとふくらはぎがパンパンになります。
リフターの中央がストックや指で引っかけて持ち上げられるようになっています。
5DSCN5953.JPG
現行モデルは引っかけやすいようにリフターとバインディングの間に隙間があります。

余談ですが、雪山用のストックのグリップはスノーシューやスキーのクライムサポートが
引っかけられるようにちょっと出っ張りが付いています。
6DSCN5936.JPG


収納性がいい

7DSCN5954.JPG
バインディングのベルトが嵩張らないのでぺたんと重ねられます。
ザックに取り付けるときもコンパクトになるし、スノーシューケースにも入れやすいです。

8DSCN5962.JPG
MSRのケースにワカンも一緒に収納できちゃいます。
ちなみに、このケース。
蓋にメッシュが配されているので湿気も籠らず、ストックを取り付けるループもあります。
9DSCN5958.JPG
持ち歩くのにおすすめ♪

現行モデルは若干デザインが変わっています。


パーツが準備されている

バインディングのベルトは消耗品です。
10DSCN5937.jpg
5年ぐらいたてば硬化してきて切れやすくなるので気を付けましょう。
メーカーではベルト1本からパーツがあります。
ベルト止めのクリップも1個からあります。
ただ、硬化してベルトが切れた場合は他のベルトも寿命なので一緒に交換している方がいいと思います。
なお、パーツや修理対応は並行輸入品対策でユーザー登録必要です。
本体を購入したら、付属の登録カードをすぐに送っておきましょう。


値段が高い

これはデメリットになりますが、お値段は可愛くない!
ええ、正直高いです。
MSRライトニングアッセント、各サイズ42,000円+税
ただ、他メーカーでも山岳用高機能のモデルは似たようなお値段しています。
ええ、最上級モデルですので。
それだけの価値のあるスノーシューです。

お財布事情が・・・
と言う場合は、自分が求める機能、妥協できる機能と見比べてモデル選びをしていく感じですね。


装着性はイマイチ

もう一つデメリットを言えば、バインディングの装着はしやすいとは言えません。
慣れてしまえば、そんなに気にならないんですが・・・
11DSCN5942.JPG
ベルトが踵に1本、甲に3本。両足で計8本。
手間と言えば手間ですね〜
テープ式できゅっと引っ張るだけとか、簡単なのがありますからね。

一応、どんな靴にも対応できるってのがこの片足4本ベルト。
ライトニングエクスプローラーであればラチェット式でだいぶ楽ですが合わない靴もあるとのこと。
脱ぎ履きは楽なのに越したことはないですが「1回の山行でどれだけ脱着の場面があるか」を考えたら履きっぱなしの場面の方が多いので・・・
私としては、別にこだわらなくていいかな、ってレベルですね。
それよりも歩きやすさやグリップ力、耐久性等が優れているものがいいです。


耐久性あります

私が持っているものはもう10年ほど前のモデルなので、ちょこちょこ改良されて今のモデルの方がよくなっていることと思います。
使用頻度はそれほど高くないとは言え、まだまだ十分現役。
バインディングのベルトは2〜3年前に一度替えました。(1本150円)
それ以外に故障らしい故障はありません。
初期投資(値段)は高いとはいえ、費用対効果は高いシロモノだと思っています。


と言うことで。
おすすめのスノーシューは「MSRライトニングアッセント」の「女性用」「22インチ」です。

MSR 女性用 スノーシュー ライトニング アッセント ラズベリー 22インチ 【日本正規品】 40215

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プロフィール
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ほーちゃん
屋久島に行ったことをきっかけに山にはまりました。 ハイキングからバリエーション、岩、沢、雪、山スキーとどっぷり浸かっています。 山は楽し。
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山と海を旅し、自然をたのしむことを仕事とするグループです。
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