2020年01月09日
41w2d 入院2日目<バルーンA編>
次は夜21時にバルーン2回目をするまで時間があるので、暇を持て余していると、
朝7時からの陣痛促進剤が終わり、夫も帰宅し、お隣の人はもう今頃無事産まれてお母さんになってるんだろうな・・とか、色々落ち込んでしまう。
思えば、不妊治療の時も取り残され感があったけど、出産もそう。
予定日より早く生まれる人が現れ始めると焦り始め、予定日超えるとさらに焦り、
入院して、促進剤しても産めないと落ち込む。
未だに、出産の際のうんち漏らしちゃうのが嫌で、マグネシウム錠飲んでたおかげで、お通じあり。
もうこれで今度こそいつきても大丈夫。
四人部屋で空気のよどみも気になるし、少しでも陣痛促進したくて、晩御飯までまだ時間があったから、スーパーまで買い出しに。
1月だからもう外は暗くて、満月みながら悲しくなる。
なんか予定日過ぎてから自分がダメな気がしちゃう。
でもそういえば私はいつも給食食べるのも遅くて居残りしてたなぁ・・とか思い出す。
入院した当初、楽しみにしていた焼肉というもの。
お肉が固くて残しちゃう。
さっき買ったハーゲンダッツ。リッチミルクを買ったつもりがパンプキン。。。
もう意識朦朧だし、気持ちが落ち込んでるせいか、あまりおいしく感じない。。
一緒に買ったパイナップルも食べれない。食欲あまりなし。
家では一人暮らしのときからのクセで、常にテレビをつけているタイプなので、しんとした病室になれず・・
入院前はまってみていたドラマ「リカ」(高岡早紀さんの)を見ようとFODに登録してみる。
入院前は夢中でみていたのに、全く頭に入ってこない。
シャワールームが20時までなので、シャワーへ。
簡易のシャワールームが2つ。
昨日の入院直前、妊婦のお腹でシャワー浴びるのは最後だと思ってたのに、まさか病院で妊婦状態でシャワーを浴びるとは。
って思いながら脱衣所で着替えようとすると、ズーーーーンと突然すごい便意に襲われる
思わず脱衣所でしゃがみ込んで動けなくなり、何事かと思ったけど、今思えば陣痛。
私が常に病室にいないので探されていた模様・・。
この後の流れを説明される。
★もう陣痛促進剤の効果が切れて陣痛が遠のいてしまっているので、次は昨日よりも大きなバルーンをする。
★バルーンの名前はフジメトロ。昨日のバルーンは45mlだったのが、今日するものは150ml
★それを使うとフルモニターで常時接続しておく必要があるので分娩室で行う。
これ聞いてちょっと怖くなる。結構な危険性があるイメージが・・。
でも、とにかく今日中に産みたい!と思い、今度こそ最後になるはずの入院室の後片付けを始める。
ついに分娩室。ナースステーションの目の前。
これが何かあったらすぐ対応できるようにってことか。
私ここで産むのか・・!とドキドキする。
ていうか、この段差のあるベッドで寝れる??って違和感も。
(とか余計な心配してたけど、寝れる余裕なんて微塵もなかった。)
担当看護師さんは穏やかで優しそうな人だけど、なんか、入院病棟や、参加検診の時にいた看護師さんたちと違ってツンとして怖そうな看護師さんが多い・・。
バルーンをいれるまで時間があるのでフジメトロを検索してみる。
ネットで仕入れた情報によると、
・一気に子宮口が開くと分娩がめちゃくちゃ早くなる。
・子宮口が開かなかったら延々と拷問が続く ←
夫にLINEしたりしてる間に、ざわついていたお隣、あかちゃん産まれる。
私ももうすぐなのかな。。って、全く実感はなし。
昨日3時間しか寝てないし何もすることなく、ぼーっとしていると眠くなる。
そこに怖めの看護師さんに負けず劣らずのいつも妊婦検診でお世話になっていた怖めの女医先生が現れる。
スコープみたいなやつで中を確認していたのが、Lサイズのより開くものに変えてついにバルーン挿入。
スコープを入れる時点で既に痛い。
そこからバルーンに水を注入。150cc。
バルーンを入れて10分ほどで普段120〜130くらいの赤ちゃんの心拍が170に跳ね上がる。
バルーンを入れることによって子宮に圧がかかるらしい。
赤ちゃんもしんどいのかも・・
毎度のことながら、「寝れそうだったら寝てくださいね」って言われ、一人にされたので寝ようとしたら・・・
ビッグウェーブの陣痛がくる!!!
死ぬ︎!!!(ほどの間隔)
・
・
・
3分で遠ざかる。
まだ入れて25分。私はバルーンの方が効きやすいのか・・。
ここから時間みる余裕なくなる。
便意がしてトイレへ。
トイレに行くのもNST外してもらわないといけないのでナースコール。
せっかく取り付けた装置を外してもらって申し訳ないし、分娩室でて目の前のナースステーションの看護師さんたちがこっちを見向きもせず、無言でパソコン見てる姿も怖いんだけど・・
いつもの助産師さんとかなら、手すりもってよろよろ歩いてるの見たら
「大丈夫?!つらいよねぇ‥もう少しだよ!!」
とかいってくれそうなものを。。
一歩も進めなくてしゃがみ込んでもみんなガン無視。
看護師さんは気が強い説・・本当だ・・と思う。
何よりもトイレまで歩くのが痛すぎる。
距離にしてわずか50mもないけど、壁についている手すり(←病院の壁に手すりついているのはこの時のためかと実感)を必死につかんで5分くらいかけてなんとかトイレにたどり着く。
しかもギリギリセーフな感じで大量のガスのあと、下痢×2回・・
出産が近づくと下痢になる人が多いって聞くからついに近づいてるんだ!って思うけど、辛すぎて、、
用を足して立ち上がろうとすると、くらぁっと眩暈・・
そしてまた陣痛の波が押し寄せる・・!!!!
痛すぎて、もう立ってられない・・
しゃがみ込むけど、それもつらい・・
膝つきたい・・
でもここはトイレ・・
めちゃくちゃきれいにしてあるし、床はつるつるコーティングだけど、でもここはトイレ・・
でも痛い・・!!!
でもここはトイレ!!!
↑ これを散々繰り返してみたけど、痛みに負けて、ついに
トイレで四つん這い・・
ヨガのポーズでいうチャイルドポーズ・・!!
せめて頭は地面につけまいと手を額の下に敷くけど、とにかく痛くて意識飛ぶ。
ぎゅううぅぅ!!とした痛さで四つん這い、
少しすると、ふっと覚める瞬間があるので、立ち上がるけど、また
ぎゅうううぅぅぅ!!
って、たぶん陣痛感覚1分切ってたと思う。
トイレを流すレバーにすらたどり着きそうになったところで・・
また痛みが襲って床にうずくまる・・
を繰り返していると
今朝見たあの張り紙「絶対に鍵を閉めないでください」
の洗礼が。
がらっ!!(扉開く)
看護師さん「あ!いらっしゃったの!ごめんね〜」
トイレの床に四つん這いの私、フリーズ。
看護師さん「大丈夫〜?」
私「は・・い・・ちょっと下痢で・・」
看護師さん「そっかぁ〜ごめんね〜」
看護師さん、扉閉める。
え。
陣痛中の妊婦ってこんな目にあうの??
ってくらい、妊娠11ヵ月の妊婦、トイレで四つん這いになってるのにスルー。
この瞬間、
あかん。
ここには誰も頼れる人はおらん!!!
と思い、死ぬ思いで陣痛の合間に立ち上がり、水を流し、分娩室に戻る・・。
(また5分くらいかけてよろよろ戻る)
そして、NSTをもう一度つけてもらうためにナースコール。
唯一の優しい看護師さんが「大丈夫ですか?」とか言いながらつけてくれる。
唯一の優しい看護師さん「寝れそうですか?電気消しましょうか?」
私「あ・・寝れそうにないので点けておいてもらっていいですか?」
唯一の優しい看護師さん「わかりました。また何かあったらナースコールしてくださいね」
↑ このくだり、すごく大事。
フジメトロ(バルーン)を入れてからまだ3時間。もう10時間くらいたったような疲労感。
「促進剤入れると入院病棟では付き添いが入れないから分娩室にいくの」
と病棟の看護師さんが言ってたのを思い出す。
分娩室は夜間でも付き添い可。
でも、夫もしんどいだろうし・・
でも、一人でこの痛みに徹夜で耐えれるかな。。
と悩んでいると、
分娩室のカーテン(扉は常時あいてる)がシャッツと開き、
超冷たい看護師さん「この時間に・・・(溜息)さすがに電気けしますね」
と、全く私の様子を確認せずに電気だけ入り口から手を伸ばしてパンっと消される。
この瞬間、私のメンタル崩壊。
手術用のライトと、分娩中のお隣の部屋から漏れる光だけの真っ暗な部屋になり、NSTの数字が大きくなるとともに襲ってくる陣痛。
数分おきに骨盤が割れそうな激痛に耐えるのが辛過ぎて・・・
夜中の1時。夫を電話で呼んだ。
電話で呼んでから15分。
1時すぎてたっていうのに夫、すぐ来てくれて、腰をさすっってくれたり飲み物をくれたり、クッションを敷いてもらったり、色々してもらう。
夫がきてほっとしたのもつかの間、数分おきの陣痛は収まらないので、分娩台の上でごろごろのたうち回る。
と、モニターとつないでいる線がちょっとずれるだけでピーピーなるもんで。
同じ体制がつらくて体制買えたらすぐゆるんで、超怖い看護師さんが無言で入ってきて、モニターをつけなおして無言で去っていく・・。
今思い出しても陣痛の辛さに加えてこの看護師さんの冷たい態度が拍車をかけてた気がする。
この時、もう二度とここで産まない。。
って思った。
(後日、産後の看護師さんたちがいい人だったので思い直すけど)
夜中、ふとバルーンが抜けた気がしてナースコール。
担当の唯一優しい看護師さんが見にきてくれる。
外れてない。
ってことは子宮口もそこまで開いてない。。
はずれてないついでにトイレへ。
おしっこしたいだけなのにおしりに赤ちゃんの頭がぐんっぐんっぐんって刺激してきてて便座に座るとおしっこでない。
その合間に陣痛きてトイレの床に四つん這いでやり過ごす。
もう床汚いとかよりも痛くて眠くて意識朦朧。
尿意がmaxになるまで立っていて、出る直前だけ便座に座る方法でなんとか、おしっこはだせた。
普段から一倍よく寝る夫の眠気にピークが。
私は定期的な痛みがあるけど、夫からすると何もない暗闇の中で目を開け続けなくてはいけない苦行。
しかも、うちが陣痛に苦しんでいる間に、お隣からまた絶叫が。
でも、私は気にしてる余裕ないので、夫が
「お隣すごいなぁ」
「お隣の旦那さん廊下ですごい落ち込んでるけど大丈夫かな」
とか、話しかけるのを全部無視。というか、返事できない。
ただただ、NSTのモニターのハリが20からじわじわあがってくると、
くる!!!
って、迫りくる痛みに耐えるのみ。
少し離れたところのリクライニングチェアに座って待機する夫に「くる!くる!」って言って、NSTの数値が40.50になる激痛時におしりを抑えてもらってたけど、
さすがに私も眠気限界。
できたら寝ずに陣痛感覚縮めて産みたかったけど、痛み、眠気の限界にベッドを倒して痛くなるまでウトウトを繰り返す。
ベッドを倒すと10分感覚で激痛くるけど一瞬ウトウトはできる。
ちなみに、たまに現れる看護師さんに「10分感覚なんです」っていっても「陣痛じゃありません」って言われて意味不明。。
なんでこの分娩室周りの看護師さんってこんなに冷たいの?????
夫、もはや起きないので仕事に備えて道路が混む前に車で帰宅してもらうことに。
4時間半だけだけど、来てもらって助かった。
そんな感謝する余裕もなかったけど。
そして。
入院3日目。1月10日の朝がやってきました。
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朝7時からの陣痛促進剤が終わり、夫も帰宅し、お隣の人はもう今頃無事産まれてお母さんになってるんだろうな・・とか、色々落ち込んでしまう。
思えば、不妊治療の時も取り残され感があったけど、出産もそう。
予定日より早く生まれる人が現れ始めると焦り始め、予定日超えるとさらに焦り、
入院して、促進剤しても産めないと落ち込む。
17:00 お通じあり
未だに、出産の際のうんち漏らしちゃうのが嫌で、マグネシウム錠飲んでたおかげで、お通じあり。
もうこれで今度こそいつきても大丈夫。
17:15 スーパーまでお散歩
四人部屋で空気のよどみも気になるし、少しでも陣痛促進したくて、晩御飯までまだ時間があったから、スーパーまで買い出しに。
1月だからもう外は暗くて、満月みながら悲しくなる。
なんか予定日過ぎてから自分がダメな気がしちゃう。
でもそういえば私はいつも給食食べるのも遅くて居残りしてたなぁ・・とか思い出す。
18:00 晩御飯
入院した当初、楽しみにしていた焼肉というもの。
お肉が固くて残しちゃう。
さっき買ったハーゲンダッツ。リッチミルクを買ったつもりがパンプキン。。。
もう意識朦朧だし、気持ちが落ち込んでるせいか、あまりおいしく感じない。。
一緒に買ったパイナップルも食べれない。食欲あまりなし。
18:20 ドラマを見ようとしてみる
家では一人暮らしのときからのクセで、常にテレビをつけているタイプなので、しんとした病室になれず・・
入院前はまってみていたドラマ「リカ」(高岡早紀さんの)を見ようとFODに登録してみる。
入院前は夢中でみていたのに、全く頭に入ってこない。
19:30 シャワー
シャワールームが20時までなので、シャワーへ。
簡易のシャワールームが2つ。
昨日の入院直前、妊婦のお腹でシャワー浴びるのは最後だと思ってたのに、まさか病院で妊婦状態でシャワーを浴びるとは。
って思いながら脱衣所で着替えようとすると、ズーーーーンと突然すごい便意に襲われる
思わず脱衣所でしゃがみ込んで動けなくなり、何事かと思ったけど、今思えば陣痛。
20:00 看護師さんのお話
私が常に病室にいないので探されていた模様・・。
この後の流れを説明される。
★もう陣痛促進剤の効果が切れて陣痛が遠のいてしまっているので、次は昨日よりも大きなバルーンをする。
★バルーンの名前はフジメトロ。昨日のバルーンは45mlだったのが、今日するものは150ml
★それを使うとフルモニターで常時接続しておく必要があるので分娩室で行う。
これ聞いてちょっと怖くなる。結構な危険性があるイメージが・・。
でも、とにかく今日中に産みたい!と思い、今度こそ最後になるはずの入院室の後片付けを始める。
21:00 分娩室へ移動
ついに分娩室。ナースステーションの目の前。
これが何かあったらすぐ対応できるようにってことか。
私ここで産むのか・・!とドキドキする。
ていうか、この段差のあるベッドで寝れる??って違和感も。
(とか余計な心配してたけど、寝れる余裕なんて微塵もなかった。)
担当看護師さんは穏やかで優しそうな人だけど、なんか、入院病棟や、参加検診の時にいた看護師さんたちと違ってツンとして怖そうな看護師さんが多い・・。
バルーンをいれるまで時間があるのでフジメトロを検索してみる。
ネットで仕入れた情報によると、
・一気に子宮口が開くと分娩がめちゃくちゃ早くなる。
・子宮口が開かなかったら延々と拷問が続く ←
夫にLINEしたりしてる間に、ざわついていたお隣、あかちゃん産まれる。
私ももうすぐなのかな。。って、全く実感はなし。
21:45 ウトウトしてたら先生到着
昨日3時間しか寝てないし何もすることなく、ぼーっとしていると眠くなる。
そこに怖めの看護師さんに負けず劣らずのいつも妊婦検診でお世話になっていた怖めの女医先生が現れる。
21:50 2回目のバルーン(フジメトロ)挿入
スコープみたいなやつで中を確認していたのが、Lサイズのより開くものに変えてついにバルーン挿入。
スコープを入れる時点で既に痛い。
そこからバルーンに水を注入。150cc。
バルーンを入れて10分ほどで普段120〜130くらいの赤ちゃんの心拍が170に跳ね上がる。
バルーンを入れることによって子宮に圧がかかるらしい。
赤ちゃんもしんどいのかも・・
22:15 陣痛
毎度のことながら、「寝れそうだったら寝てくださいね」って言われ、一人にされたので寝ようとしたら・・・
ビッグウェーブの陣痛がくる!!!
死ぬ︎!!!(ほどの間隔)
・
・
・
3分で遠ざかる。
まだ入れて25分。私はバルーンの方が効きやすいのか・・。
ここから時間みる余裕なくなる。
便意がしてトイレへ。
トイレに行くのもNST外してもらわないといけないのでナースコール。
せっかく取り付けた装置を外してもらって申し訳ないし、分娩室でて目の前のナースステーションの看護師さんたちがこっちを見向きもせず、無言でパソコン見てる姿も怖いんだけど・・
いつもの助産師さんとかなら、手すりもってよろよろ歩いてるの見たら
「大丈夫?!つらいよねぇ‥もう少しだよ!!」
とかいってくれそうなものを。。
一歩も進めなくてしゃがみ込んでもみんなガン無視。
看護師さんは気が強い説・・本当だ・・と思う。
何よりもトイレまで歩くのが痛すぎる。
距離にしてわずか50mもないけど、壁についている手すり(←病院の壁に手すりついているのはこの時のためかと実感)を必死につかんで5分くらいかけてなんとかトイレにたどり着く。
しかもギリギリセーフな感じで大量のガスのあと、下痢×2回・・
出産が近づくと下痢になる人が多いって聞くからついに近づいてるんだ!って思うけど、辛すぎて、、
用を足して立ち上がろうとすると、くらぁっと眩暈・・
そしてまた陣痛の波が押し寄せる・・!!!!
痛すぎて、もう立ってられない・・
しゃがみ込むけど、それもつらい・・
膝つきたい・・
でもここはトイレ・・
めちゃくちゃきれいにしてあるし、床はつるつるコーティングだけど、でもここはトイレ・・
でも痛い・・!!!
でもここはトイレ!!!
↑ これを散々繰り返してみたけど、痛みに負けて、ついに
トイレで四つん這い・・
ヨガのポーズでいうチャイルドポーズ・・!!
せめて頭は地面につけまいと手を額の下に敷くけど、とにかく痛くて意識飛ぶ。
ぎゅううぅぅ!!とした痛さで四つん這い、
少しすると、ふっと覚める瞬間があるので、立ち上がるけど、また
ぎゅうううぅぅぅ!!
って、たぶん陣痛感覚1分切ってたと思う。
トイレを流すレバーにすらたどり着きそうになったところで・・
また痛みが襲って床にうずくまる・・
を繰り返していると
今朝見たあの張り紙「絶対に鍵を閉めないでください」
の洗礼が。
がらっ!!(扉開く)
看護師さん「あ!いらっしゃったの!ごめんね〜」
トイレの床に四つん這いの私、フリーズ。
看護師さん「大丈夫〜?」
私「は・・い・・ちょっと下痢で・・」
看護師さん「そっかぁ〜ごめんね〜」
看護師さん、扉閉める。
え。
陣痛中の妊婦ってこんな目にあうの??
ってくらい、妊娠11ヵ月の妊婦、トイレで四つん這いになってるのにスルー。
この瞬間、
あかん。
ここには誰も頼れる人はおらん!!!
と思い、死ぬ思いで陣痛の合間に立ち上がり、水を流し、分娩室に戻る・・。
(また5分くらいかけてよろよろ戻る)
そして、NSTをもう一度つけてもらうためにナースコール。
唯一の優しい看護師さんが「大丈夫ですか?」とか言いながらつけてくれる。
唯一の優しい看護師さん「寝れそうですか?電気消しましょうか?」
私「あ・・寝れそうにないので点けておいてもらっていいですか?」
唯一の優しい看護師さん「わかりました。また何かあったらナースコールしてくださいね」
↑ このくだり、すごく大事。
01:00 メンタル限界
フジメトロ(バルーン)を入れてからまだ3時間。もう10時間くらいたったような疲労感。
「促進剤入れると入院病棟では付き添いが入れないから分娩室にいくの」
と病棟の看護師さんが言ってたのを思い出す。
分娩室は夜間でも付き添い可。
でも、夫もしんどいだろうし・・
でも、一人でこの痛みに徹夜で耐えれるかな。。
と悩んでいると、
分娩室のカーテン(扉は常時あいてる)がシャッツと開き、
超冷たい看護師さん「この時間に・・・(溜息)さすがに電気けしますね」
と、全く私の様子を確認せずに電気だけ入り口から手を伸ばしてパンっと消される。
この瞬間、私のメンタル崩壊。
手術用のライトと、分娩中のお隣の部屋から漏れる光だけの真っ暗な部屋になり、NSTの数字が大きくなるとともに襲ってくる陣痛。
数分おきに骨盤が割れそうな激痛に耐えるのが辛過ぎて・・・
夜中の1時。夫を電話で呼んだ。
01:30 夫到着
電話で呼んでから15分。
1時すぎてたっていうのに夫、すぐ来てくれて、腰をさすっってくれたり飲み物をくれたり、クッションを敷いてもらったり、色々してもらう。
夫がきてほっとしたのもつかの間、数分おきの陣痛は収まらないので、分娩台の上でごろごろのたうち回る。
と、モニターとつないでいる線がちょっとずれるだけでピーピーなるもんで。
同じ体制がつらくて体制買えたらすぐゆるんで、超怖い看護師さんが無言で入ってきて、モニターをつけなおして無言で去っていく・・。
今思い出しても陣痛の辛さに加えてこの看護師さんの冷たい態度が拍車をかけてた気がする。
この時、もう二度とここで産まない。。
って思った。
(後日、産後の看護師さんたちがいい人だったので思い直すけど)
時間不明 バルーンが抜けた感覚
夜中、ふとバルーンが抜けた気がしてナースコール。
担当の唯一優しい看護師さんが見にきてくれる。
外れてない。
ってことは子宮口もそこまで開いてない。。
はずれてないついでにトイレへ。
おしっこしたいだけなのにおしりに赤ちゃんの頭がぐんっぐんっぐんって刺激してきてて便座に座るとおしっこでない。
その合間に陣痛きてトイレの床に四つん這いでやり過ごす。
もう床汚いとかよりも痛くて眠くて意識朦朧。
尿意がmaxになるまで立っていて、出る直前だけ便座に座る方法でなんとか、おしっこはだせた。
04:00 夫の眠気限界
普段から一倍よく寝る夫の眠気にピークが。
私は定期的な痛みがあるけど、夫からすると何もない暗闇の中で目を開け続けなくてはいけない苦行。
しかも、うちが陣痛に苦しんでいる間に、お隣からまた絶叫が。
でも、私は気にしてる余裕ないので、夫が
「お隣すごいなぁ」
「お隣の旦那さん廊下ですごい落ち込んでるけど大丈夫かな」
とか、話しかけるのを全部無視。というか、返事できない。
ただただ、NSTのモニターのハリが20からじわじわあがってくると、
くる!!!
って、迫りくる痛みに耐えるのみ。
少し離れたところのリクライニングチェアに座って待機する夫に「くる!くる!」って言って、NSTの数値が40.50になる激痛時におしりを抑えてもらってたけど、
さすがに私も眠気限界。
できたら寝ずに陣痛感覚縮めて産みたかったけど、痛み、眠気の限界にベッドを倒して痛くなるまでウトウトを繰り返す。
ベッドを倒すと10分感覚で激痛くるけど一瞬ウトウトはできる。
ちなみに、たまに現れる看護師さんに「10分感覚なんです」っていっても「陣痛じゃありません」って言われて意味不明。。
なんでこの分娩室周りの看護師さんってこんなに冷たいの?????
06:00 夫、帰宅
夫、もはや起きないので仕事に備えて道路が混む前に車で帰宅してもらうことに。
4時間半だけだけど、来てもらって助かった。
そんな感謝する余裕もなかったけど。
そして。
入院3日目。1月10日の朝がやってきました。
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