2010年01月30日
使い方で誤判定の可能性 インフル簡易検査キット
インフルエンザの診断に用いられる簡易検査キットについて、医師らの使い方によって誤った判定につながる可能性があることを、神戸大学医学部付属病院(神戸市中央区)などのグループが明らかにし、このほど日本感染症学会の学会誌に発表した。
グループは、同病院検査部の徳野治・臨床検査技師ら11人。季節性インフルエンザウイルスの検体を使い、国内で販売されている十数種類の検査キットのうち、8種類の検出感度を調べる実験を行った。
インフルエンザの検査キットが、十数種類もあるなんて知りませんでした!神戸新聞
実際の検査では、検体を採取した綿棒を専用容器に挿入し、ウイルスを抽出するが、実験から、抽出方法によって感度が異なるキットがあることが判明。場合によっては誤った判定につながりかねないことが分かった。容器の素材などが影響しているとみられ、徳野技師は「取扱説明書通りの使い方が大切。安易な方法での検査は避けるべき」としている。
また、正確な判定をするための条件として、綿棒は市販品でなくキットに添付の専用品を使う▽検査から判定までの時間を守る-ことなども挙げている。
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