2009年05月17日
RSVとアデノVを同時検出できる試薬が発売された
RSウイルス抗原とアデノウイルス抗原を同時に検出できる試薬「ラピッドテスタ® RSV-アデノ」が、積水メディカルから新発売となった。
この試薬は、イムノクロマト法を用いた反応時間10分間の迅速診断薬。検体は、インフルエンザの検査と同じく鼻咽頭からのぬぐい液を用いる。
RSVは冬季に、アデノウイルスは夏季にと、季節性の流行が認められているものの、年間を通じての感染が報告されており、また両ウイルスに同時感染しているケースが稀にみられる。
RSウイルスは、冬季に流行する急性呼吸器感染症の代表的な病原ウイルスであり、2歳までに一度は感染すると言われている。また、生涯に何度でも感染し、特に免疫不全患者や高齢者では重症化する場合がある。
一方、アデノウイルスも、咽頭・扁桃炎、咽頭結膜熱、肺炎などの呼吸器感染症の原因となる。咽頭結膜熱は主に夏季に流行するが、アデノウイルス感染症は、ほぼ年間を通じて発生する。
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