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2020年12月25日

年賀状

毎年暮れになると、芸能人を動員して年賀状のコマーシャルがテレビを賑やかす。

私も字を書けるようになってから何十年、何千枚書いてきたことだろうか。
今冷静に振り返ってみるに、下らないことをしてきたなと反省する。
確かに若い時から30代後半位までは、それでもよかったのである。

年賀状に心があった。
私にしても50代までは、木版に干支の動物を風刺画的に彫り友人知人に出していたものである。
しかし、ワープロがはやりパソコンがもてはやされるようになると、配達されてくる賀状に自筆が少なく
なり、裏表とも印刷の葉書が多くみられるようになってきたのである。

そんな心のない葉書は見るのも嫌であった。
ぱっと裏表を見て、印刷だけだと誰から来たかと確認することもなくゴミ箱に捨てていた。
そんなことが続くようになり、51で財団法人の職場を辞してから一切の賀状による挨拶を一方的に辞めた。
それでも、5,6年程は年ごとに減ってゆくも正月に届いた。

不義理をして申し訳ないが、それらにも一切返書することはなかった。
10年もしたら2,3人がしつこく寄越すだけになった。
20年したら1人になった。
その彼は未だに寄越す。
しぶとい人だ。

申し訳ないので、ラインで時たま近況の連絡はしている。
改めて皆さんに言いたい。
心のない賀状は偽礼である。
儀礼ではない。

虚礼である。
世は虚礼廃止に向かってゆくべきである。



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