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2020年06月11日
業務用バターの行方
コロナウイルスの影響で学校が休校となり、生乳が余っていることが話題になりました。
飲用牛乳に回せなかった分はバターなどの加工品に回して乗り切ろうとしたようです。
その影響なのかどうかはわかりませんが、先月はヨーグルトの特売が多かったように思います。
一方でバターの特売は見かけなかったですね。むしろステイホームによりお菓子作りをする人が増えたようで、バター不足になっているというニュースを見かけました。
ただ実態としては、バター不足は家庭用の話で、業務用はむしろ余ってしまっているようです。
なぜそういうことが起こるのか。私も今回初めて知りましたが、家庭用バターと業務用バターは製造ラインが違っており、家庭用バターの製造ラインを急遽増やすということは簡単にはできないようです。お金がかかるということもあるようですね。
それなら業務用バターをスーパーで売ればいいんじゃない、となりますが、これからそのようにするという話はあるようです。なぜか簡単ではないんですね。
ほとんどの学校が再開しましたし、これから夏になりますので、生乳余りは落ち着くことでしょう。廃棄などの話は聞きませんでしたし、とりあえず乗り切ったということでしょうか(売れ残ってしまった業務用バターの行方は気になりますが…)。
飲用牛乳に回せなかった分はバターなどの加工品に回して乗り切ろうとしたようです。
その影響なのかどうかはわかりませんが、先月はヨーグルトの特売が多かったように思います。
一方でバターの特売は見かけなかったですね。むしろステイホームによりお菓子作りをする人が増えたようで、バター不足になっているというニュースを見かけました。
ただ実態としては、バター不足は家庭用の話で、業務用はむしろ余ってしまっているようです。
なぜそういうことが起こるのか。私も今回初めて知りましたが、家庭用バターと業務用バターは製造ラインが違っており、家庭用バターの製造ラインを急遽増やすということは簡単にはできないようです。お金がかかるということもあるようですね。
それなら業務用バターをスーパーで売ればいいんじゃない、となりますが、これからそのようにするという話はあるようです。なぜか簡単ではないんですね。
ほとんどの学校が再開しましたし、これから夏になりますので、生乳余りは落ち着くことでしょう。廃棄などの話は聞きませんでしたし、とりあえず乗り切ったということでしょうか(売れ残ってしまった業務用バターの行方は気になりますが…)。
2020年05月26日
コロナウィルスの影響
全世界を震撼させたコロナウイルス。
日本では一旦落ち着いてきたように見えます。
まだまだ油断できませんが、いつまでも家に籠っているわけにもいかないので、
気を付けつつも経済活動を再開するという方針はやむを得ないでしょう。
このたびの自粛などにより、いろいろな業種で打撃を受けました。
農業についても、観光業などと比べれば大きくはないかもしれませんが、
ある程度のダメージは合っただろうと思います。
今時点ではっきりと現れているのが、牛の枝肉相場の下落。
4月の相場でだいたいコロナ前の3割減の価格になっているでしょうか。
豚に比べても下落が大きいです。レストランが閉まると真っ先に影響を
受けるのは牛肉、特に黒毛和牛のような高級食材、ということなのでしょう。
ですが肥育牛や肉豚については国が実施している交付金制度がありますので、
価格下落による損失をかなりカバーできる仕組みになってはいます。
(とは言え豚は交付金が出るまでにタイムラグがありそうですね。詳しくないですが…。)
お肉の相場が下がったことに伴い、肉牛の価格も下がってきました。
黒毛和牛の仔牛の相場を見ると、5月の相場はコロナ前の15%安というところでしょうか。
仔牛にも国が実施している交付金制度はありますが、こちらは
仕組み上、今回の下落を補うものにはならなそうです。
交付金が出るほどの下落ではない、ということになるのでしょうが、
計画を狂わされた農家にとっては辛い状況だろうと思います。
乳価にも影響はありそうです。給食にまわるはずだった牛乳が
加工に回るとなれば、当然乳価は下がってきます。
ただし、現状でどれくらいの影響になるかはよくわかりませんが…。
非常事態ですから、加工に回せたなら良かったと言ってもいいのかもしれません。
廃棄にはならないでほしいですね。
今後憂慮すべきは、影響がどれくらい続くのか、ということでしょう。
これはさすがに誰にも正解はわかりません。
長期化しないことをただ祈るだけです。
農家が対策としてやれることはあまりないのかな、という感じがします。
販路を広げようとしても、影響が長引けば売り先は減ってしまいますし。
日々の生産の中でいかにコストダウンができるか、ぐらいでしょうか。
下支えする制度はすでにありますから、それらを活用しながら
いかに切り抜けるか、が大事ということでしょう。
日本では一旦落ち着いてきたように見えます。
まだまだ油断できませんが、いつまでも家に籠っているわけにもいかないので、
気を付けつつも経済活動を再開するという方針はやむを得ないでしょう。
このたびの自粛などにより、いろいろな業種で打撃を受けました。
農業についても、観光業などと比べれば大きくはないかもしれませんが、
ある程度のダメージは合っただろうと思います。
今時点ではっきりと現れているのが、牛の枝肉相場の下落。
4月の相場でだいたいコロナ前の3割減の価格になっているでしょうか。
豚に比べても下落が大きいです。レストランが閉まると真っ先に影響を
受けるのは牛肉、特に黒毛和牛のような高級食材、ということなのでしょう。
ですが肥育牛や肉豚については国が実施している交付金制度がありますので、
価格下落による損失をかなりカバーできる仕組みになってはいます。
(とは言え豚は交付金が出るまでにタイムラグがありそうですね。詳しくないですが…。)
お肉の相場が下がったことに伴い、肉牛の価格も下がってきました。
黒毛和牛の仔牛の相場を見ると、5月の相場はコロナ前の15%安というところでしょうか。
仔牛にも国が実施している交付金制度はありますが、こちらは
仕組み上、今回の下落を補うものにはならなそうです。
交付金が出るほどの下落ではない、ということになるのでしょうが、
計画を狂わされた農家にとっては辛い状況だろうと思います。
乳価にも影響はありそうです。給食にまわるはずだった牛乳が
加工に回るとなれば、当然乳価は下がってきます。
ただし、現状でどれくらいの影響になるかはよくわかりませんが…。
非常事態ですから、加工に回せたなら良かったと言ってもいいのかもしれません。
廃棄にはならないでほしいですね。
今後憂慮すべきは、影響がどれくらい続くのか、ということでしょう。
これはさすがに誰にも正解はわかりません。
長期化しないことをただ祈るだけです。
農家が対策としてやれることはあまりないのかな、という感じがします。
販路を広げようとしても、影響が長引けば売り先は減ってしまいますし。
日々の生産の中でいかにコストダウンができるか、ぐらいでしょうか。
下支えする制度はすでにありますから、それらを活用しながら
いかに切り抜けるか、が大事ということでしょう。