新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
2017年10月29日
スポーツマンシップ・・・
MLBのワールドシリーズで、差別的なパフォーマンスをしたとか。MLBでは、過去に差別的な言動には、チームからの制裁が有るのだとか。1、2試合の出場停止など。
何気なく、悪気も無いのだろうが。「スポーツマンシップ」からすると、フェアプレイの基本、対戦相手(パートナー)に対する"敬意(リスペクト)"がない、と言わざるをえない。
スポーツマンとして、競技を含め社会的なルールも、厳守していくべきだろうし・・・。
メジャーリーガーの影響力を考慮すると、やはり、スポーツマンシップの実践者となって欲しい。
子どもたちには、野球を通して「スポーツマンシップ」を理解し、身につけて欲しい。
それには、「指導者」自身が身につけておかないと・・・。
(参考文献)
広瀬一郎:新しいスポーツマンシップの教科書、学研教育出版、2014
2017年10月28日
アクティブ・ラーニング
アクティブ・ラーニング(英:Active learning、日:主体的、対話的で深い学習)は、学修者主体の学習手法の一つであり、学修者が能動的(アクティブ)に学修(ラーニング)に参加する学習法の総称である。(Wikipedia)
創造的な発想は、一方的な「指導」で得られるとは思えない。「教示」で、"必要最低限"のことを伝えれば、あとは、子どもたちに、工夫させるのもいいかもしれない。
大人になって、ゴルフを始めると、いっぱい教えてくれる人はいるが・・・。きっと、教本通り、教えてくれるんでしょうが・・・。イメージが湧かないものは、理解できないし、上手く出来ない。という経験は、ないだろうか?
子どもたちだって・・・、同じなのではないだろうか?
ならば、各学年に応じた(年齢に"ふさわしい")方法で、「考える」ことを、「工夫する」ことを、基本に指導してはどうだろうか?
「指導者」も、もっと、もっと「スポーツの知識」を勉強し、交流し、指導方法を洗練すべきと思う。
まだ、"一方的な指導"を続けますか
2017年10月27日
「子どもが主役」とは・・・
「楽しい」野球をしましょうという。「楽しい」は、主観的で人によって異なる。子どもたちに聞いても、、バッティングが「楽しい」と言う子もいれば、ノックを受けるのが好きだという子も・・・。
数十年前では、空き地やグラウンドで、野球の試合をしている子どもたちがいっぱいいたと思う。私も、そのひとりだった。
"おとな"が入らない「野球遊び」が"楽し"かった。なぜなら、ゴチャゴチャ言われないし。嫌な思いもすることも無かったし。
その代わり、野球やってる"仲間"からは、エラーや凡打には、容赦ない言葉もあったり、また、ドンマイという"励まし"の言葉も。いいプレイや長打には皆で喜んだり、負けて悔しがったり。子どもたち"だけ"の世界で。
だから、人よりも"上手になりたい"と、壁にボールをぶつけ捕球の自主練習したり、素振りしてみたり。
ルールも自分たちで、工夫してたし。
アウト/セーフで揉めたり。
時には、喧嘩も、だけど、いつの間にか仲直りし、また、野球してたり・・・。
現在には、現在なりの「楽しみ方」も有るわけだから。子どもたちが、「何を」欲しているのか。「どう」するのが、興味あるのかコミニュケーションしていくことが必要なんだネ。
一方的になっちゃうと、面白くないよナ。きっと。子どもたちの工夫したもので、練習したり、試合してみるのも、いいかもしれない。
「子どもが主役」とは、こう言うことも含まれると思う。
2017年10月26日
将来の夢
子どもの将来の夢の第一位に、「プロ野球選手になりたい」があった。今もどうかは、別として、プロ野球選手、NPBに限っても、1球団70人以下で、1軍は28人。70×12=840人の内、28×12=336人が1軍で、投手を除くレギュラー6×8=48人(セ・リーグ)、6×9=54人(パ・リーグ)か。日本の野球人口は、 810万人(老若男女含む?)位だから・・・。
やっぱり、プロ野球選手になるのは、「夢」なんだナ。
ただ現実は、日本では、「甲子園」があり。高校の硬式野球では、これが「目標」なんだナ。高校で一区切りつける子が多いのかナ。
プロ野球選手は、その先だし・・・。大学、社会人でも、"競技野球"を続ける子は減るナ。
MLBの"アカデミー"は、メジャーリーガー養成だから、タレントを見いだし、「怪我させず」にスキルを上げMLBと契約していく。
現状の日本の"パスウェイ"じゃ、「甲子園」を目指すため、強豪校へ進学したいが故に、中学や高校で怪我したりして、たとえ、プロになれたとしても、陽の目を見れずに去っていく選手も。
日本の育成プログラム(現役引退後も含め)、「甲子園」、プロ野球選手への「パスウェイ」の見直しもいるかモ。
2017年10月25日
運動と勉強・・・
「運動スキル」は、脳によって制御されているという。「運動」に関わる記憶は、「繰返練習」により習得した記憶として、長期間残っているのだそうです。
しかし、筋力が衰えると、運動会のお父さんがスッ転んでしまうことが・・・。脳は覚えているけれど、身体がついてこないってことかもネ。
「運動」を習得する脳の働きも、「勉強」の時の脳の働きは、"別ではない"と言っています。
日本でも、アメリカでも、運動能力と学力は「正の相関」があるって。イリノイ州の小学校で、特にシャトルラン(持久力)の成績がいい子学力が高く、肥満の子に学力が低くなる傾向が・・・。本人の努力の問題とは思うけれど・・・。
脳には、"海馬"という"物事を新しく覚えるのに必要不可欠な部分"があります。
「運動」が知的能力を高めるという研究があるそうで、「運動」が早くうまくなるネズミさんは、そうでないネズミさんと比べ、"海馬"の細胞が分裂増殖し、長期記憶を増強されるのだとか。
人間でも、「運動」が記憶力や学力に影響するかも。
文武両道/別道など、いろいろ"考え方"はあるけれど。
「運動」することは、いい結果をもたらすと思います。
Let's enjoy baseball
あくまでも、「運動」のあと、"勉強する"ことが前提ですヨ。
(参考文献)
深代千之:知的スポーツのすすめ、東京大学出版会、p142-145、2012
2017年10月24日
「運動」のす々め
子どもたちが就学前や小学校期に、「運動スキル」を「発達」、「洗練」させることができないと、青年期、成人期に、たとえ、リクリエーションであっても、運動を楽しんだりすることが困難になるという。
「運動スキル」(姿勢制御、移動運動、操作)を「発達」させるのは、子どもの頃が一番容易だということです。
姿勢制御: バランス、回転、等
移動制御:歩く、走る、跳ぶ、等
操作制御:投げる、捕る、打つ、等
ただし、「発達」を阻害する要因が有ります。
指導者は、これらを理解し、指導計画、指導方法、指導環境の見直しを行うべきです。
1)不適切な学習による悪い習慣の蓄積
指導者の「指導力」が悪いと、なかなか上達しない上に、悪い癖が身についてしまいます。
指導者の指導方針、方法の研究は非常に大切だと思います。
2)自己意識や当惑
パフォーマンスの低さを自己軽蔑してしまったりするきとです。指導者は、子どもを観察し、適切な声かけ、励ましが必要だと思います。
3)恐怖
怪我や仲間に"笑われる"という「恐怖」です。当然、指導者が、笑ったり、出来ないことを罵倒するなど、もってのほかです。「楽しく」皆で、スキルを高め合う「環境」を、指導者は作るべきだと思います。
(参考文献)
D L ガラヒュー:幼少年期の体育、大修館書店、p.57-59、1999
2017年10月23日
思い通りには・・・
選挙も終わり・・・。新しい政党に"風"が吹くと思ったら・・・。思わぬ"逆風"が・・・。何気ない"一言"が、思わぬ結果を導くことがあるんだナ。
"排除"は、まずいな
指導者の采配においても、同じことが有りそうだ。野球技術の「習熟」の度合いは、同一学年でも、一律には上がっていかない。「個人差」があり、もしかしたら、中学、高校で「習熟」の度合いが上がってくることだってある。
「今だけ」をみるから、今ある程度"でくあがっている子"を酷使して、最悪、潰しちゃうんだね。学童野球の間に、身につけていくべき技術を無視し、目先の「勝利」に走ってしまうことが、「問題」だと思う。
ルールを見直し、全員出場、リエントリー有りでもいいじゃないか。
練習試合と公式戦は違う。全員に、公式戦の緊張感、達成感を味会わせてあげることも、指導者には必要だと思う。
指導者の指導者哲学/ポリシーを、子どもを"排除"する、采配はやがて、無視されちょうヨ。
2017年10月22日
年齢別に・・・
体操、フィギュア、卓球等、アーリースポーツは、低年齢から本格的なトレーニングをするという。
一方、野球はどうか。年代に応じて、段階的な「育成」を考えたい。"遊び"から入って、上手になりたいから練習し、その成果が上がってくると「楽しく」なってくる。上達のスピードは、「個人差」があり、人それぞれとなる。皆、一律の上達することは、マレだと思う。
"どこまで"やれるようになるか。「目標」設定がいるよネ。
無い物ねだりしても、チームのパフォーマンスを優先した指導は、少なくとも、学童の間には必要無いと思う。それよりも、「今」身に付けておくべきこと、1年後には、卒団するときまでに、身につけたいものが明確になっているだろうか?
次のステージで、身につけたいものはと。確実なステップアップがあるのがいい。(と、思う。)
年齢に応じた体力、心理的な特性に応じたプリグラムを考えたい。
2017年10月20日
投手の疲労・・・
投手の肩、肘の怪我を起こさぬように、各チームの指導者は工夫している。複数の投手で、決められた球数で継投したり。疲労から、フォーム崩すと、バランスが崩れ、怪我をする可能性が高くなるのだそうだ。
じゃ肩は、疲労するのだろうか?
「リリース時のボール速度が大きい人は、手首の速度が最大になった後のボール速度の増加が大きいことが明らかになっています。」リリース直前に「ボールをひっかく」ような指先の動きが"球速"に大きな貢献をしているとのことである。
これを実現するためには、ある程度の「握力」が必要になる。
だから、「握力」が低下すると、ボールに十分な回転を加えることができなくなる。投手の疲労は、「握力」の低下で判断してもいいのかもしれない。足腰の筋力も大切だが、「握力」の筋持久力をつけるトレーニングも必要なのでは、ないだろうか?
(引用文献)
深代千之:知的スポーツのすすめ、東京大学出版会、p.90-93、2012
パスウェイ
有名国立/私立大学へ進学を希望する子は、小学校から進学塾に通い、目標の大学への進学率が高い中、高校へ進学する。そして、大学へ、社会へと。従って、大学受験は、小学校から始まってるともいえるかモ。
スポーツの世界でも同じで、野球なら「甲子園」でプレイしたければ、小学校から"強い"学童野球チーム、中学では"強い"クラブチームから、「甲子園」出場の常連校への進学を目指すのだろう。勿論、これは「甲子園」を目指す"pathway"の一部で。
日本の野球において、高校の全国大会(春、夏の甲子園)出場、及び、そこでプレイすることが、「目標」となっている。
しかし、指導には一貫性がなく・・・。
1)学童野球(硬式、軟式)
2)中学部活、クラブ(硬式、軟式)
3)高校部活
と、3段階で別々の「指導者」の指導を受けることになるんだネ。また、中学から、高校へは、受験があり。大多数の子は、成長期の大事な時に、半年間、身体を動かす機会が減り・・・。
高校の指導者も「甲子園」の出場、好成績が目標だから、選手を消耗品にしたり、試合に出られない子も・・・。(これは、学童野球も、中学でもありそう。)それでも、部員100名超える高校に行くの。
こう言うのでいいの?
高校の部活野球で、「甲子園」を目指さなくてもいいし、クラブチームがあっても、高野連の試合も、オープンにしたり、地域リーグを作ったり。ルールも、全員出場、リエントリー有りが有っても・・・。
サッカーのカズは、高校中退してブラジル行ったし・・・。
マック鈴木だって、いきなりMLB挑戦したし。
将来、NPB、MLBを目指すなら、別のの"pathway"でも・・・。