新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
2017年10月09日
成功の秘訣
完璧な"勝利を得る方法"とは何だろう?そもそも、そんな"方法"って、あるのだろうか?
ラッキーな勝ち方もある。相手のミスで勝つこともある。相手に"ミス"を誘発させる方法を使ったとは思えない。
結局、「何があるか、わからない。」のだから、やれることは、「練習から」やっておくべきなんだナ。
(チームを成功に導く6つの条件)
1.勤勉に努力していること。
2.情熱をもっていること。
3.精神面、肉体面、道徳面でのコンディションが万全であること。
4.基本に忠実であること。
5.チームに貢献する気持ちを持っていること。
6.細部にまで注意が行き届いていること。
(引用文献)
J.ウッつデン:育てる技術、ディスカバートゥエンティワン、p.64,、2014
2017年10月08日
コーチング哲学
采配、チームビルディング、指導方針、指導y方法の基本は、「指導哲学」だと言う。
レイナ−・マートンの「スポーツ・コーチング学」は、ASEP(American Sport Education Program:コーチング原理コース)や、大学のコーチング入門コースの教科書だそうだ。
先ず初めに、「指導哲学の確立」を述べている。指導者(監督、コーチ)の哲学を明確にすることをいっている。なぜなら、すべての「思考の基本」となるからだネ。
「自己認識」から、始めていくのだ。"私は誰なのか?"
自己を振り返る"時間"をつくり、上記画像の「質問」に答え、「自分自身を知る」ことから始めるのも、いいかもしれない。
常に、自分自身を振り返ることが・・・、大切だよネ。
「コーチング哲学」を確立しよう
(参考文献)
R.マートン:スポーツ・コーチング学、西村書店、2013
2017年10月07日
上下関係では・・・
日本と外国とでは、色んなことに「文化」の違いがある。日本では常識であっても、他国では非常識になる。また、その逆が存在する。
当然だよネ
一番良いモノをインポートすればいいんだよネ。
日本の良いところ、外国の良いところをリンクしていけば、素晴らしいモノが出来上がっていかないだろうか。
スポーツ指導も「文化」のひとつと思う。日本の常識のなかでは、新しいモノを造り出していくのは難しい。
外国の方法を調査し、日本に"無いモノ"を取り入れていってはどうだろうか?日本の文化に適応させて・・・。
また、改めていくべき文化もある。
日本のスポーツ指導の根本であろう「師弟関係」を見直したい。
指導者と選手の「上下関係」を見直す"時代"では、ないだろうか。
指導者と選手が、同じ土俵で、お互いに「議論」できる"関係"を作っていこう
2017年10月06日
コーチと選手
日本独自の武道は、師弟関係を結んで、技を伝授してきた。免許皆伝なんてネ。
西洋スポーツでも、指導者と選手の関係に「師弟関係」が存在するのだろうか?
文明開化から150年経った、今でも、指導者は「師匠」で、選手は「弟子」の関係があるような気がする。要するに"上下関係"で、運動を教示することで、成り立っている。
だから、選手(弟子)が、指導者(師匠)の指導通りにやらなければ罵声・・・。
こう言う「関係」を無くしたいよネ。
学童だろうが、中高生だろうが、一般であろうが。
"個性"を大事にするとは、なんなのか。
自分の「コーチング哲学/ポリシー」をしっかりも持つことから、始めてもらいたい。
指導者のライセンスの要/不要を論じるつもりは無いが、「コーチング哲学/ポリシー」は、人に聞かれれば、答えられるようには、してもらいたい。
それを聞くことは、「チーム選び」の決め手になると思う。
どうだろうか?
2017年10月05日
模倣から・・・
どうやったら、人よりも速い球が投げられるのだろうか?どうやったら、人よりも遠くに打球を飛ばせるのだろうか?
成功している人を観察し、真似てみるのもアイディアのひとつかもしれない。
しかし、真似で止まっていて"上達"するだろうか?
プロ野球選手のフォームを真似ても、速い球、遠くに打球を飛ばすことは出来ないと思う。体形も違えば、骨格だって、ひとつとして同じものはないのかもしれない。
ただ、ヒントにはなるかもしれない。
やはり、自分なりの「工夫」が大事なのではないだろうか。
こうしてみよう、ああしてみようと、工夫する時間を子どもたちに与えているだろうか?
手取り、足取り、やらせてみて、「ダメ出し」や上手くいったときに「褒める」ダケになってないだろうか?
「シンキング・タイム」、「ノー・コーチング」で、子どもたちの「工夫する時間」や、「試行錯誤する時間」を与えているだろうか?
今日、教示したことは、「いつ」出来れば良いのだろうか。明日なのか?
子どもたちのひとり、ひとりの特性を考慮して練習計画と「実績」を記録し、次の「課題」、「問題」を明確にし、「問題解決」できる練習にしたい。
成功している人のフォーム等は、個人的特性により形つくられてくるもので、それをヒントに模倣から、「自分に合った」フォームを創意工夫し身に付ける努力が大事だと思う。
(参考文献)
金子明友他:運動学講義、p.67-75,大修館書店、1990
2017年10月04日
怒りの矛先は?
野球の指導で、なぜ"、怒り"が出てくるんだろうか?指導者の思い通りにならないからか?
人生、自分の思い通りになるわけないし。まして、他人が動いてくれる訳もねぇし。
そう考えると、選手が試合(公式、練習)で、バントや盗塁等のプレイを失敗することは、「想定内」でなければいけないよナ。
策を講じて、皆、成功するという考え方こそ、「ヘン」なのかもしれない。
まして、失敗した選手を怒鳴りつけたりして。
サインを出した、自分にダメ出しではないか
練習で、100%出来るから、試合でできるとは限らない。ブルペンで、球が走っているから、試合で抑えられるとは限らない。
だから、「野球」って面白いんだよネ。
何が起こるかわからない"モノ"なのだから。
打つ手は、次の次の次まで「考えて」おこう。
選手を信じて、サインを出す。
たまたま成功/失敗したぐらいに考えよう。
(選手には、限りなく成功率100%を目指す練習課題があるよネ。)
怒りの矛先は・・・、選手なのだろうか?
「自分」だよネ。
2017年10月03日
ハイテク
ハイテクを用いたスポーツ分析は、あらゆる競技で行われている。バレーボールでは、コーチングスタッフに、アナリストと呼ばれるコーチも。
今の活動量計には、GPS機能もあり、走ったコース、距離、心拍数、血圧などを記録できるものまである。
昨年の「日本野球科学研究会 第4回大会」のなかで、ウェアラブルセンサーを用いて、緊張度を定量評価する発表があった。
「心拍数」から、運動強度によるものと、試合局面での心理的緊張による「心拍数」の変動をとらえるという。
試合での緊張度を計ることができ、選手それぞれの特性を把握できる。緊張度とパフォーマンスの影響等が分かるんだナ。緊張している状況から、「平常心」に戻すにはどうすれば良いかや、適度な緊張度をキープするためにはどうすれば良いか等が、次の課題か?
練習時に、試合の緊張感を出すのは難しいと言われるが・・・。
試合中/練習中に、「適度な緊張度」に戻せることができたら、いいね。
(参考文献)
井尻哲也他:ウェアラブルセンサーを用いて試合中の緊張量を定量評価する、日本野球科学研究会第4回大会報告集、p.64-65、2016
2017年10月02日
フォームについて
スポーツ医学検定テキストで、肩、肘の障害予防で、フォームの矯正があった。投げ方に問題があるんだろうナ。
私も、最近、ジョギングを始め、膝を痛めて・・・。
やはり、"走り方"(フォーム)に問題があるんだろうナ。(加齢も多少関係しているかモ。)
どこか、バランスが取れていないために、膝にストレスがかかってしまうんだろう。他にも原因があるのかもしれんし・・・。先ずは、「フォーム矯正」なんだろうナ。
Nicholasは、「リンケージ」という概念で、ある部位の障害について述べている。
障害を起こした部位の近位、遠位の部位の機能変化が起こり、二次的に、呼吸循環器系にも、神経血管系にも影響が生じたり、ある部位の障害が体の離れた部位の障害に起因して発生することもあるのだとか。
成長期の子どもの骨にある「骨端線」にストレスがかると、障害が発生するのだろう。肩などは。
肘は投球時のアクセレーション期にみられる肘関節の「外反」が肘にとって「異常運動」といわれている。
野球の投球動作は、「肘関節」にとって、"非生理的な運動"だから、対策として、非生理的運動に耐えられる肘を作り上げろというのか・・・。別な対策として、投球を制限せよとか・・・。
この辺りの研究成果を、公開して欲しい
フォーム矯正だけでは、解決しないこともあるのだろうか
(参考文献)
桜井伸二:投げる科学、p.222-235、大修館書店、1992
2017年10月01日
まだまだ・・・
高校の子どもの練習試合を観に行った。
おっかない監督は、いるんだねェ。吠えてました。もちろん、相手チームですが・・・。
普段の指導を、観ているわけではないので、監督さん自身の「コーチング哲学/ポリシー」は、わかりませんが。(きっと、いいオヤっさんなんだと思います/思いたいですが・・・。)
あまりにも、一方的に怒鳴り付けるので、選手たちの「自主性」もへったくれもないよナ。
その監督さんと私は、同年代かナ。もう、こう言うスタイルの指導は、終わりにできないだろうか?
アンガーマネジメントが必要なんだろうか?
こう言うスタイルの「指導」を受けた選手たちが、「指導者」になったら、同じことをするのだろうか?
選手たちには、「反面教師」として、このような指導はやめてもらいたい。
もう、「マフィヤが野球を指導してる」と言わせるようなものは、日本から排除しよう
2017年09月30日
子どもたちだって
成長期の子どもに、ボールをつかんだり、「投げる」ことを"経験"することで「脳」が刺激され、「思考」、「認知能力」と運動発達するのだという。
ここで、注意しなければならないのは、「自由」に投げさせてみることだと思う。
「上手な子の動作の「観察」し、「真似」して、自分に合うように「工夫」する。」ことを指導している。
コーチが、お父さん/お母さんが、"こうやれ、あぁやれ"では、・・・。
面白くない
大人になって、ゴルフを教えてくれる人がいっぱいいて、色々教えてくれるけど、有り難いけど・・・、「ちょっと、黙ってて、好きにやらせてヨ」と思うことがあるよネ。
子どもたちだって・・・。同じだよネ。
結局、"あれやれ、これやれ"じゃ、運動能力も、技能も伸びないんだナ。
コーチが、投球、打撃動作を見せるのが良いと。(インストラクト)
子どもたちの発達/変化の様子を、見逃さないように「観察」して、声かけしていきたい。
「楽しく」練習できる「環境整備」を作っていきたい。
(参考文献)
ベースボール・マガジン社:ベースボールクリニック、2017.10、p.64-66、2017