2017年10月05日
模倣から・・・
どうやったら、人よりも速い球が投げられるのだろうか?どうやったら、人よりも遠くに打球を飛ばせるのだろうか?
成功している人を観察し、真似てみるのもアイディアのひとつかもしれない。
しかし、真似で止まっていて"上達"するだろうか?
プロ野球選手のフォームを真似ても、速い球、遠くに打球を飛ばすことは出来ないと思う。体形も違えば、骨格だって、ひとつとして同じものはないのかもしれない。
ただ、ヒントにはなるかもしれない。
やはり、自分なりの「工夫」が大事なのではないだろうか。
こうしてみよう、ああしてみようと、工夫する時間を子どもたちに与えているだろうか?
手取り、足取り、やらせてみて、「ダメ出し」や上手くいったときに「褒める」ダケになってないだろうか?
「シンキング・タイム」、「ノー・コーチング」で、子どもたちの「工夫する時間」や、「試行錯誤する時間」を与えているだろうか?
今日、教示したことは、「いつ」出来れば良いのだろうか。明日なのか?
子どもたちのひとり、ひとりの特性を考慮して練習計画と「実績」を記録し、次の「課題」、「問題」を明確にし、「問題解決」できる練習にしたい。
成功している人のフォーム等は、個人的特性により形つくられてくるもので、それをヒントに模倣から、「自分に合った」フォームを創意工夫し身に付ける努力が大事だと思う。
(参考文献)
金子明友他:運動学講義、p.67-75,大修館書店、1990
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