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2017年06月25日
指導者なら・・・
コーチングの講習を、会社の研修で受講したことがある。と言う人も少なくないと思う。
講習を受け、現場で、「それ」を活用していることが、大切なんだと思う。
スポーツの技術は、そのスポーツをやって来た人ならば、「誰でも」指導できる。やって来た人じゃなくても、本や、Webでググれば、技術情報は、世界中から、動画や画像付きでゲットすることが出来るし、"指導"も出来る。
指導者で大切なのは、子どもたち(選手)の目標に導くこと。
「やる気」を無くさせる「指導」(言葉、態度等)は、どうなんだろう。
「言葉」を使い指導していくのだから、「暴言」は、要らないでショ。
指導者も「目標管理」が必要で、チームのレベル、各子どもの特徴や、レベルに応じた指導を、「確実」に現場で実施しようと、「私」は取り組む努力をしています。
日本体育協会公認スポーツ指導者養成のカリキュラムでも、指導者の役割、心理学を勉強することができるますヨ。
(共通科目T)
・指導者の役割T
(共通科目U)
・スポーツ心理学T
(共通科目V)
・指導者の役割U
・スポーツ心理学U
2017年06月24日
指導者も世界へ・・・
オリンピックの正式種目の球技で、金メダルを獲得した「男子」こ競技は、ミュンヘンオリンピックでの「バレーボール」だけです。
「嘘つけ、野球はロスオリンピックで、"金メダル"取ったジャン」と、突っ込まれそうですが。
しかし、
あれは、公開競技で、かつ、日本は予選敗退(台湾に敗れて・・・)。
出場権がなかったんだよネ。
LAオリンピックの出場は、ソ連のボイコットで、キューバも出場を取り止めたおかげで、「出場」できたもので・・・。
(でも、金メダルを獲得したのは立派)
日本の男子の球技では、「野球」が世界レベルなので、オリンピックで正式種目になれば、上位入賞が可能なんだよネ。
WBSCの世界ランキング、野球は「男女とも」1位だし、ソフトボールも女子は1位、男子2位。凄いジャン
女子野球は、ワールドカップ5連覇だもんネ。
この成績に見あった、野球/ソフトボールの「指導者」が日本にいる。
と言い切って問題ないよネ
サッカーは、サッカー強豪国から、代表監督を呼んでくるけれど。
選手として、大リーグで活躍する「選手」は出てきたが・・・。
監督、コーチ、指導者としては「どうなん?」
2017年06月23日
指導方法の"継続的改善"
「できない子」を何とかしてあげたい。
指導者ならば誰でも、そう思うだろう。
そして、
"「どのように」指導すれば良いのか"、という問題に突き当たる。
人の運動は"分解"するものではなく、全体的に把握することが必要だと言う。
人が学習するスポーツ運動のすべては、「習得性」の運動なのだそうだ。(後天的に、経験しながら、身に付ける運動なんだって。)
だから、
どんなに複雑な「動き」であっても、細かい「段階」を追って指導すれば、「日常的な動き方」の"積み重ね"で、必ず出来るようになるのだと。
新しい運動を出来るようにさせるためには、「指導の手順」が大事なのだ。
「動き方」の変容は、「順序性」がある。その順序は、入れ替わることはないのだ。
どんなスポーツ運動でも「順序性」が存在するのだと。(進捗は、"個人差"があり、人それぞれだけど。)
指導計画(何から始め、次にはこれを・・・)が、必用なんだネ。(会社員なら、"いつまでに"が問われるよネ)
初心者や子どもたちが「上手にならない」のは、やはり、"指導者"の力量(品質ISOみたい)不足と、謙虚に受けとめ、技術の研究や"コーチング手法"の勉強もいるネ。
指導方法の「"継続的"改善」を
(引用文献)
金子明友他:運動学講義、大修館書店、1990
2017年06月22日
コーディネーション運動
運動を行うには、筋力や持久力のエネルギー系と関節の可動性が必要である。
ある目的を達成させるためには、運動を調整することが必要になってきます。運動調整は、神経系によるもので、神経系による運動の調整能力を「コーディネーション」と言うのだそうだ。
身体を上手く制御したり、滑らかな動きを実現する「コーディネーション能力」を開発する「コーディネーション運動」があります。
就学前後の子どもたちに、この「コーディネーション運動」を取り入れ、動きの基を作っていくことが、あらゆる「競技」の基本になると考えます。
(参考文献)
東根明人:体育授業を変えるコーディネーション運動65選、明治図書、2006
日本体育協会:公認ジュニアスポーツ指導員養成テキスト、第6章コーディネーション能力を高める運動の必要性
2017年06月21日
指導者の言葉
運動学習において、指導時の問題に「教えすぎ」がある。
指導において、「言語」を使用した指導が中心となる。
しかし、研究結果から「技術の客観的な説明として言語教示は一般に考えているほど有効ではない。」とのこと。グダグダ説明するよりか、簡潔に、短く説明し、デモを見せる方が良いのだそうだ。
選手たちに、動きの"イメージ"を引き出すような「言葉」、感覚的・直感的に理解できる言葉が良いそうだ。
・比喩
・擬似語(オノマトペ)
ミスターだな。
・リズムをとる言葉
運動の指導時には、「目標(目的)」があり、その運動が、目標と差異(悪い意味で)がある場合、「修正」を指導し、目標を達成する、こういうのを「フィードバック」って言うんだネ。
この時の「言葉」が、大事なんだと思う。
失敗や上手くいかない子どもたちに、「下手くそ」、「バカ野郎」等の言葉を浴びせかける監督、コーチがいるけど・・・。
こういう監督、コーチこそ、コーチングが「下手くそ」なんだよネ。
だって、運動修正の「情報」を子どもたちに与えていないもン。
指導対象の個人的特徴や年代的な身体特性、心理的特性、また、性差等考慮した「コーチング」が必要なんだよネ。修正する「情報」を与えられるように、一人一人よく「観察」しよう。
(参考文献)
杉原隆:新版 運動指導の心理学、大修館書店、2008
日本体育協会公認スポーツ指導者養成テキスト共通科目U 第3章スポーツ心理学T、p.52-76、2015
2017年06月20日
共感し、まねてみよう
脳科学で、「ミラーニューロン」なるものが発見された。
「サルがピーナッツを取って食べる運動をしているときに活性化するニューロンが、サル自身でなく、実験者がピーナッツを食べるのを見ているときも、同じニューロンが活性化している。」と言う。
「ミラーニューロン」が、発見される前、スポーツ運動学では、選手がプレイしているのを見ると、自分がプレイしていることと同じになる同時体験があるんだって。これを「運動共感」と言うらしい。(マイネル)
この「運動共感」が、脳科学的に証明されたのかな。
しかし、
他人の運動を見ていても上達はしないよナ。
だけれども、
他人の運動をただ見ていても、共感は誘発されるのだから。
観察し、共感しながら、模倣することも大切な能力なんだと思う。
他人の「良いトコロ」をまねてみよう
(引用文献)
金子一秀:スポーツ運動学入門、明和出版、2015
金子明友他:運動学講義、大修館書店、1990
(参考文献)
マイネル:スポーツ運動学、大修館書店、1981
2017年06月19日
複数競技
高校野球、夏の選手権地方大会の抽選が行われています。
この時期、登録選手20名から外れた3年生は、ほぼ引退ということになる。大抵は、練習のサポートに回り、試合ではスタンドで応援ということになる。
学校によっては、登録選手に外れた3年生同士で、引退試合をする学校もあるようだ。
登録選手に入れなかった選手でも、もしかしたら、他の競技では"すごい"記録なんか、出せる子もいるんじゃないかと思うことがある。
そう、簡単にはいかないのかナ。
少子化で、競技人口が激減している競技もある。人気のある競技に人が集中すればするほど、その傾向が見られる。通年、同一競技で良いのかと思うことがある。複数の競技を「体験」することも、掛け持ちがあっても・・・。いいと思うが。
選手の可能性を広げる取り組みがあっても、良いような気がする。色んなパスウェイがあってもいいと思う。
2017年06月18日
どこまで・・・
敬意に欠けた「25得点」 スペインでユースチームの監督が解任
スペインのユース(10-11歳)のサッカーのお話。
「プレーしていたのは小学校の子供であり、我々はゴールを奪うことよりも、価値判断というものに優先順位を置いている。我々はライバルであっても敬意を払うように努めており、対戦相手にはもっと敬意を示すべきだった」とコメント。
良い、悪いではない。「ポリシー」の問題だと思う。
日本では、「手を抜かない」ことが、相手への敬意というのがほとんどかと思うが。逆に、大差がついた試合で、控え選手で戦うことの方が、「失礼」となるように思える。
指導者の「コーチング哲学」に依存すると思うが。
日本では、どうだろう?
国際ゲームでは、必要なのか?
(得失点差で争う大会ではないナ)
2017年06月17日
これからの季節
ナショナルトレセンで、事故があり30針の大怪我をしたと。
これから、暑い夏。熱中症、野外なら、落雷等「安全管理」をしっかりしないと、「事故」を防げないのではなかろうか。
リスク管理は、スポーツ保険だけではなく、正しい知識を「指導者」は、身に付けておくべきと思うが、どうだろう?
施設のチェックは、指導者テキストにあり、構築物(グラウンド、体育館、コート等)、用具、設備の点検の必要を示されている。
練習や試合前、グランドの石なんか取り除きますよね。雷の音がしたら、スマフォで雨雲レーダーで確認、避難が必要だよネ。
「運動施設の点検 スポーツ活動の前に運動施設の点検をしておくことは、練習の効果を上げるためにも、安全の確保のためにも、指導者にとって欠かせない作業となる。・・・」
「施設の不備に起因する事故等があった場合、指導者としての責任は免れず、スポーツ指導継続の機会が失われたり、子どもたちのスポーツの機会を奪うことになりかねない。」
「スポーツ活動の安全に大きな係わりがあるのは、運動する場の表面、体育館の床やグラウンドの状態である。」
(引用文献)
日本体育協会:公認スポーツ指導者養成テキスト共通科目T、p.117-122、 2013
(チョッと古いか)
2017年06月14日
アンガーマネジメント
サッカーのコーチが、選手に暴力をふるい、高校のコーチを解雇されたようです。
サッカーだから、指導者資格をきっと持っていると思う。それなりの「コーチング」の講義を受講すているハズである。
暴力(言葉も含む)は、いけないことぐらい知っている(ハズ)
なぜ、怒り、暴力へと行動するんだろう?
30代のコーチだったという。
この年代も、古い指導を受けて来たんだろうか?
全国大会出場等、好成績を求められていたんだろうか?
「好成績=自分の評価」だったんだろうか?
しかし、"やるのは子どもたち"であり、監督、コーチは、それをサポートするのであるから・・・。
もう一度、各々の「コーチング哲学」を見直すべきだと思う。
「コアビリーフ」なる「判断の価値基準」を基に、事象の意味付けを行うという。
このコアビリーフを把握し、を修正していくのだと。
そもそもコアビリーフは、人それぞれだと思うが・・・。他人の「価値観」を尊重しないから、ヘンな感情が沸き上がって来るのではないだろうか。
他人を「受け入れる」ことから、始めるのも良いような気がする。
子どもたち(大人も同じ)、一人一人違うんだシ。
コーチング哲学にも必要かと・・・。
(参考文献)
安藤俊介:アンガーマネジメント入門、朝日文庫、2016