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2017年07月06日
暑さ対策
高校の頃、猛暑日(1日の最高気温が35℃以上の日)なんてあったかナ?
昨年(2016年)、八王子市で、猛暑日が4日、真夏日が55日とのこと。甲子園の近くの神戸市では、「猛暑日」が10日、真夏日62日、平均気温が30℃以上が9日、最低気温25℃以上が50日だって。(「気温と雨量の統計ページ」より)(https://weather.time-j.net)
どこかの高校が、この時期、暑さ対策で、マスクとウインドブレーカー着てランニングしてたけど・・・。気をつけてね
夏の練習では、「熱中症」になる確立が高いことを前提に、その日の体調や、水分補給、水分だけでなく「塩分」も補給しましょう薄着(Tシャツ)での練習もいいね。
WBGT高価だけれど、気温管理も「子どもたちの健康管理」のため、準備しておくことも「リスクヘッジ」と思う。
夏休み、夏合宿、練習だけでなく、仲間との絆も大切。
「ご安全に」
2017年07月05日
自分のモノにしてみよう
2017年07月04日
指導者の言葉
運動嫌いになったきっかけとして、「恐怖」、「能力」に関するもので、約4割を占めると言う。
・恐怖
水泳で溺れかけた
ドッジボールでの突き指
ハードルで引っかけ転倒、打撲
・能力
一生懸命頑張ったが、成功しなかった
(水泳、かけっこなど)
皆と差がつき、恥ずかしく惨め
怪我や痛い目をすると、引いてしまうのかナ。
なんとか「頑張ろう」と努力をするが、目標や動機を満足できず、「嫌い」になってしまうようだナ。
周りの環境もあるのかもしれない。
また、指導者のキツい一言だけでなく、何気ない一言でも、「心が折れる」のかもしれない。
こういう子どもたちを、何とかしてあげたい。
多少時間は、かかるのかもしれないが。
そのために、「コーチング」があるんだもんナ。
(引用文献)
杉原隆:新版 運動指導の心理学、大修館書店、 2008
2017年07月03日
「楽しい」ですか?
勉強も、スポーツも、興味や好きにならないと、なかなか上達しない。ましてや、イヤイヤじゃナ。
運動は、自分でできる「イメージ」など、感覚的なものがないと、うまく身体を動かせないのかナ。低学年の子どもたちを観ていて、そう感じる時がある。
身体を「上手く」動かすこと。これを、説明するのは難しい。失敗など気にせず、数こなして、自分なりの"感覚"を見つけ出すことが、大切なんだろうか。
そこには、成功させようとする「目標」をしっかり持ってないと。小さい子らは、飽きちゃうナ。
だから、おもしろ、おかしく運動することも、大切なんだよネ。
子どもたちも、好きじゃなければ、「上達」しないけれど、指導者も「楽しく」なければ、指導力は上がっていかないのかモ。
好きよりも、「楽しい」
と思わないト。
子曰、
知之者、不如好之者
好之者、不如楽之者
子曰く、
「ものごとを知識として知っている(だけの)者は、これを愛好する者におよばない。
(さらに)これを愛好する者は、楽しんでこれと一体になっている者にはおよばない」と。
2017年07月01日
コミュニケーション
子どもたち(選手)とのコミュニケーションを通して、子どもたちに「考える習慣」をつけることが期待できる。
低学年の子どもたちだって、「考える習慣」は大事だよネ。「失敗」でも、「成功」しても、「どうすればいか?」「何が良かったの?」で、皆で、情報共有するのって、必要だと思う。
「質問」を主体に、「傾聴」するコミュニケーションが、コーチングだとも言えるのかも。
「考える習慣」こそ、「問題解決」を養えるのだナ。
子どもたちと「会話」しているだろうか?
子どもたちと、お互い"どこまで"理解しあっているだろうか?
コミュニケーション(「会話」)なくして、意思の疎通はできないよナ。
朝の挨拶から、「コミュニケーション」しよう
(引用文献)
山崎啓支:実務入門NLPの基本がわかる本、日本能率協会マネジメントセンター、2007
(参考文献)
藤代圭一:子どものやる気を引き出す7つのしつもん、旬報社、2017
2017年06月30日
言い方ひとつで・・・
NLP(Neuro-Linguistic Programming)
「神経言語プログラミング」と訳され、五感と言葉が、脳のプログラムを作ったり、起動させるのだそうだ。アメリカでは、「脳の取扱説明書」とも呼ばれているとのこと。
本書では、脳の3つの基本プログラムとしている。
1)脳は空白を作ると埋めようとする。
2)意識は、2つ以上のことをとらえることが苦手、焦点化(1つのことに集中)が起こる。
3)脳は「快」を求め、「痛み」を避ける。
これらの基本プログラムを利用して、「コーチング」するようだ。
興味深いのは、「質問」についてだ。質問は、相手の意識の方向を決定するのだそうだ。
スポーツ指導において、ミスした選手への声かけ、「次」へのガンバリを促し方に使えると思う。
「なぜ、ミスしたの?」なんて、質問したら、脳の焦点が、「ミス」にフォーカスされ、脳は「快」を求める基本から、指導者の言葉に耳を傾けなくなっちゃうんだネ。暗くなっちょうネ。
だから、
「どうすれば、うまくいったかな?」と、やり方、方法に問題をフォーカスする方が、選手にとっては、良い質問となるんだろうナ。前向きになる(・・・と思う。)。
大人も、子どもでも、ミス一つで人格まで否定されるような、怒られ方されちゃちゃ、立ち直れんもんナ。
そうすると、
この本の言うことも理解できるかもしれない。
(引用文献)
山崎啓支:実務入門NLPの基本がわかる本、日本能率協会マネジメントセンター、2007
(参考文献)
藤代圭一:子どものやる気を引き出す7つのしつもん、旬報社、2017
2017年06月29日
でも、勝ちたいんや
明治維新前の日本のスポーツって何?
武士の剣術、柔術か。武士道やな。
子どもでもやったと思えるのが、相撲かな。
気楽にジョギングやウォーキングなんてないナ。
明治維新後、アメリカやヨーロッパから、入ってきた 「スポーツ」を、「楽しむ」という「発想」がそもそも日本になかったような、気がする。
武士道精神とスポーツが結び付いて、「負ける」は「恥」的なものが、あったような気がする。
日本のスポーツにおける「精神論」は、どこから発生したんだろうか?
「一高(後の東大)野球モデル」(全寮制、猛練習、勤勉)から、「飛田野球」の"精神主義"へと。
・学生の本分は試合に在らず練習場にのみ在る
・選手は監督に対して絶対的な忠誠と服従を示さねばならぬ
・選手は絶対に不平を口にしてはならず
・絶えざる血涙と汗水が純粋となる魂を生み、真理への到達を可能ならしめるもの
この当時のスポーツの「精神主義」が、道徳教育と結び付いたのかな。
その後、東洋の魔女(女子バレーボール)の大松さんのチーム作りで、勝利を至上とする三条件が確立されたという。
(東京オリンピックだから、1964年頃)
1)共同生活(寮、学校、職場)
2)長時間・長期間の練習
3)精神論(根性論)
50年位前の話しなんだけれど、現在は徐々に変わりつつあるけれど・・・。
まだまだ、指導者の「暴力」、選手間のいじめなんかが・・・。
だから、
指導者から「変わっていかないと」ネ。
(参考文献)
関朋昭:スポーツと勝利至上主義、ナカニシヤ出版、2015
2017年06月28日
それなりの
ミュンヘンオリンピックで、男子バレーボールチームが金メダルを獲得した。
海外の選手に負けぬように、身長の高い選手を集めたと言う。体格で互角ならば、いい勝負ができるのだろうか?
戦術として、速攻を軸としたコンビネーションバレーを基本とした。コートの幅を使い、相手の高いブロックを外す。といったことをやった。
しかし、松平監督は、それだけではない。国際ゲームをやるときは、相手国の歴史、習慣、国民性なども選手たちとレビューしたとのこと。また、ミュンヘンは、当時、西ドイツ。ここまで、応援に来てくれる日本人は少ない、ならば、西ドイツの人を見方につけようと、オリンピック開催の数年まえから、西ドイツに遠征し、西ドイツのひとと、交流したとも。
松平監督の語録に、「「金メダル(世界一)を取ることは"非常識"」なこと。だから、常識的なことをしていては取れない。」と。(そうとう無茶したみたい。)
あらゆる練習を試して、「予期せぬ失敗」、「想定外の事象」に対応できる能力を養っておくことが大切なんだろうナ。
それには、段階があり、幼児〜低学年、高学年、中学、高校、大学、一般と、それぞれのステージで、「身につけるもの」があると思う。
幼児にいきなり、非常識な練習はあるまい。世界一を目指す集団だからこそ、世界でやらないことをするのもアリだと思う。
どの年代のステージでも、監督、コーチに、叱責しながら練習する時代じゃないナ。
2017年06月27日
「励まし」
「情緒的発達」とは、行動し、相互に影響しあい、自分や他人にうまく反応する能力を高めようと学習すること。だそうだ。「社会-感情発達」とも言われ、子どもにとって非常に大切だと言う。
子どもの「運動経験」は、次のような役割があると言う。
1)自分を"どのような"人間であると思うか
2)仲間と"どのような"関係を持つか
3)自分の自由な時間を"どのように"過ごすか
情緒的発達に影響を与える要因の一つに「励まし」がある。
その「目的」は、子どもが「自分自身を素晴らしい」と感じて"いい"ことだそうです。
ここで、「質問」をして、子どもに自分自身を誉めさせる方法があるのだそうだ。
例えば、
「あなたは、自分が上手に出来たと思わない?」
自分自身について「良いこと」をしゃべらせる機会を与えることができるのだとか。
・自分がしたことが、「良いこと」と思う時は、「いい」と言っていいんだヨ。
・"いい気持ち"を他人と共有こともいいことなんだヨ。
指導者は、子どもたちをよく観察し、「努力したこと」を誉め、「しなやかマインドセット」を植えつけるとともに、良い「しつもん」をし、自分自身を誉められるようにすることが大切なんだネ。
自分を励ますことと、他人を励ますことの間には、「正の相関」があるのだと。
「励まし」は、自分だけでなく、他人に対しても用いる「スキル」なんだって。
失敗した子どもたちに、ポジティブな「言葉かけ」して、失敗を未来の成功へ結びつけることが、たいせつだよネ。指導者には、そういうコーチングの"スキル"が、必要だと思う。
(引用文献)
D L Gallahue:幼少年期の体育、大修館書店、1999
(参考文献)
藤代圭一:子どものやる気を引き出す7つのしつもん、旬報社、2017
C S Dweck:「やればできる」の研究、草思社、2008
2017年06月26日
変革のとき・・・
NHKの「奇跡のレッスン」を観るたび、日本と海外の指導方法の「違い」を感じる。
すべて、海外のコーチの指導が良いとは思わないが・・・。
どうしても、
「指導方法」が、自分たちが指導されてきたスタイルに、なってしまうのではないだろうか?
だから、日本では暴力に近い指導になってしまうのではないだろうか?
よほど、強いコーチング哲学を持っていない限り、上から目線のコーチングになってしまうのではないだろうか?
変えていかなければ、
だから、「コーチング」の講習、勉強会が必用なんだよネ。
今の「指導者」に一番欠けているものだと思う。
もう、昔のスポ根漫画やドラマは、もう、放送できないよナ。
生徒殴ったり、冷たい言葉をかけたり、「暴行」、「虐待」だものナ。
どこかで、「改めなければいけない。」
今でしょ。