2018年08月02日
2018/8/2 制作記「ストーリーテラー」のあとがきの代わりに
やっとブログを書く余力と時間がとれましたので、すこし。
【SNS風】ストーリーテラー【ノベル×アドベンチャー】
https://game.nicovideo.jp/atsumaru/games/gm7720
7/30に公開しました新作「ストーリーテラー」。
制作工程が楽しかったので、そんな話をRPGアツマールの更新待ちの間に書きます。
■どんな作品か
SNSテーマ、恋愛部門という企画に便乗して制作した恋物語です。
SE音を演出に活用しており、イヤホンをつけてプレイして頂けるとよりお楽しみ頂けます。
(こう言っておきながらホラー演出をしたら顰蹙ですよね。。大丈夫、ありません)
ボリュームは一時間ほど。
有川浩さんの恋愛小説とか、ハートウォーミングな映画がお好きな方は是非。
そうでない方は気分が合うときに是非。
好みの分かれる作風ですが、原始的な感情に訴えかけるよう意識しました。
作者は刺さって下さることを願うばかりです。
■制作秘話
SNSテーマの企画に魅力的なプラグインがあり、興味はありつつも二の足を踏んでいました。
そんな折、7/24にアイディアが急遽沸き、その勢いで作り上げたものです。
短期間でも、絞ったお話が書けたと思います。
素材はありものを活用しました。
マップは主に二種類。
アイディアが発展させられずに寝かせていた「哲学ぼやきADV」がありまして。
その時に部屋だけ作り込んでいました。それがストーリーテラーの舞台になるマップです。
昔読んだヨースタインゴルデル氏の「ソフィーの世界」の物語パートが面白くて、その影響を受けています。
(哲学者の手紙が届く、不思議な家という感じ……などと言っても伝わらない感)
もう一つ、オープニングのきれいな丘は、ちょっとした……でも真剣な余興で制作したマップ。
どこかの作品で使いたいなと温めていました。
◆
新作を公開して思うことがあります。
作風とかプラットフォーム、プレイヤー層の違いにどこまで目を向けるべきか。
限られたリソースでどこに注力するのが正解なのか。
公開後の2日間はそんなことを考えていました(偶然にもある方がその答えに近いことを呟かれており、その内容の的確さとタイミングの良さに驚きました。人のセンサーは受けたい影響を受け止められるように、できているのだと思う)。
この差別化は正しかったのか。
独りよがりなものを作っていないか、とか。
テーマを外しただけではないか、とか。
どれもあると思います。
思い浮かぶんだもの。
「自分を通す」と言い切れば聞こえはいいし、自尊心は保たれますけれど、それで思考止めていいの?ってことなんですよね。
「その時点ではやり切った」これは姿勢として当然なのだけれども、振り返る視線は冷静でありたい。
それでも言えることは価値あるチャレンジをしたということ。
そう思える余裕があること。
作者が殺伐としていると、作品も楽しめないと思うのですよね。
これ、モノづくりの提供者として、重要だと感じています。
素敵な感想も頂けました。
「アツマールっぽくないハートウォーミングなお話です」
→最高じゃん!ってなりました。
こういうご感想を頂ける以上、プラットフォームに合わないから……って
尻込みしたら勿体ないかなって思うのです。
「ちょっと涙が」
→これを書くとアレなのですが、作者自身も電車の中でテストプレイしていて
泣きそうになりました。
それは「自分も同じような状況だったら、同じことするよね」という
セルフ共感なのですが、その感覚というか答え合わせは本物。
コメントをお寄せ下さった方の琴線に触れられたのなら、恐縮であり光栄です。
感じ取ってくださった方には感謝を。
目に付く課題は解決を。
他作品も控えているので、今後にもご期待ください。
色々書きましたが、素の自分の好みが出せたお気に入りの作品です。
いつもはエンディングに書くあとがきも、本作は余力がなくって書けませんでした(笑)。
その分、本編には手抜きない姿勢と新しく学んだ技術で臨んでいます。
ここまで読めた方は適正充分。さあ、よしなにです。
と……更新終わりました。
このバージョンアップでモバイルでもプレイしやすくなったはず。
ストーリーテラー
https://game.nicovideo.jp/atsumaru/games/gm7720
【SNS風】ストーリーテラー【ノベル×アドベンチャー】
https://game.nicovideo.jp/atsumaru/games/gm7720
7/30に公開しました新作「ストーリーテラー」。
制作工程が楽しかったので、そんな話をRPGアツマールの更新待ちの間に書きます。
■どんな作品か
SNSテーマ、恋愛部門という企画に便乗して制作した恋物語です。
SE音を演出に活用しており、イヤホンをつけてプレイして頂けるとよりお楽しみ頂けます。
(こう言っておきながらホラー演出をしたら顰蹙ですよね。。大丈夫、ありません)
ボリュームは一時間ほど。
有川浩さんの恋愛小説とか、ハートウォーミングな映画がお好きな方は是非。
そうでない方は気分が合うときに是非。
好みの分かれる作風ですが、原始的な感情に訴えかけるよう意識しました。
作者は刺さって下さることを願うばかりです。
■制作秘話
SNSテーマの企画に魅力的なプラグインがあり、興味はありつつも二の足を踏んでいました。
そんな折、7/24にアイディアが急遽沸き、その勢いで作り上げたものです。
短期間でも、絞ったお話が書けたと思います。
素材はありものを活用しました。
マップは主に二種類。
アイディアが発展させられずに寝かせていた「哲学ぼやきADV」がありまして。
その時に部屋だけ作り込んでいました。それがストーリーテラーの舞台になるマップです。
昔読んだヨースタインゴルデル氏の「ソフィーの世界」の物語パートが面白くて、その影響を受けています。
(哲学者の手紙が届く、不思議な家という感じ……などと言っても伝わらない感)
もう一つ、オープニングのきれいな丘は、ちょっとした……でも真剣な余興で制作したマップ。
どこかの作品で使いたいなと温めていました。
◆
新作を公開して思うことがあります。
作風とかプラットフォーム、プレイヤー層の違いにどこまで目を向けるべきか。
限られたリソースでどこに注力するのが正解なのか。
公開後の2日間はそんなことを考えていました(偶然にもある方がその答えに近いことを呟かれており、その内容の的確さとタイミングの良さに驚きました。人のセンサーは受けたい影響を受け止められるように、できているのだと思う)。
この差別化は正しかったのか。
独りよがりなものを作っていないか、とか。
テーマを外しただけではないか、とか。
どれもあると思います。
思い浮かぶんだもの。
「自分を通す」と言い切れば聞こえはいいし、自尊心は保たれますけれど、それで思考止めていいの?ってことなんですよね。
「その時点ではやり切った」これは姿勢として当然なのだけれども、振り返る視線は冷静でありたい。
それでも言えることは価値あるチャレンジをしたということ。
そう思える余裕があること。
作者が殺伐としていると、作品も楽しめないと思うのですよね。
これ、モノづくりの提供者として、重要だと感じています。
素敵な感想も頂けました。
「アツマールっぽくないハートウォーミングなお話です」
→最高じゃん!ってなりました。
こういうご感想を頂ける以上、プラットフォームに合わないから……って
尻込みしたら勿体ないかなって思うのです。
「ちょっと涙が」
→これを書くとアレなのですが、作者自身も電車の中でテストプレイしていて
泣きそうになりました。
それは「自分も同じような状況だったら、同じことするよね」という
セルフ共感なのですが、その感覚というか答え合わせは本物。
コメントをお寄せ下さった方の琴線に触れられたのなら、恐縮であり光栄です。
感じ取ってくださった方には感謝を。
目に付く課題は解決を。
他作品も控えているので、今後にもご期待ください。
色々書きましたが、素の自分の好みが出せたお気に入りの作品です。
いつもはエンディングに書くあとがきも、本作は余力がなくって書けませんでした(笑)。
その分、本編には手抜きない姿勢と新しく学んだ技術で臨んでいます。
ここまで読めた方は適正充分。さあ、よしなにです。
と……更新終わりました。
このバージョンアップでモバイルでもプレイしやすくなったはず。
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https://game.nicovideo.jp/atsumaru/games/gm7720
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