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2018年04月22日

2018/4/22 進捗状況

2018/4/22 進捗状況

エッセイ記事がブログTOPなのは気恥ずかしいので、進捗記事を頭出します。
じゃあ書かなければいいのにというのは、野暮ってものです。


◆進捗状況

■新作
とある企画のご縁で新作を進めています。
地図の時間Chapter2より前か後かといったタイミングで年内公開予定です。

ツクールフェスで制作していた作品をMVベースでリテイクしたものです。
シナリオは昨年からのノベル系テクニックに加え、映画脚本からも学びを得ており、それらの成果が表れる作品になると思います。

昨日、制作部分の通しテストプレイをしてみたのですが、シナリオや登場人物の描写はラノゲツクールMVを経て上達できているなと実感できました。
最近公開した試用版地図の時間でもブラッシュを入れていて、その部分は満足しています。

これまでの作品を遊んでくださっている方には後悔させない一作になりますので、ちょっと長めにお待ちくださいませ。

■地図の時間 Chapter2
まずはツクールV1.6.1βエンジンの試用兼ねた仕様版を遊んでくださった方、コメントをお寄せ下さった方、ありがとうございます。
https://game.nicovideo.jp/atsumaru/games/gm6643

そのまま本編を楽しんでくださった方もいらっしゃって、嬉しい限りです。
続編を楽しみにしていますとのコメントが2018/4/22日付で頂き、早朝からとても幸せな気分になりました。
今日筆をとったのはその感謝をお伝えしたさが一番です。
ご覧になっているかわかりませんが、画面の向こうのあなたに感謝を!
また初出から1年半近くお待たせしている方には心からのお詫びを。
完成をもって、未来で埋め合わせできるよう励みます。

◆◇

上記新作では地図の時間の登場人物が重なっており、そのプロモーションも兼ねています。
(試作版でもぎりぎり登場する、鉱石ネーミングのキャラクター)
あざとくも無駄のない広報戦略(笑)です。


◆その他
最近良かったと感じたものを3点ご紹介。

■集中力を磨くと、人生に何が起こるのか?

千田琢哉さんの著書。
実体験からくる集中力向上のメソッドを52の言葉で紹介されています。
1ワードあたり4ページの解説で使われている言葉はわかりやすいものばかり。
筆者さん自身、1500万近くを読書のために投じ、200冊近く本を出しているから説得力があります。
(近年の筆の遅さは私の課題なので、克服したかったのです)

お気に入りはタイムウォッチで時間を測りながらやると集中力が増すというもの。

この他にも読む方にあった方法が、一つ以上は見つかることと思います。
今年出会えて良かったと思える一冊です。

■スカイ・クロラ


2008年の押井守監督のアニメ映画。原作は理数系の方から支持高い森博嗣さん。
造り物の死生観に主人公が答えを出すまでの物語に魅了されました。
シナリオテクニック的には…

「ティーチャー」:最強の敵、物語の障壁。
「キルドレ」:自身、運命、テーマ。

この二つのワードが作中で徐々に存在感を示し、クライマックスで散る流れがとても効果的に感じました。
これ、作品に盛り込めないかなと考えているところです。
他にも会話のフェード感が上手かったり(言葉のキャッチボールの崩し方)

「(機体が)落ちたのを見た?」
「どっちが?」
★ユーモアに化かして、会話の流れを切ってしまう

「〜〜(物語の核心に触れる話題)」
「それよりも(ごく日常の話題にすり替え)」
★強引に話を打ち消すことで伏線として印象づける

他にもパブのTVに映るニュースが第三者視点になり、そのままナレーションとなる演出もお見事。

フランス映画のような淡々とした感じなので、ハリウッド映画とは対極的。
好みはわかれるかもしれませんが、気になった方はGEOなどでレンタルしてみてください。

■デイヴィッド・クォン氏のTEDトーク

デヴィッド・クォン: 2つのマニアックなこだわりが出会うところ ― それはマジック
http://digitalcast.jp/v/21491/

ハーバード卒のマジシャン、デヴィッド・クォン氏のTEDトーク……と見せかけた10分少々のマジック。

ミスディレクションに注意して観察していたのですが、わかりませんでした。
不確定要素を含む人間心理をトリックに用いるはずがないので、どこかに真の種がありそうですけどね。
シルクドゥソレイユしかり、動きを極めたダンスしかり、人間ってここまで表現できるのかとつくづく思い知らされます。

以上、後半趣味の話ばかりでした。
気分転換やアイディアの広がりになれば幸いです。
posted by tabirpglab at 08:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | 制作記
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