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2020年10月04日
思ったよりも指示薬はたくさん…。
こんにちは、YOSHIOです。
今回からは本題から少し外れるかもしれませんが、
以下のテーマについて回数を分けて
取り上げていきます。
(1) 理科で覚えておきたい指示薬
(2) テストに備えておきたい実験・観察で使用する器具
今回はその1回目、指示薬についてです。
種類・色の変化・使い方など注目点があるので、
コンパクトにまとめながら進めていきましょう。
少なくとも中1理科で知っておきたい指示薬として、
・ヨウ素溶液
・石灰水
・BTB溶液
・フェノールフタレイン溶液
・リトマス試験紙(「薬」ではないけれど…)
を取り上げていきます。
@ ヨウ素溶液
ヨウ素溶液は、でんぷんに反応して青紫色に変化します。
ひょっとすると、小学生の時に、
じゃがいもの断面にヨウ素溶液を数滴たらして、
色が変化する様子を見たことがある人もいるでしょう。
用途は、植物の光合成の際に作り出される
養分(でんぷん)を確認するために使用します。
A 石灰水
石灰水は、二酸化炭素を通して混ぜると白く濁ります。
用途は、様々な気体の発生の中で、
二酸化炭素であることを確かめるために使用されます。
B BTB溶液・リトマス試験紙・フェノールフタレイン溶液
3種類の共通点は、水溶液の液性を調べるために使用することです。
液性とは、酸性・中性・アルカリ性のことです。
以下のように、まとめてみました。
私なりの覚え方ですが…
BTB溶液とリトマス試験紙についてです。
酸性の場合:黄色や赤色の暖色系
アルカリ性の場合:青色のみ
といった、まとまりのある特徴をつかむと良いかもしれません。
中性についてだけ、各種類の指示薬ごとに、
色の変化と特徴を押さえておくのを忘れないようにします。
最後にフェノールフタレイン溶液です。
アルカリ性にしか反応せず、赤色に変化します。
用途は、アンモニアの液性を調べたり、
アンモニア水の噴水実験で使用したりします。
…ザックリですが、簡単にポイントをまとめてみました。
ただし、これらの指示薬は、中2理科以降でも
目に機会があるので、
出てくるたびに覚え直しをしないように、
今のうちに押さえておくことがおすすめです。
色分けや取りまとめを工夫して、
指示薬、頑張ってみませんか?
≪コメント記入≫
感想や質問など、気軽にコメントしてOKです。
・お名前:ペンネームでOK
・コメント
を記入するだけで構いませんからね。
今回からは本題から少し外れるかもしれませんが、
以下のテーマについて回数を分けて
取り上げていきます。
(1) 理科で覚えておきたい指示薬
(2) テストに備えておきたい実験・観察で使用する器具
今回はその1回目、指示薬についてです。
種類・色の変化・使い方など注目点があるので、
コンパクトにまとめながら進めていきましょう。
少なくとも中1理科で知っておきたい指示薬として、
・ヨウ素溶液
・石灰水
・BTB溶液
・フェノールフタレイン溶液
・リトマス試験紙(「薬」ではないけれど…)
を取り上げていきます。
@ ヨウ素溶液
ヨウ素溶液は、でんぷんに反応して青紫色に変化します。
ひょっとすると、小学生の時に、
じゃがいもの断面にヨウ素溶液を数滴たらして、
色が変化する様子を見たことがある人もいるでしょう。
用途は、植物の光合成の際に作り出される
養分(でんぷん)を確認するために使用します。
A 石灰水
石灰水は、二酸化炭素を通して混ぜると白く濁ります。
用途は、様々な気体の発生の中で、
二酸化炭素であることを確かめるために使用されます。
B BTB溶液・リトマス試験紙・フェノールフタレイン溶液
3種類の共通点は、水溶液の液性を調べるために使用することです。
液性とは、酸性・中性・アルカリ性のことです。
以下のように、まとめてみました。
私なりの覚え方ですが…
BTB溶液とリトマス試験紙についてです。
酸性の場合:黄色や赤色の暖色系
アルカリ性の場合:青色のみ
といった、まとまりのある特徴をつかむと良いかもしれません。
中性についてだけ、各種類の指示薬ごとに、
色の変化と特徴を押さえておくのを忘れないようにします。
最後にフェノールフタレイン溶液です。
アルカリ性にしか反応せず、赤色に変化します。
用途は、アンモニアの液性を調べたり、
アンモニア水の噴水実験で使用したりします。
…ザックリですが、簡単にポイントをまとめてみました。
ただし、これらの指示薬は、中2理科以降でも
目に機会があるので、
出てくるたびに覚え直しをしないように、
今のうちに押さえておくことがおすすめです。
色分けや取りまとめを工夫して、
指示薬、頑張ってみませんか?
≪コメント記入≫
感想や質問など、気軽にコメントしてOKです。
・お名前:ペンネームでOK
・コメント
を記入するだけで構いませんからね。
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2020年10月03日
ブレイク:理科を勉強してよかったこと
こんにちは、YOSHIOです。
ほんの少し日数が空きましたが、
10月で暦も変わり、一新進めてまいります。
…が、今回はブレイクです。
当ブログのベースは、
理科が苦手な人にも無理なく読んでもらえるように
というコンセプトで始めました。
…そこで、私個人の話ですが、
理科を勉強して良かったことが何か
を振り返れたら、と思いアップしました。
理科を勉強して大変だったことは何ですか?
受験合格などの合格体験記でよく見る質問です。
科目は理科だけに限りませんが…。
私はこの質問が、あまり好きではありません…。
実際に質問されたこともあります。
合格という素晴らしい結果を手にしたのに、
大変だったこと(マイナスな質問)をされても…
と思ってしまうからです。
それならば、
理科を勉強して良かったと思えることは何ですか?
上記の質問と反対の内容ならどうなのかな…と。
正直に、中学生や高校生として勉強していた頃は、
恥ずかしながら、
「理科、勉強して良かった!」
と思える瞬間はほとんど無かった気がします。
例えば、
・テスト直前に覚えたことが出題されて良かった
・苦手な分野が出題されなくて運が良かった
・得意分野だから自信を持って解けた
なら経験があっても、
振り返ってみて、勉強して良かったこと…。
多分ですが、日常生活で感じることは
ほとんど無いような気がします。
恐らく、多くの大人はそう思っているかもしれません。
ただ、私の場合は職業柄も手伝って、2つだけ良かったと思えることがあります。
1つ目は、
子供の疑問に答えられる時です。
これは塾などの授業や勉強の意味ではなく、
ふと尋ねられた状況です。
例えば、家庭教師をしていた頃にあった出来事です。
授業開始前に生徒から、
「授業前にお腹が空いててご飯を食べたけど、
ご飯を食べ過ぎて気分が悪い…。どうしよう…。」
そこで、
「じゃあ、そのまま仰向けに横になって、
右に向くよう体の向きを変えてごらん。少しマシになるかも。」
幸いにも3〜4分で気分の悪さが軽くなったようでした。
なぜ!?と生徒から驚かれましたが、
中2の理科で人体の臓器の位置を学習することに
つながりがあります。
(詳細は、中2内容の理科の時に解説しますね)
他愛のない話かもしれませんが、
勉強を教えるだけではなくて、
知ってて良かったと、思える状況が増えました。
2つ目は、授業での話ですが、
純粋に理科に興味を持ってもらえた時に
勉強していて良かったと思えます。
少なくとも、学校の授業が
・速くてついていけない
・説明されてもよく分からない
・復習と言われても、何をして良いか分からない
明らかに、このような声がかなり増えました。
理解度に個人差があるのは仕方がないかもしれませんが、
内容を分かりたい気持ちに個人差があってはいけない
その想いを常に持って授業に臨んでいます。
そんな中で、1人でも
「あぁ、そういうことね、分かった。」
「なるほど。難しそうだったけど、それだけのことか。」
と理科の勉強をするための糸口を見つけるための
お手伝いができるだけで、
理科を勉強していて良かったと強く感じます。
誰にとっても、勉強は大変だし、
苦手科目であれば、やりくたくない時もありますよね。
頑張らないといけない時に、
少しでも理科を理解したり、興味を持ったりする
お手伝いができれば嬉しいです!
ほんの少し日数が空きましたが、
10月で暦も変わり、一新進めてまいります。
…が、今回はブレイクです。
当ブログのベースは、
理科が苦手な人にも無理なく読んでもらえるように
というコンセプトで始めました。
…そこで、私個人の話ですが、
理科を勉強して良かったことが何か
を振り返れたら、と思いアップしました。
理科を勉強して大変だったことは何ですか?
受験合格などの合格体験記でよく見る質問です。
科目は理科だけに限りませんが…。
私はこの質問が、あまり好きではありません…。
実際に質問されたこともあります。
合格という素晴らしい結果を手にしたのに、
大変だったこと(マイナスな質問)をされても…
と思ってしまうからです。
それならば、
理科を勉強して良かったと思えることは何ですか?
上記の質問と反対の内容ならどうなのかな…と。
正直に、中学生や高校生として勉強していた頃は、
恥ずかしながら、
「理科、勉強して良かった!」
と思える瞬間はほとんど無かった気がします。
例えば、
・テスト直前に覚えたことが出題されて良かった
・苦手な分野が出題されなくて運が良かった
・得意分野だから自信を持って解けた
なら経験があっても、
振り返ってみて、勉強して良かったこと…。
多分ですが、日常生活で感じることは
ほとんど無いような気がします。
恐らく、多くの大人はそう思っているかもしれません。
ただ、私の場合は職業柄も手伝って、2つだけ良かったと思えることがあります。
1つ目は、
子供の疑問に答えられる時です。
これは塾などの授業や勉強の意味ではなく、
ふと尋ねられた状況です。
例えば、家庭教師をしていた頃にあった出来事です。
授業開始前に生徒から、
「授業前にお腹が空いててご飯を食べたけど、
ご飯を食べ過ぎて気分が悪い…。どうしよう…。」
そこで、
「じゃあ、そのまま仰向けに横になって、
右に向くよう体の向きを変えてごらん。少しマシになるかも。」
幸いにも3〜4分で気分の悪さが軽くなったようでした。
なぜ!?と生徒から驚かれましたが、
中2の理科で人体の臓器の位置を学習することに
つながりがあります。
(詳細は、中2内容の理科の時に解説しますね)
他愛のない話かもしれませんが、
勉強を教えるだけではなくて、
知ってて良かったと、思える状況が増えました。
2つ目は、授業での話ですが、
純粋に理科に興味を持ってもらえた時に
勉強していて良かったと思えます。
少なくとも、学校の授業が
・速くてついていけない
・説明されてもよく分からない
・復習と言われても、何をして良いか分からない
明らかに、このような声がかなり増えました。
理解度に個人差があるのは仕方がないかもしれませんが、
内容を分かりたい気持ちに個人差があってはいけない
その想いを常に持って授業に臨んでいます。
そんな中で、1人でも
「あぁ、そういうことね、分かった。」
「なるほど。難しそうだったけど、それだけのことか。」
と理科の勉強をするための糸口を見つけるための
お手伝いができるだけで、
理科を勉強していて良かったと強く感じます。
誰にとっても、勉強は大変だし、
苦手科目であれば、やりくたくない時もありますよね。
頑張らないといけない時に、
少しでも理科を理解したり、興味を持ったりする
お手伝いができれば嬉しいです!
2020年09月30日
溶解度はグラフの移り変わりに要注意!Part.2
こんにちは、YOSHIOです。
今回は物質の8回目、溶解度Part.2です。
前回の溶解度Part.1を引用しながら、
実際に溶解度の計算問題を扱ってみます。
Part.1の結びでも触れましたが、
決して焦らずに、じっくり理解していきましょう。
では早速、溶解度の基本問題を1つ。
例)下グラフは、硝酸カリウムと塩化ナトリウムの溶解度の
変化を表したものである。
(1) 40℃の水100gに硝酸カリウムを何g溶かせるか。
(2) 40℃の水200gに硝酸カリウムは何g溶かせるか。
(3) 40℃の水100gに硝酸カリウム45g溶かした水溶液を
20℃まで冷やした時、硝酸カリウムは何g取り出せるか。
(4) (3)のように、水に溶かした溶質を再び固体として取り出すことを
何というか。
(1) 水100gに溶かせる量は溶解度のことなので、
下のグラフの●からそのまま横軸を見て、63.9g
(2) 水が200gと量が変化した場合の溶かせる量は、
比例式を使うと楽に解けます。
水200gに溶かす硝酸カリウムをXgとすると、
水200g:硝酸カリウムXg
グラフから分かる溶解度から、
水100g:硝酸カリウム63.9g
より、「=」でつなぐと、
200:X=100:63.9
で式をつないで解きます。
X=123.8g
(3) 40℃から20℃への温度変化が出てきたら、
そのまま下のようにスライドさせます。
ところが、グラフの上にはみ出す赤棒部分は、
冷やされることで硝酸カリウムの固体を再び取り出せる
状態になります。
(溶かした量)−(下げた温度での溶解度) より、
45g−31.6g=13.4g
(4) 再び固体を取り出す方法は、再結晶と言います。
キーワードは、再び固体(結晶)を取り出すです。
では、溶解度の計算のポイントは3つ。
@ 同じ温度での量の変化は、比例式で解く
A 温度変化はそのままスライドさせる
B 再結晶は、溶かした溶質を再び取り出す方法
溶解度の計算だけに限らず、
折角条件で出てきたグラフを利用せずに、
計算をやってしまおうとする人もいます。
けれども、文章と同じく出題されているのであれば、
大いに利用して解くべきだ! ということなので、
しっかりグラフに書き込みなどをすることで、
問題文章がグラフのどの部分を指すかをつかむ
ことにつながりますからね。
2回に渡って溶解度の計算を扱いました。
あくまで基本問題ですが、
自力で解けるための手立てになると嬉しいです。
グラフの使い方を練習して、
溶解度の計算、頑張ってみませんか?
※ 焦らなくていいから、じっくり!しっかりと!
≪コメント記入≫
感想や質問など、気軽にコメントしてOKです。
・お名前:ペンネームでOK
・コメント
を記入するだけで構いませんからね。
今回は物質の8回目、溶解度Part.2です。
前回の溶解度Part.1を引用しながら、
実際に溶解度の計算問題を扱ってみます。
Part.1の結びでも触れましたが、
決して焦らずに、じっくり理解していきましょう。
では早速、溶解度の基本問題を1つ。
例)下グラフは、硝酸カリウムと塩化ナトリウムの溶解度の
変化を表したものである。
(1) 40℃の水100gに硝酸カリウムを何g溶かせるか。
(2) 40℃の水200gに硝酸カリウムは何g溶かせるか。
(3) 40℃の水100gに硝酸カリウム45g溶かした水溶液を
20℃まで冷やした時、硝酸カリウムは何g取り出せるか。
(4) (3)のように、水に溶かした溶質を再び固体として取り出すことを
何というか。
(1) 水100gに溶かせる量は溶解度のことなので、
下のグラフの●からそのまま横軸を見て、63.9g
(2) 水が200gと量が変化した場合の溶かせる量は、
比例式を使うと楽に解けます。
水200gに溶かす硝酸カリウムをXgとすると、
水200g:硝酸カリウムXg
グラフから分かる溶解度から、
水100g:硝酸カリウム63.9g
より、「=」でつなぐと、
200:X=100:63.9
で式をつないで解きます。
X=123.8g
(3) 40℃から20℃への温度変化が出てきたら、
そのまま下のようにスライドさせます。
ところが、グラフの上にはみ出す赤棒部分は、
冷やされることで硝酸カリウムの固体を再び取り出せる
状態になります。
(溶かした量)−(下げた温度での溶解度) より、
45g−31.6g=13.4g
(4) 再び固体を取り出す方法は、再結晶と言います。
キーワードは、再び固体(結晶)を取り出すです。
では、溶解度の計算のポイントは3つ。
@ 同じ温度での量の変化は、比例式で解く
A 温度変化はそのままスライドさせる
B 再結晶は、溶かした溶質を再び取り出す方法
溶解度の計算だけに限らず、
折角条件で出てきたグラフを利用せずに、
計算をやってしまおうとする人もいます。
けれども、文章と同じく出題されているのであれば、
大いに利用して解くべきだ! ということなので、
しっかりグラフに書き込みなどをすることで、
問題文章がグラフのどの部分を指すかをつかむ
ことにつながりますからね。
2回に渡って溶解度の計算を扱いました。
あくまで基本問題ですが、
自力で解けるための手立てになると嬉しいです。
グラフの使い方を練習して、
溶解度の計算、頑張ってみませんか?
※ 焦らなくていいから、じっくり!しっかりと!
≪コメント記入≫
感想や質問など、気軽にコメントしてOKです。
・お名前:ペンネームでOK
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を記入するだけで構いませんからね。
2020年09月29日
溶解度はグラフの移り変わりに要注意!Part.1
こんにちは、YOSHIOです。
今回は物質の7回目、溶解度です。
密度や濃度に続く、化学分野の計算内容です。
しかも、グラフを利用することが多いため、
数値の移り変わりや、
文章問題の内容が分かりにくいなど、
苦手にしている人も多いのではないでしょうか?
そこで、この溶解度に関しては2回にまたいで、
1回目:言葉と表・グラフの見方
2回目:グラフを使った溶解度の計算
という具合に説明していきます。
…そもそも、溶解度とは何でしょうか?
少し変わった決まりがあります。
溶解度とは、水100gに溶かせる溶質の量を指します。
ポイントは、水100gがキーワードで、
私が思い当たる限りでは、
水100gをキーワードにした問題は、
中学理科では溶解度しか思い当たりません。
それくらい、変わりものです。
…ということで、水に溶質をどれだけ溶かせるかを
考えたり計算したりする内容です。
とは言うものの、どんどん水に溶質を加えた所で、
永遠に溶けていく訳はありませんよね。
いつかは、溶けなくなって溶質の粒が残るようになります。
このように、溶質がこれ以上溶けない限界の状態を、
飽和と言います。
また、飽和に達した水溶液のことを、飽和水溶液と言います。
確認すべき基本的な言葉は、この3つです。
ただし、溶解度の難所は、グラフと表を使った計算です。
けれども、今まで教えてきた塾生と話をした時に、
グラフの見方や表の使い方が分からない
という声が圧倒的に多かったです。
では実際に、表やグラフを示したうえで説明していきましょう。
まず表から。
実は、表の見方は1つしかありません。
それは、各温度における水100g当たりの溶解度だけです。
要するに、各温度において
水100gで溶質が最大どれだけ溶けるかを示しているだけです。
例えば、20℃であれば最大31.6g溶ける、
40℃であれば最大63.9g溶ける、ということです。
これさえ分かっていれば、攻略しやすくなります。
続いて、グラフです。
…テンション下がりますね…。
グラフと耳にしただけで身構える人も多いです。
ただ、表と同じようにグラフにもポイントがあります。
では、60℃の水に硝酸カリウム80gを溶かしたとします。
この場合、60℃の縦線とグラフの交点である●から、
水平に横に見ると、「110」に当たります。
硝酸カリウム110gが水温60℃の時の溶解度です。
(言いかえれば、60℃の水100gに溶かせる最大量が110g)
そこに、元々80gしか溶かしていない場合は、
グラフ上に表すと、緑の棒グラフ分しか溶かしていない
ことになります。
問題条件の溶かした量をグラフに書き込むと、
扱いやすくなってきます。
では、もう1つ。
水温を下げた条件が問題で出てきます。
上と同じ条件で、60℃から40℃に水温を下げた場合、
グラフがどうなるかを見ていきます。
注意点は、水温が変わっても、溶かした量は変わりません!
なので、60℃の緑の棒を、
そのまま40℃の方へスライドさせます。
ただ、赤の棒があるように、
グラフよりも上へはみ出す部分が出てきます。
これは、溶け切らずに出てきた溶質の量です。
この数値を計算させる問題が出題されることがあります。
※ 実際の問題を使った解説はPart.2で扱っていきます。
では、溶解度Part.1のポイントは3つ。
@ 溶解度は、水100gに溶かした量
A 飽和は溶かせる溶質の限界量
B 表・グラフは溶解度(飽和)を表す
言葉は覚えれば済みますが、
表・グラフは使い方が重要です。
すぐに理解しようと焦らなくていいです。
まずは、言葉 → 表 → グラフと
段階的に少しずつクリアしてみてください。
絶対に焦りは禁物です!(中途半端にならないように)
次回はPart.2として、
主にグラフを使用した溶解度の計算を説明していきます。
表やグラフがある中、説明で必要な長文を読んで頂き、
最後までありがとうございました。
2回に渡る長編になりますが、
溶解度、頑張ってみませんか?
≪コメント記入≫
感想や質問など、気軽にコメントしてOKです。
・お名前:ペンネームでOK
・コメント
を記入するだけで構いませんからね。
今回は物質の7回目、溶解度です。
密度や濃度に続く、化学分野の計算内容です。
しかも、グラフを利用することが多いため、
数値の移り変わりや、
文章問題の内容が分かりにくいなど、
苦手にしている人も多いのではないでしょうか?
そこで、この溶解度に関しては2回にまたいで、
1回目:言葉と表・グラフの見方
2回目:グラフを使った溶解度の計算
という具合に説明していきます。
…そもそも、溶解度とは何でしょうか?
少し変わった決まりがあります。
溶解度とは、水100gに溶かせる溶質の量を指します。
ポイントは、水100gがキーワードで、
私が思い当たる限りでは、
水100gをキーワードにした問題は、
中学理科では溶解度しか思い当たりません。
それくらい、変わりものです。
…ということで、水に溶質をどれだけ溶かせるかを
考えたり計算したりする内容です。
とは言うものの、どんどん水に溶質を加えた所で、
永遠に溶けていく訳はありませんよね。
いつかは、溶けなくなって溶質の粒が残るようになります。
このように、溶質がこれ以上溶けない限界の状態を、
飽和と言います。
また、飽和に達した水溶液のことを、飽和水溶液と言います。
確認すべき基本的な言葉は、この3つです。
ただし、溶解度の難所は、グラフと表を使った計算です。
けれども、今まで教えてきた塾生と話をした時に、
グラフの見方や表の使い方が分からない
という声が圧倒的に多かったです。
では実際に、表やグラフを示したうえで説明していきましょう。
まず表から。
実は、表の見方は1つしかありません。
それは、各温度における水100g当たりの溶解度だけです。
要するに、各温度において
水100gで溶質が最大どれだけ溶けるかを示しているだけです。
例えば、20℃であれば最大31.6g溶ける、
40℃であれば最大63.9g溶ける、ということです。
これさえ分かっていれば、攻略しやすくなります。
続いて、グラフです。
…テンション下がりますね…。
グラフと耳にしただけで身構える人も多いです。
ただ、表と同じようにグラフにもポイントがあります。
では、60℃の水に硝酸カリウム80gを溶かしたとします。
この場合、60℃の縦線とグラフの交点である●から、
水平に横に見ると、「110」に当たります。
硝酸カリウム110gが水温60℃の時の溶解度です。
(言いかえれば、60℃の水100gに溶かせる最大量が110g)
そこに、元々80gしか溶かしていない場合は、
グラフ上に表すと、緑の棒グラフ分しか溶かしていない
ことになります。
問題条件の溶かした量をグラフに書き込むと、
扱いやすくなってきます。
では、もう1つ。
水温を下げた条件が問題で出てきます。
上と同じ条件で、60℃から40℃に水温を下げた場合、
グラフがどうなるかを見ていきます。
注意点は、水温が変わっても、溶かした量は変わりません!
なので、60℃の緑の棒を、
そのまま40℃の方へスライドさせます。
ただ、赤の棒があるように、
グラフよりも上へはみ出す部分が出てきます。
これは、溶け切らずに出てきた溶質の量です。
この数値を計算させる問題が出題されることがあります。
※ 実際の問題を使った解説はPart.2で扱っていきます。
では、溶解度Part.1のポイントは3つ。
@ 溶解度は、水100gに溶かした量
A 飽和は溶かせる溶質の限界量
B 表・グラフは溶解度(飽和)を表す
言葉は覚えれば済みますが、
表・グラフは使い方が重要です。
すぐに理解しようと焦らなくていいです。
まずは、言葉 → 表 → グラフと
段階的に少しずつクリアしてみてください。
絶対に焦りは禁物です!(中途半端にならないように)
次回はPart.2として、
主にグラフを使用した溶解度の計算を説明していきます。
表やグラフがある中、説明で必要な長文を読んで頂き、
最後までありがとうございました。
2回に渡る長編になりますが、
溶解度、頑張ってみませんか?
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・お名前:ペンネームでOK
・コメント
を記入するだけで構いませんからね。
2020年09月27日
地層の変化は、図もお手伝い!
こんにちは、YOSHIOです。
今回は地層・化石の4回目、地層の変化です。
火山・岩石・地層の地学分野の基本は、
今回でラストです。
最後の最後まで、馴染みが薄い言葉が続くので、
イメージに結び付けられるよう説明していきます。
…そもそも、地層とは…?
…日常生活で、「地層ってね、」と
説明する機会も話題にも上りません。
ただ、地面の土を掘り進めていくことで、
さらさらの土、水気がある土、硬い土、色が濃い土 など
様々な種類の土が出てきます。
これらの土が長い時間をかけて層になって積み重なっています。
この層のことを、地層と言います。
では、この地層について知っておきたい言葉を3つ押さえていきましょう。
@ 山や崖に行くと、本来なら地面に隠れているはずの地層が
地上に表れている場所がある場合があります。
このように、地上に現れた地層を、露頭と言います。
A 地層や地質を調べる時に、
いつの年代の地層なのかを特定する必要があります。
最近のものなのか…?それとも昔ののものなのか…?
年代を特定するための特徴がある地層があり、
その層のことをかぎ層といいます。
※ ちなみに、かぎ層は、「鍵」層と書きます。
特徴となる鍵を見つける地層だから、かぎ層ですね。
B 詳しく地層を調べるためには、
地層にはどのような土の成分が含まれているかを調べる必要があります。
そこで、専用の機械を使って地層の成分などを調べることを、
ボーリング(調査)といいます。
他に確認しておくべきことは、地層の変化についてです。
日本では、地震などの影響で、地層に与える変化が多く見られます。
そこで、地層の変化のポイントを2つ触れておきましょう。
@ テレビで地震などの影響で、地割れを起こした地面が
盛り上がったり、下にずれ下がったりしたものを
見たことがあるのではないでしょうか?
そこで、地中にある地層は下図のように変化します。
このように地層に力が働いてずれてしまうことを、断層と言います。
その中でも、断層にまだ動く(地震を起こす)可能性がある断層を、
活断層と言います。
A @の断層の力の向きとは反対に、
下図のように、
地層に押し縮められるような力が働き、
地層が曲がったような状態を、しゅう曲と言います。
このように、地層はあらゆる力をの受け方をして、
本来の地層とは大きく異なった状態を引き起こすことがあります。
では、地層の変化のポイントを3つ。
@ 地層には表面に出た露頭・特徴を持ったかぎ層がある
A 地層に力が働いてずれることで断層ができる
B 地層を押し縮めるとしゅう曲が起こる
言葉そのものは量が多くはないので、
一問一答形式でも対応しやすいです。
けれども、言葉だけが独り歩きして、
言葉とイメージがかけ離れると良くないので、
簡単な図を入れて、
言葉とイメージのつながりをよくしておくことを
おすすめします。
言葉の意味とイメージアップに注意して、
地層の変化、頑張ってみませんか?
今回は地層・化石の4回目、地層の変化です。
火山・岩石・地層の地学分野の基本は、
今回でラストです。
最後の最後まで、馴染みが薄い言葉が続くので、
イメージに結び付けられるよう説明していきます。
…そもそも、地層とは…?
…日常生活で、「地層ってね、」と
説明する機会も話題にも上りません。
ただ、地面の土を掘り進めていくことで、
さらさらの土、水気がある土、硬い土、色が濃い土 など
様々な種類の土が出てきます。
これらの土が長い時間をかけて層になって積み重なっています。
この層のことを、地層と言います。
では、この地層について知っておきたい言葉を3つ押さえていきましょう。
@ 山や崖に行くと、本来なら地面に隠れているはずの地層が
地上に表れている場所がある場合があります。
このように、地上に現れた地層を、露頭と言います。
A 地層や地質を調べる時に、
いつの年代の地層なのかを特定する必要があります。
最近のものなのか…?それとも昔ののものなのか…?
年代を特定するための特徴がある地層があり、
その層のことをかぎ層といいます。
※ ちなみに、かぎ層は、「鍵」層と書きます。
特徴となる鍵を見つける地層だから、かぎ層ですね。
B 詳しく地層を調べるためには、
地層にはどのような土の成分が含まれているかを調べる必要があります。
そこで、専用の機械を使って地層の成分などを調べることを、
ボーリング(調査)といいます。
他に確認しておくべきことは、地層の変化についてです。
日本では、地震などの影響で、地層に与える変化が多く見られます。
そこで、地層の変化のポイントを2つ触れておきましょう。
@ テレビで地震などの影響で、地割れを起こした地面が
盛り上がったり、下にずれ下がったりしたものを
見たことがあるのではないでしょうか?
そこで、地中にある地層は下図のように変化します。
このように地層に力が働いてずれてしまうことを、断層と言います。
その中でも、断層にまだ動く(地震を起こす)可能性がある断層を、
活断層と言います。
A @の断層の力の向きとは反対に、
下図のように、
地層に押し縮められるような力が働き、
地層が曲がったような状態を、しゅう曲と言います。
このように、地層はあらゆる力をの受け方をして、
本来の地層とは大きく異なった状態を引き起こすことがあります。
では、地層の変化のポイントを3つ。
@ 地層には表面に出た露頭・特徴を持ったかぎ層がある
A 地層に力が働いてずれることで断層ができる
B 地層を押し縮めるとしゅう曲が起こる
言葉そのものは量が多くはないので、
一問一答形式でも対応しやすいです。
けれども、言葉だけが独り歩きして、
言葉とイメージがかけ離れると良くないので、
簡単な図を入れて、
言葉とイメージのつながりをよくしておくことを
おすすめします。
言葉の意味とイメージアップに注意して、
地層の変化、頑張ってみませんか?
2020年09月26日
ごめんなさい。。。
こんにちは、YOSHIOです。
もうすぐ中1内容の理科の基本を終える所まで
進んできましたが…
アップしてきた記事一覧を確認時に、
「何かが足りない」
と気が付き、
溶解度が抜けています…。
いつも当ブログをご覧頂いている方に、
申し訳ないです。。。
早めに作成の上でアップできるように考えています。
また、ブログでアップしてほしい内容や、
不明点などをコメントでお知らせ頂いてもOKです!
もうすぐ中1内容の理科の基本を終える所まで
進んできましたが…
アップしてきた記事一覧を確認時に、
「何かが足りない」
と気が付き、
溶解度が抜けています…。
いつも当ブログをご覧頂いている方に、
申し訳ないです。。。
早めに作成の上でアップできるように考えています。
また、ブログでアップしてほしい内容や、
不明点などをコメントでお知らせ頂いてもOKです!
2020年09月25日
化石の違いは対比させて覚えてみよう!
こんにちは、YOSHIOです。
今回は地層・化石の3回目、化石から分かることです。
…化石と言われたら、、、
恐竜とか、アンモナイトとか、
深い知識や興味がないと分からないイメージが
強い人も多いです。
…私は…化石の知識は強くありません。。。
けれども、「理科」として割り切った場合に、
抑えるポイントだけが分かれば、ひとまずはOKですからね。
実は、覚える化石は2種類しかありません!
化石と言えば、その生物が生きていた時代や様子が分かると言われています。
そこで、
地層が堆積した当時の環境を示す化石を、示相化石といい、
地層が堆積した地質の歴史を示す化石を、示準化石といいます。
…少ない…!
…けれども、覚えるものが少ない時は、
必ずウラがある…。
言いかえれば、細かな覚える内容が多いということです。。。
そんな時こそ、極力手を抜いた覚え方をしないと
整理などの後処理が本当に大変です。
そこで、一問一答形式の文章ではなく、
ひとまとまりに見やすく、対比させやすい表にしてみました。
示相化石は、当時の環境が反映されるので、
特徴=場所(浅く温暖な海)になっています。
一方の示準化石は、時代や歴史が反映されるので、
特徴=地質時代になっています。
また、例に関しては、
示相化石は、現代でも目にする生物の名称がほとんどです。
一方の示準化石は、、、
正直「何じゃこりゃ?」という名称ばかりですね。
覚え始めは、これくらい漠然としたもので良いと思います。
きちんと覚えていくのであれば、
時代名と生物名をセットにしておくと無難です。
では、化石から分かるポイントは3つ。
@ 示相化石は、地層の当時の環境が分かる
A 示準化石は、地質の歴史などが分かる
B 示準化石は、馴染みが薄い生物と時代を区別する
…ここまでまとめて気づくことは、
本当に地学は覚えることが多すぎることです。
教える方は、一方的に知識を伝えるだけになりますが、
教わる方は、整理・暗記・確認などすべきことがたくさん。
本当に大変だと思います。
時間がかかってもいいです。
少しずつでもいいです。
大切なことは、きちんと向き合って取り組むことだと思います。
焦らなくていいので、じっくり取り組んでみてくださいね。
化石から分かること、頑張ってみませんか?
今回は地層・化石の3回目、化石から分かることです。
…化石と言われたら、、、
恐竜とか、アンモナイトとか、
深い知識や興味がないと分からないイメージが
強い人も多いです。
…私は…化石の知識は強くありません。。。
けれども、「理科」として割り切った場合に、
抑えるポイントだけが分かれば、ひとまずはOKですからね。
実は、覚える化石は2種類しかありません!
化石と言えば、その生物が生きていた時代や様子が分かると言われています。
そこで、
地層が堆積した当時の環境を示す化石を、示相化石といい、
地層が堆積した地質の歴史を示す化石を、示準化石といいます。
…少ない…!
…けれども、覚えるものが少ない時は、
必ずウラがある…。
言いかえれば、細かな覚える内容が多いということです。。。
そんな時こそ、極力手を抜いた覚え方をしないと
整理などの後処理が本当に大変です。
そこで、一問一答形式の文章ではなく、
ひとまとまりに見やすく、対比させやすい表にしてみました。
示相化石は、当時の環境が反映されるので、
特徴=場所(浅く温暖な海)になっています。
一方の示準化石は、時代や歴史が反映されるので、
特徴=地質時代になっています。
また、例に関しては、
示相化石は、現代でも目にする生物の名称がほとんどです。
一方の示準化石は、、、
正直「何じゃこりゃ?」という名称ばかりですね。
覚え始めは、これくらい漠然としたもので良いと思います。
きちんと覚えていくのであれば、
時代名と生物名をセットにしておくと無難です。
では、化石から分かるポイントは3つ。
@ 示相化石は、地層の当時の環境が分かる
A 示準化石は、地質の歴史などが分かる
B 示準化石は、馴染みが薄い生物と時代を区別する
…ここまでまとめて気づくことは、
本当に地学は覚えることが多すぎることです。
教える方は、一方的に知識を伝えるだけになりますが、
教わる方は、整理・暗記・確認などすべきことがたくさん。
本当に大変だと思います。
時間がかかってもいいです。
少しずつでもいいです。
大切なことは、きちんと向き合って取り組むことだと思います。
焦らなくていいので、じっくり取り組んでみてくださいね。
化石から分かること、頑張ってみませんか?
2020年09月24日
「堆積」岩だから、「堆積」物に注目!
こんにちは、YOSHIOです。
今回は地層・化石の2回目、堆積岩です。
前回ブログの大地の変化でも出てきた、
堆積の内容をなぞりながら、
新しいことにも触れていきます。
では、前回ブログでも扱った、
堆積物の粒の大きさを改めて確認してみます。
れき・砂・泥 の順番に粒が小さくなっていくのでした。
では、堆積岩にはどのような種類があるのか、
またどのような特徴が見られるのかをまとめていきましょう。
れき岩・砂岩・泥岩は、前回内容と同じです。
※ 確認したい場合は、
2020年9月22日ブログ
「地層・化石…でもその前に注意したい大地の変化。」
をご参照くださいませ。
↓
https://fanblogs.jp/studyscience/daily/202009/22
…問題は、凝灰岩・石灰岩・チャートです。
まずは、凝灰岩で、名前から分かりにくいですが、
堆積物は火山噴出物です。
(火山噴出物の確認は、9/15分のブログでできますからね。)
覚えるのは、これだけで構いません。
次は、石灰岩で、凝灰岩と名前が似ていますが、
堆積物は生物の死骸です。
テストにも出題されやすい大きなポイントは、
塩酸と反応して、二酸化炭素が発生することを
忘れないようにしましょう。
最後に、チャート、唯一のカタカナの堆積岩ですが、
堆積物は石灰岩と同じく生物の死骸です。
ただし、主成分に違いがあるため、
塩酸と反応は起きません。
分類整理をおおざっぱにしないように、
ポイントを必ず押さえるようにしましょう。
では、堆積岩のポイントは3つ。
@ 凝灰岩は、火山噴出物からできた堆積岩
A 石灰岩は、塩酸をかけると二酸化炭素が発生
B チャートは、生物の死骸からできた
基本に必要な知識は、まずはこれだけでも十分です。
むしろ、たくさん出てきた名称や特徴を
ごちゃ混ぜにしないように、
簡単に見返し復習ができるようまとめておくことが大切です。
細かな内容を整理して、
堆積岩、頑張ってみませんか?
今回は地層・化石の2回目、堆積岩です。
前回ブログの大地の変化でも出てきた、
堆積の内容をなぞりながら、
新しいことにも触れていきます。
では、前回ブログでも扱った、
堆積物の粒の大きさを改めて確認してみます。
れき・砂・泥 の順番に粒が小さくなっていくのでした。
では、堆積岩にはどのような種類があるのか、
またどのような特徴が見られるのかをまとめていきましょう。
れき岩・砂岩・泥岩は、前回内容と同じです。
※ 確認したい場合は、
2020年9月22日ブログ
「地層・化石…でもその前に注意したい大地の変化。」
をご参照くださいませ。
↓
https://fanblogs.jp/studyscience/daily/202009/22
…問題は、凝灰岩・石灰岩・チャートです。
まずは、凝灰岩で、名前から分かりにくいですが、
堆積物は火山噴出物です。
(火山噴出物の確認は、9/15分のブログでできますからね。)
覚えるのは、これだけで構いません。
次は、石灰岩で、凝灰岩と名前が似ていますが、
堆積物は生物の死骸です。
テストにも出題されやすい大きなポイントは、
塩酸と反応して、二酸化炭素が発生することを
忘れないようにしましょう。
最後に、チャート、唯一のカタカナの堆積岩ですが、
堆積物は石灰岩と同じく生物の死骸です。
ただし、主成分に違いがあるため、
塩酸と反応は起きません。
分類整理をおおざっぱにしないように、
ポイントを必ず押さえるようにしましょう。
では、堆積岩のポイントは3つ。
@ 凝灰岩は、火山噴出物からできた堆積岩
A 石灰岩は、塩酸をかけると二酸化炭素が発生
B チャートは、生物の死骸からできた
基本に必要な知識は、まずはこれだけでも十分です。
むしろ、たくさん出てきた名称や特徴を
ごちゃ混ぜにしないように、
簡単に見返し復習ができるようまとめておくことが大切です。
細かな内容を整理して、
堆積岩、頑張ってみませんか?
2020年09月22日
地層・化石…でもその前に注意したい大地の変化。
こんにちは、YOSHIOです。
今回から地層・化石の分野に突入ですが、
この分野で地学内容の基本は一区切りです。
中1理科で地学分野は暗記内容が多いので、
短時間でもいいので、復習する習慣を付けるようにしましょう。
では、今回は地層・化石の1回目、大地の変化です。
本題に入っていく前に知っておきたい言葉を中心に
説明していく内容でまとめていきます。
そのため、今回のまとめ方は一問一答に近い形式になっているので、
ノートにもまとめやすくなっているといいなと思っています。
前回までに火山や岩石を扱いましたが、
常に屋外にさらされる自然環境になるので、
長い時間をかけてもろくなったり、形が崩れたりするものです。
そこで、
自然にある岩石が長い年月をかけてもろくなる現象を、風化と言います。
自然にある岩石や風化によって崩れた石は、
流れる川の水や風の力で角が取れて丸くなってきます。
このように、
水や風の力で石や岩をけずる現象を、浸食と言います。
※ ちなみに、浸食なので、侵食と間違わないように。
崩れた石・岩はそのまま放置されることなく、
川の源流や上流から下流に向かって流されていくことになります。
風化や浸食による石・岩・砂が水に流されて運ばれることを、運搬と言います。
最後に、下流域へ運搬によって流された石や砂ですが、
下流になるほど流れの強さは弱くなるので、
どんどん流されてきたものが積もっていきます。
運搬された石や砂が積もっていくことを、堆積と言い、
堆積物によって押し固められた岩石を、堆積岩と言います。
ただし、下流へ流される石には、
粒の大きさの違いで、3つに分類されます。
大まかに下表にまとめてみました。
れき岩・砂岩・泥岩 は、粒が大きい順に並べてあります。
言いかえると、粒が大きいものから沈みやすいことも押さえておくと良いでしょう。
ちなみに、今回の内容を踏まえて、
次回内容にもつながっていくので、
流れを切らないよう言葉を復習するようにしてみてくださいね。
では、大地の変化のポイントは3つ。
@ 風化で自然物がもろくなり、浸食でけずられていく
A 運搬によって運ばれたことで下流に堆積していく
B れき・砂・泥の順番に粒は小さくなっていく
ポイントでもまとめたように、
1つ1つの言葉を別々に覚えるよりは、
自然現象の流れが作れるとイメージもしやすくなります。
次回以降の本題に向けて基礎固めをするために、
大地の変化、頑張ってみませんか?
今回から地層・化石の分野に突入ですが、
この分野で地学内容の基本は一区切りです。
中1理科で地学分野は暗記内容が多いので、
短時間でもいいので、復習する習慣を付けるようにしましょう。
では、今回は地層・化石の1回目、大地の変化です。
本題に入っていく前に知っておきたい言葉を中心に
説明していく内容でまとめていきます。
そのため、今回のまとめ方は一問一答に近い形式になっているので、
ノートにもまとめやすくなっているといいなと思っています。
前回までに火山や岩石を扱いましたが、
常に屋外にさらされる自然環境になるので、
長い時間をかけてもろくなったり、形が崩れたりするものです。
そこで、
自然にある岩石が長い年月をかけてもろくなる現象を、風化と言います。
自然にある岩石や風化によって崩れた石は、
流れる川の水や風の力で角が取れて丸くなってきます。
このように、
水や風の力で石や岩をけずる現象を、浸食と言います。
※ ちなみに、浸食なので、侵食と間違わないように。
崩れた石・岩はそのまま放置されることなく、
川の源流や上流から下流に向かって流されていくことになります。
風化や浸食による石・岩・砂が水に流されて運ばれることを、運搬と言います。
最後に、下流域へ運搬によって流された石や砂ですが、
下流になるほど流れの強さは弱くなるので、
どんどん流されてきたものが積もっていきます。
運搬された石や砂が積もっていくことを、堆積と言い、
堆積物によって押し固められた岩石を、堆積岩と言います。
ただし、下流へ流される石には、
粒の大きさの違いで、3つに分類されます。
大まかに下表にまとめてみました。
れき岩・砂岩・泥岩 は、粒が大きい順に並べてあります。
言いかえると、粒が大きいものから沈みやすいことも押さえておくと良いでしょう。
ちなみに、今回の内容を踏まえて、
次回内容にもつながっていくので、
流れを切らないよう言葉を復習するようにしてみてくださいね。
では、大地の変化のポイントは3つ。
@ 風化で自然物がもろくなり、浸食でけずられていく
A 運搬によって運ばれたことで下流に堆積していく
B れき・砂・泥の順番に粒は小さくなっていく
ポイントでもまとめたように、
1つ1つの言葉を別々に覚えるよりは、
自然現象の流れが作れるとイメージもしやすくなります。
次回以降の本題に向けて基礎固めをするために、
大地の変化、頑張ってみませんか?
2020年09月20日
ブレイク:まずは実践してみよう!
こんにちは、YOSHIOです。
いつも当ブログを閲覧頂いて、ありがとうございます!
今回はブレイクですが、前回ブログでもお伝えした通り、
過去に体験・見聞してきた理科の覚え方を紹介していきます。
あくまで自分なりに経験してみたこと、
他人から見聞きしたことが中心なので、
絶対に使える・おすすめできる、とは言い切れません。。。
その点だけご了承頂けると幸いです。
まずは、私が学生の頃に実践した方法です。
@ 太字を覚えるためだけのノートを作る
一問一答形式で作っておきたい時に利用していました。
言葉で説明しにくいので、下の画像のような感じで、
復習を兼ねてノートを作っていました。
その日学校で習った内容を、その日のうちに復習も兼ねてやると、
少ない量を少ない時間で済ませられます。
教科書やワーク類を書き写すのでもOKです。
解答部分を隠せば、いつでも一問一答で確認することもできます。
A 余程のことがない限り、カラーペンの本数は少なくする
当ブログのまとめ方も当てはまりますが、
極力、黒以外のカラーは少なくするようにしていました。
4色ボールペンを好んで使っていましたが、
あまりに使う色がノートで多すぎたために、
だんだん何が重要な部分であるかが分からなくなっていました。
使う色を最初にルールを決めておいて、
赤=重要で絶対覚える所 青=忘れやすい所・赤と対比させたい所
と色ごとに役割も決めて活用していました。
B 五感をフル稼働させる
教科書を読む「だけ」、
ノートに書く「だけ」 といった
1つの作業は極力避けていました。
理科などの苦手科目だから面倒なことも多いですが、
教科書を一通り声に出して読んで、読んだ所をノートに写す、
と見る・言う・聞く・書くをフル稼働させて
感覚を残すようにしていました。
※ 単語カードなどのアイテムを使用するのは、
私は人それぞれだと思っています。
例えば、私の場合は中学生の頃、物を失くしやすい性格だったので、
単語カードは長続きせずに挫折しました。。。
ただ、試してみた上で長続きしない場合は、
別の方法に切り替えるのも良いことですからね。
次に、他人から見聞きした方法です。
@ 独自の語呂合わせを勝手に作る
覚えにくいことを、自分だけが分かる独自の語呂合わせなどを
作っても良いと思います。
例えば…
植物で根から吸い上げた水は道管を通るので、水道管
という言葉をくみ取った語呂合わせがあれば、
質量=密度×体積 の公式であれば、
ひらがなの頭文字を取って「し・み・た」とするなど、
自分だけが分かる暗号のように作ってみるのも良いですね。
A お経のように常に唱える
…この方法は、一人じゃないとできませんが、
くり返して刷り込ませる方法の1つです。
好きな歌手の新曲の歌詞をきちんと覚えきれていないので、
反復して何度も歌ってみるのと似ているのかな、と。
間違いながらも、何度もチャレンジしますよね。
常に言葉に発する機会を作るのは良いことです。
例えば、1人で入浴時に湯船で唱えるのはいかがでしょうか…?
B 覚えにくい・苦手なものだけをまとめたノートを作る
学校の宿題で「自主勉強ノート・自学ノート」などがあれば、
授業ノート・教科書の図や表を書き写してみるのであれば、
あまりハードルは高くないかもしれませんね。
最初は、同じものを同じように書き写すだけでもOKです。
慣れてきたら、一問一答や問題演習などを組み合わせて、
覚えているかどうかを確認する作業を入れてみるのも良いですね。
さすがに細かい部分まで触れるとブログ容量が大きくなるので、
大まかに方法だけをまとめてみました。
(より詳細を知りたかった人は、本当にごめんなさい。。。
別の機会で掘り下げようと計画中です。)
ただ、全部で6種類を取り上げましたが、
私自身が実践した時も、見聞きした方法も同じことが言えるのは、
まずはやってみないと、効果が分からない
ことです。
いきなり成果が表れるとは限りません。
それでも、少しずつ頑張ってみることで、
思わぬ所で頑張った成果が実る時がやってくる時がありますからね。
失敗してもいいから、まずは実践です!
※ 次回は、地層・化石の内容です。
いつも当ブログを閲覧頂いて、ありがとうございます!
今回はブレイクですが、前回ブログでもお伝えした通り、
過去に体験・見聞してきた理科の覚え方を紹介していきます。
あくまで自分なりに経験してみたこと、
他人から見聞きしたことが中心なので、
絶対に使える・おすすめできる、とは言い切れません。。。
その点だけご了承頂けると幸いです。
まずは、私が学生の頃に実践した方法です。
@ 太字を覚えるためだけのノートを作る
一問一答形式で作っておきたい時に利用していました。
言葉で説明しにくいので、下の画像のような感じで、
復習を兼ねてノートを作っていました。
その日学校で習った内容を、その日のうちに復習も兼ねてやると、
少ない量を少ない時間で済ませられます。
教科書やワーク類を書き写すのでもOKです。
解答部分を隠せば、いつでも一問一答で確認することもできます。
A 余程のことがない限り、カラーペンの本数は少なくする
当ブログのまとめ方も当てはまりますが、
極力、黒以外のカラーは少なくするようにしていました。
4色ボールペンを好んで使っていましたが、
あまりに使う色がノートで多すぎたために、
だんだん何が重要な部分であるかが分からなくなっていました。
使う色を最初にルールを決めておいて、
赤=重要で絶対覚える所 青=忘れやすい所・赤と対比させたい所
と色ごとに役割も決めて活用していました。
B 五感をフル稼働させる
教科書を読む「だけ」、
ノートに書く「だけ」 といった
1つの作業は極力避けていました。
理科などの苦手科目だから面倒なことも多いですが、
教科書を一通り声に出して読んで、読んだ所をノートに写す、
と見る・言う・聞く・書くをフル稼働させて
感覚を残すようにしていました。
※ 単語カードなどのアイテムを使用するのは、
私は人それぞれだと思っています。
例えば、私の場合は中学生の頃、物を失くしやすい性格だったので、
単語カードは長続きせずに挫折しました。。。
ただ、試してみた上で長続きしない場合は、
別の方法に切り替えるのも良いことですからね。
次に、他人から見聞きした方法です。
@ 独自の語呂合わせを勝手に作る
覚えにくいことを、自分だけが分かる独自の語呂合わせなどを
作っても良いと思います。
例えば…
植物で根から吸い上げた水は道管を通るので、水道管
という言葉をくみ取った語呂合わせがあれば、
質量=密度×体積 の公式であれば、
ひらがなの頭文字を取って「し・み・た」とするなど、
自分だけが分かる暗号のように作ってみるのも良いですね。
A お経のように常に唱える
…この方法は、一人じゃないとできませんが、
くり返して刷り込ませる方法の1つです。
好きな歌手の新曲の歌詞をきちんと覚えきれていないので、
反復して何度も歌ってみるのと似ているのかな、と。
間違いながらも、何度もチャレンジしますよね。
常に言葉に発する機会を作るのは良いことです。
例えば、1人で入浴時に湯船で唱えるのはいかがでしょうか…?
B 覚えにくい・苦手なものだけをまとめたノートを作る
学校の宿題で「自主勉強ノート・自学ノート」などがあれば、
授業ノート・教科書の図や表を書き写してみるのであれば、
あまりハードルは高くないかもしれませんね。
最初は、同じものを同じように書き写すだけでもOKです。
慣れてきたら、一問一答や問題演習などを組み合わせて、
覚えているかどうかを確認する作業を入れてみるのも良いですね。
さすがに細かい部分まで触れるとブログ容量が大きくなるので、
大まかに方法だけをまとめてみました。
(より詳細を知りたかった人は、本当にごめんなさい。。。
別の機会で掘り下げようと計画中です。)
ただ、全部で6種類を取り上げましたが、
私自身が実践した時も、見聞きした方法も同じことが言えるのは、
まずはやってみないと、効果が分からない
ことです。
いきなり成果が表れるとは限りません。
それでも、少しずつ頑張ってみることで、
思わぬ所で頑張った成果が実る時がやってくる時がありますからね。
失敗してもいいから、まずは実践です!
※ 次回は、地層・化石の内容です。