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2020年09月06日
水にも空気にも圧力がある?
こんにちは、YOSHIOです。
いつもブログを拝読頂きありがとうございます!
今回は力の8回目、浮力・大気圧です。
…ついに、力のラストです。
過去7回目までの量が多いこともあり、
今回は覚えてほしいことだけに絞り込んで、
分かりやすくできればと考えています。
今回は前振りなく、冒頭から重要語句の説明から始めましょう。
浮力とは、水中でかかる上向きの力であり、
水圧とは、水中でかかる圧力であり、
大気圧とは、大気(空気)よる圧力を指します。
本来であれば、もう少し細かな説明が続きますが、
言葉の区別がつきにくいものばかりなので、
イメージが付きやすいよう図にしてみました。
※ イメージしやすいようにした図示です。
ここで、注意したい点が3つあります。
1つ目は、力がかかる方向です。
浮力:真下から上向きにかかる
水圧・大気圧:あらゆる方向からかかる
2つ目は、大気圧を表す数値と単位です。
1気圧 = 1013hPa(読み方:ヘクトパスカル)
で表されることも覚えておきましょう。
3つ目は、水圧や大気圧の大きさです。
水圧は、深さが深ければ深いほど大きくなり、
大気圧は、高さが高ければ高いほど大きくなります。
浮力や水圧を使った計算問題もありますが、
まずはそれぞれの力の違いに区別を付けて
覚えることから始めてみましょう。
では、水中や大気中の力のポイントは3つ。
@ 浮力は水中で真下から受ける上向きの力である
A 水圧は水中であらゆる方向から受け、深いほど大きい
B 大気圧は高いほど大きくなり、1気圧=1013hPaで表される
なかなか頭の中で理解するのは難しい場合は、
図などを利用してイメージアップができる方法があると、
覚えやすさにつながってきますね。
これで、ようやく、力・圧力は今回で終了です!
暗記・計算など様々続く中で、
閲覧頂きありがとうございます!
一区切りはつきますが、復習や覚えなおしを
繰り返すことで、力が確かなものになっていきますからね。
長丁場でしたが、力・圧力、頑張ってみませんか?
いつもブログを拝読頂きありがとうございます!
今回は力の8回目、浮力・大気圧です。
…ついに、力のラストです。
過去7回目までの量が多いこともあり、
今回は覚えてほしいことだけに絞り込んで、
分かりやすくできればと考えています。
今回は前振りなく、冒頭から重要語句の説明から始めましょう。
浮力とは、水中でかかる上向きの力であり、
水圧とは、水中でかかる圧力であり、
大気圧とは、大気(空気)よる圧力を指します。
本来であれば、もう少し細かな説明が続きますが、
言葉の区別がつきにくいものばかりなので、
イメージが付きやすいよう図にしてみました。
※ イメージしやすいようにした図示です。
ここで、注意したい点が3つあります。
1つ目は、力がかかる方向です。
浮力:真下から上向きにかかる
水圧・大気圧:あらゆる方向からかかる
2つ目は、大気圧を表す数値と単位です。
1気圧 = 1013hPa(読み方:ヘクトパスカル)
で表されることも覚えておきましょう。
3つ目は、水圧や大気圧の大きさです。
水圧は、深さが深ければ深いほど大きくなり、
大気圧は、高さが高ければ高いほど大きくなります。
浮力や水圧を使った計算問題もありますが、
まずはそれぞれの力の違いに区別を付けて
覚えることから始めてみましょう。
では、水中や大気中の力のポイントは3つ。
@ 浮力は水中で真下から受ける上向きの力である
A 水圧は水中であらゆる方向から受け、深いほど大きい
B 大気圧は高いほど大きくなり、1気圧=1013hPaで表される
なかなか頭の中で理解するのは難しい場合は、
図などを利用してイメージアップができる方法があると、
覚えやすさにつながってきますね。
これで、ようやく、力・圧力は今回で終了です!
暗記・計算など様々続く中で、
閲覧頂きありがとうございます!
一区切りはつきますが、復習や覚えなおしを
繰り返すことで、力が確かなものになっていきますからね。
長丁場でしたが、力・圧力、頑張ってみませんか?
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2020年09月05日
力を受けただけ、ばねは伸びる!
こんにちは、YOSHIOです。
今回は力の7回目、フックの法則です。
力の大きさにばねが関わった分野の計算です。
とにかく計算は肩の力を抜いて、読み進めてみてくださいね。
…過去に、塾生から妙な質問を受けたことが何度もあります。
「先生、どうしてばねの長さを計算しようとしたの?」
…正直、そんなこと分からないです…。
もちろん、答えられる訳がありません…。
けれど、このような質問・疑問を持っていることが、嬉しいんですよね。
少しでも理科に興味を持ってもらえている気がするので。
それでは、今回のテーマであるフックの法則とは、
ばねののびが、加えた力の大きさに比例する性質を指します。
文章にある通り、ばねののびと力の大きさだけ見ればOKです。
実際の基本問題は、下のように出題されます。
例)次のグラフのように、ばね1とばね2それぞれに力を加えた時の
ばねが伸びた長さを示している。
(1) 力の大きさとばねの伸びにはどのような関係があるか。
(2) (1)から分かる性質を何というか。
(3) ばね1に6 N の力を加えたら、ばねは何 cm 伸びるか。
(4) ばね2が10 cm 伸びた時、何 N の力を加えた時か。
(1) 力の大きさとばねの伸びの関係は、
比例関係です。
もし、「比例関係が分からない…」という場合は、
質問くださって大丈夫ですからね。
ありがたいことに、この力の大きさとばねの伸びの関係は、
比例関係しか出てきません。
最悪、比例関係という言葉を知っておくだけでもOKです。
(2) 力の大きさとばねの伸びの関係からわかる性質は、 フックの法則です。
余談ですが、しばらく前までは「どんな法則か?」と
出題されることが多かったですが、
最近では「どんな性質か?」という出題も増えています。
言葉に惑わされないように注意してみてくださいね。
では、ここからは、計算ですね。もう一度問題を確認です。
(3) ばね1に6 N の力を加えたら、ばねは何 cm 伸びるか。
(4) ばね2が10 cm 伸びた時、何 N の力を加えた時か。
…ありがたいことに!
グラフで出題されたら、特別な計算公式は必要ありません!
数学で習いますが、比例式を使って解きます。
(3) ばね1のグラフを見てみましょう。
まずは、グラフで分かりやすい点を1つだけ見つけます。
ばねの伸びが0.5 cm の時、力の大きさが2N ですよね。
この数値を使って、0.5cm:2N で比の式を作ります。
次に、問題から6N の時のばねの伸びを求めるので、
求めるものを X (cm) とすると、X cm:6N で同じように式を作ります。
そして、作れた2つの比の式を「=」でつなげます。
0.5cm:2N = X cm:6N
この式を解けば、答え1.5cm と求められます。
改めて、(3)を元にグラフを使ったフックの法則問題の解き方は、
@ グラフから数値が分かる1点を使って比の式を作る
A 問題から求めるものを文字で置いて比の式を作る
B @=Aの比例式を作って解く
※ 比の式は、単位の順番をそろえるようにしましょう。
失敗しても良いので、チャレンジすることで感覚がつかめてきますからね。
では、最後に(4)を上記の解き方で解きます。
@ グラフから数値が分かる1点を使って比の式を作る
ばねののびが1.0cm の時に、力の大きさが1N なので、
1.0cm:1N で比の式です。
A 問題から求めるものを文字で置いて比の式を作る
問題から、ばねの伸びが10 cmの時の力の大きさなので、
求めるものを Y (N) とすると、
10cm:Y N で比の式です。
B @=Aの比例式を作って解く
1.0cm:1N = 10cm:Y N
この比例式を解いて、答えは10N ですね。
では、今回のフックの法則については3つのポイント。
@ フックの法則は、ばねの伸びと力の大きさが比例関係
A 計算問題は比例式を作って攻略
B 比の式を作る時は、単位の順番をそろえる
文章問題にグラフがあるだけで身構えますが、
グラフ=計算を解くサポートキャラ
みたいな感じで思えるようになると、気分が楽になってきますからね。
次回で力・圧力は最後なので、
もうひと踏ん張り、あと少し、頑張ってみませんか?
※ 最後まで読んで頂いてありがとうございました!
このブログ中にもありましたが、
「比例式」やら「グラフの見方」やら、
分からないことがあれば、コメントで記入して頂けましたら、
ブログで改めて説明する場を作りたいと思います。
今回は力の7回目、フックの法則です。
力の大きさにばねが関わった分野の計算です。
とにかく計算は肩の力を抜いて、読み進めてみてくださいね。
…過去に、塾生から妙な質問を受けたことが何度もあります。
「先生、どうしてばねの長さを計算しようとしたの?」
…正直、そんなこと分からないです…。
もちろん、答えられる訳がありません…。
けれど、このような質問・疑問を持っていることが、嬉しいんですよね。
少しでも理科に興味を持ってもらえている気がするので。
それでは、今回のテーマであるフックの法則とは、
ばねののびが、加えた力の大きさに比例する性質を指します。
文章にある通り、ばねののびと力の大きさだけ見ればOKです。
実際の基本問題は、下のように出題されます。
例)次のグラフのように、ばね1とばね2それぞれに力を加えた時の
ばねが伸びた長さを示している。
(1) 力の大きさとばねの伸びにはどのような関係があるか。
(2) (1)から分かる性質を何というか。
(3) ばね1に6 N の力を加えたら、ばねは何 cm 伸びるか。
(4) ばね2が10 cm 伸びた時、何 N の力を加えた時か。
(1) 力の大きさとばねの伸びの関係は、
比例関係です。
もし、「比例関係が分からない…」という場合は、
質問くださって大丈夫ですからね。
ありがたいことに、この力の大きさとばねの伸びの関係は、
比例関係しか出てきません。
最悪、比例関係という言葉を知っておくだけでもOKです。
(2) 力の大きさとばねの伸びの関係からわかる性質は、 フックの法則です。
余談ですが、しばらく前までは「どんな法則か?」と
出題されることが多かったですが、
最近では「どんな性質か?」という出題も増えています。
言葉に惑わされないように注意してみてくださいね。
では、ここからは、計算ですね。もう一度問題を確認です。
(3) ばね1に6 N の力を加えたら、ばねは何 cm 伸びるか。
(4) ばね2が10 cm 伸びた時、何 N の力を加えた時か。
…ありがたいことに!
グラフで出題されたら、特別な計算公式は必要ありません!
数学で習いますが、比例式を使って解きます。
(3) ばね1のグラフを見てみましょう。
まずは、グラフで分かりやすい点を1つだけ見つけます。
ばねの伸びが0.5 cm の時、力の大きさが2N ですよね。
この数値を使って、0.5cm:2N で比の式を作ります。
次に、問題から6N の時のばねの伸びを求めるので、
求めるものを X (cm) とすると、X cm:6N で同じように式を作ります。
そして、作れた2つの比の式を「=」でつなげます。
0.5cm:2N = X cm:6N
この式を解けば、答え1.5cm と求められます。
改めて、(3)を元にグラフを使ったフックの法則問題の解き方は、
@ グラフから数値が分かる1点を使って比の式を作る
A 問題から求めるものを文字で置いて比の式を作る
B @=Aの比例式を作って解く
※ 比の式は、単位の順番をそろえるようにしましょう。
失敗しても良いので、チャレンジすることで感覚がつかめてきますからね。
では、最後に(4)を上記の解き方で解きます。
@ グラフから数値が分かる1点を使って比の式を作る
ばねののびが1.0cm の時に、力の大きさが1N なので、
1.0cm:1N で比の式です。
A 問題から求めるものを文字で置いて比の式を作る
問題から、ばねの伸びが10 cmの時の力の大きさなので、
求めるものを Y (N) とすると、
10cm:Y N で比の式です。
B @=Aの比例式を作って解く
1.0cm:1N = 10cm:Y N
この比例式を解いて、答えは10N ですね。
では、今回のフックの法則については3つのポイント。
@ フックの法則は、ばねの伸びと力の大きさが比例関係
A 計算問題は比例式を作って攻略
B 比の式を作る時は、単位の順番をそろえる
文章問題にグラフがあるだけで身構えますが、
グラフ=計算を解くサポートキャラ
みたいな感じで思えるようになると、気分が楽になってきますからね。
次回で力・圧力は最後なので、
もうひと踏ん張り、あと少し、頑張ってみませんか?
※ 最後まで読んで頂いてありがとうございました!
このブログ中にもありましたが、
「比例式」やら「グラフの見方」やら、
分からないことがあれば、コメントで記入して頂けましたら、
ブログで改めて説明する場を作りたいと思います。
2020年09月04日
「重さ」と「質量」、何が違う!?
こんにちは、YOSHIOです。
拙いブログながら、閲覧頂きありがとうございます!
力・圧力は今回を含めて、残り3回を予定しています。
できる限り例や説明を分かりやすく伝えられるブログに
できればと思っています。
分からないことや今後取り上げてほしい内容があれば、
コメントして頂いてもOKです。
今回は力の6回目、重さと質量です。
…?
どちらも同じじゃないか…。
「この荷物の重さ、どれくらいあるの?」
「この物体の質量を量ってみましょう。」
…特別に変わった表現でもない…。
…というよりも、そこまで細かくこだわって生活しませんよね
ただ、理科で学習する場合は、
きちんと言葉を使い分ける必要があります。
では、重さとは、物体にかかる重力を指します。
一方、質量とは、物体そのものが持つ量を指します。
この2つを見分けるポイントは、理科の問題に必要になってきます。
例えば、理科の実験などで、
・ばねばかり
・上皿天びん
を使ったことがあると思います。
知っておきたい見分けるポイントは1つ。
・ばねばかりは、物体にかかる重力が影響していること
・上皿天びんは、物体とのつり合いから重力の影響を受けないこと
2つを図にすると、こういう感じですよね。
(左:ばねばかり 右:上皿天びん)
ばねばかりは、フックに物体を引っ掛けて量るので、
常に下向きの重力がかかることになります。
一方の上皿天びんは、物体と分銅とのつり合いで量るので、
重力を考えなくて良いことになります。
では、冒頭の重さと質量ですが、このようにまとめてみました。
という具合に、細かく使い方が分けられます。
そこで、次のような例題を考えてみます。
例)300g の物体を次のように量った時を考える。
(1) 地球でばねばかりを使った時の重さはいくらか?
(2) 月でばねばかりを使った時の重さはいくらか?
(3) 月で上皿天びんを使った時の質量はいくらか?
(1) 地球の場合は、そのままの表示を使用して、
300g = 3N が答えです。
(2) 月の場合は、地球の重力のになるので、
300×=50g より、
50g = 0.5N が答えです。
(3) 上皿天びんは、重力の影響を受けないので、
そのまま300g が答えです。
このように、ポイントをうまく使い分けることで、
問題を攻略しやすくなります。
そこで、重さと質量のポイントは3つ。
@ 重さは重力の影響を受け、単位は N
A 質量は重力とは関係なく、単位は g、kg など
B 月で重さを量る場合は、倍する
特に、量る場所と求める単位に注意して、
重さと質量、頑張ってみませんか?
拙いブログながら、閲覧頂きありがとうございます!
力・圧力は今回を含めて、残り3回を予定しています。
できる限り例や説明を分かりやすく伝えられるブログに
できればと思っています。
分からないことや今後取り上げてほしい内容があれば、
コメントして頂いてもOKです。
今回は力の6回目、重さと質量です。
…?
どちらも同じじゃないか…。
「この荷物の重さ、どれくらいあるの?」
「この物体の質量を量ってみましょう。」
…特別に変わった表現でもない…。
…というよりも、そこまで細かくこだわって生活しませんよね
ただ、理科で学習する場合は、
きちんと言葉を使い分ける必要があります。
では、重さとは、物体にかかる重力を指します。
一方、質量とは、物体そのものが持つ量を指します。
この2つを見分けるポイントは、理科の問題に必要になってきます。
例えば、理科の実験などで、
・ばねばかり
・上皿天びん
を使ったことがあると思います。
知っておきたい見分けるポイントは1つ。
・ばねばかりは、物体にかかる重力が影響していること
・上皿天びんは、物体とのつり合いから重力の影響を受けないこと
2つを図にすると、こういう感じですよね。
(左:ばねばかり 右:上皿天びん)
ばねばかりは、フックに物体を引っ掛けて量るので、
常に下向きの重力がかかることになります。
一方の上皿天びんは、物体と分銅とのつり合いで量るので、
重力を考えなくて良いことになります。
では、冒頭の重さと質量ですが、このようにまとめてみました。
という具合に、細かく使い方が分けられます。
そこで、次のような例題を考えてみます。
例)300g の物体を次のように量った時を考える。
(1) 地球でばねばかりを使った時の重さはいくらか?
(2) 月でばねばかりを使った時の重さはいくらか?
(3) 月で上皿天びんを使った時の質量はいくらか?
(1) 地球の場合は、そのままの表示を使用して、
300g = 3N が答えです。
(2) 月の場合は、地球の重力のになるので、
300×=50g より、
50g = 0.5N が答えです。
(3) 上皿天びんは、重力の影響を受けないので、
そのまま300g が答えです。
このように、ポイントをうまく使い分けることで、
問題を攻略しやすくなります。
そこで、重さと質量のポイントは3つ。
@ 重さは重力の影響を受け、単位は N
A 質量は重力とは関係なく、単位は g、kg など
B 月で重さを量る場合は、倍する
特に、量る場所と求める単位に注意して、
重さと質量、頑張ってみませんか?
2020年09月03日
圧力は力と面積の割り算で手順良く!
こんにちは、YOSHIOです。
今回は力の5回目、圧力の計算です。
前回4回目で扱った、
力の大きさの変換と圧力の公式を利用した問題を扱います。
基本問題の解き方を解説していきましょう。
始める前に、改めて圧力を求める公式です。
この公式を使った基本例題です。
例)図のような質量4kg の直方体の物体を机の上に置いた時の圧力を考える。
ただし、1N = 100g とする。
(1) 面Aを底にした時の圧力を求めよ。
(2) 面Bを底にした時の圧力を求めよ。
圧力は、必要なものを順番に求めていけば計算できます。
@ 物体の質量を N に変換する
1N = 100g なので、 4kg = 4000g = 40N
に変えておきます。
A 底になる面積を求める
(1) の問題文章から、「どの面が底なるか」が分かるようになっています。
この場合は、面Aが底なので、Aの面積だけを求めます。
0.2 × 0.4 = 0.08
ただし、必ず単位を m に変えて計算することがおすすめです。
B @をAで割る
あとは公式に沿って割り算すればOKです。
40N ÷ 0.08 = 500
この3つの手順を踏んで、圧力を計算していきます。
では、同じように(2)も解いてみましょう。
(2) @ 質量を N に変えますが、(1) で使った40N を使います。
A 面Bが底になるので、Bの面積を求めます。
0.2 × 0.5 =0.1
必ず m に直して計算しましょう。
B @をAで割って、圧力を求めます。
40 ÷ 0.1= 400
圧力の求め方の手順は3つ。
@ 質量を N に変換する
A 底になる面積 を求める
B @をAで割る
※ ただし、面積は長さを m に直して計算する
解くために必要な手順をしっかり踏めば、
圧力計算の基本をクリアできるようになります。
もし計算に慣れてきたら、よく似た問題で腕試しするのもオススメです。
一つ一つに時間がかかってもいいので、
圧力計算の基本、頑張ってみませんか?
今回は力の5回目、圧力の計算です。
前回4回目で扱った、
力の大きさの変換と圧力の公式を利用した問題を扱います。
基本問題の解き方を解説していきましょう。
始める前に、改めて圧力を求める公式です。
この公式を使った基本例題です。
例)図のような質量4kg の直方体の物体を机の上に置いた時の圧力を考える。
ただし、1N = 100g とする。
(1) 面Aを底にした時の圧力を求めよ。
(2) 面Bを底にした時の圧力を求めよ。
圧力は、必要なものを順番に求めていけば計算できます。
@ 物体の質量を N に変換する
1N = 100g なので、 4kg = 4000g = 40N
に変えておきます。
A 底になる面積を求める
(1) の問題文章から、「どの面が底なるか」が分かるようになっています。
この場合は、面Aが底なので、Aの面積だけを求めます。
0.2 × 0.4 = 0.08
ただし、必ず単位を m に変えて計算することがおすすめです。
B @をAで割る
あとは公式に沿って割り算すればOKです。
40N ÷ 0.08 = 500
この3つの手順を踏んで、圧力を計算していきます。
では、同じように(2)も解いてみましょう。
(2) @ 質量を N に変えますが、(1) で使った40N を使います。
A 面Bが底になるので、Bの面積を求めます。
0.2 × 0.5 =0.1
必ず m に直して計算しましょう。
B @をAで割って、圧力を求めます。
40 ÷ 0.1= 400
圧力の求め方の手順は3つ。
@ 質量を N に変換する
A 底になる面積 を求める
B @をAで割る
※ ただし、面積は長さを m に直して計算する
解くために必要な手順をしっかり踏めば、
圧力計算の基本をクリアできるようになります。
もし計算に慣れてきたら、よく似た問題で腕試しするのもオススメです。
一つ一つに時間がかかってもいいので、
圧力計算の基本、頑張ってみませんか?
力の大きさは単位を変えて表そう!
こんにちは、YOSHIOです。
今回は力の4回目、力の計算・圧力の表し方です。
…やはり避けては通れない、理科の計算ですが、
今回はいきなり本格的な計算ではなく、
計算に出てくる公式や単位について扱います。
公式を使った計算は次回アップします。
…本題に入る前に、今回のテーマの前振りに
少しお付き合い頂ければありがたいです…
塾生とこんな話をしたことがあります。
塾生「先生、今日学校で力や圧力の計算を習いました…。」
私「あぁ、ついに計算に進んだね。」
塾生「…聞きたいことがあるけど…」
私「…?」
塾生「どうして、力の大きさを数字で表そうとしたの?
ただでさえ計算が大変なのに…。」
私「…どうしてだろうね」
…ごもっともだと思いました。。。
ちなみに、うまく返答できなかったのは言うまでもありません。。。
教える側は、「教えて当然」の感覚で授業しますが、
教わる側は、違和感を強く感じる部分かもしれません。
物質ならば、はかりなどで質量(g数)が目で見て分かりますが、
力の大きさは、目で見えません。
目で見えないことを、理屈や説明で伝えるのは難しい場合があります。
仮に、伝えられたしても、
理科が苦手な子からすれば、頑張って聞く気分にはなれないものですよね。
…すみません、前振りが長くなりましたが、
今回の力・圧力の計算については、
覚えてほしいことを2点だけ伝えます。
肩の力を抜いて見てもらえたら嬉しいです。
まず、1つ目。
先ほどのやりとりにも出てきましたが、
力の大きさは、数字で表す必要があります。
覚えることは、
1N = 100g
で表すルールがあります。
この時、力の大きさの単位はN(ニュートン)で表します。
…では、力の大きさを単位を使って表せるようになれば、
その数値で計算することになってきます。
計算は中1理科内容の場合は、主に圧力計算になります。
そこで2つ目は、圧力とその表し方についてです。
圧力という言葉は時々耳にすることはあるかもしれませんが、
理科でいう圧力とは、単位面積あたりにかかる力の大きさを指します。
圧力を表す単位は (ニュートン毎平方メートル)
で表します。
また、場合によっては、Pa(パスカル)で学習する場合もあるので、
知っておいて損はないでしょう。
そして、圧力計算に必要な公式を覚えることにつながっていきます。
ここでの注意点は、公式にある分母の面積単位です。
必ず で計算するようにしましょう。
では、今回の力・圧力のポイントは2つ。
@ 力の大きさは、1N = 100g に変換する
A 圧力を求める公式を覚えておくこと
補足としては、今回出てきた2つの新たな単位と読み方は
しっかり押さえておくことをおすすめします。
今回は、主に単位と公式に重点を置きました。
次回は、単位と公式を利用した計算問題を取り上げていきます。
覚えることだけにスポット当てればクリアしやすくなるので、
力・圧力の単位、頑張ってみませんか?
今回は力の4回目、力の計算・圧力の表し方です。
…やはり避けては通れない、理科の計算ですが、
今回はいきなり本格的な計算ではなく、
計算に出てくる公式や単位について扱います。
公式を使った計算は次回アップします。
…本題に入る前に、今回のテーマの前振りに
少しお付き合い頂ければありがたいです…
塾生とこんな話をしたことがあります。
塾生「先生、今日学校で力や圧力の計算を習いました…。」
私「あぁ、ついに計算に進んだね。」
塾生「…聞きたいことがあるけど…」
私「…?」
塾生「どうして、力の大きさを数字で表そうとしたの?
ただでさえ計算が大変なのに…。」
私「…どうしてだろうね」
…ごもっともだと思いました。。。
ちなみに、うまく返答できなかったのは言うまでもありません。。。
教える側は、「教えて当然」の感覚で授業しますが、
教わる側は、違和感を強く感じる部分かもしれません。
物質ならば、はかりなどで質量(g数)が目で見て分かりますが、
力の大きさは、目で見えません。
目で見えないことを、理屈や説明で伝えるのは難しい場合があります。
仮に、伝えられたしても、
理科が苦手な子からすれば、頑張って聞く気分にはなれないものですよね。
…すみません、前振りが長くなりましたが、
今回の力・圧力の計算については、
覚えてほしいことを2点だけ伝えます。
肩の力を抜いて見てもらえたら嬉しいです。
まず、1つ目。
先ほどのやりとりにも出てきましたが、
力の大きさは、数字で表す必要があります。
覚えることは、
1N = 100g
で表すルールがあります。
この時、力の大きさの単位はN(ニュートン)で表します。
…では、力の大きさを単位を使って表せるようになれば、
その数値で計算することになってきます。
計算は中1理科内容の場合は、主に圧力計算になります。
そこで2つ目は、圧力とその表し方についてです。
圧力という言葉は時々耳にすることはあるかもしれませんが、
理科でいう圧力とは、単位面積あたりにかかる力の大きさを指します。
圧力を表す単位は (ニュートン毎平方メートル)
で表します。
また、場合によっては、Pa(パスカル)で学習する場合もあるので、
知っておいて損はないでしょう。
そして、圧力計算に必要な公式を覚えることにつながっていきます。
ここでの注意点は、公式にある分母の面積単位です。
必ず で計算するようにしましょう。
では、今回の力・圧力のポイントは2つ。
@ 力の大きさは、1N = 100g に変換する
A 圧力を求める公式を覚えておくこと
補足としては、今回出てきた2つの新たな単位と読み方は
しっかり押さえておくことをおすすめします。
今回は、主に単位と公式に重点を置きました。
次回は、単位と公式を利用した計算問題を取り上げていきます。
覚えることだけにスポット当てればクリアしやすくなるので、
力・圧力の単位、頑張ってみませんか?
2020年09月02日
参考に:力の作図の例
こんにちは、YOSHIOです。
今回は、前回お伝えした力の作図の例を挙げてみました。
ひょっとすると、テストに備えた上で知っておくと、
便利かな…と思う例を中心に挙げています。
見苦しい点もあると思いますが、
よろしければ参考にしてもらえると嬉しいです。
※ 今回は作図の例示がメインなので、文章は少なめですが、
必要な所には説明を入れています。
@ 平らな場所に物を置く
一番基本的な作図の例。
赤:物体に働く重力
青:物体を押し上げる(支える)垂直抗力
A 天井から球体をつるす
続いて、作図につまずきやすい天井からつるした例。
赤:物体に働く重力
青:糸が球体を引く力=張力
緑:天井が糸を引く力
※作図のスタート地点の見つけ方は、
問題文の主語「何が」を見つけること!
B 物体を動かしてみる
赤:物体を右へ移動させる力
青:物体が動こうとするのを妨げる力=摩擦力
※摩擦力のスタート地点は、物体とじゅうたんが
接した部分の真ん中にあり、
反対方向に矢印を引くこと!
C 2つの磁石を反発させる(磁石Aの視点で)
赤:物体に働く重力
青:磁石が反発する(退け合う)力
※力の作図のスタート地点は、磁石の中心であること!
様々な例を、一つ一つ分解して図にしてみました。
このように、ノートにまとめる時も図を分けてみることで、
・矢印のスタート地点
・矢印を伸ばす方向
見やすくなるだけでなく、確認しやすくなるかなと思い、
やってみました。
様々な例にチャレンジして、力の作図、頑張ってみませんか?
今回は、前回お伝えした力の作図の例を挙げてみました。
ひょっとすると、テストに備えた上で知っておくと、
便利かな…と思う例を中心に挙げています。
見苦しい点もあると思いますが、
よろしければ参考にしてもらえると嬉しいです。
※ 今回は作図の例示がメインなので、文章は少なめですが、
必要な所には説明を入れています。
@ 平らな場所に物を置く
一番基本的な作図の例。
赤:物体に働く重力
青:物体を押し上げる(支える)垂直抗力
A 天井から球体をつるす
続いて、作図につまずきやすい天井からつるした例。
赤:物体に働く重力
青:糸が球体を引く力=張力
緑:天井が糸を引く力
※作図のスタート地点の見つけ方は、
問題文の主語「何が」を見つけること!
B 物体を動かしてみる
赤:物体を右へ移動させる力
青:物体が動こうとするのを妨げる力=摩擦力
※摩擦力のスタート地点は、物体とじゅうたんが
接した部分の真ん中にあり、
反対方向に矢印を引くこと!
C 2つの磁石を反発させる(磁石Aの視点で)
赤:物体に働く重力
青:磁石が反発する(退け合う)力
※力の作図のスタート地点は、磁石の中心であること!
様々な例を、一つ一つ分解して図にしてみました。
このように、ノートにまとめる時も図を分けてみることで、
・矢印のスタート地点
・矢印を伸ばす方向
見やすくなるだけでなく、確認しやすくなるかなと思い、
やってみました。
様々な例にチャレンジして、力の作図、頑張ってみませんか?
2020年09月01日
力のつり合いは3条件を押さえるべし!
こんにちは、YOSHIOです。
今回は力の3回目、力がつり合う条件です。
前回扱った作図を方法を利用していくので、
まだご覧になっていない方は
力の2回目「力の作図はスタート地点に気をつけよ!」(8/31付)
を見られてからの方が分かりやすいです。
(URLリンクの貼り方が分からず…面倒をかけます…。)
前回内容との違いは、
前回:力の作図をするための基本
今回:力の作図を行ったテスト対策も兼備
です。
恐らく、中間・期末テストで一度は出題されるタイプです。
例えば、次のようにテストなどで出題されたとします。
問)床の上に置いた物体に働く重力と垂直抗力を作図しなさい。
…ここでパニックになってしまって、
折角勉強して頑張った努力を無駄にしたくありません。
テストなどでの力の作図のポイントは、
落ち着いて問題をよく読むことです。
そこで、「いやいや、作図なのに、問題を読むって?」
と思うのはいけませんよ。
必ず問題文章から、何を作図させたいのかが分かるので、
前回のポイントであった作図に重要なスタート地点がハッキリします。
では、問題文章から作図させたいのは、
・物体の働く重力
・垂直抗力
の2つです。
ここで、前回内容を確認してもらう、
重力=物体の中心から真下に向かって矢印を伸ばすこと
とあるので、
これだけで、重力の作図はOKです。
次に、
垂直抗力=物体と接している面から重力と反対向きに矢印を伸ばすこと
とあるので、
床面から真上に向かって矢印を伸ばすだけです。
では、問題を解く際に振り返っておきたいポイントは3つ。
@ 問題文章をよく読み、作図させたい力を確認する
A 一つ一つの力を作図するスタート地点を決める
B 決められた方向に矢印を伸ばす
これを手順よく進めていくことと、
繰り返し練習しておくことがおすすめです。
…ただし、これだけでテスト問題などが解けるのであれば、
苦労しません。
あまりに例が少なすぎるので、改めて別のタイミングで
力の作図の例だけをアップしたいと考えています。
(理由は、あまりに容量が大きくなってしまうからなので、ご了承頂ければ幸いです。)
そして、この作図から分かることがもう1つあります。
それは、今回のテーマである力がつり合う3条件です。
もう一度先ほどの図を見てみると、
@ 2つの力は反対向きである → 向きがずれていない
A 2つの力の大きさが等しい → 長さが同じ
B 2つの力が一直線上にある → 折れ曲がっていない
赤字は覚えておくことですが、
青字で言い換えて分かりやすくしてみました。
この3条件は、いつ出題されても答えられる準備を
進めておくようにしてくださいね。
では、今回の力のつり合いのポイントは、
@ 作図問題は文章を読んで作図のスタート地点を決める
A 力がつり合う3条件は反対向き・同じ大きさ・一直線
の2つです。
…最初の植物の頃を振り返ってみると、
だんだん難しくなってきている感じがしますよね。
その中でも、幸いにもこのブログを読んだくださって、
苦手な理科を頑張っていることが、本当にすごいことです!
いきなりすべてを全力で頑張ろうとしなくてもいいんです。
一つ一つの内容のポイントは大まかでいいので、
・言葉は一問一答形式
・作図は同じ問題でもいいので反復演習
で理解を深めていけるよう、
少しずつでいいからトライしてみてくださいね。
力のつり合い、頑張ってみませんか?
(最後に文章長くなってごめんなさい、一読ありがとうございます!)
今回は力の3回目、力がつり合う条件です。
前回扱った作図を方法を利用していくので、
まだご覧になっていない方は
力の2回目「力の作図はスタート地点に気をつけよ!」(8/31付)
を見られてからの方が分かりやすいです。
(URLリンクの貼り方が分からず…面倒をかけます…。)
前回内容との違いは、
前回:力の作図をするための基本
今回:力の作図を行ったテスト対策も兼備
です。
恐らく、中間・期末テストで一度は出題されるタイプです。
例えば、次のようにテストなどで出題されたとします。
問)床の上に置いた物体に働く重力と垂直抗力を作図しなさい。
…ここでパニックになってしまって、
折角勉強して頑張った努力を無駄にしたくありません。
テストなどでの力の作図のポイントは、
落ち着いて問題をよく読むことです。
そこで、「いやいや、作図なのに、問題を読むって?」
と思うのはいけませんよ。
必ず問題文章から、何を作図させたいのかが分かるので、
前回のポイントであった作図に重要なスタート地点がハッキリします。
では、問題文章から作図させたいのは、
・物体の働く重力
・垂直抗力
の2つです。
ここで、前回内容を確認してもらう、
重力=物体の中心から真下に向かって矢印を伸ばすこと
とあるので、
これだけで、重力の作図はOKです。
次に、
垂直抗力=物体と接している面から重力と反対向きに矢印を伸ばすこと
とあるので、
床面から真上に向かって矢印を伸ばすだけです。
では、問題を解く際に振り返っておきたいポイントは3つ。
@ 問題文章をよく読み、作図させたい力を確認する
A 一つ一つの力を作図するスタート地点を決める
B 決められた方向に矢印を伸ばす
これを手順よく進めていくことと、
繰り返し練習しておくことがおすすめです。
…ただし、これだけでテスト問題などが解けるのであれば、
苦労しません。
あまりに例が少なすぎるので、改めて別のタイミングで
力の作図の例だけをアップしたいと考えています。
(理由は、あまりに容量が大きくなってしまうからなので、ご了承頂ければ幸いです。)
そして、この作図から分かることがもう1つあります。
それは、今回のテーマである力がつり合う3条件です。
もう一度先ほどの図を見てみると、
@ 2つの力は反対向きである → 向きがずれていない
A 2つの力の大きさが等しい → 長さが同じ
B 2つの力が一直線上にある → 折れ曲がっていない
赤字は覚えておくことですが、
青字で言い換えて分かりやすくしてみました。
この3条件は、いつ出題されても答えられる準備を
進めておくようにしてくださいね。
では、今回の力のつり合いのポイントは、
@ 作図問題は文章を読んで作図のスタート地点を決める
A 力がつり合う3条件は反対向き・同じ大きさ・一直線
の2つです。
…最初の植物の頃を振り返ってみると、
だんだん難しくなってきている感じがしますよね。
その中でも、幸いにもこのブログを読んだくださって、
苦手な理科を頑張っていることが、本当にすごいことです!
いきなりすべてを全力で頑張ろうとしなくてもいいんです。
一つ一つの内容のポイントは大まかでいいので、
・言葉は一問一答形式
・作図は同じ問題でもいいので反復演習
で理解を深めていけるよう、
少しずつでいいからトライしてみてくださいね。
力のつり合い、頑張ってみませんか?
(最後に文章長くなってごめんなさい、一読ありがとうございます!)
2020年08月31日
力の作図はスタート地点に気をつけよ!
こんにちは、YOSHIOです。
今回は力・圧力の2回目、力のつり合いです。
前回は力を種類別に説明してきましたが、
今回は物体に働く力を作図していくことになります。
…ただ、説明を始める前に。
塾生に教えていて気付くことがあります。
それは、作図が苦手ということです。
一度コツがつかめれば問題ないのですが、
たくさんポイントがあると、分かっているようでも、
頭の中がゴチャゴチャしますよね…。
そこで、例を踏まえ、一つ一つポイントを押さえていきましょう。
力の作図のポイントは、
作図に必要な矢印のスタート地点の決め方
です。
スタート地点が決まれば、矢印の引き方は1パターンです。
では、初めに、力を矢印で表すために重要なポイントです。
力を表す矢印の意味を知っておきましょう。
私が思うに、作図で一番大事なことは、
矢印の始点の決め方です。
言い換えると、矢印を書き始めるスタート地点をしっかり決められれば、
作図を攻略しやすくなります。
それでは、今から作図のポイントを例を使っていきます。
1つ目は、下図の状況です。
皆さんも経験があるのではないでしょうか?
床などの上に、本を平積みにしている状況…。(私はしょっちゅうです)
では、この状況に力を表す矢印を書き込みます。
無重力空間でなければ、基本的に物体には重力がかかります。
重力の作図のポイントは、
物体の中心から真下に向かって矢印を伸ばすことです。
これだけで大丈夫。難しいことは考えない。
ただし、この図にはもう1つ書き込める矢印があります。
物体が接している面に働く上向きに物体を押し返そうとする力があります。
この力を、垂直抗力といいます。
垂直抗力の作図のポイントは、
物体と接している面から重力と反対向きに矢印を伸ばすことです。
では、もう1つの例です。
…あまり天井から球体をつるすことを日常的にやりませんが…
理科の問題では出題されやすいです。
1つ目の例と同じく、物体に働く重力から作図しておきましょう。
重力の作図のポイントは全く同じで、
物体の中心から真下に向かって矢印を伸ばすことです。
ただし、この図にも、もう1つ書き込める矢印があります。
物体を天井からつるせる理由の1つは、
物体を引っ張ろうとする糸の力が働くからです。
この力を、張力(ちょうりょく)といいます。
張力を作図するポイントは、
物体に糸を付けた部分から重力と反対向きに矢印を伸ばすことです。
では、今回の力の作図のポイントを3つ。
@ 力の矢印は、向き・大きさ・始点が関わる
A 物体に働く重力は、物体の中心から真下に矢印を引く
B 必ず重力と反対向きに働く力が作図できる(垂直抗力や張力など)
言葉・作図・説明でチェックすることが多くあるので、
作図ポイントを丁寧に確認して一つずつクリアしてみましょう。
焦らず、じっくりです、何事も。
次回は、この作図方法を利用して、力のつり合いをまとめていきます。
矢印のスタート地点をしっかりつかんで、
力の作図、頑張ってみませんか?
今回は力・圧力の2回目、力のつり合いです。
前回は力を種類別に説明してきましたが、
今回は物体に働く力を作図していくことになります。
…ただ、説明を始める前に。
塾生に教えていて気付くことがあります。
それは、作図が苦手ということです。
一度コツがつかめれば問題ないのですが、
たくさんポイントがあると、分かっているようでも、
頭の中がゴチャゴチャしますよね…。
そこで、例を踏まえ、一つ一つポイントを押さえていきましょう。
力の作図のポイントは、
作図に必要な矢印のスタート地点の決め方
です。
スタート地点が決まれば、矢印の引き方は1パターンです。
では、初めに、力を矢印で表すために重要なポイントです。
力を表す矢印の意味を知っておきましょう。
私が思うに、作図で一番大事なことは、
矢印の始点の決め方です。
言い換えると、矢印を書き始めるスタート地点をしっかり決められれば、
作図を攻略しやすくなります。
それでは、今から作図のポイントを例を使っていきます。
1つ目は、下図の状況です。
皆さんも経験があるのではないでしょうか?
床などの上に、本を平積みにしている状況…。(私はしょっちゅうです)
では、この状況に力を表す矢印を書き込みます。
無重力空間でなければ、基本的に物体には重力がかかります。
重力の作図のポイントは、
物体の中心から真下に向かって矢印を伸ばすことです。
これだけで大丈夫。難しいことは考えない。
ただし、この図にはもう1つ書き込める矢印があります。
物体が接している面に働く上向きに物体を押し返そうとする力があります。
この力を、垂直抗力といいます。
垂直抗力の作図のポイントは、
物体と接している面から重力と反対向きに矢印を伸ばすことです。
では、もう1つの例です。
…あまり天井から球体をつるすことを日常的にやりませんが…
理科の問題では出題されやすいです。
1つ目の例と同じく、物体に働く重力から作図しておきましょう。
重力の作図のポイントは全く同じで、
物体の中心から真下に向かって矢印を伸ばすことです。
ただし、この図にも、もう1つ書き込める矢印があります。
物体を天井からつるせる理由の1つは、
物体を引っ張ろうとする糸の力が働くからです。
この力を、張力(ちょうりょく)といいます。
張力を作図するポイントは、
物体に糸を付けた部分から重力と反対向きに矢印を伸ばすことです。
では、今回の力の作図のポイントを3つ。
@ 力の矢印は、向き・大きさ・始点が関わる
A 物体に働く重力は、物体の中心から真下に矢印を引く
B 必ず重力と反対向きに働く力が作図できる(垂直抗力や張力など)
言葉・作図・説明でチェックすることが多くあるので、
作図ポイントを丁寧に確認して一つずつクリアしてみましょう。
焦らず、じっくりです、何事も。
次回は、この作図方法を利用して、力のつり合いをまとめていきます。
矢印のスタート地点をしっかりつかんで、
力の作図、頑張ってみませんか?
2020年08月30日
力には5つの種類がある!
こんにちは、YOSHIOです。
今回から力・圧力です。
他の単元と比べて、少し長め(というよりも、多め)です。
教科書などを読んでも…
よく分からない・ゴチャゴチャすることが増えてきます。
今までよりも多めに内容を区切りながら、
重要ポイントをまとめていきますね。
今回は、力の1回目、物体に働く力です。
中学理科で扱う力とは…
上左図のような、床などに置かれた物体を横から押して動かす場合や、
上右図のような、天井から球体をひもなどでつるした場合など、
様々な場面があります。
ここで、勘違いしてはいけないことは、
「力=人の手で加えたもの」ではないことです。
人を含めた物体が、どの方向にどれだけ動こうとしているかと
考える方が良いかもしれません。
では、あまりピンと来ない上右図のような力について、
どのような種類があるかをまとめると、
@ 重力 A 磁石の力 B 電気の力
C 弾性力 D 摩擦力
の主に5つありますが、詳しく見てみましょう。
@ 重力は、物体を落とすと真下に落下していく時に働く力。
(万有引力とザックリと言う人もいるようですが…。)
A 磁石の力は、N極とN極で同じ極なら反発し合い、
N極とS極で違う極ならくっ付き合う力。
B 電気の力は、+の電気とーの電気で引き合ったり反発しあったりする力。
例えば、静電気が分かりやすい例になりますね。
C 弾性力は、バネなどを伸ばしたり縮めたりしても元に戻ろうとする力。
輪ゴムも、ピンと張っても力を緩めると元に戻りますね。
D 摩擦力は…
例えば、部屋の模様替えなどで家具などを移動させる時、
ツルツルの床ならスムーズに動かせても、
ザラザラしたじゅうたんなどは上手く運べないですよね。
このように、摩擦力は、物体の動きを妨げる(邪魔する)ように働く力です。
こうして見てみると、
@の重力のように、物体を動かすだけでなく、
Cの弾性力のように、物体が変形したり、
Dの摩擦力のように、物体を動かす速さなどを変えたりする
といった働きがあります。
では、物体に力が働く時のポイントをまとめると、
@ 物体を持ち上げたり支えたりする時
A 物体が変形する時
B 物体の運動が変わった時
を押さえておくようにします。
最後に、今回の力の働きには2つポイントがあり、
@ 力には重力・磁石の力・電気の力・弾性力・摩擦力の5つがある
A 力の働きには、持ち上げたり支えたりだけでなく、
変形や運動の変化の役割もある
力のスタートをまとめるだけでも、
多くの言葉が出てきます。
しかも、前回までの音と同じく目に見えるものではないので、
図を活用しながらイメージアップにつなげたいものです。
次回は、今回のまとめを元に、テストなどにも対応する内容を触れていきます。
覚えることとまとめも大変ですが、力の働き、頑張ってみませんか?
※説明ごとが多く、読みづらい所も多々あったと思います。
そんな中、最後まで一読ありがとうございました!
今回から力・圧力です。
他の単元と比べて、少し長め(というよりも、多め)です。
教科書などを読んでも…
よく分からない・ゴチャゴチャすることが増えてきます。
今までよりも多めに内容を区切りながら、
重要ポイントをまとめていきますね。
今回は、力の1回目、物体に働く力です。
中学理科で扱う力とは…
上左図のような、床などに置かれた物体を横から押して動かす場合や、
上右図のような、天井から球体をひもなどでつるした場合など、
様々な場面があります。
ここで、勘違いしてはいけないことは、
「力=人の手で加えたもの」ではないことです。
人を含めた物体が、どの方向にどれだけ動こうとしているかと
考える方が良いかもしれません。
では、あまりピンと来ない上右図のような力について、
どのような種類があるかをまとめると、
@ 重力 A 磁石の力 B 電気の力
C 弾性力 D 摩擦力
の主に5つありますが、詳しく見てみましょう。
@ 重力は、物体を落とすと真下に落下していく時に働く力。
(万有引力とザックリと言う人もいるようですが…。)
A 磁石の力は、N極とN極で同じ極なら反発し合い、
N極とS極で違う極ならくっ付き合う力。
B 電気の力は、+の電気とーの電気で引き合ったり反発しあったりする力。
例えば、静電気が分かりやすい例になりますね。
C 弾性力は、バネなどを伸ばしたり縮めたりしても元に戻ろうとする力。
輪ゴムも、ピンと張っても力を緩めると元に戻りますね。
D 摩擦力は…
例えば、部屋の模様替えなどで家具などを移動させる時、
ツルツルの床ならスムーズに動かせても、
ザラザラしたじゅうたんなどは上手く運べないですよね。
このように、摩擦力は、物体の動きを妨げる(邪魔する)ように働く力です。
こうして見てみると、
@の重力のように、物体を動かすだけでなく、
Cの弾性力のように、物体が変形したり、
Dの摩擦力のように、物体を動かす速さなどを変えたりする
といった働きがあります。
では、物体に力が働く時のポイントをまとめると、
@ 物体を持ち上げたり支えたりする時
A 物体が変形する時
B 物体の運動が変わった時
を押さえておくようにします。
最後に、今回の力の働きには2つポイントがあり、
@ 力には重力・磁石の力・電気の力・弾性力・摩擦力の5つがある
A 力の働きには、持ち上げたり支えたりだけでなく、
変形や運動の変化の役割もある
力のスタートをまとめるだけでも、
多くの言葉が出てきます。
しかも、前回までの音と同じく目に見えるものではないので、
図を活用しながらイメージアップにつなげたいものです。
次回は、今回のまとめを元に、テストなどにも対応する内容を触れていきます。
覚えることとまとめも大変ですが、力の働き、頑張ってみませんか?
※説明ごとが多く、読みづらい所も多々あったと思います。
そんな中、最後まで一読ありがとうございました!
2020年08月29日
ブレイク:理科で好きな分野は何ですか?
こんにちは、YOSHIOです。
前回ブログで音の基本が一区切りになったので、
ブレイクで理科の分野についてお話ししたいなと思います。
以前のブログでも、理科は分野が分かれることを述べました。
(幸いにも)このブログを読んでくださっている皆様は、
理科ではどの分野が好きですか?
植物や人体の不思議が分かる『生物』、
物質の変化や反応が分かる『化学』、
物体の動きや日常で起きる現象にも関わる『物理』、
天文学や地質学などを扱った『地学』。
多分、数学や英語などと違って、
理科を好きになる理由は1つに絞れないと思います。
例えば、、、
・暗記したら、点を取りやすいから
・実験が楽しいから
が多くを占める意見かもしれませんね。
中学生が高校へ進学し、より深い知識を学んでいく時に、
少なからず当たる壁が『進学に向けた進路』だと思います。
最終的に進学するかどうかは抜きにして、
「私の将来の夢は医者になることだから、化学や生物が必要なのかな」
など、進路と交えて理科の分野を考える場面も増えてきます。
現時点で理科が好きな人は、より力を伸ばしていくことになります。
一方で、理科が嫌いだからどうにもならない、という訳ではありません。
何もやらないより、少しでもできる範囲で頑張ってみるだけで、
結果が変わることは多くあります。
考えている将来の方向性や就職を考えているのであれば、
どのような知識が必要か、
どのような分野の勉強が重要か、
などを調べてみることも、今後の勉強の変化のきっかけになるかもしれませんね。
特に、理科は分野の分かれ方が大きいので、
将来に必要な分野を見定められれば、
受験に向けても有利に準備を進めていく材料にもなりますからね。
…思っている以上に、まとまりがついていないかもしれません。。。
思いつくままに、思いの丈をつづってみました。
次回は力・圧力をまとめていきます。
前回ブログで音の基本が一区切りになったので、
ブレイクで理科の分野についてお話ししたいなと思います。
以前のブログでも、理科は分野が分かれることを述べました。
(幸いにも)このブログを読んでくださっている皆様は、
理科ではどの分野が好きですか?
植物や人体の不思議が分かる『生物』、
物質の変化や反応が分かる『化学』、
物体の動きや日常で起きる現象にも関わる『物理』、
天文学や地質学などを扱った『地学』。
多分、数学や英語などと違って、
理科を好きになる理由は1つに絞れないと思います。
例えば、、、
・暗記したら、点を取りやすいから
・実験が楽しいから
が多くを占める意見かもしれませんね。
中学生が高校へ進学し、より深い知識を学んでいく時に、
少なからず当たる壁が『進学に向けた進路』だと思います。
最終的に進学するかどうかは抜きにして、
「私の将来の夢は医者になることだから、化学や生物が必要なのかな」
など、進路と交えて理科の分野を考える場面も増えてきます。
現時点で理科が好きな人は、より力を伸ばしていくことになります。
一方で、理科が嫌いだからどうにもならない、という訳ではありません。
何もやらないより、少しでもできる範囲で頑張ってみるだけで、
結果が変わることは多くあります。
考えている将来の方向性や就職を考えているのであれば、
どのような知識が必要か、
どのような分野の勉強が重要か、
などを調べてみることも、今後の勉強の変化のきっかけになるかもしれませんね。
特に、理科は分野の分かれ方が大きいので、
将来に必要な分野を見定められれば、
受験に向けても有利に準備を進めていく材料にもなりますからね。
…思っている以上に、まとまりがついていないかもしれません。。。
思いつくままに、思いの丈をつづってみました。
次回は力・圧力をまとめていきます。