2020年08月31日
力の作図はスタート地点に気をつけよ!
こんにちは、YOSHIOです。
今回は力・圧力の2回目、力のつり合いです。
前回は力を種類別に説明してきましたが、
今回は物体に働く力を作図していくことになります。
…ただ、説明を始める前に。
塾生に教えていて気付くことがあります。
それは、作図が苦手ということです。
一度コツがつかめれば問題ないのですが、
たくさんポイントがあると、分かっているようでも、
頭の中がゴチャゴチャしますよね…。
そこで、例を踏まえ、一つ一つポイントを押さえていきましょう。
力の作図のポイントは、
作図に必要な矢印のスタート地点の決め方
です。
スタート地点が決まれば、矢印の引き方は1パターンです。
では、初めに、力を矢印で表すために重要なポイントです。
力を表す矢印の意味を知っておきましょう。
私が思うに、作図で一番大事なことは、
矢印の始点の決め方です。
言い換えると、矢印を書き始めるスタート地点をしっかり決められれば、
作図を攻略しやすくなります。
それでは、今から作図のポイントを例を使っていきます。
1つ目は、下図の状況です。
皆さんも経験があるのではないでしょうか?
床などの上に、本を平積みにしている状況…。(私はしょっちゅうです)
では、この状況に力を表す矢印を書き込みます。
無重力空間でなければ、基本的に物体には重力がかかります。
重力の作図のポイントは、
物体の中心から真下に向かって矢印を伸ばすことです。
これだけで大丈夫。難しいことは考えない。
ただし、この図にはもう1つ書き込める矢印があります。
物体が接している面に働く上向きに物体を押し返そうとする力があります。
この力を、垂直抗力といいます。
垂直抗力の作図のポイントは、
物体と接している面から重力と反対向きに矢印を伸ばすことです。
では、もう1つの例です。
…あまり天井から球体をつるすことを日常的にやりませんが…
理科の問題では出題されやすいです。
1つ目の例と同じく、物体に働く重力から作図しておきましょう。
重力の作図のポイントは全く同じで、
物体の中心から真下に向かって矢印を伸ばすことです。
ただし、この図にも、もう1つ書き込める矢印があります。
物体を天井からつるせる理由の1つは、
物体を引っ張ろうとする糸の力が働くからです。
この力を、張力(ちょうりょく)といいます。
張力を作図するポイントは、
物体に糸を付けた部分から重力と反対向きに矢印を伸ばすことです。
では、今回の力の作図のポイントを3つ。
@ 力の矢印は、向き・大きさ・始点が関わる
A 物体に働く重力は、物体の中心から真下に矢印を引く
B 必ず重力と反対向きに働く力が作図できる(垂直抗力や張力など)
言葉・作図・説明でチェックすることが多くあるので、
作図ポイントを丁寧に確認して一つずつクリアしてみましょう。
焦らず、じっくりです、何事も。
次回は、この作図方法を利用して、力のつり合いをまとめていきます。
矢印のスタート地点をしっかりつかんで、
力の作図、頑張ってみませんか?
今回は力・圧力の2回目、力のつり合いです。
前回は力を種類別に説明してきましたが、
今回は物体に働く力を作図していくことになります。
…ただ、説明を始める前に。
塾生に教えていて気付くことがあります。
それは、作図が苦手ということです。
一度コツがつかめれば問題ないのですが、
たくさんポイントがあると、分かっているようでも、
頭の中がゴチャゴチャしますよね…。
そこで、例を踏まえ、一つ一つポイントを押さえていきましょう。
力の作図のポイントは、
作図に必要な矢印のスタート地点の決め方
です。
スタート地点が決まれば、矢印の引き方は1パターンです。
では、初めに、力を矢印で表すために重要なポイントです。
力を表す矢印の意味を知っておきましょう。
私が思うに、作図で一番大事なことは、
矢印の始点の決め方です。
言い換えると、矢印を書き始めるスタート地点をしっかり決められれば、
作図を攻略しやすくなります。
それでは、今から作図のポイントを例を使っていきます。
1つ目は、下図の状況です。
皆さんも経験があるのではないでしょうか?
床などの上に、本を平積みにしている状況…。(私はしょっちゅうです)
では、この状況に力を表す矢印を書き込みます。
無重力空間でなければ、基本的に物体には重力がかかります。
重力の作図のポイントは、
物体の中心から真下に向かって矢印を伸ばすことです。
これだけで大丈夫。難しいことは考えない。
ただし、この図にはもう1つ書き込める矢印があります。
物体が接している面に働く上向きに物体を押し返そうとする力があります。
この力を、垂直抗力といいます。
垂直抗力の作図のポイントは、
物体と接している面から重力と反対向きに矢印を伸ばすことです。
では、もう1つの例です。
…あまり天井から球体をつるすことを日常的にやりませんが…
理科の問題では出題されやすいです。
1つ目の例と同じく、物体に働く重力から作図しておきましょう。
重力の作図のポイントは全く同じで、
物体の中心から真下に向かって矢印を伸ばすことです。
ただし、この図にも、もう1つ書き込める矢印があります。
物体を天井からつるせる理由の1つは、
物体を引っ張ろうとする糸の力が働くからです。
この力を、張力(ちょうりょく)といいます。
張力を作図するポイントは、
物体に糸を付けた部分から重力と反対向きに矢印を伸ばすことです。
では、今回の力の作図のポイントを3つ。
@ 力の矢印は、向き・大きさ・始点が関わる
A 物体に働く重力は、物体の中心から真下に矢印を引く
B 必ず重力と反対向きに働く力が作図できる(垂直抗力や張力など)
言葉・作図・説明でチェックすることが多くあるので、
作図ポイントを丁寧に確認して一つずつクリアしてみましょう。
焦らず、じっくりです、何事も。
次回は、この作図方法を利用して、力のつり合いをまとめていきます。
矢印のスタート地点をしっかりつかんで、
力の作図、頑張ってみませんか?
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