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2020年09月03日

力の大きさは単位を変えて表そう!

こんにちは、YOSHIOです。
今回は力の4回目、力の計算・圧力の表し方です。
…やはり避けては通れない、理科の計算ですが、
今回はいきなり本格的な計算ではなく、
計算に出てくる公式や単位について扱います。
公式を使った計算は次回アップします。


…本題に入る前に、今回のテーマの前振りに
少しお付き合い頂ければありがたいです…

塾生とこんな話をしたことがあります。
塾生「先生、今日学校で力や圧力の計算を習いました…。」
私「あぁ、ついに計算に進んだね。」
塾生「…聞きたいことがあるけど…」
私「…?」
塾生「どうして、力の大きさを数字で表そうとしたの?
   ただでさえ計算が大変なのに…。」
私「…どうしてだろうね
…ごもっともだと思いました。。。
ちなみに、うまく返答できなかったのは言うまでもありません。。。
教える側は、「教えて当然」の感覚で授業しますが、
教わる側は、違和感を強く感じる部分かもしれません。


物質ならば、はかりなどで質量(g数)が目で見て分かりますが、
力の大きさは、目で見えません。
目で見えないことを、理屈や説明で伝えるのは難しい場合があります。
仮に、伝えられたしても、
理科が苦手な子からすれば、頑張って聞く気分にはなれないものですよね。


…すみません、前振りが長くなりましたが、
今回の力・圧力の計算については、
覚えてほしいことを2点だけ伝えます。
肩の力を抜いて見てもらえたら嬉しいです。



まず、1つ目。
先ほどのやりとりにも出てきましたが、
力の大きさは、数字で表す必要があります。
覚えることは、
1N = 100g
で表すルールがあります。
この時、力の大きさの単位はN(ニュートン)で表します

…では、力の大きさを単位を使って表せるようになれば、
その数値で計算することになってきます。
計算は中1理科内容の場合は、主に圧力計算になります。



そこで2つ目は、圧力とその表し方についてです。
圧力という言葉は時々耳にすることはあるかもしれませんが、
理科でいう圧力とは、単位面積あたりにかかる力の大きさを指します。
圧力を表す単位は atsuryoku2.jpg(ニュートン毎平方メートル)
で表します。
また、場合によっては、Pa(パスカル)で学習する場合もあるので、
知っておいて損はないでしょう。


そして、圧力計算に必要な公式を覚えることにつながっていきます。

atsuryoku.jpg

ここでの注意点は、公式にある分母の面積単位です。
必ず atsuryoku3.jpg で計算するようにしましょう。



では、今回の力・圧力のポイントは2つ。
@ 力の大きさは、1N = 100g に変換する
A 圧力を求める公式を覚えておくこと

補足としては、今回出てきた2つの新たな単位と読み方
しっかり押さえておくことをおすすめします。


今回は、主に単位と公式に重点を置きました。
次回は、単位と公式を利用した計算問題を取り上げていきます。
覚えることだけにスポット当てればクリアしやすくなるので、
力・圧力の単位、頑張ってみませんか?
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YOSHIO
15年近く塾などで勉強を教えてきて身に付けたことを、 ブログを通して伝えられたらと思い、投稿を始めてみました。 主に苦手な子が多い中学理科を基本から分かりやすく、ポイントを伝えていけるよう勧めていきたいと思っています。
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