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2020年10月29日

分解:熱や電気で物質を分けてしまおう!Part.3

こんにちは、YOSHIOです。
今回は化学変化の6回目、分解のポイントPart.3です。
今回で化学変化・分解はラストです。
…ただ、ラストだけあってかなりの強敵なので、
もうひと踏ん張り、頑張りましょうね。


今回はPart.3として、
(3) 炭酸水素ナトリウムの加熱分解
です。


例)炭酸水素ナトリウムを加熱すると、
炭酸水素ナトリウム、二酸化炭素、水に分解される。


henka9.jpg


(1) 物質を化学式に
反応するもの炭酸水素ナトリウム:NaHCO
発生するもの炭酸ナトリウム:NaCO
         水:HO 
         二酸化炭素:CO


面倒なことをつぶやくと、
炭酸水素ナトリウム 炭酸ナトリウム
本当に紛らわしいです。

…誰がこんな間違いやすい化学式を考えたのでしょうか…。

覚え間違い・慌てて書き間違いをしないように、
注意して覚えましょう。



(2) 化学反応式
NaHCONaCOHOCO
炭酸水素ナトリウム NaHCO の前に
2を付けて数合わせ
します。



(3) 反応のポイント
化学反応の最難関だけあって、
反応のポイントは今までの中で一番深く、
注意したい反応のポイントは2つです。

1つ目は、発生するものに注目すると、
固体・液体・気体の物質がそれぞれあることです。
固体 … 炭酸水素ナトリウム
液体 … 水
気体 … 二酸化炭素

固体以外は理科で馴染みがある物質ですが、
共通点を見つけにくい、嫌な組み合わせです…。


2つ目は、上図を見た時の試験管の口を
少し下げていること
です。
これは、加熱分解で発生した水が
加熱部分に水が流れて試験管が割れてしまうのを防ぐため
です。
記述問題で出題されることがあるので、
チェックしておくことをおすすめします。



(4) 他のポイント
(3)反応のポイントと同様に一番深いですが、
テストでも注意したいポイントが2つあります。

1つ目は、試験管内に発生した水の調べ方です。

henka10.jpg

調べる方法は、塩化コバルト紙をを使用します。
塩化コバルト紙は、水を付けることで、
青色から赤色または桃色に変化します。
※色については、教科書や先生の指示に
従うのが良いでしょう。


2つ目は、反応前の炭酸水素ナトリウムと、
反応後の炭酸ナトリウムについて
です。
実は、この2つの物質に大きな違いはなく
・水溶液はアルカリ性である
白い固体である
という共通点があります。

ただ、
フェノールフタレイン溶液を使用すると、
炭酸水素ナトリウムは、薄いピンク
炭酸ナトリウムは、濃いピンク

濃さの違いが出ることは区別しておく必要があります。



では、炭酸水素ナトリウムの加熱分解のポイントは3つ。
@ 紛らわしい化学式に要注意
A 水の調べ方は塩化コバルト紙で赤色変化
B 炭酸水素ナトリウムと炭酸ナトリウムは共通点が多い




…恐らく、今回は内容が盛りだくさんだったので、
読みづらい部分多かったと思います。。。
6回に渡って、化合・酸化・還元・分解
を扱ってきました。
覚えることをチェックしやすいツールを、
次回以降のブログでアップできればと考えています。
大容量のPart.3にお付き合いくださり、
本当にありがとうございます!


前回までの化学反応がごちゃ混ぜにならないように、
炭酸水素ナトリウムの加熱分解、頑張ってみませんか?


≪コメント記入≫
感想や質問など、気軽にコメントしてOKです。
・お名前:ペンネームでOK
・コメント
を記入するだけで構いませんからね。

2020年10月28日

分解:熱や電気で物質を分けてしまおう!Part.2

こんにちは、YOSHIOです。
今回は化学変化の5回目、分解のポイントPart.2です。
前回Part.1は、酸化銀の加熱分解でした。


今回はPart.2として、
(2) 水の電気分解
です。

例)水を電気分解することで、水素と酸素が得られる。

henka8.jpg

(1) 物質を化学式に
反応したもの水:HO
発生したもの水素:H  酸素:O


(2) 化学反応式
HO → HO
水 HO と水素 H の前に2を付けて数合わせします。

化学式から考えた時に、
HO が、H と O に分かれると考える方が
楽かもしれません。


(3) 反応のポイント
今回のように、物質に電気を流すことで物質を分ける方法を、
電気分解と言います。



(4) 他のポイント
注意すべきポイントは2つあります。

1つ目は、水素と酸素の発生する体積の違いです。
上図からも分かるように、
水素の方が酸素よりも発生する体積が多いです。
そこで、覚えておきたいポイントは、
水素の体積は、酸素の体積の2倍発生することです。


2つ目は、隠れたポイントですが、、、
水に電気が通りやすいよう、
少量の水酸化ナトリウムが加えられていることです。

テストなどでは、
・電流が通りやすいよう加えられている物質は何か?
・水に少量の水酸化ナトリウムが加えられている理由を述べよ。

のような問題が出題されることがあります。

答えとしては、
・加える物質:水酸化ナトリウム
・加える理由:電流を流しやすくするため
です。

※ ただし、水酸化ナトリウムの代わりに、
塩酸を使う場合もあります。
教科書等で確認してみてくださいね。



では、水の電気分解のポイントを3つ。
@ 電気分解とは、電気を流して物質を分ける方法
A 発生する水素の体積は、酸素の体積の2倍
B 少量の水酸化ナトリウムで電気を流しやすくする



一見、水の電気分解は地味ですが、
隠れたポイントを出題されることが多いです。
物質名・記述問題のポイントにもつながるので、
化学式・化学反応式と合わせて
確認しておくと良いでしょう。

隠れたポイントを見逃さずに、
水の電気分解、頑張ってみませんか?


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2020年10月27日

分解:熱や電気で物質を分けてしまおう!Part.1

こんにちは、YOSHIOです。
今回は化学変化の4回目、分解のポイントPart.1です。
中2理科で押さえておきたい分解反応は、
全部で3種類あります。
分かりやすいものから扱いますが、
容量が大きくなるので3回に分けます。

(1) 酸化銀の加熱分解
(2) 水の電気分解
(3) 炭酸水素ナトリウムの加熱分解
で、
今回は
(1) 酸化銀の加熱分解
からまとめていきます。


まずは復習から。
分解とは、1つの物質を性質が異なる2つ以上の物質に変化させる反応です。



では、酸化銀の加熱分解です。

例)酸化銀を加熱すると、銀と酸素に分解される。

henka7.jpg

(1) 物質を化学式に
反応したもの酸化銀:AgO
発生したもの銀:Ag  酸素:O


難しく考えずに、
酸化銀AgO銀Ag と 酸素O
分離するくらいの感覚でいいと思います。


(2) 化学反応式
AgO → AgO

酸化銀AgO の前に2、
銀Ag の前に4を付けて数合わせ
します。


(3) 反応のポイント
酸化銀は加熱するだけで、銀と酸素に分かれてしまいます。
このように、
物質を加熱した分解を、加熱分解または熱分解と言います。


(4) 他のポイント
注意しておきたいポイントは、
分解することで発生する酸素の調べ方です。

確実に覚えておきたい方法は、
火が点いた線香を近づけると、激しく燃える
などものを燃やす働きを押さえておきましょう。



では、酸化銀の分解のポイントを3つ。
@ 分解とは、1つの物質が2つの物質に分かれる反応
A 酸化銀の加熱は、銀と酸素に分かれるだけ
B 酸化銀の化学式AgO化学反応式の作り方に要注意

前回内容までと違い、
酸化物である酸化銀に2が付いたり、
化学反応式の数合わせに4が付いたり、
面倒な感じですよね。。。

間違いながらでもいいので、
化学式を正しく覚えて、
化学反応式の数合わせにつなげられるように

確認しながら進めてみましょう。

前回内容と区別しながら、
酸化銀の加熱分解、頑張ってみませんか?


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2020年10月26日

還元:酸素は浮気モノ!!

こんにちは、YOSHIOです。
今回は化学変化の3回目、還元のポイントです。
1回目の化合・2回目の酸化と違い、
今回は物質が分かれる反応についてまとめていきます。


まずは復習から。
還元とは、酸化物から酸素を切り離す反応です。
重要ポイントは、酸化物が必要であることです。

では、いつものように例を扱っていきますね。


例)酸化銅と炭素粉末の混合物を加熱すると、
銅と二酸化炭素ができる。


henka6.jpg

(1) 物質を化学式に
反応したもの酸化銅:CuO  炭素:C
発生したもの銅:Cu  二酸化炭素:CO


酸化銅CuO銅Cu へ、
炭素 C から 二酸化炭素 CO へ、
酸素は銅から炭素へ心変わりを起こしています。
(なので、タイトルを「酸素は浮気モノ!!」としました…。)


(2) 化学反応式
CuOC2 → CuCO

酸化銅CuOと銅Cuの前に2を付けて数合わせします。


(3) 反応のポイント
酸化銅は酸素を切り離して銅になりますが、
上図にもあるように、
黒い酸化銅から、赤い銅へ変化します。
物質名・化学式・色をセットに覚えることを
おすすめします。


(4) 他のポイント
注意しておきたいポイントは、二酸化炭素の調べ方です。
確実に覚えておきたい方法は、
石灰水に入れて混ぜると白く濁るです。

あとは、二酸化炭素は空気より重たい気体なので、
下方置換または水上置換で集めます。
二酸化炭素のポイントとして覚えておくようにしましょう。



では、還元のポイントは3つ。
@ 還元とは、酸化物から酸素を切り離す反応
A 燃焼は、光や熱を発して酸化する化学変化
B 酸化銅は、銅は



物質が銅とマグネシウムが異なるだけで、
共通点が多い酸化をまとめてみました。

…が、マグネシウムは、
燃焼という激しい反応・酸化物が白色
というテストに出やすいポイントがあったので、
押さえ間違いがないように覚えてくださいね。

特徴の違いに注意しながら、
化学変化・酸化、頑張ってみませんか?


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2020年10月25日

酸化:銅とマグネシウム、似ているようで違う?

こんにちは、YOSHIOです。
今回は化学変化の2回目、酸化のポイントです。
1回目の化合と同じように、
ポイントを絞ってまとめていきます。


まずは復習から。
酸化とは、物質が酸素と結びつく反応で、
酸化によってできた物質酸化物と言います。

では、早速例を扱っていきましょう。


例)銅を加熱して空気中の酸素と反応させると、
酸化銅ができる。


henka3.jpg

(1) 物質を化学式に
反応したもの銅:Cu  酸素:O
発生したもの酸化銅:CuO

酸化は、基本的に金属と酸素の反応であることを押さえておきましょう。


(2) 化学反応式
CuO2 → CuO

銅Cuと酸化銅CuOの前に2を付けて数合わせします。



(3) 反応のポイント (4) 他のポイントは、理由あって後ほど。

今回は、酸化の例をもう1つ。

例)マグネシウムを加熱して空気中の酸素と反応させると、
酸化マグネシウムができる。


henka4.jpg

(1) 物質を化学式に
反応したものマグネシウム:Mg  酸素:O
発生したもの酸化マグネシウム:MgO

酸化は、基本的に金属と酸素の反応であることを押さえておきましょう。


(2) 化学反応式
MgO2 → MgO

銅の酸化と同じで、
マグネシウムMgと酸化マグネシウムMgOの前に2を付けて数合わせします。


(3) 反応のポイント
銅とマグネシウム、同じ酸化でも、
激しさに違いがあります。

銅は、加熱によって酸化しながら黒くなるだけですが、
マグネシウムは、酸化しながら光や熱を発しながら反応します。
このように、光や熱を発しながら酸化する変化を、燃焼と言います。


(4) 他のポイント
注意しておきたいポイントは、酸化物の色です。

henka5.jpg

上図にも付きで色を加えました。
金属を酸化させた時の色は黒がほとんどなので、
酸化マグネシウムの白はとても珍しいです。
黒と間違って覚えないように注意しましょう。



では、酸化のポイントは3つ。
@ 化学式が違うだけで反応式の作り方は同じ
A 燃焼は、光や熱を発して酸化する化学変化
B 酸化銅は、酸化マグネシウムは



物質が銅とマグネシウムが異なるだけで、
共通点が多い酸化をまとめてみました。

…が、マグネシウムは、
燃焼という激しい反応・酸化物が白色
というテストに出やすいポイントがあったので、
押さえ間違いがないように覚えてくださいね。

特徴の違いに注意しながら、
化学変化・酸化、頑張ってみませんか?


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2020年10月24日

化合:鉄と硫黄は勝手に進んでいく!

こんにちは、YOSHIOです。
今回から化学変化に移っていきます。
その1回目、化合のポイントです。
化学分野の後半戦、
ハードルをできるだけ下げて、
分かりやすく伝わるようまとめていきます。



本題に入る前に、化合とは何か?

化合とは、性質が異なる物質同士が結びつく反応で、
化合によってできた物質化合物と言います。

では、今回扱う化合は、次の例です。

例)鉄粉と硫黄の混合物を試験管に入れて
ガスバーナーで加熱すると、硫化鉄ができる。

henka2.jpg


(1) 物質を化学式に
まずは、文章から必要な物質を化学式で表します。
 ・反応させるもの … 鉄:Fe  硫黄:S
 ・発生させるもの … 硫化鉄:FeS

反応させるオレンジ発生するブルーは、
(2) の化学反応式ともリンクさせています。



(2) 化学反応式
次に、化学式を使った化学反応式を完成させます。
 Fe+SFeS
ありがたいことに、
化学反応式は化学式をつなぎ合わせるだけなので、
数合わせする必要はありません


(3) 反応のポイント
テストに出題されるのは、@A以外に、
反応ポイントも重要です。
今回の化合の場合を簡単な図にすると、
下のようになり、イメージしやすくなると思います。

henka.jpg

 ・反応前:磁石に付く
 ・反応中:途中で加熱を止めても反応は続いていく
 ・反応後:磁石に付かない

ここでの重要ポイントは、
途中で加熱を止めても反応は止まらず進んでいく
ことです。
このパターンは、中2化学ではほとんど例がないので、
鉄と硫黄の反応だけと割り切って覚えた方が楽です。


(4) 他のポイント
反応前と反応後それぞれの試験管に塩酸を加えると
違った変化が見られることを出題されることがあります。

・反応に塩酸を加える → 水素が発生する
・反応に塩酸を加える → 硫化水素が発生する

硫化水素は、腐卵臭(卵が腐ったような臭い)がしますが、
この反応だけに出てくる特有の表現です。
答えられるようにしておくことを、おすすめします。



では、鉄と硫黄の化合のポイントは3つ。
@ 化学式の組み合わせで反応式を作る
A 反応中、加熱を止めても反応は進んでいく
B 反応に塩酸を加えると腐卵臭の硫化水素が発生する



次回以降の化学変化についても
(1) 物質を化学式に
(2) 化学反応式
(3) 反応のポイント
(4) 他のポイント

の4つの視点からポイントを押さえていきます。
掲載した図は簡単ではありますが、、、
少しでもイメージアップの役に立てたら嬉しいです。

ポイントを絞りながら、難関となる化学変化を攻めていくので、
化学変化・化合、頑張ってみませんか?


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2020年10月22日

中2化学は実験がらみ!

こんにちは、YOSHIOです。
今回は化学分野の後半戦に向けて、
次回以降のブログでアップする内容を、
前回までの化学内容を復習しながら
前振りをしていきます。

予定としては、

@ 化学反応:化合
A 化学反応:酸化
B 化学反応:還元
C 化学反応:分解
D 質量保存の法則
E 化学変化と質量計算

の6回に渡って、じっくりゆっくり
進めていきます。

化学の用語である
化合・酸化・還元・分解
については、10月13日のブログ
簡単に説明しているので見てみて下さいね。


では、ここからは、大まかに予告のような形式で
@〜Eまでを追っていきます。

@ 化学変化:化合
…恐らく、中2化学で一番負担が少ない内容だと思い、
トップバッターにしました。
・鉄と硫黄の化学変化
で説明していきます。
テストに出やすい実験内容のポイントも
まとめていきます。


A 化学変化:酸化
金属と酸素が結びつく化学反応ですね。
・銅の酸化
・マグネシウムの酸化

両方を扱います。
Eの質量計算にもからむので注意です。


B 化学変化:還元
酸化物から酸素が切り離される反応です。
・酸化銅と炭素による化学反応
で説明します。
実験を行う上での注意点が、
テスト勉強に必要になる部分です。


C 化学変化:分解
…少し厄介です。
1つの物質が別の物質に分かれる反応ですが、
種類が豊富です。
・炭酸水素ナトリウムの加熱分解
・酸化銀の加熱分解
・水の電気分解
と、教科書で多くの反応が出てきます。
ポイントを絞りながら、コンパクトに説明します。


D質量保存の法則
法則名と内容を覚えるだけなので、
極端に大変なことはやりません。


E 化学変化と質量計算
最後の最後に、化学計算の登場です。
むしろ、今まで登場しなったのが不思議なくらいです。
化学変化に必要な計算知識や方法を、
例題を使って説明していきます。



…という具合に、大まかに・簡単に
今後のブログアップ内容を紹介しました。
前回までにお伝えしてきた、
物質名・化学式・化学反応式・化学変化
を駆使して、
1つ1つ化学変化を攻略していきます。

また、文章だけに頼らないで、
図・表など分かりやすく、
また化学が苦手な人にポイントを絞って

お伝えできるように工夫していきます。


化学の後半戦、ゆっくりじっくり進めていくので、
長い目でお付き合い頂けると嬉しいです。
覚えることが多くても、1つずつハードルを越えて、
化学の後半戦、頑張ってみませんか?

2020年10月21日

ブレイク:受験生の頑張りはすごいんだ!

こんにちは、YOSHIOです。
いつも当ブログを閲覧頂き、
本当にありがとうございます!

前回ブログの化学反応式までで
化学分野の半分が終えられた感じなので、
リフレッシュがてらブレイクです。

…長い。本当に、長い。
中1理科と違い、
中2理科は1つの単元内容が重く多いため、
回数を増やして分かりやすいものを
アップしていく形式になってきます。


11月近くになってきて、
気温も下がり、肌寒くなってきましたが、
体調を崩さないように過ごしていきたいものですね。

特に、10月後半に入ると、
中3生にとっては、
テストの結果だけでなく、
志望校の決定にも熱が入る頃
になります。

家庭内で親と口ケンカになったり、
学校での三者面談にドキドキしたり、
何かと落ち着かない日々が増えてきます。


特に、今年は新型コロナで
学習ペースを乱される事態にもなっています。
少なくとも、勉強に励んでいる受験生には、
来年の春に吉報がつかめるよう、
今が苦しくても後で笑えるように
限られた時間の中でも頑張ってほしい想いです。


毎年受験生が勉強に精を出す姿を見てきましたが、
毎年感動させられています。。。
単純に、

達成したい目標に向かって、
人は全力を出せるんだ

ということを感じられる瞬間です。
そのありがたみとすごさを感じながら、
受験に向かって努力している中学生・高校生を、
今年も全力で応援します!


※ 次回は、化学分野の後半戦に向けた内容を
簡単に説明します。

2020年10月20日

反応式は覚えやすいものから攻める!

こんにちは、YOSHIOです。
今回は化学の8回目、化学反応式ですが、
前回の続きである
(2) 化学反応式の例
です。
今回は、中2理科で出てくる化学反応式を中心にまとめていきます。


…前回ブログを閲覧くださった皆様、
お付き合い本当にありがとうございました!
読み終わった後で、
「疲れた…!」
と、つぶやいた人もいらっしゃったのでは…?


今回は、前回のような難しい話は抜きにして、
覚えておくべき中2理科の化学反応式
として、一覧にしたものをアップします。

kagaku19.jpg

…おい、やめてくれ…。
もう化学反応式は、見飽きた…。


そのように、うなりたくもなりますよね…。

ここであきらめるのは少し待ってください!
実はこの表にほんの少しだけ工夫を加えてみました。
特に、表の右列に注目してもらえると嬉しいです。



化学反応式をまとめた順番は、
教科書に載ってある順番ではありません。

私が思う少しでも覚える負担がマシになるよう、
並び替えたものです。

まず上4段は、2つの物質を反応させて、1つにしたもの
上から順に、数字も「2」だけ付ける特徴を持たせました。
(数字無し → 2だけ数字あり → H2Oにも「2」)


次に中段の水と酸化銀は、1つの物質が、2つに分かれるもの
Agだけ「4」になるのは、要注意です。


最後に下2段は少し変わったタイプ
1つが3つに分かれたり、
2つの物質が反応後に別の2つの物質になったり。
要は、少し難しい・覚えにくい反応式です。


覚える手順は、ひとまずは上から順番で大丈夫です。
ただし、無理は禁物です。
一気にやろうとすると、やる気が起こりませんから、
何事も1つずつ確実に覚えていきましょう。

例えば、
化学反応式を1日に1つは書けるようにする!
といった目標を立てるのもおすすめです。


もちろん、化学式をきちんと覚えておくことも必要なので、
覚え忘れがあったら、覚え直せば大丈夫ですからね。


今回の化学反応式は、
次回以降の化学反応の説明に必要なものばかりなので、
続々と今後登場します。

お目にかかった時に覚えられているか不安な時は、
覚え直しに力を注いでみてください。
覚えることが多くても、1つずつ積み重ねて、
化学反応式、頑張ってみませんか?


※ 練習用や確認用に作成してみました。
(1) 必要なものを埋めるタイプ
kagaku20.jpg

(2) 発生するものを埋めるタイプ
kagaku21.jpg

(3) 全部埋めるタイプ
kagaku22.jpg

理解度に合わせて使ってみてくださいね。

化学反応式を作り方は、文章から謎解き!

こんにちは、YOSHIOです。
今回は化学の7回目、化学反応式です。
中2化学のメインイベントと言っても過言ではなく、
前回までの化学式を駆使して、
化学反応式を作ります。

…ただ、1回でまとめてアップするには、
反応式の作り方やら、例やら、
盛り込んでいくと容量がすさまじくなったので、
2回に分けてアップしていきます。
(これにかなり苦戦し、アップまでに時間がかかり…。)

2回に分ける内容は次の通りで、
(1) 化学反応式と作り方
(2) 化学反応式の例
です。
今回は作り方を中心にまとめていきます。



…本当に、この化学反応式を生み出した人たちは、偉いです。
…ただ、私がこの化学反応式を学習した頃は、
「どうしてこんなものを覚えなければ…」
と文句をよく言っていた
記憶があります…。
ただ、今の時代でも、
塾生たちからも同じ愚痴をこぼしているのを見ては、
時代は繰り返すんだなぁ…としみじみ思います。


早速化学反応式の作り方についてです。

化学反応式を書かせる問題は次のように出題されます。
例)銅を酸化させた時の化学反応式を書きなさい。
例)次の(  )に化学式を当てはめて化学反応式を完成させなさい。
  (  )+(  )→ 2Cu + CO


テストだけではなく、高校入試でも出題されるほどなので、
書けるに越したことはありません。

…が、そう簡単に言われても、、、
どういう手順で化学反応式を作ればよいか、、、
学校の授業を聞いても分からないことがあります。



では、化学反応式を作る上での手順となるポイントを
先に押さえておきましょう。
@ 文章から必要な化学式を準備する。
A 左辺は化学反応に必要なもの
  右辺は生成するもので分ける。
B 式の両辺で各元素の数を合わせる

(文字の色分けについては、画像の加工と関連しています)


今から2つの化学反応の例を挙げるので、
3つのポイントに沿って説明していきますね。

例1)水素と酸素を反応させると、水が生成する。

文章から化学反応式を作るので、

kagaku13.jpg


化学反応には、反応させる物質があれば、
反応後に発生する物質もあるので、

kagaku14.jpg

ただ、そのまま化学式を並べただけではダメなので、

kagaku15.jpg

これで化学反応式は完成です。

化学式の前に数を置き、
かけ算しながら数合わせ
するのに、苦労します。
この方法は、高校化学でも応用できる方法なので、
理系志望の人はできるようになっておくと良いです。

別の例をもう1つ。



例2)鉄粉と硫黄の粉末による混合物を加熱する。

文章から化学反応式を作るので、

kagaku17.jpg


化学反応には、反応させる物質があれば、
反応後に発生する物質もあります。
ただ、今回のように発生するもの
何か分からなくずるい場合もあります

kagaku18.jpg

今回はそのまま1つの式につなげるだけで良い場合もあります。



では、化学反応式を作るポイントは3つ。
@ 文章から必要な化学式を準備する
A 左辺は化学反応に必要なもの
  右辺は生成するもので分ける
B 式の両辺で各元素の数を合わせる



こればかりは、手順を追いながら1つずつクリアできるよう
練習を重ねていきましょう。
そうすれば、まだ覚えきれていない化学式がどれか、
にも気が付けますからね。
文章からヒントをしっかり探り出して、
化学反応式、頑張ってみませんか?
次回は、(2) 化学反応式の例です。


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15年近く塾などで勉強を教えてきて身に付けたことを、 ブログを通して伝えられたらと思い、投稿を始めてみました。 主に苦手な子が多い中学理科を基本から分かりやすく、ポイントを伝えていけるよう勧めていきたいと思っています。
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