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2020年10月24日

化合:鉄と硫黄は勝手に進んでいく!

こんにちは、YOSHIOです。
今回から化学変化に移っていきます。
その1回目、化合のポイントです。
化学分野の後半戦、
ハードルをできるだけ下げて、
分かりやすく伝わるようまとめていきます。



本題に入る前に、化合とは何か?

化合とは、性質が異なる物質同士が結びつく反応で、
化合によってできた物質化合物と言います。

では、今回扱う化合は、次の例です。

例)鉄粉と硫黄の混合物を試験管に入れて
ガスバーナーで加熱すると、硫化鉄ができる。

henka2.jpg


(1) 物質を化学式に
まずは、文章から必要な物質を化学式で表します。
 ・反応させるもの … 鉄:Fe  硫黄:S
 ・発生させるもの … 硫化鉄:FeS

反応させるオレンジ発生するブルーは、
(2) の化学反応式ともリンクさせています。



(2) 化学反応式
次に、化学式を使った化学反応式を完成させます。
 Fe+SFeS
ありがたいことに、
化学反応式は化学式をつなぎ合わせるだけなので、
数合わせする必要はありません


(3) 反応のポイント
テストに出題されるのは、@A以外に、
反応ポイントも重要です。
今回の化合の場合を簡単な図にすると、
下のようになり、イメージしやすくなると思います。

henka.jpg

 ・反応前:磁石に付く
 ・反応中:途中で加熱を止めても反応は続いていく
 ・反応後:磁石に付かない

ここでの重要ポイントは、
途中で加熱を止めても反応は止まらず進んでいく
ことです。
このパターンは、中2化学ではほとんど例がないので、
鉄と硫黄の反応だけと割り切って覚えた方が楽です。


(4) 他のポイント
反応前と反応後それぞれの試験管に塩酸を加えると
違った変化が見られることを出題されることがあります。

・反応に塩酸を加える → 水素が発生する
・反応に塩酸を加える → 硫化水素が発生する

硫化水素は、腐卵臭(卵が腐ったような臭い)がしますが、
この反応だけに出てくる特有の表現です。
答えられるようにしておくことを、おすすめします。



では、鉄と硫黄の化合のポイントは3つ。
@ 化学式の組み合わせで反応式を作る
A 反応中、加熱を止めても反応は進んでいく
B 反応に塩酸を加えると腐卵臭の硫化水素が発生する



次回以降の化学変化についても
(1) 物質を化学式に
(2) 化学反応式
(3) 反応のポイント
(4) 他のポイント

の4つの視点からポイントを押さえていきます。
掲載した図は簡単ではありますが、、、
少しでもイメージアップの役に立てたら嬉しいです。

ポイントを絞りながら、難関となる化学変化を攻めていくので、
化学変化・化合、頑張ってみませんか?


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YOSHIO
15年近く塾などで勉強を教えてきて身に付けたことを、 ブログを通して伝えられたらと思い、投稿を始めてみました。 主に苦手な子が多い中学理科を基本から分かりやすく、ポイントを伝えていけるよう勧めていきたいと思っています。
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