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大人にも出来るリスペスト

 良かったな・・・って思える試合って、年間どの位あるでしょうか?

 思いの外、少ないんじゃないでしょうかね〜。(^^;

 些細な事が、せっかくの試合に水を差してしまう事ってあります。

 どうせ応援するならね〜後味の良い試合にしたいですよね!



 フィールド上の子供達が頑張るのは当たり前の事なんですけど・・・じゃ、観ている親御さん達は・・・どうしましょう?

 我が子の応援は勿論なんですけど、我が子の在籍するチームを応援するまでは、まぁ多くの方がしてくれていますかね。

 基本、サポーターまで含めてチームですからね。

 応援も全力で頑張って貰えると足すかります。(笑)



 観戦していると、我が子や自チームのプレイに一喜一憂する訳なんですが・・・良いプレイの時は、皆が気持ちの良い声掛けが子供達に対して出来ているのだと思います。

 でも、ミスをしたり、ボールを奪われたりした時って、どうでしょうか・・・。

 言葉は発せずとも、「あぁ〜」なんてため息交じりの声を出してしまったりしていませんかね?

 こう言う声が、耳に届くと・・・子供達のテンションもがた落ちなんです。(^^;



 相手にボールを奪われてしまった時やGKの好セーブにゴールを阻まれてしまった時なんかには、むしろ・・・「ナイスディフェンス!」、「ナイスキーパー!」なんて相手を賞賛する声を掛けてみて欲しいのです。

 こう言う事を応援する側が出来ると、場の雰囲気はガラリと変わって来るものなんですよね〜!

 相手チームの方もこう言われれば、悪い気はしませんよ・・・子供も大人もね。

 そしてこう言う態度こそが、大人が子供に見せる事の出来る最高級のリスペクト精神なんだと思うのです。



 敵と言う考え方を持っている内は、中々出来ない事なんでしょうね。

 例え相手チームの子達であっても、同じサッカーと言うゲームを演じる仲間なんだと言う発想です。

 相手も味方も関係無く、良いプレイには惜しみない賞賛を送る事が出来る応援席がそこに在ると言うだけで、その試合は活気付いて来る様に思います。

 子供達は本当に気持ち良くサッカーが出来るんだと思いますよ。



 実際にこう言う声や拍手なんかを耳にする事が多かった試合では、本当に気持ち良さそうに子供達はプレイ出来ていましたね。

 その上、そう言う応援にテンションが上がるんでしょうね・・・より、一生懸命プレイしようとするもんなんです。

 褒められたい・・・って欲求が強いんでしょうね〜。

 ラフプレイも自然と減って来るから不思議です。



 自分のチームの応援席からじゃない所がミソなんでしょうね。

 相手チームから褒められるって、どんだけの事をしたんだ・・・って話ですものね。(笑)

 特別なんですよ・・・やはり。

 そして何より観られている・・・って実感が湧いて来るんだと思うのですよ。

 なら、恥ずかしいプレイは出来ませんものね。



 お互いのチームがこう言う事を出来る様になると本当は良いのですけど・・・まだまだ、そこまでは成熟出来ていないのが少年サッカーの世界でもあります。

 そこで、先ず自分達からそう言う物を発信してやりましょうよ!

 そうしている内に続く者が出て来ますよ・・・きっと。

 皆がそう言う事を自然に出来る様になれば、多くの試合が「良い試合だったね〜」って終わった後に言える試合になるんだと思います。



 勝っても、負けても、気持ち良く終われるとね・・・大人も子供も来て良かったって思えるんだと思います。

 せっかくの休みをサッカーに費やすのですからね・・・無駄にしたくは無いですものね。

 ネガティブな声は、相手への賞賛や励ましの声に変えて、観戦している試合をチームの枠を超えて大いに盛り上げてあげて欲しいな〜って思います。

 こんなもの、やったもん勝ちですよ!!(笑)

 
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親は指導者の代弁者じゃないでしょ?

 チームに集う子達は、何を思って練習の場や試合の場に来ているのか・・・考えた事ってありますか?

 普段、中々考えもしない事なんじゃないのでしょうか?

 遠目からぼ〜っと見ていると・・・何となく感じる事ができるのかも知れませんね。

 サッカー少年の保護者と言う立場である内は、中々見えて来ない物でもあるのかも知れません。



 子供がサッカーをしている間は、親御さんとしてもチームの一員と言う立ち位置に在る事が多いのかなって思います。

 チームの色に染められてしまって、指導者の代弁者の様に振舞ってしまっている・・・何て事ありませんかね?

 まぁ、良くも悪くも、指導者同様・・・上から目線で子供と接する事が多くなっているんじゃないでしょうか?

 口の利き方は、まるで指導者の様・・・なんて事はありませんかね。(^^;



 こう言う事は、パパさんだけじゃなく、ママさんであっても見受けられる事です。

 そんな気は毛頭ないのでしょうけどね・・・知らず知らずの内に、そう言う口振りになってしまっているんですよ・・・怖いですよね。(^^;

 特に昔、何等かのスポーツに身を置いていた方なんかは、一言も二言も言いたくなってしまうみたいなんです。

 先輩として・・・なんでしょうけどね。



 そんな訳で、ついつい・・・言わなくても良い事まで言ってしまって・・・子供達のヒンシュクを買ってしまったりするものなんですよね。(笑)

 最初は我が子を一生懸命応援しているつもりだったのに・・・気が付けば、色々と要求を口にする様になってしまって・・・知らぬ間に、我が子を親の代理サッカーの入り口に立たせてしまっていた・・・なんて事も良くある話です。

 子の心親知らず・・・と言った所でしょうかね。(^^;

 私にも経験があります。(汗)



 そんな子達なんですけど・・・何を思って、グラウンドに足を運んでいるんでしょうかね〜。

 気が付きさえすれば、答えは非常にシンプルなんです。

 単にサッカーがしたいだけ・・・なんですよね。(^^)

 仲間達と一緒に、サッカーを存分に楽しみたいんです。

 それ以上でも、それ以下でもない様な気がします。



 これは、どんなに上手な子でも、全然下手な子でも同じなんだろうと思います。

 それぞれが、思い描くサッカーがあって、それを楽しみたい・・・それだけです。

 これは、試合でも同様なんです。

 ベンチ組の子達であっても、ほんの僅かな出場の機会さえ貰えれば、その中でサッカーを楽しもうと思っているんですよね。



 そんな事は露知らず・・・余分な一言を言ってしまうのが親と言う生き物みたいです。(汗)

 勝った事、負けた事、得点が出来た事・・・そんな事ばかりに目が行ってしまって、その他の事なんか余り記憶に残っていない・・・何て事も少なくないんじゃないでしょうか?

 些細なプレイに拘りや、喜びがあったりするのが子供達です。

 親なんかが思いもしない事を考えながら、子供達はプレイしているんですよ〜知らなかったでしょうけど。

 そう言う所を、くすぐって欲しいんですよね〜子供って。(^-^)b


 子供には、子供のサッカー哲学の様な物があって、それに従ってプレイしているんです。

 まぁ、ダラダラやっている様に見えてしまう子もいますけどね。(^^;

 そんな子であっても、フィールドの上に立っている間は、その子なりにサッカーを楽しめている物なんです。

 周囲は、どう受け止めているか分かりませんけどね。(汗)



 子供達は、子供達で、今日も1日サッカーを楽しもうと、ボールを持って意気揚々と家を出て行く訳なんですね。

 そんな子供の気持ちを考えないで、色々と言ってしまうのは・・・大人のエゴなんでしょうね。(^^;

 試合会場なんかで、ぼ〜っと子供達を眺めていると気が付く事もあるんです。

 試合の合間に、子供達がボールで遊んでいる時が一番良い表情をしていたりするんですよね。(^^)



 試合は、試合で、子供達が自分達自身で頑張りを見せれば良いのであって、身勝手なサイドコーチングなんて必要としてなんかいないのです。

 どうせ、何言われても即興でなんて出来ないですからね。(笑)

 子供達にとっては、勝ち負けも関心事なんですけど・・・それ以上に、サッカーを楽しみたいって事が一番の関心事なんです。

 外野からの声なんて、迷惑なだけなんですよ・・・実は。(^^;

 何時か『お静かに!』なんて書かれた立て札が応援席に立てられちゃったりして・・・。(笑)

 指導者の代弁者としてではなくて、我が子の一番のサポーターとして、子供に掛けるべき言葉を考えてみる事にも挑戦してみて欲しいですかね。(^-^)b
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一番を目指せ!

 「どうせやるなら一番を目指せ!」なんて、良く言いますよね。

 こんな私でも、息子には男の子と言う事もあって、そう言う事を望んだ時期もありましたかね。

 要するに取り組む姿勢を言っているのであって、実際に一番になれるだなんて思って言っている方は少ないんじゃないのでしょうかね〜。

 いえ、スタートラインに立った時には、誰もが多少の期待を持ってはいるのだと思うのですけどね・・・次第に現実を思い知らされる事の方が多いんですよね〜。

 ほら、蛙の子は蛙ですから・・・自分を見れば、結果は想像付きますよね。(笑)




 「一番じゃなければダメなんでしょうか・・・」なんて国会で言っちゃって、総スカンを引いた方がかつていらっしゃいましたね。(^^;

 スーパーコンピューターの分野の話なんですけど・・・サッカーでは、どうなんでしょうか・・・?

 総合1位に輝くには、かなりの努力を必要とするのでしょけど・・・ある分野で・・・しかも、チーム内で・・・と言う事になれば、1番になる事は十分可能なんだと思うのです。

 リフティングが1番沢山出来るとか・・・キック力最強だとか・・・コーンドリブル最速だとか・・・色々な分野で、頂点を目指す事は出来るんじゃないかな・・・って思うのです。



 先ずは、ここから始めてみると良いのですけどね。

 あれもこれもって考えて、結局何も身になる物がなくて嫌になってしまう・・・こう言う子は、本当に多いんです。

 又、そう言う個々の分野にスポットライトが中々当たらないと言う事もあって、せっかっく得意な物を持っているのに、それが自信に繋がり難いと言う現実もあります。

 子供達1人1人をちゃんと評価してあげる事って、思っているより難しいんですよね。



 なので・・・せめて親御さんだけでも、そう言う所を見付けてあげて褒める事が出来ると、子供達も多少は救われるのかも知れませんよね。

 私も息子が初めてヘッディングシュートをした時の事を良く覚えています。

 枠を外してしまったので、得点にはならなかったのですけどね。

 その為、皆の中では・・・「惜しかったね〜」で終わってしまったプレイでした。



 そのヘッディングシュート・・・コーナーキックのボールを後ろにジャンプしながら、ボールが頭に当たった瞬簡に頭をクルッと捻って方向を変えたと言う曲芸だったのです。(笑)

 3年生の冬の話です。

 まだ、ヘッディング自体出来る子が少なかった当時としては、スーパープレイと言っても良いくらいでした。

 でも、誰も評価してくれない・・・試合後も誰1人そのプレイを話題にしてはくれなかったみたいなんです。



 「さっきのヘディングシュート凄かったね〜後ろに跳びながら、更に方向まで変えちゃうなんて・・・ちょっと前までヘッディングなんて出来なかったのにね〜」なんて、帰りの車中でそんな話をしたんですよね。

 「見た!?一杯練習したんだ!」って、少し嬉しそうでしたね。
 
 「あんなヘッディングが出来るのは、チームじゃお前だけだろ?」って、言うと「そうかな・・・」って照れ笑い浮かべていたのを覚えています。

 勿論、リップサービスメガ盛ですけどね〜。(笑)



 でも、そう言う事があってから・・・息子のヘッディングは、益々磨きが掛り現在に至ります。

 「打点が高い・・・頭1つ分抜きん出てるよね」とか「空中で止まって見えるよね」とか、今では色々とその武器を褒めてもらえる程にはなってますかね。

 切欠は、他愛も無い親馬鹿なリップサービスです。

 でも、そこから自分の武器として磨き上げ、その武器でレギュラーの座を獲得出来たのですから・・・何が切欠で変わるかなんて分かりませんよね。



 他の分野に関しては、息子が秀でている物なんて殆どありませんか・・・。(汗)

 総合では、相当下位なんだと思いますよ。(^^;

 たった1つ自信を持ってプレイ出来る、勝負出来る物を見付ける事が出来たってだけなんです。

 でも、その自信が・・・たった1つの1等賞が、良い影響を息子自身に与えてくれている様な気がします。

 そして、それがサッカーを続けられる原動力になっているのかな・・・なんて思うのです。



 ここに書いた様な話は、『豚もオダテりゃ木に登る』的な話です。

 ただ、そんな事でヤル気スイッチが入る事もある訳で・・・総合1位が取れなくたって、個々の分野で1等賞は目指せるかも知れないのですよね。

 だったら、親としてはそこをプッシュしてあげたいじゃないですか・・・せめて。(^^;

 エベレストの山頂に立てなくたって、小高い丘の上にチームメイトより先に駆け上がる事は出来るかも知れませんよね。



 そんな些細な事でも、何か変わる切欠に繋がる事もある訳ですから・・・「何をやらせてもダメな子だね〜」とか「サッカーに向いてないな〜」なんて言わないで、プッシュ出来る所を見付けてあげて欲しいかな・・・って思います。

 人と競う事が苦手な子も多いですからね。

 競争相手の少なそうな秘境的な丘から制覇する事を始めてみるのも良いかもですよ・・・。



 例え低い丘であっても、その上に立って見下ろす景色は何時もとは違う景色の筈なんです。

 その景色を一度見れば、もっと・・・って気になるかも知れませんからね。

 1番になれるのは、1人だけとは限らないと言う事です。

 ちょっと、目線を変えるだけで・・・ほら、沢山の人気の無い小高い丘が見えて来ませんかね?

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体罰!?

 ここの所『(チーム名)体罰』と言う検索ワードが目立ちますか・・・。

 そのチームに入ろうとしているから・・・なんでしょうかね?

 気になる噂でも聞いたのか、それともそ言う事が噂となっていないかを確認する為なのか・・・。

 ただ、この体罰と言う物、果たして何処までを体罰と考えますかね?



 今なんかは、何をしても体罰って言われそうな位世の中がピリピリしていますよね。

 拳骨なんか、立派な体罰として扱われます。

 それ以外にも、罰走・・・これなんかも体罰の類なんです。

 廊下に立たせる事も体罰なんだそうですよね〜。(^^;



 勿論、罰としての正座なんかもその対象となって来ます。

 でも、罰としてじゃなければ騒がれる事は先ずありませんよね。

 武道なんかでは、正座は極普通に行われていますし、書道なんかでも正座はします。

 でも、サッカーで正座をさせたら、きっと体罰って言われてしまうんです。(^^;



 陸上で長い時間や距離を走るトレーニングは体罰とは言われません。

 勿論、限度と言う物はあるのですけど・・・。

 でも、サッカーで罰として走らせると、同じトレーニングと言う性格を持っていたとしても体罰として扱われる事があります。

 サッカーだって、長い時間走る競技なのに・・・です。



 だから、「それらは、体罰じゃないんだ!」なんて言う気は全く無いのですけど・・・考えないといけないのは、誰にとって体罰だと映るのか・・・って事なんだと思うのです。

 客観的に見て・・・と言うのも一見正論の様ですけど、何処か曖昧ですよね。

 その線引きは、非常に難しいのだと思います。

 トレーニングと体罰・・・見た目は紙一重なこの両者を分けるのは一体なんなんでしょうか?



 何かのペナルティーとしてさせる事は、全ていけない事なんだって言う風潮がある様な気もします。

 でも、罰ゲームとしてなら・・・ある程度は許容される訳です。

 では、その質と量が問題なのでしょうか・・・これも、そうとも言い切れない部分がある様に思います。

 度を越した物は、トレーニングにしても関心は出来ませんからね〜問題外だとしても・・・かなり、グレーなゾーンがある様にも思えるのですよね。



 結局、体罰に関しても、セクハラなんかと同様にその人の立ち位置が大きく影響して来る様な気がします。

 受け手(側)がどう考えるか・・・で体罰かどうかは決まると言う事です。

 体罰を受けたと主張する子がいたとしても、その親御さんが「そんなのはお前が悪いんだ!」なんて許容してしまえば、体罰自体が無かった事にされる事もある訳です。

 その逆に子供は大した事じゃないと思っていても、親御さんが「体罰だ!けしからん!」と騒げば、途端に体罰が存在した事になってしまうのです。



 殴る蹴るは、今や論外だとしても・・・罰走や正座、立たせる等々・・・許容範囲が人それぞれなのもこの問題を複雑にしている気がします。

 最も厄介なのは、指導者と子供達(又その保護者)の間にある種の(奇妙なとも言える)信頼関係等が構築されている場合です。

 傍目には、立派に体罰だと映ってしまう様な事も許容されてしまう・・・そう言う事が多々あるのです。

 強豪等と言われる中高の部活動の現場では、まだまだこう言う事がある様なのです。



 こうなって来ると、他のチームでそう言う事があれば体罰として騒がれるのに・・・そのチームでは、それ以上の事があっても体罰として騒がれる事が無い・・・なんて言う変な状況が生じて来ます。

 どんなにガイドライン的な物が作られても、この状況はおそらく変わらないのでしょうね。

 親告罪にも似ていますよね。

 被害者が現れないと、体罰自体が存在しないかの様に振舞う事が出来るのです。



 どうでしょう・・・?

 こう言う性格の物ですから、ネットで調べてみた所で事実関係は分からないとは言えそうですよね。

 噂は噂として受け取るか、火の無い所に煙は立たないと受け取るのか・・・それは、読み手次第なのですけど・・・悪戯に不安ばかり募らせても良くないのでしょうし、だからと言って楽観的過ぎるのも考え物なんだとは思います。

 実際にそのチームに所属している子や親御さんなんかに直接話を訊く方が良いのではないのでしょうか?



 ネットに溢れる情報の出所なんて怪しい物です。

 逆恨みした人の書き込みもあるのでしょうし、噂話を真に受けて当事者であるかの様に装って書き込まれた物もありますから・・・正直信頼に値する書き込みは皆無かと・・・その位の気持ちで閲覧した方が良いのだと思います。

 気になる点は、自分自身の足を使って、目と耳で確認する・・・この習慣は必要だと思います。

 確かにネットは便利なんですけど・・・便利なだけにそこに溢れる情報も安易な物が多くて、とても信頼に値する様な物では無いのですよね。

 我が子の為にと言う事でしたら、現場に出向いて生の声に耳を傾けて欲しいかなって思います。
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上手くないとダメでしょうか?

 どうも子供達のサッカーに対して、厳しい意見が多いんじゃないか・・・って思います。

 望む物が高過ぎる・・・様にも思うんですよね。

 指導する側が、より高いレベルに順を追って、子供達を導いて行こうとするのは分かるんです。

 やるからには、上手くなってくれた方が指導する側としても嬉しいですものね〜。

 ただね〜、上手くないとダメ・・・なんでしょうか?



 上手くなるに越した事はないんです。

 ただ、サッカーが上手いって本当に微妙な表現なんですよね。

 例えば、息子なんかでも・・・昔の孑に比べたら、相当上手い部類に入ります。

 でも、今の少年サッカーのレベルの中では、普通以下なんだと思うのです。



 その上、その程度のレベルだと・・・少し運動神経の良い子を相手にしたら、簡単にボールを取られたり、抜かれたり・・・なんて事も十分に在り得るレベルでもあります。

 球技大会でさえ、独壇場とはならないでしょう・・・小学生にも気を抜けばボールを奪われてしまうんですからね〜。(笑)

 リフティングくらいの物ですよ・・・ずぶの素人に勝てそうなのは・・・。(^^;

 その位、多くの子の上手い下手って微妙な評価なんです。



 スポーツとして、体力作りとして、遊びとして、サッカーを楽しんでいる人は、どうぞご自由に・・・なんて、言い方をする人もいます。

 上を目指さない子供には、まったく興味在りません・・・的な言い方なんですけど、子供達のサッカーにそこまで求めるか・・・って私なんかは思う訳です。

 意識の高い子は、確かにいますけどね・・・そんなのは、ほんの一握りです。

 多くの子は、ただサッカーがしたいだけ・・・皆でサッカーをして遊びたいだけなんですよね。



 その中から、もっと上手くなりたい・・・って思う子が現れて来る事もあります。

 でも、多くの子は未だ・・・そこまでの意識を持てないものなんです。

 そりゃ、上手くなれるならなりたいけど・・・位のものですよね。(^^;

 そう言う物なんだと思うんですけど・・・こんな子達は、ダメだなんて言われかねないのです。



 意識の高い子達だけを指導するのは、そりゃ楽なんでしょうけど・・・サッカーは、そう言う子達だけの遊びじゃない筈なんです。

 何度でも言いますけど、日本の子供達にとってサッカーは『遊び』なんです。

 プロを目指すだけが、サッカーの道じゃないのだと思うのですけど・・・どう言う訳か、そうじゃないと人間としても劣等のレッテルを貼られかねないんですよね・・・一部の大人によって。

 そう言う世界で子供達はサッカーを続けているのですよね。



 それだけでも、大したもんだ・・・って私なんかは思うのですよ。

 全然上手くなれなくて、試合にも出してもらえなくて・・・「6年間もサッカーやって来てこの程度か?」なんて言われても、「早くサッカーなんて辞めちまって、別の道を探したほうが良いよ!」なんて心無い事を言われても、サッカーを続けられている事って・・・親からしてみたら、誇りに思って良い事なのかも知れませんよね。

 私も毎年、息子には「続けるの?」って聞き続けたんですよね〜。

 その度に、返事は「うん・・・」でしたか。(^^;



 ただ、サッカーが好きと言うだけで、続けられるんですよ・・・凄い事だと思いませんか?

 練習はキツイし、叱られるし、怪我するし、でも試合には出られなくて・・・そんな子が続けられる事自体、私には奇跡を目の当たりにしているかの様でしたよ。

 それが、我が子なら尚の事・・・誰に似たんだか・・・って話です。(笑)

 でも、そのお陰で色々な人に手や声を掛けて貰えて・・・今があります。



 あの時、辞めていたら・・・今の息子は無かったんですよね。

 『継続は力なり』なんて言いますけど、続けるって事自体が本当に難しいんだと思うのです。

 言う程簡単じゃないんですよね。

 全然、当たり前の事じゃないんです。



 なので・・・色々な人が、色々と勝手な事を言うのですけど、子供が辞めたいって言わない限りは、続けさせてあげる事も必要なんだろうな・・・って思うのですよ。

 サッカーは、上手くなければダメ・・・なんて事は、全然無くて・・・サッカーで遊びたいのなら、誰だってやって良いのですよね。

 下手だ下手だ、ダメだダメだと言われ続けても、我が子が辞めないで続けられているのなら・・・その事に関しては、褒めてやっても良いのでしょうし、誇りに思っても良いのだと思いますよ。

 1度や2度の挫折を経験したからと言って簡単に辞めてしまう様な上手い子なんかより、自分の限界を知った・・・なんて言い訳して辞めちゃう様な子なんかより、レギュラーになれないって腐って辞めちゃう子なんかより、ず〜っと強く、逞しく成長しているんだと思いますけどね〜。

 サッカーなんて、上手けりゃ良いって物でも無い様な気もしますよ・・・特に、この小中学生の時期なんて。

 良いプレイヤーより、人間を作り込む時期ですもの・・・あっ、また変な事言っちゃってますね。(^^;
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どうすれば、まとまる事が出来るのでしょうか・・・?

 「どうしたら、チームとしてまとまる事が出来るんでしょうかね〜」なんて話を耳にする事があります。

 個々の能力的には、申し分無さそうな感じなのに・・・チームとしてまとまっていないが為に中々勝ちを拾えない・・・なんて事は珍しくない話みたいです。

 試合会場なんかで色々なチームの試合を見ていても、そう言う事を感じてしまう様なチームもありますかね。

 「惜しい」とか「勿体無い」とか・・・そう言う言葉が聞こえて来そうなチームの話です。



 こう言うチームは、どうなんでしょうか・・・個人技に重きを置いて来たチーム・・・の様にも見えます。

 思い違いかも知れませんけどね。

 ただ、個々の能力は大体高めなんですよね。

 ドリブル突破が目立つチームに多い様な気もします。



 得点シーンなんかを見ても・・・パスを繋いでと言うよりは、個人技で突破して・・・と言うシーンの方が多目ですかね。

 行き詰るまでドリブルで・・・って感じのプレイが多い気がします。

 こう言うサッカーも嫌いではありませんけどね〜。

 まぁ、何処かで限界はやって来そうですよね。



 限界が来た時に、初めて「まとまりが無い」と言う事を口にし始めるのではないのでしょうか?

 上手く行っている時には、感じなかった部分なんだと思います。

 学年が上がって来る毎に、こう言うチームは出て来ますよね。

 で、迷路に迷い込んでしまう訳です。



 この迷路、出口は中々見えない様で・・・四苦八苦しているチームが大半な様です。

 私にもどうやったらまとまるのか・・・なんて魔法の方法論は思い付きませんよね。(^^;

 そのチームがこれまで歩んで来た道のりに原因があるのですからね〜部外者には何とも言い難いのです。

 ただ、まとまらないと嘆いていても仕方の無い事でもあります。



 これまでの歩みが今の状況を作っているのですから、別の道を模索すると言うのも1つの方法ではある様な気がします。

 ただ、時間は掛かりますよね・・・修正するにしても。(^^;

 指導方法も見直さないといけませんからね。

 それを今更、受け入れられるかどうか・・・指導者も子供達も・・・そして、親御さん達も・・・ですよね。



 良くまとまっているな〜って思うチームは、どうでしょう・・・皆が同じ目的を持って活動している様にも見えるのですけど・・・。

 子供達は勿論なんですけど、コーチと親御さんも含めて、皆の足並みが揃っている・・・そんなチームの様に映りますけどね。

 試合会場でも、にこやかなチームが多い様な気もします。

 その上、オン、オフの切り替えがちゃんと出来ている感じがしますかね〜。



 おそらくなんですけど・・・皆が同じ目標を共有出来ているからなんじゃないのかな・・・って思うのですよ。

 逆に、まとまりのないチームには、これが無い・・・そんな風に感じます。

 チームとしての着地地点が見えない状態で、日々サッカーをしているからじゃないのか・・・なんて感じてしまうのです。

 目の前の大会、試合も勿論大切なんでしょうけどね〜それは、あくまでも通過点です。

 6年生となった時にどんなチームにしたいのか・・・って言うイメージの共有が大人も子供も出来ていないんじゃないのでしょうか?



 例えば、息子達の学年は、6年生となった時に『県を取る』と言う事を目標にサッカーに取り組んで来た学年でした。

 大人が一方的に押し付けた目標だったら、まとまらなかったんでしょうけど・・・子供達も、その大人の提案に乗っかって来たんですよね。

 その為に必要だと思う事は、考えられるだけやって来たし、子供達もそれに必死に着いて来たんだと言えます。

 結果は県大会2回戦敗退で終わりましたけどね。(^^;



 スーパーな子がいなかった学年としては、よくやったんじゃないかな・・・って思います。

 そして、それが私達の指導の限界でもあった訳です。

 親御さん達も、低学年の頃から何だか盛り上がっていたんですよね。

 「この子達面白いね・・・もしかしたら・・・」って。



 2年生になった時、「望むなら、土曜日も練習やらせてやるよ」って言うコーチの言葉に二つ返事で乗っかったのも親御さん達でした。

 当時は、2年生は週1日、日曜日だけと言うのが団の方針でしたから・・・親御さん達の期待の大きさが伺えますよね。

 そんな学年だったので、何事もスムーズに事が運んだし、子供達もその時々を結果を出しながら成長して行けたんだと思います。

 問題が持ち上がる事も殆ど無かったですよね・・・チーム内がギクシャクする様な大きな問題は。



 だから、まとまっていたのだと思います。

 コーチも6年間を振り返って、「こんなにやり易かった学年は無かった・・・」と言っていましたから、皆が同じ方向を向けていたんだろうな・・・って思います。

 勿論、途中で立ち止まってしまったり、迷ったり・・・私なんかもそうだったのですが、それでもやはり最後まで着いて行いたい・・・って思わせる魅力があったチームだったんだと思うのです。

 そう言うチームとしての雰囲気が、まとまりを生むのかも知れませんよね。



 だから、チームをまとめたいと思うのなら、何か最終目標を掲げると言うのも1つの手なんだろうと思います。

 その目標に向かって、大人も子供も皆が動く事・・・これが自然とまとまりを生む事に繋がって来るかも知れませんよね。

 全ての大会、試合、練習は、その目標達成の為に・・・こんな風に思えると、やるべき事もそれぞれに見えて来る筈なんです。

 そして、それらは全て・・・チームの為に・・・なんだと思います。



 もちろん、親としては我が子が一番ですから、我が子を通して・・・チームの為に動くと言う事になって来るんでしょうけどね。

 親御さん達がまとまらないと、残念ながらチームとしては絶望的にまとまりません。

 家でも我が子にチーム内の愚痴を繰り返し言う様になって来るからです。

 子供も毒されて、チーム内を乱す様に次第になって行きますよね。



 チームとしてまとまって欲しいと願うのなら、先ずは大人から・・・とは言えますかね。

 親御さん同士、親御さんとコーチ、ここがガッツリと手を組み子供達を包み込む事で、やっと子供達の出番なんだろうと思うのです。

 でも、これなんかもうちの様な田舎の少年団の話です。

 街中のチームなんかでは、また違うんでしょうけどね〜。

 考え様によっては、これなんかも子供達を縛る事なのかも知れませんし・・・結局、そこに集う子供と大人次第・・・と言う所はありますよね。(^^;

 ただ、チームとしての最終目標を掲げると言うのは、1つの手なんじゃないのでしょうかね?

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自立と依存

 今・・・子供達は、少しずつ大人の階段を上っている真っ最中です。

 我が子が小学生の内は、あまりこう言う事は意識しないものなんでしょうけど、中学、高校と進んで行くにつれ・・・次第に、そのスピードが速まっている事を親は実感します。

 中学の3年間なんて、あっと言う間ですよ・・・高校の3年間は、もっと早いのです。

 そうなって来ると、自立と言う言葉が次第に現実味を帯びてくるのですがね〜。



 少しでもサッカーをやった事で、自立の手助けとなってくれていれば・・・なんて思う事もあるのですけど、そうなってくれた部分も在り、そうならなかった部分も在ると言うのが現実でしょうか・・・。(^^;

 息子を見ていても、その辺は容易に見て取れます。

 その程度のレベルでのサッカー生活だったとは言えますけどね。(^^;

 より高いレベルでサッカー生活を送って来た子なら、もっと身に付いた事は多いんでしょうね〜。



 自立の早さと、こう言う事に相関関係が在るのか無いのか・・・それは、分かりませんけどね。

 ただ、自立は焦って親がさせる物でもない様な気もします。

 かじる脛がある事は、それ自体が幸せな事でもある様な気もしますよ・・・私なんかには。

 ただ、親が一生面倒を見てあげられる訳ではありませんからね。

 何処かのタイミングで、親の手から離れる必要はあるのでしょうけどね・・・一般的な家庭では。



 『自立とは、依存先を増やす事』と言う言葉があります。

 この言葉、障害を抱えながら、小児科医として活躍している熊谷晋一郎さんと言う人の言った言葉です。

 この言葉を聞いて、私なんかは目から鱗だったのですけどね。(^^;

 何でも自分で出来る事だけが自立な訳では無い・・・って事でもあります。

 ピンと来ませんかね?



 実際、何か困った事があった時、頼れる所が多ければ多い程、その人は困り事を速やかに解決できる訳です。

 もしそれが、親だけだったら・・・親が死んでしまえば、誰の助けも得られない事になるのですよね。

 なので、横にも縦にも、人間関係を広げて置く事って大事なんだって気付かされます。

 よく、『遠くの親戚より、近くの他人』なんて言われますよね。

 昔の人の知恵なんでしょうね〜。



 依存と言うと、何やら悪い響きに聞こえるかも知れませんけど、何にも依存しない生き方って想像できますかね?

 子供達のサッカー1つ取ってみても、依存せずには成り立たない事って思いの外あります。

 それぞれが、何かに依存し、依存され、この世は何とか保たれている訳です。

 普段は、あまり気にしない事でもあるのですけどね〜。

 生かされている・・・と言う考え方もこう言う所から来ているんだろうと想像出来ます。



 世間を広げる・・・なんて言葉もありますけど、こう言う事も大事な事なんですよね。

 少なくともサッカーに身を置いている人達は、世間を多少広げる事には成功しているとは言えますかね。

 色々な場に顔を出して、人と見知る事って大事なんですよね。

 年を取ると、その大切さが良く分かります。(^^;



 その点では、息子も娘も依存先を増やす事には大分成功しているとは言えます。

 私が仕事で動けない時には、ちゃっかり友達の家に私より先に頼んである事も少なくありませんかね。(汗)

 頭を下げっ放しですよね・・・私なんか。(^^;

 その下げた頭の分だけ、息子も娘も本当の意味での自立が出来て行くのかな・・・なんて思ってます。

 何でも出来てしまうスーパーレアレンツじゃ無い方が、子供の自立は早いのかも知れませんね。



 問題を解決する為の選択肢を多く持つ事ができれば、それでも自立出来たと言う事になるのかも知れませんね。

 何でも自分の力で・・・そんなしんどい生き方を選ぶ必要は必ずしも無いって事でもあります。

 日本に自殺者が多いのも、そう言う所に原因があるのかも知れませんよね。

 1人で何でも出来るに越した事は無いのですけど・・・もっと、周囲を頼っても良いのかも知れませんね。

 大迷惑にならない範囲で・・・。(^^;

 本当に、いつも申し訳ありません・・・。

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移籍は裏切り!?

 『少年サッカー 移籍 裏切り』と言う検索ワードをお題にしてみます。

 移籍すると言う行為が、裏切り行為だと感じてしまうと言う事なんでしょうかね・・・。(^^;

 だとしたら、少し寂しい話でもありますかね。

 何か誓いの様な物でも立てていた・・・と言う事なら、話は少し違って来るのかも知れませんけどね。



 「一人も欠ける事無く、皆で一緒に卒団しようね〜!」なんて話は、ママさん達の会話に出て来そうな感じもしますね。(^^;

 付き合いが長ければ長い程、こう言う展開になり易いのかも知れませんね。

 少年団の様な学区で集まる集団にはありそうな光景です。

 こちらは、ママさん達の間の仲間意識がそうさせるのでしょうかね・・・。



 パパさん達だって、余りのめり込み過ぎてしまうと・・・もしかしたら、「せっかく、チームが良い感じになって来た所だったのに・・・」なんて、つい思ってしまう事もあるかもしれませんね。

 移籍先がライバルチームだったりすれば、尚の事良い気がしない事もあるかもです。(笑)

 パパさん達の方は、どちらかと言うとサッカーそのものに対する連帯感を求める傾向がある様にも思います。

 チームと言う括りで考えるみたいです。



 どちらにしても、移籍すると決めた事に対しては、気持ち良く送り出してあげられると、お互いに後に残る物が無くて良さそうなんですが・・・ねぇ?

 どうしても、そう言う気になれない人も、場合も、あるのかも知れませんね。(^^;

 この辺は、チーム内の事情に大きく左右されてしまう事ではあります。

 会社を辞めて行くのも、その理由の大半は人間関係ですからね・・・素直になれない気持ちもあるのだとは思うのです。



 ただ、去る物は追わず・・・これが、残される者達にとっては前向きな考え方なんじゃないでしょうか?

 その子の移籍で、チームには打撃となる場合もあるのでしょうけどね。

 そこで、立ち止まっている時間は、正直無駄ですよね〜。

 気持ちの切り替えを速やかに行いましょうよ・・・。



 負ける度に、「アイツがいてくれたら・・・」なんてチームじゃ、やはり勝ちを拾うのは難しくなって来てしまうと思うのです。

 ピンチはチャンスじゃないですけど・・・その移籍のお陰で、今迄陰に隠れていた子達の成長が一機に加速される時だってあります。

 悪い事ばかりじゃないのですよね〜。

 それでも、元の戦力に戻る事が出来るかどうかは分かりませんけどね。(汗)



 こう言う時にこそ、チームとしての良い意味での結束が求められるんだと思うのです。

 移籍した子を裏切り者扱いしている暇は無いのですよ・・・残された子達の為にもね〜。

 裏切り者と罵る声を、子供達の応援に変えて・・・出て行った者を惜しむのではなく、残された者の奮起に期待して・・・「移籍した事を後悔させてやる〜」位の気持ちになれるとね〜燃えて来るんじゃないかなって思うんですけど・・・ダメですかね?(^^;

 息子達もエースが抜けた事で、戦力が大幅にダウンしたのですが・・・それでも、ちゃんとその分伸びて来た子がいて、何とか県大会にまで行けるチームには戻っていますからね。



 考え様なんだと思うのですけどね。

 まぁ、気持ちの収まりの付かない何かが、あるのかも知れませんけど・・・ねぇ?(^^;

 それでも、そう言う時だからこそ・・・精一杯強がって見せる位の気概を大人も子供も見せ付けて欲しい所ではありますかね。

 その方が前向きになれると思いますよ・・・きっと。

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トラブルメーカー

 もしかしたら、チームにいるかも知れないのが・・・トラブルメーカーなんて呼ばれてしまう存在です。

 無論、本人にその自覚は全く無いのですが、周囲の目にはそう映ってしまう・・・何処か寂しい性格の人でもあります。

 聞いてみれば、言っている事は多くの場合正論なんですけどね・・・何処か棘がある言い回しだったりするんですよね。

 コミュニケーションが上手ではないのでしょうね・・・きっと。(^^;



 先日、こんな話が出て来ました。

 「スクール行ってる子とその親って、トラブルメーカーだよね・・・」って言う話です。

 ちょっと、偏見に満ちた感じの話なのかな・・・と思いきや・・・聞いてみれば、なる程・・・そう言われてみれば・・・な話なんです。

 スクールに行っている子やその親がトラブルメーカーになると言う訳ではなく、トラブルメーカーと呼ばれる親子は、間違いなく子供がスクールに行っているよね・・・って事なんです。

 ちょっと、不思議な共通点だったと言えます。



 最近では、少年団と掛け持ちでスクールに通う子もチラホラ出て来ています。

 多くは、上手だと言われている子なんですけど・・・そう言う子がスクールに行き、益々上手な感じになって来ると、勘違いを始めてしまうのでしょうか・・・何処か尖がった感じが出て来ます。

 コーチの言う事も素直に聞けなくなって来てしまう子も少なく無いですよね。

 スクールと少年団とでは、スクールの方が上の様なんです。(^^;



 元Jリーガーなんて指導陣が名を連ねるスクールも最近では増えて来てますからね。

 少年団のコーチやその指導を馬鹿にしだしてしまうのでしょう、指導に対して次第に異議や不満を口にしだす様になって来る事もあります。

 まぁ、それはそれで、喧々諤々とやって貰えばよいのでしょうけど・・・チームメイトに対しても横柄な態度を取る様になって来てしまう事もある様なんですね。

 親も親で、まぁ〜色々な事に口を挟みたがるんだそうです。

 親子共に二言目には「スクールでは・・・」なんだそうですよ・・・。(^^;



 次第に、子供はチームメイトやコーチと、親の方は親同士やコーチと反りが合わなくなって来てしまうのだとか・・・。

 で、「そう言う人って散々引っ掻き回した挙句、物の見事に辞めてくよね・・・」と言う事の様なんです。

 私もパッと思い付く人が何人かいましたね。(^^;

 都市伝説的な話なんでしょうけど・・・よく観察しているなって逆に関心しちゃいましたよ。(笑)



 もちろん、スクールが悪い訳ではありませんからね。

 あくまでも、その子やその子の親の言動が不味かったと言うだけなんでしょうけど・・・聞いてみれば、色々な少年団でこれに似た様な話があるらしいのですよね。

 うちの団も例外ではありませんけどね。(汗)

 ただ、こう言う子も親も、意識が高過ぎた結果なんだろうな・・・って思うのです。



 周囲に求める物が次第に高くなり過ぎちゃったんでしょうね。

 それが、次第に不満に変化して行ってしまって・・・「こんなチームじゃ、ダメだ・・・移籍しよう・・・」って考えに至ったのだろうなって想像は出来ますか・・・。

 トレセン絡みでも似た様な事は起こりますかね・・・。(^^;

 求めるレベルに合ったチームに移籍する事自体は良い事なんだと思うんですけどね。



 追われる様にチームを後にする所は残念な所ではあります。

 それも、その原因が自分達自身ともなれば、移籍先でも又・・・なんて事も在り得る話なんですよね。

 到る所で伝説を作り上げて行く事にならないと良いのですけどね。(^^;

 ほんの少しの気遣いで、こう言う事は防げそうな気もするんですけどね・・・。
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まとまらない

 皆が同じ方向を向いて・・・と言うのは、本当に難しい事です。

 サッカーの様に、多くても1グループ20人程度の集団でさえ、1つにまとまると言う事は簡単に出来る事ではないんですよね。

 その事が、その集団をギクシャクした物にしてしまう事だってあります。

 無理にまとまろうってしてませんか?



 息子達の学年は、まとまっていたと言えます。

 他の学年を見渡してみると、本当に穏やかに6年間が過ぎ去った方なんだと、改めてそう感じるのです。

 コーチ自身、最後に「こんなにやり易い学年は無かった」と6年間を振り返っています。

 もちろん、何の問題も生じる事が無く過ぎ去った訳ではありませんよ・・・ただ、それを上手に処理する事が出来ていたんだなと思います。



 活動の殆どに親を巻き込んで行く、コーチ独特のやり方が良かったのだろう・・・と今にしてみれば思うのです。

 「私は無関係・・・」と言う事が出来難かったと言えます。

 練習でさえ、観ている親達を容赦なく使いましたからね。(^^;

 私もその被害者の1人です。(笑)

 保護者参加型のチームだったと言えます。




 子供達への指導に関しても、他のチームとは少し違っていたのだと思います。

 コーチ自身は、サッカー未経験者です。

 一方、指導の補助をしていたのは、サッカー経験者のオヤジ達でした。

 しかし、指導の全てはコーチに細かく確認を取って、皆が同じ声掛けが出来ていたと言えます。

 練習にしろ、試合にしろ、指導は1つだったと言えます。

 少なくとも子供達が混乱する事は無かった・・・6年になって、団長が指導に介入して来るまではそうでした。



 コーチも常に保護者の所まで降りて来て、同じ目線で話をする事の出来る人でした。

 物の言い方は、超上から目線なんですけどね。(^^;

 でも立ち位置は、ともすると・・・保護者より下に・・・と言う事も多かった気もします。

 保護者の所に降りて来るコーチを、コーチの座に保護者達が上に持ち上げていた・・・のかも知れません。

 コーチは保護者を、保護者はコーチをお互いに立てていたとは言えます。

 子供に対しても同様に、同じ目線で会話の出来る人でしたね。



 そんなコーチと保護者だったので、まとまりとしては良かったチームでした。

 それでも、やはり足並みを揃えると言う事は簡単では無かった気がします。

 今にして思うと、『まとまらないと言う事を前提にまとまろう!』と言う感じだったのだと思います。

 誰に対してでもチームとして無理強いする事は無かったですし、その時出来る人で回す・・・と言う事が自然に出来ていたのですよね。

 その全ては、子供達の為に・・・だった気がします。



 周りを見渡してみると、どうも無理にまとまろうとして強権を発動してしまう、正義感責任感の強過ぎる人がいる様なのですね。

 「出来る、出来ないじゃない、やるんだよ!」って、感じの物言いですか・・・。(^^;

 公平、平等を求め過ぎる余り、正論を振りかざしてしまう場合に波風が立つ事になってくるのかなって思います。

 その事で、逆に皆の気持ちがまとまらなくなってしまう・・・本末転倒な結果を招いている所も多い様なのですね。



 これは、乱暴な言い方なのかも知れませんが・・・保護者にしても、ボランティア精神て必要なんだと思うのです。

 少年団なんかでは特に・・・保護者の協力が無ければ、運営する事もままならない団は多いんじゃないでしょうかね?

 「自分だけ損してる・・・」なんて、考えてしまうと・・・どうしても、不平、不満が出て来てしまうんですよね。

 そこは、少し視点を切り替えて・・・子供の為に・・・って考えてもらえると、幾分気持ちも落ち着くんだと思うのです。



 皆が出来る事を、出来る時にする・・・と言う風にしか、実際には出来ませんからね。

 そこに対して不平不満を言っても、どうにもならない事ではありますよね。

 ならば、出来る人と出来ない人がいる・・・と言う事を大前提に、皆が覚悟だけはしておくしかないんじゃないでしょうか?

 自然に助け合いが出来る様になれば、何とかまとまりが出て来るものなんだと思うのです。

 それぞれに事情があると言う事を理解して、行動できるのが大人ですからね。

 そう言う所も、子供達に見せ付けてあげて欲しいかな・・・。



 「全ては、お前達子供の為にやっている事なんだよ」って。

 「お前達子供の為に、(本当は嫌々であっても(笑))率先してやっているんだぜ!偉いだろ!」位の、姿を見せてあげて欲しいかな・・・。

 送迎だろうが、審判だろうが、役員だろうが・・・全ては、子供達の為に・・・。

 実際には、この一言が合言葉となって、皆が同じ方向を見る事が初めて出来る様になるんじゃないかな・・・って気がします。



 『One for all,All for one』以前にも書いた事がありますけど・・・1人は皆の為に、皆は1つの目的の為に・・・子供達だけじゃなくて、保護者にも必要な考え方なんだろうと思うのですよ。

 そこには、損得勘定は一切無いのですよね。

 まとまるって、皆が同じ事を平等に負担しようって事じゃないんですよ。

 皆が同じ目的を持って、自分に出来る事をしましょうって事なんだと思うのです。

 少年サッカーでは、それは子供の為・・・なんだろうと思うのですがね。(^^;

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