何かを考えなくても足が出て動く。これまではさあ足を出すぞと命令していた。例えば右足だして踏ん張って左足といったような。命令しなくても足は出る状態にはずいぶん前からなっていたのだが。しかし命令しないと動きが悪い時があったからそれが習慣だったのだ。
今はそうしなくても足が動く。
痺れが緩和しただけでこのようになるのか。何かが少し変わったような気がする。
健常な時と全く同じではない。
もちろん緩和したとはいえ痺れは残っている。左脚もちゃんと動いているとはいえ、たまにガックンとなりそうな時もある。ただこれまでと違うのはしっかり歩けていることに加え、何かちがう感覚なのだ。自然というコトバしか思いつかない。
そういえば昨日、足先を地面に叩く動作が自然と出た。リズムを取る時にやる動作。
たぶん受傷後はじめてこの動きをしたのではないか。
日曜日のゴルフの最中に電話がきた。
同級生のS君だ。同級生の仲が良い5人とは帰省の度に会ってゴルフをした後に呑んでいたが、このコロナ禍でそれもままならなかった。今年は1度も集まっていない。
S君は仕事柄休みが取りにくい。が、今年の年末年始はまとまって休みが取れるようだ。
30日に久しぶりに集まろうかという話。しかし集まる店が無くなった。
いつも集まっていたスナックEはこの夏にマスターが亡くなり、店は無くなった。
S君がウチでやろうと言い出した。
S君の両親はこの夏から施設に入った。父親は寝たきり、それを介護していた母親は痴呆になった。しばらくは彼が面倒を見ていたようだが、もうどうしようもなくなったようだ。
学生時代、彼は離れのプレハブに部屋があった。家の中でなく離れに部屋があるというのは憧れだった。親の干渉を嫌がる年ごろだ。よくそこに集まった。呑んだり麻雀をしたり。
彼の両親が施設に入ると聞いたこの夏、まだ彼は離れに住んでいた。
もう一人になっている。離れから母屋に引っ越したのだろうか。30日、久しぶりに友が集まって呑めるのが嬉しい。
今日は木曜日。早く帰ってジムに行く予定。
やはり筋肉は身を助けるのだろう。転ばないよう踏ん張れる筋力は維持しないといけない。
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