いや、今が健常者のように歩けるわけではない。が、1・2か月前とは格段に違う。地に足がついている。
足首の前傾がない歩き方だった。骨折している人がギブスで足を伸ばして歩く、いや、それほど不自然ではなかったか。モデルのようには歩けていた。足首の前傾角度、膝の曲がる度合い、これらが小さかったとは思う。
今、歩いていてすごくダイナミックに足首を曲げて膝も折れているイメージなのだが、これが普通だったのか。今日の通勤時の歩きで、前はどんな歩きだったか再現しようとした。
出来ない。元に戻りそうなのでやめた。
やはりこれまでは足首を使っていなかったのだろう。使えていなかったのか、使い方を忘れていたのか。
杖の功罪もあるだろう。歩行困難で杖を持っていたというより、よろけることの防止だった。
しかし、手に持っていれば杖をつく。杖をついたらその勢いで足を前に出すのだが、杖をつく力の分、後ろにある足を蹴りだすという行為が弱くなっていたのだろう。蹴りださなくても、杖を支点に足は前に出せる。
間違いないと思う。
じゃあ、杖をやめた1月末以降も歩きが良かったり悪かったり。これはどういうことか。
筋力が付いている。杖は無くてつかないが、杖をついている時と同じような足の運びだったのだろう。
ゴルフ後に歩きが良くなる。これは、アンジュレーションのある芝に対してゴルフシューズ歩行による地面との密着性だ。足首のストレッチ効果。
足首が柔らかいから、しばらくは歩行しやすかったのだろう。でも歩き方自体が足首の前傾をあまり使っていないので、そのうちに固くなってゴルフ効果は終わっていた。
龍王峡を歩いてからだ、良い歩きになったのは。長時間、凸凹の石の上を歩いた。当然、足首は柔らかくなっている。かなり疲れた。せっかく疲れたから何か得ることが欲しかった。
また、この時から坐骨神経痛がマシになったことが大きいか。
その後に足裏の地面への接地タイミングや抜き方を考えたことが良かったのだろう。足首が柔らかいタイミングで。
と偉そうに書いているが、この歩きが継続し進化できるかが肝心だ。
ただただ驚くのは、身体の動かし方ってちゃんと動かせていないと忘れるものなのだ。
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