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2020年03月30日

交感神経と副交感神経

改めて自律神経について概要を調べた。なるほど。
どこにでも書いてあるが、交感神経と副交感神経が要はアクセルとブレーキという説明が解りやすかった。
なるほどなぁ。僕の場合は、もともと交感神経が強くなりすぎるような気がする。、アクセルコントロールできない状態が多かったか。これは交感神経優位なのだろう。

リボトリールは神経伝達物質GABAの働きを強くするようだ。GABAは副交感神経の働きを強くする。
リボトリールは退院してから飲み始めた。筋トレ・鍼という生活を始めたころで、筋肉が付き始めた頃。
動き始めた左腕が時々“ピクッ”となることが多かった。通院時に病院のセンセイに相談すると、「いい薬があります」で処方された。
この時までは病院の医師(病院長)のみが頼りだった頃だ。なんとか自立に向けて自分で思ったことを何でもやっていた。

薬は基本的にキライだ。昔の人間だ。入院してからは“治るものなら何でも”という気持ちだった。薬を否定している訳でない、頼れる時には頼る、ただ習慣にせず自分の免疫力を強めることが理想と思っている。
入院中は睡眠導入剤をもらっていた。特に必要だったかどうか。痺れや疼痛が気になって、それから自分の今後を考えたりして眠れないことがあったので入院中から飲んでいた。退院後もただ習慣だったので飲んでいた。

リボトリールは睡眠を誘発するので、睡眠薬と併用する必要もなくなるとも言われた。それ以降5年近く毎日1mgを寝る前に飲んでいた。特に何も思わなかったし、何度かこの薬について調べ、抗うつ剤ということが気になったが、薬の作用など深く考えず飲んでいた。
この薬を止めようと思ったのは、この薬はどこでも処方されないことだ。I整形外科の院長が言ったように「劇薬」かもしれない。

57歳の誕生日を迎えた日、身体の動きは良くなっている。すべての痛みと痺れが前より軽くなっている。何よりも杖なしの生活を始められ、それが定着した。次のステップは・・。元通りの身体なのだ。 “見かけ”はほぼ元通りを取り戻した。あとは習慣付いていることを断ちたい。
入院・リハビリをしていた病院には感謝しているが、このまま3か月に1回行って、自分にとって何か得られているかといえば薬の処方だけ。痛風の薬とリボトリール。痛風の薬はどこでも処方してもらえる。わざわざ病院でいただくことはない。リボトリールだけだ。

病院との関係を断ち切る怖さはあるかどうか。もちろんある。ただ、何か起こった時のために接点を持つためだけに永遠と薬を貰いにいくのか。
リボトリールを飲むのが悪いわけではない。ちゃんと自分に効いていたのは、この1週間の離脱症状でよくわかった。でも痛風とかの薬とは違うのだ。神経に働く薬なのだ。
一度リセットしたい。そう思っただけ。だから調子のいい時に決断した。
申し訳ないが「苦しいという弱音」はここでしか言えない。

交感神経と副交感神経を調べて、自分の状態を考える。この1週間寝つきが悪くて、すぐ目が覚める。目が覚めた時に痺れや痛みが強い。これをどう改善するか。こんな状態が続くと仕事もできない。
副交感神経が働くようにするには。リラックスとか色々調べると出てくる。薬をイヤがっているが、漢方薬はどうだろうか。調べると、自分に役立つ漢方薬があった。
「柴胡加竜骨牡蛎湯」という漢方薬。自律神経を調整し、リラックスさせる。
西洋医学の薬を否定し、漢方薬を肯定しているわけでない。いや、肯定しているかも。漢方薬は生薬だ。習慣性はそれほどないと思うのだがどうだろうか?

とりあえずネットで注文した。ついでに、今飲んでいる「牛車腎気丸」よりも「疎経活血湯」の方がいいような気がして同時に注文。
薬が来るまでどうしようか。月曜は通常出勤だ。ドラッグストアで睡眠改善薬を買いに行く。
何がいいか調べた。すぐに思いつくのは、エスエス製薬のドリエル。
ドリエルを調べると、交感神経から出るヒスタミンに作用する抗ヒスタミン剤。これにより副交感神経優位にして眠りを動因させるのか。

ドラッグストアでとりあえず一番少ない量を購入。それまでには漢方薬が届くだろう。
昨晩、飲んで寝た。
うーん、やはり1回3時に目覚めた。夢を見ていた。だが、痺れと痛みはない。時間だけ確認したらすぐに眠りにつけた。何とか悪い連鎖の中でもマシになったか。抗ヒスタミンね、なるほど。
やはり自律神経の調整が重要なのだろう。
言い換えれば、痺れや痛みも自律神経の調整次第、脳の働き次第か。
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posted by shigenon at 09:22| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ
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2014年クリスマスイブのプレゼントは最悪でした。 「頸髄損傷」というケガなのか病気なのか・・その症状との戦いの記録と現在の日々をアップします。 (2018年4月追加) 不全の頸髄損傷は「健常な人」に見えます。“ふつうに見える”様に努力をしています。が、反面、「もう良くなったんだ」と思われがち。 骨折とは違い、中枢神経の損傷は完全回復はしないという現実。 「健常に見える」「もっと良くなるよう努力する」「もう治っているんでしょ」の狭間で何とか毎日を過ごしています。
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