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2024年01月10日

隠居の思い

初出を挟んだ長い休暇も終わり。8連休プラス4連休だった。
何をしたのかというと何もしていない。ただ12日間というのは数値化すると、1年のうちの3.3%なのだ。何と無為に日々を浪費したのだろうと思ったりもする。

仕事をしていると、その業務の長期・中期・短期の展望や実施項目を考えて動く。それを着実にこなし、振り返る。そうやっていて日々が過ぎる。そんな中での休日は休んだ感がある。酒を飲んだりレジャーに出かけたり。ただその満足感のある休日も、仕事をやるうえでの自分のためのオフ。
仕事が中心なのだ。
カネをもらっている以上、それは生業だから一生懸命やるのは当たり前。それをその言葉で言っていたのはSマスター。東京でいつも過ごしていた居酒屋のマスター。
仕事の愚痴を言いたくなった時に、その言葉を思い出していた。

今はどうだろう。仕事ではもう自分が主体となって何かを画策して実行するという立場でもない。言われたことを完璧にこなせば良い。もうこれまで十分にやったのだ。それを隠居というのだろうか。
その隠居の中で、仕事に変わる個人に属することで長期・中期・短期の展望や実施項目を明確にしないといけないのだろう。
無為に過ごしたと感じるのは、何か自分が前進したという感覚を持てないからだろう。
ジムやリハビリは自分を維持するためだけのもので、もう生活の一部なのだ。それ以外で考えていかないといけない。

今行っている歯科医院が面白い。
最初に行った歯医者で噛み合わせが酷くなり、知り合いの衛生士が診てやると言ってくれて変えた歯医者。
先生もそうだが、その院の雰囲気が居酒屋っぽいのだ。先生は治療以外に色んな話をする。先生が何か話せば、衛生士が合いの手のように何か答える。まるでマスターと従業員のいる小さな居酒屋を思い起こさせる。先生はたまたまだが、地元の中高と同級生とゴルフ友達。
昨日も治療中に「ドライバーが飛ばない」とか「クラブ名に使ってる?」とか聞いてくる。口を開けている時にもそう話しかけてくる。その中で「最近いつゴルフ行った?」と聞かれる。
どうだったけ、9月か10月だ。新しいアイアンを買って1度だけ使ったか。
知り合いの衛生士が「〇〇さんは木曜日休みやから一緒に行けるよ」と先生に言う。そうしたら先生が「ゴルフ行こか」と誘ってくれる。間違いなく居酒屋だ。

今年はゴルフを真剣に復活させようと考える。
受傷する前に思っていたのは、60歳で退職して地元に戻って平日1回のゴルフと後はジムで過ごそうと。
受傷してからも、これまで書いているようにゴルフ復活への思いは強い。しかも自分のリハビリにも十分に役立っている。ゴルフをすることで色んな気づきがあった。
去年の猛暑のゴルフでくじけたのだ。猛暑だけでなく、打っても打ってもうまく球が打てない。これは右手首の捻挫の影響だとは分かったが。
寒い時期に無理して身体を動かすほど若くはない。3月後半に一人予約でプレーすることを目指して練習をしていこう。

身体の調子は悪くない。何か心配するような状態がないことは良いことだ。
人生を楽しむための筋トレリハビリだ、それが目的になってしまってはいけない。
posted by shigenon at 10:57| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ
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2014年クリスマスイブのプレゼントは最悪でした。 「頸髄損傷」というケガなのか病気なのか・・その症状との戦いの記録と現在の日々をアップします。 (2018年4月追加) 不全の頸髄損傷は「健常な人」に見えます。“ふつうに見える”様に努力をしています。が、反面、「もう良くなったんだ」と思われがち。 骨折とは違い、中枢神経の損傷は完全回復はしないという現実。 「健常に見える」「もっと良くなるよう努力する」「もう治っているんでしょ」の狭間で何とか毎日を過ごしています。
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