即身仏とは生きたまま穴に入り、そのまま死ぬまで修行。その後弟子が掘り起こしてミイラとなる。
日本では庄内地区に多く祀られている。
ずいぶん前にテレビで特集を見てから興味があった。死が前提の修行。
このブログを書き始めてからも、寺泊の西生寺に行ったことがある。
鶴岡から酒田にかけて5つの寺に6体の即身仏が安置されている。
10時16分に鶴岡到着。駅に近いところもあるがレンタカーを借りた。
まずは南岳寺。ここは「鉄竜海上人」が安置されている。訪れているのは自分ひとりだった。お寺の方から丁寧に説明していただく。
そして前から行きたかった龍上海のラーメン。
その後は湯殿山の注連寺に行ったが残念ながら拝観休業中。その後は近くの大網大日坊へ。ここは春日局が参拝した寺。多くの重要文化財も置いてあり、撮影しても良いという。ここではお祓いもしてもらい、そして説明を聞く。
そして酒田まで向かう。海向寺は2体の即身仏がある。ここでも長い時間説明をしてくれた。
酒田でレンタカーを返し、各駅停車で秋田へ。
実は秋田は唯一足を踏み入れたことのない県。今回の旅ではどうしても行きたかったのだ。
着いてどこで呑もうか。実は旅に向けて色んな行動を予測していた。夜の居酒屋も調査済み。FBの友達で秋田出身の人がオススメの居酒屋をメッセージしてくれた。
なまはげの大きな看板がある居酒屋。そこに入ろうとしていたら、先に女性が入ろうかどうか悩んでいるようだった。「どうぞ」と促すと先に入っていった。
薄暗い店内、雰囲気が良い居酒屋だ。囲炉裏を囲んだカウンターで。
地酒も郷土料理もたくさんある。気づけば先ほどのた女性が隣だった。店の人にお酒を呑まないので何か郷土料理をと聞いている。
日本酒は呑み比べ3種を。それぞれが1合ずつだ。初めての銘柄を楽しむ。
しばらくすると隣の女性が話しかけてきた。40代後半だろうか。
東京から来たという。そして明日は男鹿の方を廻ると。なんだかんだでこの女性とは1時間以上話したかも。
突然店内が真っ暗になり、太鼓が鳴り響きミラーボールのような照明が。
なまはげが登場した。何か叫んでいるのだが秋田弁なので解らない。各テーブルを回り、最後にこちらに来た。
素晴らしい演出だった。なまはげと肩を組んで写真を撮った。
その後。しばらく残った酒やアテを楽しむ。隣の女性はほどなく帰って行った。
次の日は午後の電車まで予定はない。しかし疲れているのかホテルに帰るとすぐに寝たようだ。
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