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2019年01月15日
色々な問題、事件を受けての投資方針を再検討します。
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まずは資金の確保から
ここ数ヶ月ですが、ソーシャルレンディングでは多くの事件や問題が起きました。
基本的に私は、ソーシャルレンディング(クラウドファンディングも含めて)の行く末や将来性については
かなり楽観的ですが、個別の事業者・案件については是々非々です。
さすがに最近の問題は、色々と考えることもありますので、今後の投資方針は少し変えるべきかと思って
いるところです。
まずはその前に、資金の確保。
1/15のことですが、各事業者から振込が行われました。
それぞれの資金の説明
上から説明します。一番上はTATERU Funding。
預金額の水増しによる不適切な融資のため、現在は募集を停止していますが、ファンド自体は通常運用。
返済も予定通り行われています。
・TATERUから早速の発表。このスピード感は高評価です。
問題の発覚後、すぐさま希望者に対してファンドの買取を申し出た姿勢はさすが上場企業と言うべきもの
ですし、管理体制を改善した上で募集再開を期待したいと思います。
2番目はSAMURAI。
30万円を投資した年利10%ファンド(2.5ヶ月運用分)が予定通り償還されましたので、その分です。
・年利10%ファンドが無事償還、続いて不動産案件へ投資を行いました。
SAMURAIは前身のスマートエクイティ時代から投資していますが、遅延・貸し倒れはゼロです。
本体も第一種金商登録(証券業登録)をしており、財政的にはかなり堅固な事業者と言えるでしょう。
口座開設の方法は下記で紹介しています。興味のある方は、ぜひご検討下さい。
・SAMURAI 口座開設の方法を紹介します
SAMURAI(広告リンク)
一番下はおなじみのSBIソーシャルレンディング。
一部で貸し倒れが起きたこともありますが、それは投資している限り呑み込むべきリスクでしょう。
今月は問題無く、予定通りの償還がされています。
SBIソーシャルレンディング(アフィリエイトリンク)
本命はやっぱり「Funds」です。
これに加えて、maneoから償還があった分も丸ごと払い戻しをかけました(347万円)。
maneo本体ファンドについては生命線になるだけに、取り立ても必死で行うだろうとは思っているのですが
最近のmaneoマーケットの姿勢には疑問を抱かざるをえないので、抗議の意味も込めての払い戻しです。
(maneoとmaneoマーケットは同じ穴のなんとやら、だと思っているので。
ちなみにLCレンディングからの償還分は再投資しています)
さて、これで資金は確保しました。
このうちの一部は、明日に募集開始となるSBIソーシャルレンディングの案件に投資します。
・SBIソーシャルレンディングで「貸し倒れゼロ」ファンドが募集開始
その他にも気になるファンドがあるので検討はしつつ、やはり本命は「Funds」です。
ソーシャルレンディングのリスクとなる匿名化を、「関係会社貸付」で回避するスキーム。
それ以外のシステムも優秀で、次世代型の投資商品と呼ぶに相応しいと思います。
ちょっとハードルを上げすぎているような気もしますが、要はそれだけ期待しているということ。
資金の確保はできましたので、もちろん私も投資を行う予定です。
・Fundsの特徴を紹介。投資単位は? 手数料は? 預かり金口座は?
・Funds(ファンズ)の会員登録方法を解説。個人的に大本命のサービス!
Funds(アフィリエイトリンク)
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posted by SALLOW at 18:00
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トラストレンディングは自主的に営業休止を継続。所感です。
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自主的な業務停止継続
トラストレンディングの話題です。
案件募集時に「不適切な説明」があったとして行政処分を受けたトラストレンディング。
個人的には、妙なところで虎の尾っぽを踏んでしまったような印象があるのですが、結果としては1ヶ月の
業務停止ということになりました。
その業務停止は先日期限切れとなりましたが、トラストレンディングはその後も自主的な業務停止を継続
することを決めたようです。
・(参考記事)トラストレンディングから状況連絡。再起を期待します。
・(参考記事)行政処分のトラストレンディング。処分後の配当は・・・
これまでの「やらかした」事業者の場合、行政処分後にどうするかの連絡もなく、いきなり配当停止になる
ケースが多発していました。
それに比べれば、トラストレンディングの場合は配当は(行政処分の理由になったファンドも含め)正常に
行われており、「業務を改善する」という姿勢は見られるように思います。
発表内容と所感
トラストレンディングからの発表内容は以下の通りです。
当社は、平成30年12月14日付、業務改善命令に基づく改善対応策等を、本日、関東財務局へ報告いたしました。
今後、当社では、外部専門家からの評価・提言を受けながら、改善対応策等に順次取り組むことによりガバナンスを強化し、投資家の皆様をはじめ、関係者の皆様からの信頼回復に全社をあげて取り組んでまいります。
尚、上記の取り組みを継続することに伴って、業務停止命令の期間(平成30年12月14日から同31年1月13日まで)以降も、自主的にファンドの募集や新規会員登録手続きを休止することと致しましたので、以下の通りご案内申し上げます。
【休止する業務】
・ファンドの募集
・新規会員の募集及び登録
【通常通りに行う業務】
・運用中ファンドの貸付先からの利息金(遅延損害金等を含む)及び元本返済の受領(回収業務を含む)
・会員への配当金等の分配
・会員へのファンドにかかる各種報告書の交付(運用報告書、取引残高報告書、年間取引報告書)
・会員向けの Web サイト(マイページ)の運営
・会員登録情報の変更手続き
・業務改善命令に基づく改善対応策について (トラストレンディング)
業務改善計画を提出したのにその内容を公開していない理由は、「その内容が当局の承認を得ているもの
ではないから」という理由です。
これは、これまでの行政処分を受けた事業者も全て同じで、当局の承認がなければ業務改善計画の中身を
勝手に公開することはできません(法的にはともかく、心証的に)。
上記の通り、トラストレンディングの配当は正常に続いています。
償還が無事終わるまで予断は許しませんが、少なくとも現状において、トラストレンディングの案件は通常
通り運用されているという傍証になるでしょう。
トラストレンディングは「公共性の高い工事や事業などに投資できる」という、ソーシャルレンディングの
中でも魅力のある事業者です。
個人的にも投資を継続していきたいので、今回の件がなぜ起きたのかを明らかにし、その対策をきちんと
打った上で、事業を再開してもらいたいと願っています。
行政処分そのものは、大手の証券会社ですら受けたことがあるようなものです。
重要なのは行政処分の有無ではなく、そこからどう立ち直るかではないでしょうか。
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posted by SALLOW at 13:00
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