2017年08月20日
8/18 みんなのクレジットから連絡がありました(現状まとめ)
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みんクレ関係は盛り上がりますね
当ブログのアクセスログや、他ブログのアクセス伸びなどを見ていると、やはりみんクレ関係が登場すると
アクセスが良く伸びています。
「時期を外さず新鮮な記事をアップする」というのは、もちろんブログの存在意義上正しい事ですし
みんクレはソーシャルレンディング業界初の悪質な案件(もう断言していいでしょう)でしたので、
盛り上がるのも理解できます。
ただ一つだけ気になるのは、「で、この人のみんクレへの投資状況はどうなのだろう?」ということです。
自分のポジションを公開することは、記事の内容に重みを持たせる事に繋がります。
(もちろん、多くの方が投資状況を公開した上で記事を投稿して下さっているのもまた事実であり、
そういった方々へ向けた発言ではありません)
別に、部外者(投資していない)だから何も言うな、と言うつもりはありません。
ただ、みんクレ関係記事の中には、
みんクレ騒動に便乗してメール内容を掲載した上、記事の結論として「こちらの業者がお勧めです」と
論拠もなくアフィリエイト付きリンクに誘導するという、良質とは言えない記事があったのは確かです。
*ネットはそもそも玉石混淆、アフィリエイトブログも一つの形ですので、否定はしません。
私の意見とは異なり、また良質な記事とも思えなかったため、それを表明しているだけです。
私の投資状況と、メール内容
さて、前置きはこのくらいで、私のみんクレへの投資状況は以下の通りです。
拘束中の資金は144万円。
これまでの累積利益は26.5万円程度ですので、最悪の事態(みんクレが吹き飛んで元本が全損する)を
考えた場合、差し引きの最大損害は117.5万円となります。
では次に、8/18 20時頃に届きましたみんクレのメールです。
**** 様
平素は「みんなのクレジット」をご愛顧下さり、誠にありがとうございます。
弊社より過日お送りいたしましたメールの補足となりますが、現在の状況をお知らせいたします。
弊社としましては、弊社融資先における債務不履行の発生を受け、弊社弁護士より、平成29年8月5日、弊社融資先及び融資にかかる連帯保証人に対し、金銭消費貸借契約上の期限の利益喪失事由発生に係る通知を送付するとの法的措置を開始いたしました。
また、弊社弁護士と弊社融資先弁護士による話合いが開始されており、さらには、来週(8月21日の週)・再来週(28日の週)には、弊社融資先が申し立てた調停の成立を求める旨の調停申立書が、裁判所を通じて、弊社に送付されてくる見込みです。弊社としましては、当該書面の内容を精査の上、弊社融資先からの回収につき、今後の方策を検討して参ります。
弊社融資先においては、7月28日の仮差押えによる信用不安が発生し、また、予定されていた資金調達にも乱れが生じており、このため、現状、8月分の元本の弊社への弁済の目途も立っていない状況です。
投資家の皆様におかれましては、引き続き、大変なご迷惑・ご心配をおかけすることになりますが、弊社といたしましては、投資家の皆様の立場に立って、皆様全体の利益を最大限に図るべく、弊社融資先との交渉を進めている最中ですので、交渉の推移をご静観くださいますよう改めてお願い申し上げます。
内容のポイントと感想
前回の記事では、投資家のうち23名が徒党組んで仮押さえをしたところまでを取り上げました。
・【内容修正】みんなのクレジットから連絡:投資家がブルーウォールジャパンに突撃? 仮押さえ?
今回はその続編となります。上のメール内容をざっくり訳すと、こんな感じでしょうか。
(全て狂言でなければ、という但し書き付きで)
@みんクレから融資先(ブルーウォールジャパン:以下BWJ)に対して法的措置を開始した。
AみんクレとBWJの弁護士同士で話し合いを実施している。
B来週〜再来週には、調停申立書が来るので、受け取ってから今後の対応を検討する。
CBWJは例の仮差し押さえで資金調達ができず、8月分の返済はできない状態。
仮差し押さえに対する法的措置は1年くらいかかる可能性がありますし、BWJは手元資金がなければ
いくら調停になったところで無い袖は振れません、という態度になるでしょう。
大量に投資を行っている方は気が気ではないでしょうが、私の場合はソーシャルレンディング全体のうち
みんクレに対する投資額は2%くらいですので、引き続き静観するつもりです。
今から動いたところで、BWJの口座が分からなければ仮差し押さえの申し立てもできませんし、
BWJも口座を動かすくらいのことはしているでしょう。
結果、調査費用や弁護士に払う費用で赤字になることは目に見えています。
また、現在は「期限の利益喪失事由発生通知(このままだと期限の利益を失うよ、という通知)」ですが、
実際に期限の利益を失った場合、BWJはみんクレに対し残債を一括支払いする義務が生じることになり
担保保全率約15%では残債の一括払いは不可能なので、BWJは破産する可能性は否定できません。
もっとも、みんクレとBWJはほぼ同じ穴の狢ですので、ここまで強硬にでるかは微妙でしょう。
また、残債の一部は23名の投資家に仮差し押さえされている状態なので、こちらとの兼ね合いもあります。
以上の内容より、当分は状況待ちをするしかなさそうです。
ということで、私は粛々と投資を続け、みんクレ分が全損しても黒字になるようにしたいと思います。
少しだけ宣伝
少しだけ宣伝です。
みんクレ問題は、ソーシャルレンディング投資における最大のリスクが、案件ではなく事業者そのものが
吹き飛ぶ事だということを明確にしたものと思います。
初めてソーシャルレンディング投資を行う方への情報を取り扱う当ブログのカテゴリと、私が「手堅い」
と考える事業者のまとめ記事をリンクしますので、よろしければご利用下さい。
・SL初心者向け情報 (当ブログのカテゴリ)
・なるべく客観的なまとめ:SL初心者にお勧めの事業者 (当ブログ記事)
その他、関連情報
@何度かやりとりさせていただき、リンクを張らせていただいているjall様のブログからの情報です。
BWJグループには弁護士法人がありそうだ、ということです。
・みんなのクレジットを住所から紐解いてみた (ソーシャルレンディング投資軌跡)
・弁護士法人 スピードグループ
今回の仮差し押さえに関するカウンター提訴や調停対応などは、ここが対応するのかもしれません。
A白石氏が、また何か法人を作っていました。
・株式会社ブルーファイナンス
信用情報提供契約ということは、貸金業でしょう。
一応調べましたら、日本信用情報機構のリリースには確かに名前がありました。
・「信用情報提供等業務に関連する統計」の公表に関するお知らせ
(株式会社日本信用情報機構)
楽観的な見方をすれば、ブルーファイナンス→BWJ→みんクレと資金を流す事により元本返済が
受けられるかも、とも思いますが、そんな殊勝な考えならみんクレ事件自体起きかったわけで。
B上記のみんクレなどは全てスプラインビルに住居がありますが、検索しましたら確認が取れました。
・スプラインビル (TOKYOカオスエリアコレクション)
転載OKとありましたので、スプラインビルのテナント写真を掲載させていただきます。
スプラインビル6Fに入っている企業は、全てBWJと何らかの繋がりがありそうです。
(4Fと5Fと7Fの企業についてはツッコまない方向で)
ランキングに参加しています。
リンク先には同じ話題を取り扱うブログが沢山あります。こちらもいかがでしょうか。
posted by SALLOW at 09:00
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