2017年06月29日
【修正あり】なるべく客観的なまとめ:SL初心者にお勧めの事業者
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追記:
このページの内容については、2018年3月に見直しを行っています。
最新の記事はこちらをご覧下さい。
・(2018年3月版)SL初心者にお勧めの事業者
7/2追記:
maneoの実績を訂正します。
確定ではありませんが、元本毀損が起こる可能性が高い案件が1件出ているため、デフォルト無しとの
記載を修正しました。
なおmaneoの「手堅さ」について、この事実を受けて考えを修正することはありません。
過去のデータをさらってみますと、私がSL投資を始めたのは2012年12月の事でした。
それまでは一通り色々な金融商品を触り、たまには儲けたり、たまにはライブドアやリーマンを喰らったり
していましたが、最終的に日々の値動きのある金融商品に疲れたため、SL投資へ切り替えました。
私はこの通りSL投資のブログを書いていますが、記事の内容は自分の投資記録や案件紹介がメインで、
良く考えたらSL初心者向けの情報をあまり掲載していない事に気づきました。
SLの啓蒙などと気取るつもりはありませんが、SL初心者向けの記事第一弾として、
「まず少額でもSL投資を始めようと思う人」がどこに投資すべきなのか、を記事にしたいと思います。
その前に、こういった記事はとかくアフィリエイトやらポジショントークが絡みやすいものです。
それはそれでビジネスの一種ですので否定はしませんが、賛同もしません。
私の主義は、「やるなら正々堂々正面からダイレクトマーケティング」です。
アフィリエイトが絡む記事を投稿するにあたり、私のポリシーは以下の通りですのでご確認下さい。
@記事内容は可能な限り客観性を保ちます。
それが難しい場合、客観的な事実と主観や感想は区別して記事にします。
事業者との利害関係など、何らかのポジションがある場合はそれを明記します。
Aアフィリエイトリンクは明示します。
興味を持たれた方やサービス利用を検討される方は、納得の上でアフィリエイトリンクを
ご利用いただければ嬉しいです。
B原則として、自分の投資している対象を勧めます。
例外的に、「近日中に投資する気満々」という案件であれば勧める可能性があります。
なお、私の投資状況については、こちらのカテゴリーの記事で月ごとに明示しています。
ここでは、「今までにSL投資をやったことがない人」で「少額から初めてみたい人」を想定します。
そういう人に向くSL投資ということで一般論を考えますと、手堅く、というキーワードが
一番重要になってくるのではないでしょうか。
もちろん投資性向は人それぞれですから、
「どうせソーシャルレンディングをやるのだから、ハイイールド一点張り」
という人もいるかもしれませんが、少なくとも一般的ではないと思います。
さて、SL投資における「手堅さ」というのは、二つの意味があります。
@事業者の手堅さ
A案件の手堅さ
このうち、今回は主に@について説明します。
SLは案件ごとに色々な担保や保証がありますので、それについては別途説明しますが、それらよりも
上位のリスクとして、事業者自体がおかしくなるというものがあります。
事業者リスクが顕在化した場合、案件リスクに関わらず元本が吹き飛ぶ恐れがあります。
ですから私の考え方では、SL案件を選ぶ前に、SL事業者を選ぶ必要があると思っています。
では、手堅いSL業者とは何を基準にして選べばいいのかを見ていきます。
ここから先は、私の意見です。
手堅いSL事業者とは、下記のような条件を満たしているところだと思います。
@会社の規模が大きい
(または、大きな会社がバックについているor大会社からの出資を受けている)
A開業からの期間が長い、貸付実績が多い
B黒字経営をしている
(または、バックにある会社が黒字経営である)
現時点(2017年6月)で存在するSL事業者のうち、これらの条件に基づいてソートをかけてみますと、
「手堅い」SL事業者というのはまず、下記の3つだと考えています。
中にはアフィリエイトリンクもありますが、手堅い事業者かどうかを判断する際、アフィリエイトを提携
しているかどうかは考慮せず、可能な限り客観的に判断したつもりです。
1.maneo 私の投資額 約1,080万円
@直前期売上高14億円と大規模な上、
GMOクリックホールディングスやSMBCベンチャーキャピタルなどが出資している。
A開業から8年、貸付額は750億円超、デフォルト無し。
*現在、ある1つの案件において貸付先が破産し、元本が毀損する恐れが高くなっています。
B直前期営業利益3億円の黒字経営。
リンクはこちら(アフィリエイトではありません)
2.SBIソーシャルレンディング 私の投資額 約640万円
@本体の売上高は不明だが、100%親会社であるSBI証券は
純資産1700億円、直前期の営業収益900億円弱の大会社。
A開業から6年、貸付額は270億円超。
個人向け無担保融資(現在は取り扱い無し)を除いてはデフォルト無し。
B100%親会社のSBI証券は、直前期の営業利益400億円弱。
リンクはこちら(アフィリエイトリンクです)
3.LCレンディング 私の投資額 約670万円
@100%親会社のLCホールディングスは直前期の売上高69億円。
A開業から2年、貸付額は100億円弱。デフォルト無し。
B100%親会社のLCホールディングスは直前期の営業利益6.3億円。
リンクはこちら(アフィリエイトではありません)
そして、この3つの事業者に次いで、以下の3つもある程度手堅いと考えています。
4.クラウドバンク 私の投資額 約660万円
@親会社日本クラウド証券の営業収益は不明、資本金は1億円
A開業から4年、貸付額は150億円、デフォルト無し。
B不明
*過去2回の行政処分はあったものの、現時点では状況は改善していると思われます。
リンクはこちら(アフィリエイトリンクです)
5.オーナーズブック 私の投資額 約470万円
@親会社ロードスターキャピタルの直前期売上高は46億円、純資産21億円
A開業から3年、貸付額は18億円
B親会社ロードスターキャピタルの経常利益は6.8億円
リンクはこちら(アフィリエイトリンクです)
6.クラウドクレジット 私の投資額 約350万円
@本体は大きな規模の会社ではないが、伊藤忠、マネックスベンチャーズなどが出資している
A開業から4年、貸付額は31億円
B不明(説明会で質問したところ、現時点では赤字とのこと)
*ただし、クラウドクレジットの案件はリスクが比較的高いものが多いので、注意が必要です。
2017/11/24追記(クラウドクレジット第5期決算を受けて):
クラウドクレジットの当期純損失は拡大しており、財務状況に不確実性が高まっていると思われる。
リンクはこちら(アフィリエイトリンクです)
ここで一点注意です。
どれだけ手堅い事業者を選んだとしても、SL事業者の規模は一般の銀行や証券会社に比べ小さく、
信用力も低いため、事業者がおかしくなる可能性を排除することはできません。
そのため、一つの事業者に大金を突っ込むのはやめるべきです。
口座開設手続きが面倒ですが、SL投資は必ず複数の業者に分散して行う事をお勧めします。
ランキングに参加しています。
リンク先には同じ話題を取り扱うブログが沢山あります。こちらもいかがでしょうか。
このページの内容については、2018年3月に見直しを行っています。
最新の記事はこちらをご覧下さい。
・(2018年3月版)SL初心者にお勧めの事業者
7/2追記:
maneoの実績を訂正します。
確定ではありませんが、元本毀損が起こる可能性が高い案件が1件出ているため、デフォルト無しとの
記載を修正しました。
なおmaneoの「手堅さ」について、この事実を受けて考えを修正することはありません。
SL投資を始めて4年半
過去のデータをさらってみますと、私がSL投資を始めたのは2012年12月の事でした。
それまでは一通り色々な金融商品を触り、たまには儲けたり、たまにはライブドアやリーマンを喰らったり
していましたが、最終的に日々の値動きのある金融商品に疲れたため、SL投資へ切り替えました。
私はこの通りSL投資のブログを書いていますが、記事の内容は自分の投資記録や案件紹介がメインで、
良く考えたらSL初心者向けの情報をあまり掲載していない事に気づきました。
SLの啓蒙などと気取るつもりはありませんが、SL初心者向けの記事第一弾として、
「まず少額でもSL投資を始めようと思う人」がどこに投資すべきなのか、を記事にしたいと思います。
記事ポリシーの宣言
その前に、こういった記事はとかくアフィリエイトやらポジショントークが絡みやすいものです。
それはそれでビジネスの一種ですので否定はしませんが、賛同もしません。
私の主義は、「やるなら正々堂々正面からダイレクトマーケティング」です。
アフィリエイトが絡む記事を投稿するにあたり、私のポリシーは以下の通りですのでご確認下さい。
@記事内容は可能な限り客観性を保ちます。
それが難しい場合、客観的な事実と主観や感想は区別して記事にします。
事業者との利害関係など、何らかのポジションがある場合はそれを明記します。
Aアフィリエイトリンクは明示します。
興味を持たれた方やサービス利用を検討される方は、納得の上でアフィリエイトリンクを
ご利用いただければ嬉しいです。
B原則として、自分の投資している対象を勧めます。
例外的に、「近日中に投資する気満々」という案件であれば勧める可能性があります。
なお、私の投資状況については、こちらのカテゴリーの記事で月ごとに明示しています。
初めてのSL投資は手堅く
ここでは、「今までにSL投資をやったことがない人」で「少額から初めてみたい人」を想定します。
そういう人に向くSL投資ということで一般論を考えますと、手堅く、というキーワードが
一番重要になってくるのではないでしょうか。
もちろん投資性向は人それぞれですから、
「どうせソーシャルレンディングをやるのだから、ハイイールド一点張り」
という人もいるかもしれませんが、少なくとも一般的ではないと思います。
さて、SL投資における「手堅さ」というのは、二つの意味があります。
@事業者の手堅さ
A案件の手堅さ
このうち、今回は主に@について説明します。
SLは案件ごとに色々な担保や保証がありますので、それについては別途説明しますが、それらよりも
上位のリスクとして、事業者自体がおかしくなるというものがあります。
事業者リスクが顕在化した場合、案件リスクに関わらず元本が吹き飛ぶ恐れがあります。
ですから私の考え方では、SL案件を選ぶ前に、SL事業者を選ぶ必要があると思っています。
では、手堅いSL業者とは何を基準にして選べばいいのかを見ていきます。
手堅いSL事業者とは
ここから先は、私の意見です。
手堅いSL事業者とは、下記のような条件を満たしているところだと思います。
@会社の規模が大きい
(または、大きな会社がバックについているor大会社からの出資を受けている)
A開業からの期間が長い、貸付実績が多い
B黒字経営をしている
(または、バックにある会社が黒字経営である)
現時点(2017年6月)で存在するSL事業者のうち、これらの条件に基づいてソートをかけてみますと、
「手堅い」SL事業者というのはまず、下記の3つだと考えています。
中にはアフィリエイトリンクもありますが、手堅い事業者かどうかを判断する際、アフィリエイトを提携
しているかどうかは考慮せず、可能な限り客観的に判断したつもりです。
1.maneo 私の投資額 約1,080万円
@直前期売上高14億円と大規模な上、
GMOクリックホールディングスやSMBCベンチャーキャピタルなどが出資している。
A開業から8年、貸付額は750億円超、
*現在、ある1つの案件において貸付先が破産し、元本が毀損する恐れが高くなっています。
B直前期営業利益3億円の黒字経営。
リンクはこちら(アフィリエイトではありません)
2.SBIソーシャルレンディング 私の投資額 約640万円
@本体の売上高は不明だが、100%親会社であるSBI証券は
純資産1700億円、直前期の営業収益900億円弱の大会社。
A開業から6年、貸付額は270億円超。
個人向け無担保融資(現在は取り扱い無し)を除いてはデフォルト無し。
B100%親会社のSBI証券は、直前期の営業利益400億円弱。
リンクはこちら(アフィリエイトリンクです)
3.LCレンディング 私の投資額 約670万円
@100%親会社のLCホールディングスは直前期の売上高69億円。
A開業から2年、貸付額は100億円弱。デフォルト無し。
B100%親会社のLCホールディングスは直前期の営業利益6.3億円。
リンクはこちら(アフィリエイトではありません)
そして、この3つの事業者に次いで、以下の3つもある程度手堅いと考えています。
4.クラウドバンク 私の投資額 約660万円
@親会社日本クラウド証券の営業収益は不明、資本金は1億円
A開業から4年、貸付額は150億円、デフォルト無し。
B不明
*過去2回の行政処分はあったものの、現時点では状況は改善していると思われます。
リンクはこちら(アフィリエイトリンクです)
5.オーナーズブック 私の投資額 約470万円
@親会社ロードスターキャピタルの直前期売上高は46億円、純資産21億円
A開業から3年、貸付額は18億円
B親会社ロードスターキャピタルの経常利益は6.8億円
リンクはこちら(アフィリエイトリンクです)
6.クラウドクレジット 私の投資額 約350万円
@本体は大きな規模の会社ではないが、伊藤忠、マネックスベンチャーズなどが出資している
A開業から4年、貸付額は31億円
B不明(説明会で質問したところ、現時点では赤字とのこと)
*ただし、クラウドクレジットの案件はリスクが比較的高いものが多いので、注意が必要です。
2017/11/24追記(クラウドクレジット第5期決算を受けて):
クラウドクレジットの当期純損失は拡大しており、財務状況に不確実性が高まっていると思われる。
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注意点:分散投資のススメ
ここで一点注意です。
どれだけ手堅い事業者を選んだとしても、SL事業者の規模は一般の銀行や証券会社に比べ小さく、
信用力も低いため、事業者がおかしくなる可能性を排除することはできません。
そのため、一つの事業者に大金を突っ込むのはやめるべきです。
口座開設手続きが面倒ですが、SL投資は必ず複数の業者に分散して行う事をお勧めします。
ランキングに参加しています。
リンク先には同じ話題を取り扱うブログが沢山あります。こちらもいかがでしょうか。
posted by SALLOW at 06:00
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