ソーシャルレンディング投資記録（旧ブログ）

　Funds（ファンズ）からアンケートの連絡が届きました。
　「抽選機能に関するアンケート」です。


　　


　アンケートの内容は以下の通りでした。
　現在Fundsの投資は先着方式ですが、これをどうするかについて投資家の意見を問おうというものです。

Q1：Fundsの1ファンドへの投資金額について

Q2：抽選式になったとして、一部金額しか当選しなかった場合、それでも投資するつもりがあるか

Q3：Q2がYESの場合、「一部金額」はどのくらいまで許容できるか

Q4：その他の意見

　「抽選方式」「先着方式」のどちらがいいかについて、最適解はないと私は思っています。

　理想としては「投資したい全員が、投資したい案件に、投資したいだけの金額を投資できる」ことです。
　しかしそれは、「資金需要が無尽蔵にある」ことを前提にします。

　確かに、資金需要は掘り返せばいくらでも出てくるでしょう。
　ソーシャルレンディングやクラウドファンディングの市場規模はまだまだ小さく、パイを取りに行くことは
　難しくはありません。ただし、案件の安全性を気にしなければ。

　案件の安全性を重視するなら当然、募集できるファンドの量は限られます。
　どうあっても投資したい全員が希望を満たさないのであれば、全員が納得する手段はありえません。
　なので、募集方法は原則として各事業者の方針で決めればいいことでしょう。


　Fundsの実績（参加企業数やオープンからの期間）を考えれば、現時点で募集方式のことを考えるより前に
　優先すべきことがあるような気もしますが、それはそれ、これはこれなのかもしれません。
　（Fundsの全メンバーが案件の審査や募集に関わっているわけではないので）
　調査のタイミングに若干の問題があるにせよ、投資家の意見や希望を聞こうとする態度については、素直に
　評価するべきだと考えています。


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　もし抽選と先着のどちらか一方を選ばなければならないのなら、私はまちがいなく先着を選びます。
　それで自分が投資するのが難しくなったとしてもです。

　これは「公平か平等か」という議論とも近いものがあると思います。
　理想論は「公平かつ平等」ですが、世の中はそううまくできていません。


　抽選方式は平等ですが、公平ではありません。
　募集開始の時間に間に合うようにスケジュールを調整したり、時間合わせをしたりといった努力に関わらず
　投資できる人が決められてしまうからです。

　ソーシャルレンディングは投資家が利益を分け合う構造上、他の投資と比べて「平等」に近い性質を持って
　いるとは思いますが、投資には違いありません。
　損益のある投資の世界に相応しいのは、機会は均等で、あとはその機会を掴めるよう各人がいかに努力する
　かという公平な世界ではないかと思うわけです。

　と長々と語りましたが、決める権限はあくまでも事業者側にあります。
　自分の意見は言いますが、例え募集方式がどうあれ、私はFundsでの投資は続けていこうと思います。
　（方式によって、投資する額には違いがでると思いますが）


　これからもFundsでは色々な案件が登場、また新しい貸付先の参入も予定されています。
　まだ会員登録されていない方は、会員登録をして投資準備を整えておくことをお勧めいたします。

　Fundsの特徴、会員登録の方法などは、下記の記事もご覧下さい。
　また、今週末にはFundsのインタビュー記事をアップできると思いますので、よろしければご期待下さい。
　
　
　　・（参考記事）Fundsの特徴を紹介。投資単位は？　手数料は？　預かり金口座は？

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