2019年03月20日
企業は人なり!
昔は終身雇用・年功序列で職務専念義務を
貫き通し、社員には副業を禁止する会社が
殆どであった。ところが経営環境が厳しくなり、
終身雇用や昇給が困難だからと副業を推奨する
会社が増えている。この副業制度は、社員の
スキルアップ、情報源の多様化、副業先との
人脈形成など、仕事を進める上で優位にもなる。
また内外の情報融合で新規ビジネスや業務改善も
期待できるし、スキルの水平展開は重要だ。
もちろん今後、懸念される人手不足問題との
兼ね合いでどうなるかの予測は困難である。
そして働き過ぎの注意と責任の所在の明確化は
徹底しなければならない。有効求人倍率も
バブル期の1.46倍を超え1.61倍
(2018年)となっており、労働力の
売り手優位性が続く中、どんな働き方改革を
しているかをアピールして優秀な社員を
集めるのに各社が必死の様相を呈している。
「企業は人なり」だ。各社、知恵を絞った募集・
採用・育成を徹底しないと競争に勝てないだろう。
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