2019年03月14日
中小企業診断士として心掛けていること!
私も中小企業診断士をしていていつも
心掛けていることは、「金を失うことは
小さいことである。信用を失うことは
大きいことである。勇気を失うことは
自分を失うことである。」ということを
念頭に置き仕事をしている。金は損失を
出しても、懸命に他で補完する努力を
すれば取り返しがつく。しかし一度
失った信用を取り返すことは並大抵の
ことではない。まして勇気を失うことは
新しく挑戦する機会を逃がすことであり、
自分の未来も失ってしまう。生きがいと
やりがいを持って中小企業支援をして
いく為には絶対に必要なことである。
中小企業の社長と業務改善や業務改革、
そして経営革新や第二創業についての
経営に対する思いを共有し、綿密な
打ち合わせをした結果が数字や従業員の
士気向上に見える形で表れたら、これほど
嬉しいことはない。皆が頑張り各々が会社と
共に成長し所得が増え、生活環境も良くなって
幸せを実感できるように支援していく事を
使命感として頑張っていきたいと思う。
中小企業診断士は多種多様な業種・業態の
中小企業の支援をしているが総ての業種・
業態に精通している訳ではない。日本ほど
多様なサービス業が存在している国もなく、
その提供するサービスやビジネスモデルを
理解することも至難の業である。一昔前の
500万社から今は380万社に減少したとは
いえかなりの個性的な中小企業が存在する。
企業診断をする際には、「郷に入れば郷に従え」
とまず診断先企業には、最初は謙虚な姿勢で
入り込み、その会社のやり方を敬意を表しながら伺い
話を相手に合わせ喋りやすい雰囲気を醸成するのは
当然だ。そして色々な説明と実務経験をさせて
もらった上での現状分析の徹底は重要である。
対話を繰り返し指導実績を積み重ね、信用・
信頼される事を優先しなければいけない。
知ったかぶりや上から目線での指導は控えよう。
相手が心を閉じたら何の仕事もできない。
肝に銘じていきたいと思う。
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