台所のファンタジスタ　料理の別人

シーズン１は、先行ブログのデジタルリマスターｗです。
（初公開　2011年04月17日22:25）

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100グラム98円、約200グラムの豚小間を包んでいたと思われる、値札つきのラップとスチロール。
ステンレスの鍋。
ワイドピーラー。
お玉。
箸。
椀。
それらが整然と、シンクに並んでいた。洗剤が入っているのか、若干の泡が残る水が張られている。
冷蔵庫の中には、斜めに削ぎ落とされた大根が。
カセットコンロのボンベは取り出されていたが、どうやらこの部屋の住人は、昨夜ナベをしたと思われた。

問題なのは、その住人が私以外に考えられない、ということだ。

その日、軽い胃もたれ感とともに目が覚めた私は、発見された光景のインパクトのため、とんでいた記憶を取り戻すのにしばらく時間を要した。

わかったぞ、すべてのナゾは解けた。じっちゃんをワナにかけて。
昨夜、仕事から帰った私は、急激に肉が食べたくなった。らしい。
で、スーパーへ買出しに行き、ナベ作って食って寝たわけだ。
ＭＡ−１のポケットを探ると、それを証明するレシートが。
真実はいつもひとつ。見た目は大人、中身は子供、名探偵困難。

以前、「目が覚めると、○○が××していた」というネタを書いた。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1490023616&owner_id=13901064

食い中風まっしぐらじゃねえか、俺!!!

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「豚大根鍋」

焼肉をサンチュで包むイメージで、豚肉と大根を一緒に食べる。
結果からいえば、ナベではなく、焼いた豚肉をそぎ大根で食べるほうがよかったかも知れない。
もちろん、真夜中に作らなければならないものでもない。

ワイドピーラーを使って、大根をそぐ。大きさは、豚小間と似たような大きさに。
野菜はボイルするとかさが減るので、肉よりも量は多めに作る。好みの葉物野菜を足すのも大歓迎だ。

ナベに野菜を敷き、軽く浸るぐらいの水を入れ、豚小間を置き、弱火〜中火でボイルする。
一度沸騰して、肉に十分火が通ったら完成だ。
長すぎるとうまみがスープ側に移ってしまい、スカスカになってしまう。
あとはお好みの調味料でイタダキマス♪

今回は三杯酢で食った。ようだ。
調味料は、入れてもいいし入れなくてもいい。取り皿側にだけ入れる手もある。

豚小間は、うまみをなくさない程度に、湯沸し器のお湯でさっと洗う。
時間があるなら酒や薬味をつかって臭みを取りたい。
今回、肉食ってます感がほしかったのでそのまま放り込んだが、思った以上に香りが強く演出過剰だったｗ


「　花冷えの　ミッドナイトに　豚大根　」…おそまつ！

そりゃ胃もたれもするさ・・・。


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♪そんな運動しーなくってーも

「うどん屋成功させるには、冷凍うどんをつかうんやがね。」

各種業態の飲食店を何店舗も成功させてきた、老舗の業者の社長の一言はわたしには衝撃だった。

自分でパスタの乾麺をゆでるようになってから少しは感じるようになったが、
麺打ちに影響する気温・湿度・水温だけでも、季節とか天気とかではなく、日中刻々と、常に変化している。
たとえるなら24 -TWENTY FOUR-のストーリー進行のように、だ。

そしてお客様は確実に来るわけではない、その麺のベストのタイミングに。
結果、優秀な職人が経験知見・技術をもって麺を打ち準備したとしても、麺の廃棄ロスはゼロにはならない。こだわりがあるほど減らせない傾向もある。
それは経営の首を絞める。うどんだけに。いやいや。

多くのお客様はうどんそのものの味だけを第一に求めて来店しているわけではない、とは件の社長の言葉。
冷凍食品が飛躍的のひと言では収まりきれないほどの品質向上を果たしているいま、
店のそれぞれでセールスポイントがことなっていても、
お客様の満足を安定して確保するには冷凍うどんを使わないことは合理的ではない、とのこと。

そういえば以前たまたまひろい見した地元新聞の、町の老舗のお店レポートで、
某老舗うどん店の名物店主を厨房で撮影したカットだが、手元の麺が思いっきり直方体のひらたいやつｗｗｗ
ええんか、ばっちり写っとる写真ｗｗｗ

そんなことを思い出しながら、昼飯を調理していた。

ちなみに、母親はテーブルマークの冷凍細そうどんにはまっている。

＜シーズン１＞　ときどき、ミートソース（2011年04月11日01:03）

シーズン１は、先行ブログのデジタルリマスターｗです。
（初公開　2011年04月11日01:03）

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最近、コンビニでも焼魚が買えたりする。

以前うまかったので、先日ホッケを買ったのだが、期待が大きすぎたのかやたらまずく感じ、半分で食うのをやめてしまった。
しかし、捨てはしない。料理の別人の血がさわいだ。
皿ではなく、血だ。


パスタ用の市販のミートソース。
油っぽいが肉はどこだ？と感じるのだが、買うではあるのでそれを使うことにした。

キャベツとタマネギをみじん切りに。
油分を調整するためベーコンとホッケは湯沸かし器のお湯で洗い、ベーコンは適当に切り、ホッケはたたいておいた。
それらをすこし多めのガーリックオイルで炒め、全体がなじんだところでバスタソースを投入、煮込む。
案の定ｗ味が足りず、まとまってもいなかったので、飲み残しの赤ワインを投入した。
某師匠（名前を出すとあらぬ迷惑がかかりそうなのでやめとくｗ）によれば、ケチャップでもいいそうだ。その手があったか！

思いのほか水気たっぷりだったが、思った以上にうまかった。

第二弾として、ソースの粘度を上げようと片栗粉を投入したところ、案の定入れすぎてｗペーストが完成ｗｗｗ

これは、一旦冷凍し、同じく冷凍保存していたフル玄米ご飯の上に乗せ、レンチンして丼にしたらうまかった。
おそらく、パンにものるだろうし、配合さえきちんとしておけば、ピサトーストが簡単にできそうだ。

ケチャップといえば、その後、例の別人ブレンドソースに加えてみたところ、一段とうまいものになってしまいｗｗｗ
味を占めて、味噌汁でも試してみた。
私は基本的には関西人の舌なので、愛媛の味噌は一般的に甘く感じる。
ちょうど、生味噌タイプのインスタント麦味噌汁があったので、一人前にティースプーン１〜２杯をいれてみたところ、コクがつよくなり、なかなか気持ちのいい味になった。

ケチャップおそるべし。
コーヒーにいれたらどうなるかな？ｗｗｗ


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めんたいこは正義ｗ

おっと、もうこんな時間、昼飯をつくらねば。というような状況。

ちょうど買い置きの冷凍うどんと、コンビニで安売りになっていた、ポーションタイプの冷やしうどんだしを買っていたことを思い出した。

オーライ、レッツロール！

１）冷凍のほうれん草をどんぶりに。自然解凍にとりかかる。

２）冷凍うどんをレンジで解凍。袋にかかれている解凍時間を基本に、解凍具合を見ながら時間を調整、
解凍できたら丼にあける。ほうれん草にふたをする感じ。

３）うどんだしのポーションをうどんにかける。水道水でよいので、空いたポーションの容器をハカリ代わりに、だいたい一杯いれ、うどんにかけて混ぜ、まんべんなく混ざったら完成〜。

・・・ほうれん草の解凍が不十分だｗｗ
予感はあったので、母親の分はほうれん草を20秒ほどレンチンしてから麺と混ぜた。

冷やし用とあるがもちろん温麺にも使える。
試してみたが、お好みの量お湯を注げば簡単に汁うどんに味変できるのも楽しい。

秒速ラーンチｗｗｗ

シーズン１は、先行ブログのデジタルリマスターｗです。
（初公開　2011年03月24日02:09）

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期待以上に肌寒かった。
何時間かおきに換気しては暖房を５分ほどまわして切る。

桜のつぼみはふくらんでいるだろうか。
土曜日に用事があって出かけ、遅くに帰宅してから、連休は結局、ずっと引きこもった。

被災生活を共有しようとしたわけではない。
瓦礫に挟まれ身動きが取れないまま水没したり炎に巻かれることもなく、
目の前で家族が激流にのまれることもなく、
飢え、渇き、寒さのなかで徐々に体が動かなくなることもなく、
つまり、
切迫した死の危険にさらされていない所からの共感とか共有とやらに、個人的にあまり意味を見出せないから。
経験上、誰の、どんな言葉も、身を切る。心を刺す。

例の件以来、ものごとへの意欲は崩壊したままで、
最低限の準備はしなければならないではあるが、
頑張りが空回りする前に、エンジンが空回りしよるので、
当分がんばらんことにしている。

基本、休日はどこにも出かけたくない。
そのくせ、家事がはかどったかといえばそうでもなく、
ただ時間が過ぎ去ることだけを待っているかのように、
手のかからない食材を調理したふりの食事を
延々と続けているだけのように、我ながら思う。

そのながれで、この休みも、冷蔵庫の残り物で過ごすことにした。

***

タマゴ、数個。
ベーコン、ハーフサイズ、数枚。
スライスチーズ、数枚。
タマネギ、１個。
開封済みのバタピー。

上等〜、さてなにをつくろうか　♪

考えた挙句、冷凍ご飯を温めてタマゴかけご飯に。
ベーコンはチーズではさんでまるかじり。
ピーナツとタマネギはそのまま食った。
発見。生タマネギのツ〜ンはソースでなじむｗ。

着るもの、食べもの、住むところがある。出世したわ。

楽しいことを考えよう。

給料日がきたら、大切な人々とおいしいものを食べよう。

税金や年金、家賃や光熱費を滞りなく払い、
食材、医薬品、消耗品を補給し、
わずかな残りを月なかばまで貯金しｗ。
髪を切ろう。
歯医者に行こう。
ゆっくり、お風呂に入ろう。
火災保険のお金をよけておこう。
傷んでしまった装備が多い。何を入れ替えしよう？

給料日がきたら、大切な人々とおいしいものを食べよう。