コーヒーを茶筅でしばいてみた。
某ハリウッドスターの段取りのまねだ。
本家の豆にはまだ手が出ないので、
手持ちの、すでに挽いてある豆をペーパードリップ。
お湯の注ぎ方もまねた。
比較のため、多めにつくり、一方はそのままカップでいただき、
もう一方を茶碗にそそぎ、茶筅でしばく。
まあ… しばく、とは言わんのだがな。
ふだん飯碗としてつかっている茶碗だが、幸い、
抹茶茶碗として使えるほどの大きさと曲線をもつ。
使い古しの茶筅は、もう何年も棚で寝てたものだが。
しばき方は、免状持ちの母親に子供の頃教わった。
…しばく、とは言わんのだがな。
まず、原液wの味。
豆の量は変わらないはずだが、より太い味が出たような気がした。
ストレートに力強く舌のセンターラインを流れ落ちてゆく感じだ。
次に、しばいたやつ。しばく、とは言わんのだがな。
一瞬マイルドに感じ、次の一瞬で風味が口の中全体に膨張した。
例えが適切かどうかわからんが、アイスクリームの、
溶ける前のものと、一度溶けたのを凍らせたものとの違い、みたいなもんなんか??
いやいやいや、どうせ例えるなら、ワインのデキャンタだろ?www
あと味の残りが段違いで長い。油成分のせいか、泡も抹茶並みに残っている。
思い立って、残っている原液wを、
別の同型のカップに、某警部の紅茶のように高さをとって
泡立つように注いでみた。
温度がちがうから断言できんが、最初の原液wより香りが立つような気がした。
ともあれ、茶筅。こいつはおどろいたぜ。
ぜひ、ためしてみるといい。
しばく、とは言わんのだがな。
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