「うどん屋成功させるには、冷凍うどんをつかうんやがね。」
各種業態の飲食店を何店舗も成功させてきた、老舗の業者の社長の一言はわたしには衝撃だった。
自分でパスタの乾麺をゆでるようになってから少しは感じるようになったが、
麺打ちに影響する気温・湿度・水温だけでも、季節とか天気とかではなく、日中刻々と、常に変化している。
たとえるなら24 -TWENTY FOUR-のストーリー進行のように、だ。
そしてお客様は確実に来るわけではない、その麺のベストのタイミングに。
結果、優秀な職人が経験知見・技術をもって麺を打ち準備したとしても、麺の廃棄ロスはゼロにはならない。こだわりがあるほど減らせない傾向もある。
それは経営の首を絞める。うどんだけに。いやいや。
多くのお客様はうどんそのものの味だけを第一に求めて来店しているわけではない、とは件の社長の言葉。
冷凍食品が飛躍的のひと言では収まりきれないほどの品質向上を果たしているいま、
店のそれぞれでセールスポイントがことなっていても、
お客様の満足を安定して確保するには冷凍うどんを使わないことは合理的ではない、とのこと。
そういえば以前たまたまひろい見した地元新聞の、町の老舗のお店レポートで、
某老舗うどん店の名物店主を厨房で撮影したカットだが、手元の麺が思いっきり直方体のひらたいやつwww
ええんか、ばっちり写っとる写真www
そんなことを思い出しながら、昼飯を調理していた。
ちなみに、母親はテーブルマークの冷凍細そうどんにはまっている。
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