2019年01月08日
振り返れば奴がいる
1993(平成4)年、フジテレビ系列
水曜午後9時から放送。
出演:織田裕二、石黒賢、千堂あきほ、松下由樹、
佐藤B作、鹿賀丈史、中村あずさ、相原勇、
西村雅彦、梶原善、坂本あきらなど。
ゲスト:野村昭子、伊藤俊人、貴島サリオ、
甲本雅裕、中丸新将、藤崎仁美、ただのあっ子など。
脚本:三谷幸喜、プロデュース:関口静夫、
主題歌:CHAGE & ASKA「YAH YAH YAH」。
アメリカの大学から天真楼病院にやってきた医師、
石川玄(石黒賢)は衝撃を隠せなかった。
そこには苦しむ患者を無視するかのように
平然と振る舞う天才医師、司馬江太郎(織田裕二)がいた。
しかも外科部長の中川淳一(鹿賀丈史)は、
司馬の冷酷な行動を知りながらもそれを見過ごしていた。
やがて同じ医療クルーとして
深く関わりあうことになった二人。
互いの理念は分かり合えぬまま、
二人は激しく衝突を繰り返していく…。
大病院を舞台に新任として赴任してきた
外科医・司馬江太郎(織田裕二)が、
対照的な生き方の外科医・石川玄(石黒賢)と
ことごとく対立していく中でドラマが展開。
織田裕二の外科医が印象的で
映画版「白い巨塔」の田宮二郎の再来を感じさせる。
この「振り返れば」は「白い巨塔」をよく研究した観があり、
いくらかのシチュエーションが「白い巨塔」を
うまく転用していて効果的。
当時はまだ三谷幸喜氏のネームバリューが薄く、
このドラマをきっかけに
脚本家とし現在の人気になった。
このドラマは本当に好きでした。
織田裕二のイヤな奴さが
半端なかった!
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