2018年11月11日
スノーデン氏暴露 サウジアラビア領事館 カショギ氏殺害事件の裏にあるメディアでは決して報道されない真実
アメリカ国家安全保障局NSAの内部告発者エドワード・スノーデン氏は現在ロシアの某所にて滞在し、米司法局からの身柄拘束を拒否していますが、そんな彼から先のサウジアラビア領事館でおこったジャマル・カショギ氏殺害事件に関してある真相が発信されました。 |
以下ドイツ・RT (ロシアテレビ)の記事から要訳:
ロシアの某所で開催されたテル・アヴィブ会議でスノーデン氏は、サウジアラビアに監視カメラのソフトを売っていたイスラエルのサイバーセキュリティ会社NSOグループが、カショギ氏殺害の重要な鍵を握っているという。
スノーデン氏はこういった会社がイスラエルにあろうがどこにあろうが重要ではなく、反対派やアクティビスト達にソフトを売っているというのが一番の問題なのだという。
それでは、どんなソフトだというのだろう。
あなたが持っているスマートフォンに何度も違った電話番号から、100種類以上もの情報を送る。
例えば配達物があるとか、あなたの興味を突起する情報を送る。するといつかそのリンクをあなたはクリックしてしまう。
するとどうなるか。
あなたに関する情報がその日から全てコピーされてしまう。
あなたの行動、履歴、写真から、あなたが何を話しているかまで。
その会社は遠距離からマイクを使って盗聴できるのだ。
そしてあなたがカメラを使わなくても、遠距離からスマフォのカメラを通して写真を写すこともできる。
あなたはこの会社の一部となってしまうのだ。
ジャマル・カショギ氏は10月2日にイスタンブールにあるサウジアラビア領事館に着くや否や殺害されしまった。
そこにはすでに15人のアラビア人が到着していたという。
殺害に関して今だ犯人や詳しいことは分かっていない。
トルコのエルドアン大統領はサウジの国王サルマン・ビン・アブドゥルアズィーズがこの殺害命令を下したとは思えないとの意を、トルコ外相を通してワシントンポストで語った。
以上
最近のFNN PRIMEの報道では:
トルコのサウジアラビア総領事館で、ジャマル・カショギ記者が殺害された事件で、現地メディアは、カショギ記者の遺体を酸で溶かした痕跡が見つかったと報じた。
これは、中東の衛星テレビ「アルジャジーラ」が、トルコ検察筋の話として伝えたもの。
それによると、サウジアラビア総領事公邸の一室で、カショギ記者の切断された遺体が、フッ化水素酸などの化学薬品で溶かされ、公邸の井戸から、薬品の痕跡が検出されたという。
カショギ記者の殺害から、トルコ当局が現場の捜索を許可されるまでに2週間かかっていて、この間にサウジ側が証拠隠滅を図ったとの見方が、さらに広がっている。
転載以上
10月2日カショギ氏は結婚のための必要書類を受け取りにイスタンブールのサウジ領事館に赴きます。
ところが何時間経っても帰ってこないので、領事館の前で待っていたカショギ氏の婚約者が警察に通報し、事件が明るみになりました。
最初サウジアラビア側はカショギ氏が行方不明だと報道し、関係性を否定していました。カショギ氏は数分後にすぐ領事館を出たと発表していたのです。
その後3週間経って、サウジアラビア外相はFoxテレビで「致命的な間違い発言」を犯します。
というのもカショギ氏は事故で、致命的なパンチによって死んだと報道されたのです。
しかし死体がどこにあるのか、それは一切知らぬ存ぜぬです。
カショギ氏の死とサウジアラビアとは、皇太子のムハマンド同様一切の関係性はないと否定しました。
そして犯人を見つけるためにどんな小さなことでも見逃さず、最善を尽くすと発言。
事件があってから何週間も真相を追わず、今更「犯人を上げるためにはどんなことも見逃さず」なんて、矛盾だらけの発言ではないですか。
そもそも領事館で殺されたというのがおかしい。
領事館で皆がグルだったら、誰も目撃者がいないんですから。
また仮にトルコ警察が真相を究明したとして、サウジアラビア政府がおかしいとなっても、きっと公表はしないでしょう。
政府間での兼ね合いでこの件はもみ消されるでしょうから…。
この事件は何か大きな政治的な裏があるに違いないのです。
カショギ氏はかつてからサウジアラビアの政府をかなり批判する記事を書いていました。そしてサウジの内政事情にも精通していたのです。
一度ムハンマド皇太子は「カショギ氏は危険分子」だと発言していたといいます。
今後の展開に注目です。
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/8286851
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック